2026.06.16

敬称

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ウイークデーの毎日聞いているラジオ番組がある。

メインのしゃべり手がいて、アシスタント(ほぼ女性アナウンサー)相手のトーク番組なのだが、今週に入ってちょっと違和感を覚えた。

それは、メインがアシスタントを呼ぶ時、「何々さん」と敬称をつけているのだ。

何年か前には、確か敬称をつけて呼んでいたような気がするが、いつの頃からか呼び捨てになっていた(姓ではなく名)。
それに対してずっとあまり気分よくなかったので、今回元に戻ったということだろうか?
もしかしたら、誰かからの指摘があったのだろうか?

何ということのない話だが、ちょっと気になったので……。

 

画像はマラドーナ、(Wikipediaからお借りしました)。記事とはまったく関係ありません。

 

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2026.06.14

堂場瞬一【謀略 警視庁追跡捜査係】

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ハルキ文庫 と5-3 警視庁追跡捜査係
堂場瞬一/著
出版社名 角川春樹事務所
出版年月 2012年1月
ISBNコード 978-4-7584-3628-1
(4-7584-3628-2)
税込価格 776円

冷静な西川がかつてないほど捜査に執念を見せ、事件の共通点に気付くが・・・・・・。

 

先日読んだ【刑事の絆 警視庁追跡捜査係】が面白かったので、改めて「警視庁追跡捜査係」シリーズを読んでみようと思った次第。
何冊かは読んでいるみたいだ。

昨年シリーズ一冊目の

【交錯 警視庁追跡捜査係】を読んでいる。この時はサッカー少年が出てきて、少年の母と沖田とが親しくなったのでは?【刑事の絆】でも、何度も記述があった。

 

「警視庁追跡捜査係」というのは、捜査本部が立ち上がっていたが解決に至らなかった事件の掘り起こしをする部署だ。
当然事件を担当したものは気分が悪い。自分たちのあら探しをされるからだ。従って、この部署への移動を希望するものはいない。

 

今回は、連続殺人事件。
被害者は二人とも若い女性で、ほぼ同じ場所で起きている。

半年経っても解決に至らないゆえに、「警視庁追跡捜査係」が投入された。
当然所轄としては面白くないわけで、あてがわれ部屋は掃除道具入れのようだった。

捜査本部はまだ立ち上がっていて、いわば進行中の彼らのあら探しをする仕事である。

しかし「追跡捜査係」の地道な捜査が、思いがけない方向に転がっていく。
何事も、既成観念にとらわれてはいけないと、改めて思う。

話は西川と沖田が、交互に語り手の役割を務める。
お互いに相手のやり方をけなしつつ、意識せず認めいるのが面白い。

若手の二人も、仲が悪い。というより、女性側が一方的に男性を嫌っているようだ。

そんな中、寡黙な大竹の存在が頼もしい。

これは「どんでん返し」の一種に入るだろう。著者のなかでは、珍しいパターンではなかったろうか?

 

関連記事

【交錯 警視庁追跡捜査係】(25.06.19)一冊目

【策謀 警視庁追跡捜査係】(25.06.22)二冊目

 

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ドラマ「九条の大罪(2)」「弱者の一分」

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弁護士の九条は、検事である父に勘当されて、小さな弁護士事務所を経営している。
妻とは離婚し、全財産を妻に譲り、養育費も支払っている。

そこへ東大を主席で卒業した烏丸が、イソベンとしてやってくる。
彼は九条のやり方に、必ずしも賛成しない。

今回登場のチンピラ曽我部は、近所に住んでいたことのある金本のいいなりになって、運び屋をやらされている。
過去には、金本の罪をかぶって服役していた。
ドラマでは言葉には出ていない(出ていた?)が、軽い知的障害を持っている。この辺、俳優さんがうまく演じていた。

金本はそれをも利用して、自分の父親ともども、曽我部父子をいいように操っている。

曽我部がコカイン所持で逮捕されたとき、九条は金本の名前は一切出さずに罪を認めるよう指示するが、烏丸はそれが納得できない。
一方金本に対しては、「かん黙」で二十日で出られるようにした。

 

