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2004.05.31

喪失感

徹也のケータイは、そのまま残してある。いつか家族が引き継ぐことは可能とのことで、料金もそのまま払ってきた。しかしかなり額が大きいので、料金プランを変えることにして、一緒にダイヤルロックの解除を頼んだ。
ところが、あとで確認して驚いた。データが全部消えていたのだ。メールを読みたかったわけではない。しかし、生前よく使っていた友人たちとの絆のデータはそのまま残しておきたかった。契約解除しないのも、データを残したいが為だったのだ。

調子のいい店員だったが、ちょっとした不注意であっさりと消されてしまった。
推理小説なら、ここで殺意が芽生えるところか。

この 喪失感。思い出が、また一つ 消えた。
何だか立ち直れない。


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2004.05.30

◆別冊宝島「森博嗣本」

今日 届いた本。宝島別冊「森博嗣本

実はこの別冊宝島を買うにあたっては若干の躊躇があった。何ヶ月か前の「大好き宮部みゆき」で裏切られたからだ。といっても、「魔術はささやく」の登場人物に 自分の分身?[あねご]が掲載されてなかったというだけのことだが。しかし、あの本で[あねご]は重要ですよね>読んだ方

巻末の[河童]確かに前回の紹介で書いたが、なんだこれ?ふーん!というところか。

姫に対してほど熱を上げているわけではないので、知らない部分が多い。というか、姫と対すると やはり読者の年齢層は限定されるだろうな。

しかし、この本を読んで知らない部分を知るようになるのも一つの読み方だから、[知らないことが多い]でもいいのじゃないかと自分を納得させている。

そうそう、MLtetsuyaのみなさんへ
子どもの頃の遊びの一つが、鉄道模型でしたよ。
陽君、ここを見られない人たちに 伝えておいてね。鉄道模型の前は、ミニカー集め。今度来た時見て頂きます。
鉄道模型は暇が出来たら再開したい
>はい、しっかり自分も楽しんでいたのでした。

話があちこち飛ぶが、「犀川の研究室の広さはこんなもんか」とか「おー、萌絵のリビングは想像通りだぞ!]などと言いながら眺めている最中。また何か書きたくなったら再アップします。

現在、シリーズ2作目にして実は第1作目の「冷たい密室と博士たち」再読中。

しかし、ああ!! 読んでしまった! S&MシリーズとVシリーズの接点。 ああ!徹也と話したい!
そっかぁ!Vシリーズって、そうだよなぁ。時代はまさに………
完敗です!
でも、四季シリーズはまだ全然読んでないんだものなぁ>負け惜しみ!


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2004.05.29

◆有栖川有栖「月光ゲーム」

夏休みの学生旅行。しかし、帰途は全員揃わなかった。片や川で片や山と 状況こそ違うが、昨夏と同じ悲劇は起こった。

有栖川有栖「月光ゲーム」Yの悲劇 '88


gekko.jpg
税込価格: \609 (本体: \580)
出版:東京創元社
サイズ:文庫 / 361p
ISBN:4-488-41401-X
発行年月:1994.7
利用対象: 一般 


氏のデビュー作であるこの小説は、江戸川乱歩賞に応募して落選し幾つかの出版社からも断られたのを鮎川哲也氏の口利きで?1988年に東京創元社から「鮎川哲也と十三の謎」の第四回配本として出版されたものである。

3つの大學4つのグループが夏休みにキャンプをする。その休火山が噴火することによって(いや、実際にはそれ以前から)起こる悲劇を描いている。

江戸川乱歩賞にもれ幾つかの出版社からも出してもらえなかったこのデビュー作は、しかし実に初々しい。どの作家のものでも初期のものはこうした傾向があるが、この本は今後有栖氏の作品でワトソン的存在になるアリスのデビューでもあり後の作品での人物像とどうしても比較してしまうからかもしれない。

