◆理系ミステリー
一昨年の今頃だった。徹也が読んでいた1冊の本が目にとまった。
今となっては、それがどの本だったか記憶は定かでない。
「シリーズだから最初から読む?」というわけで、「すべてがFになる」を読み始めたのだった。
そしてこれが、某国立大学助教授犀川と西之園萌絵シリーズ10冊の始まりだった。
「すべてがFになる」そのものは 天才工学博士 真賀田四季が主人公の話で 彼女は一旦姿を消すが 最近のベストセラー「四季」で蘇る。
10年前、すなわちパソコンをあまり知らなかった頃なら おそらく興味が湧かなかったであろう物語だったが、半月足らずで全10冊読み終えた。
文学性から言うと首をかしげる表現も多いが、謎解きありロマンスありで 面白かった。
しかし、タイトルを見ても中身は浮かんでこず、「四季」を読む前には 再読の必要がありそうだ。
それよりも、内容について徹也と話をするのが楽しかった。
FCへ移動すみ
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 月村了衛〔ほか〕【警官の標】(2025.02.19)
- 森博嗣【作家の収支】(2025.02.17)
- 佐々木譲【遥かな夏に】(2025.02.13)
- コマkoma【軍人婿さんと大根嫁さん 2巻】(2025.02.12)
- 江上先輩と火村准教授(2025.02.11)
「本棚04」カテゴリの記事
- 鈴木るりか【14歳、明日の時間割】(2019.01.16)
- ◆江神二郎が帰ってくる!(2007.09.30)
- ◆森博嗣【地球儀のスライス】(2004.11.26)
- ◆篠田真由美【美貌の帳】(2004.11.21)
- 宮部みゆき:好きなキャラ(2004.11.10)
コメント
こんばんは。
犀川&萌絵シリーズ、リアルタイムで読んでました。
大学のミステリ研で流行ってたんですよ。
プロフィールなど、拝見しました。
徹也さん、私とほとんど年が変わらないのですね。
投稿: KOROPPY | 2004.04.19 21:10
KOROPPYさん (^_^)
コメント有り難うございました。
リアルタイムでということは、ノベルズですね。
徹也は文庫化してからしか買わなかったのです。
「紅子は萌絵のなれの果てかねぇ」などと暴言はいて苦笑されたり、数学博士の出てきたのがあったでしょ。あれ、解けたんですよ。「チェッ、合ってる」なんて、失礼なこと言われたりしていました。
投稿: 涼 | 2004.04.20 01:28