曽我部の精一杯の復讐が、爽快だった。
金本の最期についても、あらかじめ承知の上のことのようで、これは道義的にどうなのだろう。烏丸の悩むところだ。

原作の1巻目はここまでで、このあと本を買うかは微妙なところだ。

 

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2026.06.13

堂場瞬一【刑事の絆 警視庁追跡捜査係】

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ハルキ文庫 と5-5 警視庁追跡捜査係
堂場瞬一/著
出版社名 角川春樹事務所
出版年月 2013年12月
ISBNコード 978-4-7584-3791-2
(4-7584-3791-2)
税込価格 803円

「アナザーフェイス」シリーズと異例のコラボレーションで魅せる、大好評書き下ろし警察小説。

 

大友鉄が、撃たれた。

鉄の話は、噂話として他の本でもよく出てくる。しかし本書は、かなり重要な位置にいる。鉄のシリーズは全部読んだはずなのに、本書は未読のようだ。
かなり読み進んでも、まったく思い出せない。

息子はまだ小学生だし、姑の聖子さんも登場するから、読んでいないはずはないのだが……。

その内に、これは「警視庁追跡捜査係」のシリーズであったことに気づく。こちらのシリーズも何冊か読んでいるが、あまり思い出せない。
「追記捜査」という言い方をしているが、要は他の担当が解決出来なかった事件の尻拭い的係で、嫌われ者の部署だ。

そして鉄のシリーズは、「アナザーフェイス」だった。

今回は同僚が撃たれたということで、捜査一課全員が総出で(一丸となってとは言い難いが)事にあたって行く。

動機はかつて鉄に取り調べを受けたものの復讐だと思われる。

途中、捨てられた相手への変質的な執着から、心が壊れている女性も登場したりする。

いつも暴走を警戒されている「警視庁追跡捜査係」だが、今回はむしろ率先して捜査することも、ほぼ黙認されている。

 

このシリーズ、もう少し読んでみようかな。

堂場瞬一は時に疲れることもあるが、テンポよい進行は気持ちよく、一気読みだった。

 

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2026.06.12

米澤穂信/ほか【裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー】

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文春文庫 ふ53-3 警察小説アンソロジー
米澤穂信/〔ほか〕著
出版社名 文藝春秋
出版年月 2026年6月
ISBNコード 978-4-16-792518-5
(4-16-792518-4)
税込価格 880円

裏切り!衝撃!どんでん返し!! 5人の人気作家が描く、珠玉の警察ミステリー。

 

最後の
芦沢央【コールバック】が、怖かった。

初めての作家さんで、女性だというのは後で調べて初めて知った。単著の長編はないようだ。
本作は、短編というより中編だろう。

警察官上がりの探偵が、「子どもがいじめられているのでは」という相談を受ける。依頼してきたのは、母親だ。
本人は否定するし、学校関係者もそういった事実はないという。いじめ側の生徒は、「冗談」ごとにしている。

そこから遠く山形の事件の話が出てきて、過去のSNSでの誹謗中傷事件にまで遡る。
それにしても、悪質な書き込みだ。

事故で亡くなった息子に扮して、母親に電話をするとは。実際には、電話を掛けさせられるのだが。

 

他の収録作は、冒頭に

米澤穂信【お見通し】。
さすがの安定感。

方丈貴恵【メゾン・イニシェの怪】:ホテル探偵ものを二冊読んだが、あまり好きになれなかった。

荒木あかね【プライドの隙間】新人らしい。

松嶋智左【家につく猫】は、「ヤギノメ」もの。

 

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2026.06.11

ドラマ「雲の羽」

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「逐玉」を観ている内にこちらは随分と進んでいて、途中何話も飛ばしてしまったらしい。
それでも終盤の幾つかは観ることが出来た。

ここでの張凌赫は、「逐玉」の時とは、かなり印象が違う。
あの武安候の逞しさは、見られない。

張凌赫演じる主人公宮子羽は、良家(といっても普通の良家ではなく宮門という特殊な場所)に生まれて、母に早く死なれ、父には愛されていないと思っている、かなり屈折した性格の持ち主。
ところが父と長兄が殺されてしまい、執刃という門宮門の門主になってしまう。