探偵役の江神は魅力あるキャラクターだ。謎を秘めた学生という点では篠田真由美の桜井と共通点がないでもないが、桜井がかなりマンガチックなのに比べ 江神は冷静沈着でありながらある意味ごく普通の学生でもある。

マーダーゲームでスペードのエースを(内心のとまどいをポーカーフェースに隠しての)出した時のポーズなど想像するのも楽しい。

このあとの作品であまり登場しなくなるのが惜しい。と同時にアリスが歳を重ねていくのも何となく残念だ。後に主な探偵役となる火村にあまり感情移入出来ないせいかもしれない。

登場する17名の学生たちの描きわけが今一つわかりにくかったため、何度も[登場人物]欄を覗きに行かねばならなかった。これは単に、自分がその年代からあまりにも遠のいたからだろうか。いや、人物の個性書き分けにやや難ありと 敢えて挙げておこう。

サブタイトルに「Yの悲劇」とあるように、また以後の作品に国名シリーズが登場するように、有栖川氏は熱狂的なクイーンファンである。

有栖川有栖「月光ゲーム」Yの悲劇 '88
2001年1月12日 23版

有栖川有栖索引

関連事項(5月14日)

追記
8月1日:「酔眼漂流記」さんの「月光ゲーム」にトラックバックさせて頂きました。
8月18日:すみろぐさんの「『月光ゲームYの悲劇'88』 有栖川有栖」にトラックバックさせて頂きました。
10月31日:みmicatDIARYさんの「ミステリ遍歴」にトラックバックさせて頂きました。
2005年5月20日:りょーちさんの有栖川有栖「月光ゲーム」にトラックバックさせて頂きました。

2007年8月28日:b.k.ノムラ (黒猫亭番頭)さんの月光ゲーム/有栖川有栖に、トラックバックさせていただきました。

有栖川有栖 索引


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2004.05.28

サッカー高原直泰エコノミー症候群再発

サッカー日本代表FW高原直泰がエコノミー症候群を再発したというニュースがあった。

以下、アサヒコムより引用
***
英国遠征中に胸の痛みを訴え、検査入院中のサッカー日本代表FW高原直泰(ハンブルガーSV)について、森川嗣夫チームドクターは28日、02年に発症したいわゆるエコノミークラス症候群による肺動脈血栓塞栓(そくせん)症を再発した可能性があると明らかにした。(以下 略)
***

スポーツ選手ならよく動いているだろうに、何故?

実は自分も、これを疑っている。少し調べてみると、旅行者血栓症(エコノミー症候群)とは、単に長いフライトが原因になるだけでなく、座して長時間仕事をしている場合も 更に 寝たきりで動かない場合にも起こるとか。
足を長く下ろしたままが悪いだろうことは想像できるが、寝ているということは足を平にしているのだから悪い状態だとは思っていなかった。

昨年2月、1週間ほど入院した時、自力でベッドから降りてもよい時になって 歩けなくなっているのに気づいて驚愕した。
それよりさかのぼること2年前。娘の引っ越し手伝いをした夏のある日、落とし物に気づいて走り出した時、足に激痛が走った。それからも時折そういう症状はあったが、自分が抱えている病気との関連であろうと 半ば諦めていた部分もあったのだ。
それが、手術とはいえゆっくり休めた入院で更にひどくなるとは。

最近は、電車やバスに乗っていて下車の際に立ち上がった時、逆に長く一箇所にたち続けていて歩き出した時が辛い。また、長い距離を歩くのも苦痛だ。

上村松園さんも、長くすわったまま絵を描いておられたせいで晩年は車いす生活だったとか。

どうしても直す必要がある。でないと、歩き遍路にいけない。


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2004.05.27

月命日

今朝、キンギョにエサをやろうとしたが、いつものように動かない。声をかけても反応なし。もしやと思って触れてみると、死んでいた。

最近は横になったままだったので、ちょっとみにはわからなかったのだ。

以前にも書いたが、このキンギョ エサを貰う時や帰宅した時には尾を振ったものだ。呼びかけるとより一層反応した。そんなバカなと思われる向きもあろうが、これは本当だった。
昨夏のことからしばらくして、身体が上向きになってしまっていた。しばらく経って元へ戻った時期もあったが、上を向いた姿勢から最近は横向きになっていた。それでもエサはよく食べていたが、ついに力尽きたか。

