2022.12.07

名探偵ポワロ「スタイルズ荘の怪事件」

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著者のデビュー作だが、ドラマ化されたのはこのタイミング。

時は1911年、まだ戦時中である。
ヘイスティングスは負傷してイギリスに帰還している。

そこへ旧友に誘われ、彼の住まい「スタイルズ荘」へ赴く。

当地には亡命してきたポワロも住んでおり、二人は旧交を温め、やがておきる惨劇にポワロの助けを得ることになる。

この「スタイルズ荘」はポワロ最後の作品「カーテン」でも使われており、その時代の変遷が興味深い。

それにしても、用意周到な、非常に卑劣な犯人だった。

 

軍服姿のヘイスティングスは、初めて見た。

事件のこともだが、このスタイルズ荘や近辺の景色が素晴らしく、ああいった田舎は今はどうなっているのだろうかと思う。

ポワロシリーズが好きなのは、こうした背景を見る楽しみもあるからだ。

 

画像は、一昨日と同じ10年前の12月5日。
九州出張の折に立ち寄った水戸岡鋭治さんの鉄道店の会場。

 

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2022.12.06

石持浅海【殺し屋、やってます。】

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著者:石持浅海
価格:803円
カテゴリ:一般
発売日:2020/01/04
出版社: 文藝春秋
レーベル: 文春文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-16-791422-6

〈「日常の謎」の奥深さ。危険な魅力にあふれた殺し屋探偵〉

 

殺し屋が解く日常の謎という、ちょっと変わった趣向のミステリー。

ひとり650万円で殺人を請け負う殺し屋と依頼者との間には、二人介在する。
それによって、直接知り合うリスクを避けるのだ。

パターンは決まっていて、殺し屋が仕事を持ってこられると、まず対象者の存在を調査する。
引き受けたら、相手の日常を調べ、2週間以内に決行する。

その日常を調べている間に感じた違和感から、あとで依頼者を想像するというもの。

「黒い水筒の女」「紙おむつを買う男」「同伴者」「優柔不断な依頼人」「吸血鬼が狙っている」「標的はどちら」「狙われた殺し屋」の七編。

【同伴者】は、仲介者塚原の視点で話が進む。

その内殺し屋の婚約者という女性も登場して、彼女は殺し屋の仕事をことを知っている。
それでも平気で付き合っているのが、どうにも不思議だ。

 

 

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2022.12.05

ドラマ「作りたい女と食べたい女」

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一週目を観た。

ほぼ原作どおりかな?

野本さんの比嘉愛未 も、春日さんの西野恵未も、ピッタリの役柄だ。

特に春日さんを演じている西野恵未は本業はミュージシャンということだが、風貌もそっくり。
普段の西野恵未さんはもっとスマートな感じなのが、この春日さんという大柄であまり垢抜けない女性をよく演じている。

誰の着想で彼女の起用になったのか、よく見つけてきたなぁ。

演技も素人っぽくて朴訥だが(ある意味下手)、それが春日さんらしくていい。

と、(自分内)高評価の一週目だった。

 

画像は10年前の12月5日。
九州出張の折に立ち寄った水戸岡鋭治さんの鉄道展の会場。

 

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2022.12.04

波子【弱い力でも使いやすい 頼もしい文具たち】

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著者:波子
価格:1,430円
カテゴリ:一般
発売日:2022/10/25
出版社: 小学館クリエイティブ
利用対象:一般
ISBN:978-4-7780-3586-0

車椅子ライター厳選!軽い力で使える文具


まずこの本の素晴らしいのは、ページを抑えなくても、本がペタンと開くこと。

そして色々な「~にくさ」を解消してくれる文具を紹介してくれている。

著者自身車椅子生活で、日常のさまざまな場面で不自由を感じていらっしゃることが多いことだろう。
しかし筋力低下ということは加齢でも起きるわけで、ユニバーサルな文具たちと言える。

選ばれた文具たちはいずれも、「安定して持てる」「強い力がいらない」「片手で使える」という特徴がある。
障害者や高齢者のみならず、こどもにも使いやすそうだ。

おまけというか、これらいずれもかなり「かわいい」文具たちなのだ。

 

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2022.12.03

名探偵ポワロ「あなたの庭はどんな庭?」

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今回は、ヘイスティングスが花粉症(?)ということでお留守番。
留守中にかかってきた店の請求書を探す羽目になり、ミス・レモンの書類をかき回してします。「絶対に手を触れないで」と釘を刺されていたにもかかわらず。

おまけにその請求書に対して現金で払ったものだから、事務所へ帰ったミス・レモンは烈火のごとく怒る。

だがその「現金で払った……」云々が、今回の大きなヒントになった。

事件そのものよりも、フラワーショーの会場や被害者のお庭が素晴らしかった。

ポワロは自分の名を冠した薔薇を栽培して貰ってご満悦である。

庭の手入れが大好きというイギリス人は多いようで、どういう庭を造っているかは自慢の種であろう。

だからこそ、丹精込めた庭が自分のものにならないと知った犯人の気持ちはわかるが、それ以前に横領という罪を犯していたのだからやむを得ないだろう。
最後の悪あがきが、見苦しかった。