次の執刃は自分だと思っていた次兄宮尚角は、面白くない。その下の兄宮遠徵ともども、宮子羽を認めようとしない。
しかし宮子羽を執権に任命した長老達にも事情があって、執刀は空席に出来ないのだ。その時留守にしていた宮尚角は、運が悪かった。
宮遠徵は「兄(宮尚角)命」で、宮子羽に反発している。

しかし二人とも、卑怯な手を使ったりはしない。

色々やり取りはあったが、最後には共通の敵を倒すべく、宮子羽と協力する仲になっていくのはよかった。

 

宮門には「無鋒」という厄介な敵がいて、無鋒側は花嫁候補として刺客を送ってくる。

その刺客の一人だったヒロインは、やがて宮子羽と恋仲になって・・・という展開を見せる。

俳優さんたちがかなり魅力的で、それについては別記事で。

 

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読書日記:6月11日

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6月10日

米澤穂信【裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー】購入

6月9日

中山祐次郎【メスを置け外科医 泣くな研修医8】   レビュー(26.06.09)

6月8日

中山祐次郎【メスを置け外科医 泣くな研修医8】購入

6月3日

角田光代【さがしもの】購入

6月2日

堂場瞬一【刑事の絆 警視庁追跡捜査係】購入

6月1日

宇津木健太郎【猫と罰】購入

青谷真未【流星と桜】購入

 

■以下、要レビュー■

青谷真未【流星と桜】

内田康夫【遺骨】

内田康夫【城崎殺人事件】

内田康夫【美濃路殺人事件】

内山純【みちびきの変奏曲】

宇津木健太郎【猫と罰】

 

角田光代【さがしもの】

今日マチ子【るすばん猫きなこ(1)】

黒崎リク【帝都メルヒェン探偵録】

 

杉本昌隆【子育て春夏秋冬】

杉本昌隆【弟子・藤井聡太の学び方】

堂場瞬一【全悪 警視庁追跡捜査係】

堂場瞬一【刑事の絆 警視庁追跡捜査係】

堂場瞬一【零れた明日】

堂場瞬一【英雄の悲鳴 ラストライン5】

堂場瞬一【初心の業 ボーダーズ4】

堂場瞬一【天国の罠】

東畑開人【雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら】

 

中山祐次郎【メスを置け外科医 泣くな研修医8】

凪良ゆう〔ほか〕【本屋さんのある街で】

長岡弘樹【群青のタンデム】

長月天音【泊日文のおひとりさま日記】

中山七里【合唱】

中山七里【ヒポクラテスの試練】 

中山七里【ワルツを踊ろう】

夏目漱石【私の個人主義】

西炯子【娚の一生】

西村京太郎【十津川警部 あの日、東海道で】

西村京太郎【十津川警部 東北新幹線「はやぶさ」の客】

西村京太郎【つばさ111号の殺人】

西村京太郎【殺人へのミニ・トリップ】

 

森博嗣【地球儀のスライス】

森博嗣【悲観する力】

森田たま【もめん随筆】

 

柚月裕子【検事の信義 

 

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2026.06.10

ドラマ「逐玉」登場人物:

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大好きな人が二人いるが、一人は幸せになり、もう一人は不憫だった。不憫な方から。

【李懐安】

長玉が狼から逃れて裸足で歩いていた時に助けてくれた。都から、役人として武安候を探しに来ている。
彼は長玉に好意を持ったようで、さりげなく見守ってくれている。
舞台が都に移ってからは、言正/謝誠と恋のさや当て(?)をしている。

都での権臣二人の内の一人「李」の孫。祖父の命令は絶対で、その為最後は自ら辺境の地に流れて行く。原作では流刑のようだが、ドラマでは自分の意思のようだった。

 

【公孫鄞】軍師  自らを諸葛亮になぞらえている。

皇帝の姉に好意を持ちながら、身分の違いを考えてなかなか告白できない。
言正/謝征とは、かなり突っ込んだことも言い合える関係。

 

【謝五】

謝征の配下

並外れた武術の腕前を持ち、

思慮深く、性格は穏やかで、いかなる困難に直面しても冷静さと理性を失わず、非凡な知略と精神力を発揮する

謝征麾下の「血衣騎」の中核メンバーとして、「赤胆忠魂」という精神を授かり、「侯爺を護り抜く、死しても悔いなし」と誓っている。

 