ニャムの側に埋めた。ネコとサカナが一緒にいる風景というのもいいではないか。

折しも、今日は月命日。これからは、徹也からエサを貰うがいい。

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2004.05.26

永井路子「万葉恋歌」

今日、届いた本。
1972年、光文社カッパブックスとして刊行。1979年、角川文庫に。

永井路子「万葉恋歌
今回は、2004年1月発行の光文社文庫。

何を今さらということなかれ。いいものは、いつ読んでも良い。確か中学時代。映画が好きでよく通っていたが、その頃見た映画に「月は昇りぬ」というのがあった。月丘夢二などが出ていた日活映画だったと思う。
その中で、恋人たちが連絡を取り合うのに数字を使っていて、それが万葉集の歌の番号だったという件があった。子供心にも「あ、洒落てていいな」と思ったものである。

その相聞歌が何番と何番だったかは覚えていないが、万葉集といえば教科書に出てくる「東の野にかぎろひの立つ見えてかへりみすれば月かたぶきぬ」くらいしか知らなかった自分にとって新しい世界が開けたような気がした。

楽しみに、少しずつ読んでいきたい。

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2004.05.25

いろいろ調査館 (^_^;)

「ちょうさかん」と打つと「調査官」と変換してくれる>ATOK。本当は、「調査館」です。
ここの更新が、このところ出来ていない。

ようやく昨日から話題の映画のタイトルと俳優名をアップ。14歳でも「君」付けではなく、「さん」なんだなと 妙なところで感心する。

話題の映画とは、カンヌ国際映画祭の話です。

いろいろ調査館は、こちらです。一応、ヤフーでもGoogleでもヒットします (^^;)
お近くの小さな川の名前など、教えて頂ければ嬉しいです。

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無題

確かにそこにいるのに
茫として 姿は捉えられず
夢か!

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2004.05.23

古屋和雄アナウンサー

久しぶりに、古屋アナの声を聞いた。

買い物途中のカーラジオ。12時からのニュースだ。
いつものアナは何となく間延びしたアナウンスで好きでなかったのだが、「あれ?いつもとちがう、うまいなぁ」と思いながら聞いていた。
とくにカッコ内の読み方、普段「いかにもカッコですよ」という読み方にウンザリしているので「よく解る読み方だなぁ、報道の鑑だ」と思いながら聞いていたのだが、最後に名乗られてちょっとショックだった。何故なら、何年も聞いていなかったとはいえ、お声を忘れていたとは……

「おはようジャーナル」を担当していらっしゃった頃は、よく見ていた。今より少しはゆとりがあったのだろう。
当時、番組を取材して知り合った方達のことを書かれた「妻たちの定年宣言」を買っている。
今取り出して見てみると、89年当時の写真は 若いなぁ。

偶然 昨日 神戸の方と古屋さんの話をしていた。「あの震災の報道で泣いた方」をいう覚え方をしている人が多いようだ。

現在は、「ラジオ深夜便」のアンカーマンの一人だとか。聞いてみたい番組になった。

古屋和雄「妻たちの定年宣言」
【おわりに】に、こう書いてある。
***
今から22年前、田舎から上京してきた貧乏学生の私は、早稲田の古本屋街でよく立ち読みをしました。
(中略)
学生時代の私が不幸だったわけではありません。昭和四十五年当時、私の友人たちの多くは、それまでの社会の価値観に抵抗し、新しい何かを夢見て暮らしていました。田舎育ちの私には方言もありましたし、東京育ちのクラスメイトたちが熱っぽく議論する輪の中には入れませんでしたが、誰もが自分の手で何かを作り出そうとして連帯し、訣別し、挫折していきました。
***
丁度、学生紛争華やかなりし頃か。
古屋さんよりは少し?上の世代である自分の学生時代も貧乏だった。だが、それぞれが生きる目的を見いだすべく努力していた。