 

画像は9年前の11月29日。
杉原という紙すき場へ行ったのだが、その近くの神社内で。

 

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2022.12.02

君塚直隆【エリザベス女王】

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著者:君塚直隆
価格:990円
カテゴリ:一般
発売日:2020/02/19
出版社: 中央公論新社
レーベル: 中公新書
利用対象:一般
ISBN:978-4-12-102578-4

本書はイギリス現代史を辿りつつ、幾多の試練を乗り越えた女王の人生を描く。

 

非常に面白かった。

女王の一生をたどる伝記的な著述。と同時に、近代のイギリス史でもある。

2020年出版だから、女王の死には触れていない。

しかしそれでも、目次を眺めただけでも、圧倒されそうだ。
そして、その時々の事柄がよみがえってくる。

本文は、エリザベス誕生前後のトピックスから始まって、その成長を描いていく。

第一次世界大戦後に生まれた王女は、すぐに始まる第二次世界大戦を体験し、やがて意中の人を見つけて結婚。

戴冠式後の生涯をたどる。

随分大変な時期もあったろうに、一生を通じては幸せな過ごし方をなさったのではなかろうか。

日本の皇室とは違って、かなり政治にタッチしているのがちょっと驚きだった。
勿論こんなことは、日々ニュースをチェックしていれば判ることなのだが。

 

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2022.12.01

11月の読書メーター

11月の読書メーター
読んだ本の数:21
読んだページ数:5130
ナイス数:1937

それでもテレビは終わらない (岩波ブックレット)それでもテレビは終わらない (岩波ブックレット)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-56fd07.html
今野敏は「七人の刑事」の担当者だったのですね。是枝裕和は、ちょうど「誰も知らない」で有名になった頃の本です。
読了日:11月29日 著者:今野 勉,是枝 裕和,境 真理子,音 好宏


作りたい女と食べたい女 2 (it COMICS)作りたい女と食べたい女 2 (it COMICS)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-216eb3.html
今日からドラマが始まります。楽しみだなぁ。
読了日:11月29日 著者:ゆざき さかおみ


小説 すずめの戸締まり (角川文庫)小説 すずめの戸締まり (角川文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-4cf669.html
何だかこわい話ですね
読了日:11月27日 著者:新海 誠


メゾン・ド・ポリス2 退職刑事とエリート警視 (角川文庫)メゾン・ド・ポリス2 退職刑事とエリート警視 (角川文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-758648.html
更に、実際には初めて読んだのです。6巻を読んでからだと、おじさんたちの関係にちょっと戸惑います。
読了日:11月26日 著者:加藤 実秋


自由もお金も手に入る! 勝間式超スローライフ自由もお金も手に入る! 勝間式超スローライフ感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-b298a1.html
勝間さんだから出来ることも、多いようです。
読了日:11月24日 著者:勝間 和代


夏美のホタル (角川文庫)夏美のホタル (角川文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-01bcb3.html
こうした田舎の話は大好きです
読了日:11月22日 著者:森沢 明夫


涙と笑いのミステリー (絶対名作! 十代のためのベスト・ショート・ミステリー)涙と笑いのミステリー (絶対名作! 十代のためのベスト・ショート・ミステリー)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-938d09.html
宮部みゆきさんも光原百合さんも、大好きな作家さんです。
読了日:11月21日 著者:宮部みゆき,光原百合,阿津川辰海


古本屋の四季古本屋の四季感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-b4ffad.html
各章に出てくる本が、魅力的です。
読了日:11月20日 著者:片岡 喜彦


なぜ「星図」が開いていたか (新潮文庫)なぜ「星図」が開いていたか (新潮文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-504b38.html
ほぼ全てが、既読でした。あらためて清張は面白いと思います。
読了日:11月18日 著者:松本 清張


8割捨てれば、お金が貯まる (TJMOOK)8割捨てれば、お金が貯まる (TJMOOK)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-6be2ee.html
ムックということもあって、今回は随分ビジュアルな本です。
読了日:11月16日 著者:筆子


婦人之友 2022年12月号 [雑誌]婦人之友 2022年12月号 [雑誌]感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-21e8ab.html
「年末家しごと 週ごよみ」。年末の週ごとに仕事を列挙してあります。忘れないように、自己流にアレンジしてメモっておきました。
読了日:11月15日 著者:


メゾン・ド・ポリス6 退職刑事と引退大泥棒 (角川文庫)メゾン・ド・ポリス6 退職刑事と引退大泥棒 (角川文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-0a4e68.html
シリーズ最終でした。夏目とひよりの距離もグッと縮まったようです。
読了日:11月15日 著者:加藤 実秋