 

■嫌いな人たち■

一番嫌いなのは、【李□安】の祖父【太傅・李陘】。救いようがない。


【康おばさん】うわさ好きのおしゃべり

常に長玉を悪く言い、近所の人に窘められたりしている。

 

 

いわゆる悪役なのだが、それぞれ事情を抱えており、トコトン嫌いにはなれなかった人たち。

【言正/謝征】の伯父(母の兄)

妹への愛は本物であり、両親亡きあとの言正/謝征を育てた。
若い頃の悲恋を引きずっている。

だが、恐らく長じた言正/謝征に17年前の真実を知られることを恐れ、陰険な態度を取るようになったのだろう。

 

【長信王】反乱者

その次男【随元青】

どうしようもない悪人だが、演じた俳優さんはかなり人気があったとか。それは、分からないでもない。
兄への素直な憧憬など、かわいいところもある。

長男【斉旻】又は?【】

こちらも、その怪演ぶりにファンも増えたようだ。
ある意味、純愛を貫いたとも言える。

まだまだあるし、まとまりのない文になってしまったが、これもまた備忘録として。

 

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2026.06.09

中山祐次郎【メスを置け外科医 泣くな研修医8】

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幻冬舎文庫 な-46-8 泣くな研修医 8
中山祐次郎/〔著〕
出版社名 幻冬舎
出版年月 2025年11月
ISBNコード 978-4-344-43514-8
(4-344-43514-1)
税込価格 825円

災後の福島で医療支援をしていた友が死んだ。現役外科医によるシリーズ第八弾。

 

この「泣くな研修医」シリーズも、一時はかためて読んでいたが本書は文庫本ではなかったので、しばらく間が空いていた。

外科医としてほぼ一人前になった雨野隆治だが、まだ何となくモヤモヤしている。手術をしても、以前のような達成感が得られなくなっていた。

そんな折、紹介文通り一時は大学で一緒に勉強した伊佐の訃報が届く。
そして福島の個人病院の院長の急逝も知る。そこでは診療を続けることも難しくなっているとか。

隆治はこの病院で働くことを決意し、文字通り「メスを置いて」福島へ赴く。

そこでの毎日は、過酷なものだった。

しかし元院長の娘の理事長始め、スタッフ全員に支えられて全力で努めていく。

だが看護師の一人の死に心が砕けてしまう。
周囲はそんな隆治を気づかい、また外科医として働く場所を提供してくれるのだった。

 

この病院の話は、実話に基づいていたのではなかったか。そして著者は、その病院で臨時院長として勤めたこともあったと思う。

 

これで、このシリーズは完結かな?

 

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2026.06.08

凪良ゆう〔ほか〕【本屋さんのある街で】

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文春文庫 ふ53-2
凪良ゆう/〔ほか〕著
出版社名 文藝春秋
出版年月 2026年5月
ISBNコード 978-4-16-792505-5
(4-16-792505-2)
税込価格 770円

本屋さんを愛する5人の作家が、
本屋さんを描く5つの物語


冒頭作は瀬尾まいこの【続きは書店で】。

占い師というのは、資格が不要なのだろうか?

かなりいい加減な占いでアルバイト先に書店を勧められた青年の、ポジティブな姿勢が気持ちよかった。

 

次の一穂ミチ歌うように生きて 】は、かなりシビアな話だった。結局明快な答は得られなかったが。

中国の名前の読みが、(現在中国ドラマにはまっていることもあった)興味深かった。
劉陸海は「リウルーハイ」だとか。主人公の名前「鈴森潤」は「リンセンルン」。響きが美しい。

二人で皇居の乾通りへ花見に行く。中国でもソメイヨシノが咲くというのは、「逐玉」や「素敵な恋の咲かせ方」で出てきてビックリしたっけ。

 

最後の三浦しをん【見晴らし書店の一日】は、三浦さんらしいほのぼのとしたいい話だった。

家族全員、本にまつわる名前を持った、東京郊外の書店の話。

 

【収録作】は他に

『手に取って見てみろよ』坂木 司

『小鳥たち』凪良ゆう

 

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