しかし そのこととは別に、ここにははっきりと「田舎育ちの私には方言もありましたし」と書かれている。
上記神戸の方との話の中で、「何故みんな、アクセント一つをとっても なかなかうまくならないのだろう」という話をしていたのだが、ここでこういう形で 言葉のことを目にしようとは奇遇だ。

東京にあるNHKの寮に(研修で)泊まった時、会えないかなぁと思ったということは、蛇足か!

かもがわ出版「余った人生なんてない】を、注文する。

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2004.05.22

トルストイ「文読む月日」

本日分。何だか哲学的な言葉が並ぶ。今日は理解力がない。

昨日の分の方が平易でわかりやすいが、少々道徳的か。

「善をなす時、そのことに感謝せよ」
「過ぎゆく一日一日を善事で飾るがよい」

およそ善事とはかけ離れた毎日だ。
今日は、はっきりとものを言わなかったが為
に相手の時間をも無駄にしたような気がする。
下手に気を遣って流されるのは良くない。

このところ毎日は読んでいなかったので、少し前からパラパラとめくってみる。
宗教について、はたまた死についての記述が目を惹く。
「人生は死への不断の接近である」

そろそろ中巻を注文しなきゃ。

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2004.05.21

荒川じんぺい「パソコン生きがい塾」

今日 届いた本。

荒川じんぺい「荒川じんぺいのパソコン「生きがい」塾 1 趣味を広げる」

以下、bk1の内容説明
***
自らの体験をもとに中高年のライフスタイルに合ったパソコンの使いこなし方をじっくり伝授するマニュアル本のシリーズ。手に入れやすく操作の簡単な、もっとも基本的なソフトだけで驚くような作品をつくる裏技も満載。
***

デジカメの整理にちょっと変わった角度から取り組めるかと思ったのだが、「お絵描き事始」とある。
「ペイントで描く風景画」「イラストを描いてみよう」と続いて、三分の一くらいがお絵描きで占められている。