メゾン・ド・ポリス2 退職刑事とエリート警視 (角川文庫)メゾン・ド・ポリス2 退職刑事とエリート警視 (角川文庫)
読了日:11月15日 著者:加藤 実秋
朝子のムジカ!! 1 (1) (秋田レディースコミックスDX)朝子のムジカ!! 1 (1) (秋田レディースコミックスDX)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-ea867a.html
トロンボーンとピアノ、二人は楽器を通して仲良くなっていくのでしょうか。続きが待たれます。
読了日:11月13日 著者:和田フミ江


日経ウーマン2022年11月号【表紙: 永野芽郁】日経ウーマン2022年11月号【表紙: 永野芽郁】感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-a7e650.html
いくら「今後使う手帳はこれ!」と決めても、この手の特集には手もなく引っかかってしまいます。
読了日:11月13日 著者:


猫はわかっている (文春文庫 む 13-52)猫はわかっている (文春文庫 む 13-52)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-e7646c.html
有栖川有栖さんのものは、何と学生アリスでした。
読了日:11月08日 著者:村山 由佳,有栖川 有栖,阿部 智里,長岡 弘樹,カツセマサヒコ,嶋津 輝,望月 麻衣


みんなで一人旅 (集英社文庫)みんなで一人旅 (集英社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/12/post-3c8742.html
旅を舞台にした短編集です。表題作が一番おもしろかったかな。
読了日:11月08日 著者:遠藤 彩見


賢者の書 (新装版) (喜多川 泰シリーズ)賢者の書 (新装版) (喜多川 泰シリーズ)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-e8e818.html
舞台がドイツなので、これまでとちょっと違う印象でした。
読了日:11月03日 著者:喜多川 泰


津軽十三湖殺人事件―宮之原警部シリーズ (FUTABA・NOVELS)津軽十三湖殺人事件―宮之原警部シリーズ (FUTABA・NOVELS)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/10/post-9618ba.html
登録するのを忘れていました。
読了日:11月02日 著者:木谷 恭介


婦人之友 2022年11月号 [雑誌]婦人之友 2022年11月号 [雑誌]感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-204e24.html
特集は、「物価高に負けないkakei術」でした。
読了日:11月02日 著者:


ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや (ハルキ文庫 さ 19-3 時代小説文庫)ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや (ハルキ文庫 さ 19-3 時代小説文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/10/post-6a4b1c.html
最後の謎は、どうやら次の本に続くようです。
読了日:11月01日 著者:坂井希久子


読書メーター

 

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名探偵ポワロ「西洋の星の盗難事件」

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これも、割合判りやすい話。

「二つのダイヤモンド」の関係性が判れば、あとはつじつまが合っていく。

しかし、この「西洋の星」を持っている女性の夫。かなり濃い顔だが、これで目尻をつり上げて中国人に見えるだろうか。

そらから少し気になったのが、やはり時代のせいか中国人=悪者的な捉え方。

 

画像は10年前の11月30日、東京駅丸の内口。
この日は北出口の天井も撮っている。

 

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2022.11.30

ソーサーが割れた

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突然、コーヒー腕のソーサーが割れた。

流しの水切り台から落ちただけで、「パリーン」と実に小気味いい音で割れてしまった。

ものすごく悲しかった。

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以前にも割れたことがあったが、今回のはセットものだ。
少しずつ色と模様が違う5枚セットで、その中でも大好きなものだったから。

慎重に扱っていたんだがなぁ。


悔いても仕方ないことで悩み、まだ諦めがつかないまま置いてある。

 

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今野 勉 他【それでもテレビは終わらない】

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著者:今野勉 是枝裕和 堤真理子 音好弘
価格:616円
カテゴリ:一般
発売日:2010/11/09
出版社: 岩波書店
レーベル: 岩波ブックレット
利用対象:一般
ISBN:978-4-00-270797-6

テレビ草創期から制作者として画期的な番組づくりを試みてきた村木良彦。彼の作品に影響・触発された著者たちが、テレビがまだまだ秘めている可能性、地方発ドキュメンタリーの力、いまこそ必要とされているテレビのあり方などを綴る。

 

必要があって前半は何度も読んでいるのだが、今回は後半だけ読む。

本書は村木良彦という、テレビ界に大きな影響を与えた方の追悼のような本である。

シンポジウム「テレビメディアの可能性」が面白かった。
「村木良彦の思想を手がかりに」というサブタイトルがついていて、今野敏、是枝裕和、森まゆみ、堤真理子の4氏が語るというもの。

今野敏は「七人の刑事」の担当者だったのだ。
是枝裕和は、ちょうど「誰も知らない」で有名になった頃。

この中の、映像と書いたものの比較が面白かった。

何かセリフがあって、そのあとは登場人物たちの動きやしぐさで情景がわかる。対して「書き物」は、それを字で説明する必要があるといったことだったか。

観ることでそれこそ「一目瞭然」なことが、字だとクドクドと説明する必要があるというのは確かだ。

そこに、テレビ(に限らす映像)の利点がある。

もう10年以上前の本だが、今も「テレビは終わっていない」。

是枝裕和監督は、「東京国際映画祭」で橋本愛さんとトークセッションをなさっていた。

 

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