金田一春彦氏 ご逝去
昼食をとりながら読んでいた新聞で、金田一春彦氏の訃報を知った。
国語の教科書で、父上の京助氏がアイヌの言葉を一つずつ確かめていかれる文章を読んだことが、自分が言葉に関心を持つようになった一つのきっかけになった。
春彦氏は――以下、アサヒ・コム より――
旧制高校時代には音楽家を志し、メロディーと歌詞の関係からアクセントの研究に進む。
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とあるように、日本語は共通語のアクセントで歌えるようになっているが「川は流れる」は、その原則?に反しているといったようなことを書かれていたと記憶している。
氏の監修による「日本語明解アクセント辞典」は、自分にとって必要欠くことの出来ない書である。
音楽にも堪能だったというより、音楽家になっていらっしゃたかもしれない方だった。
ご冥福をお祈りします。
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