■いのち
金魚1匹。これが我が家に残った最後の動物だ。
この金魚は、息子達が保育園児だった頃 夏祭りの金魚すくいの後捨てられていたのを拾ってきたものだ。もう20年近く昔のことになる。
当時は少しずつ増えて5匹にまでなった。水槽を買いエアポンプをつけ、水草なども買ったりした。
長男が一つずつに名前を付け、朝えさをやるのは徹也の仕事だった。
しかし、しだいにいずれにも寿命がきて少しずつ減っていき、
ついに1匹だけになった。
徹也が逝ってまもなく、最後の1匹におかしな現象が起こった。
完全に身体が上向きになってしまったのだ。苦しかろうと思うがどうしてやることも出来ない。
しかし意外と元気で、えさもよく食べる。
そのまま数ヶ月が過ぎ、ある時見るとまた身体の向きが戻っていた。
現在は、再び上向きになっている。
そのこととは別に、この金魚 近寄るとしっぽを振るのだ、丁度犬がしっぽを振るように。
声をかけると反応してより強く振るような気がする。
徹也が逝って7ヶ月半。
この小さな生き物の命 長からんことを!
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 出てこない記憶、思い出しやすく 現代版「わすれとんかち」への挑戦(2025.02.07)
- 今年の「色の日めくりカレンダー」(2025.01.15)
- 焦り(2025.01.11)
- 年賀状(2025.01.07)
- 電車に乗る(2025.01.09)
コメント