パソコンであっても、絵が描けたら楽しいだろうな。
でも、この部分はしばらくお預けだ。

来週の行事が終わって少しゆとりが出来たら? デジカメで遊んでみよう。


荒川じんぺい「荒川じんぺいのパソコン「生きがい」塾 1 趣味を広げる」
岩波書店 定価:1500円+税

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現代によみがえる大岡越前

金曜エンタテインメント「家庭判事伊奈守草介の事件日誌」

見たいなぁ! 大好き>加藤剛さん (*^_^*)
「おかん、面食いやからなぁ」と、長男は言う。はい、そうですよーだ。

「今日、撮っといてや!DVDは見れるんやから(ら抜き言葉だ^^;) 知ってるかい、DVDレコーダーは新三種の神器なんやで」

しかし、録画して貰っても 果たして見る時が来るだろうか。
コロンボも古畑任三郎も、まだ見ていない。コロンボなんて、何時のだったかなぁ。

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2004.05.20

金田一春彦氏 ご逝去

昼食をとりながら読んでいた新聞で、金田一春彦氏の訃報を知った。

国語の教科書で、父上の京助氏がアイヌの言葉を一つずつ確かめていかれる文章を読んだことが、自分が言葉に関心を持つようになった一つのきっかけになった。

春彦氏は――以下、アサヒ・コム より――

旧制高校時代には音楽家を志し、メロディーと歌詞の関係からアクセントの研究に進む。
―――

とあるように、日本語は共通語のアクセントで歌えるようになっているが「川は流れる」は、その原則?に反しているといったようなことを書かれていたと記憶している。

氏の監修による「日本語明解アクセント辞典」は、自分にとって必要欠くことの出来ない書である。

音楽にも堪能だったというより、音楽家になっていらっしゃたかもしれない方だった。

ご冥福をお祈りします。


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閑話休題

最近標題のようなタイトルのコラムを見かけるが、なんか違和感を感じる。本来の意味とは関係ないはずだ。というわけで、広辞苑より

***
(話を本筋にもどすときに用いる語) むだばなしはさておいて。それはさておき。さて。
***

何か話していて あるいは論じていて 話が横へ逸れ、それを軌道修正するために使う言葉のはずだ。それを少し時間があるので書いてみる(というか、このタイトルのコラムが連載ということもあるが)というのは、おかしいのではないか。

さて、ずーっと仕事をしていて一段落(いちだんらく)したので、ちょっと気分転換したくて書く時は何といえばいいのだろう。「忙中閑あり」というのとも違うんだなぁ。
今の状態をなんと表現すればいいのかなと思っているうちに、休憩おわり! そうしーん

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三種の神器ではなくっても

良妻賢母!もはや死語だろうか、この言葉は。

乾燥機一つとっても、うまく使いこなす人と そうでない人がいるようだ。

それにしても、主婦は楽をさせて頂いている。単に悪妻愚母なのかもしれないが……

もう少し書いておきたいのだが、どうもめっきり無理がきかなくなったようで…

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2004.05.19

メーカーの陰謀か?

昨年衣類乾燥機が壊れて新しくした。
ところがこのフィルターの掃除が結構やっかいなのだ。

まず乾燥機からはずすことからして、なかなか手強い。従って家人がいる時は任せている。
フィルターのほこりを掃除機でとるが、毎日のこととて次第に毛羽立ってくる。電気屋さんは、使い捨てのフィルターもあると言ってたが、毎日使うとこの費用もバカにならないようだ。

その電気屋さんの話では、衣類乾燥機のフィルターで検索すると、使い捨ての製品ばかりが出てくるそうで、次第にそちらが主になるのではということだった。

これって、使い捨て製品を売り込もうというメーカーの陰謀ではないのか?

この衣類乾燥機には、いい香りのするチップのようなものが使えるのだが、これも1回限りの使い捨てでそう毎回は使っていられない気がする。

電化製品への不満で言えば、普通紙ファクスというのも家庭での使い方を考えてない製品だと思うが、これはまた後日。


今日もがんばって仕事をしたなぁと、自分で自分を慰めている (^_^;)

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河合隼雄・大牟田雄三共著「ウソツキクラブ短信」

先ほどウソツキクラブについて書いたら 問い合わせが殺到したので、本を1冊紹介します。


河合隼雄・大牟田雄三共著「ウソツキクラブ短信

著者の河合隼雄氏は、京都大学名誉教授・文化庁長官にして、日本ウソツキクラブ会長である。
共著の大牟田雄三氏は、河合氏の幼なじみで無二の親友。

そのお二人が書かれたものであるからして、全編これウソのかたまり。ウソの貴重な宝庫である。
そろそろウソを勉強しようかなと思われた御仁には、またとない良い教科書となるであろう。

** 以下、帯より **
昔は「ウソは泥棒のはじまり」と嫌われたが、最近の心理学の研究では「ウソ」は実に高く評価されている。それを踏まえて、某教育委員会が「ウソの付き方」を教え、生徒たちに週13回以上のウソをつくように指導したところ、生徒たちの精神衛生がぐっとよくなり、いじめも不登校もまったく消滅……という報告もあるという!?
** ここまで **

ここに書かれた内容は、落語とも一脈通じるものがある。どちらも決してホラ話などではなく、そこはかとなくただようユーモアにたっぷり浸れる。
疲れた時などにひもとくと良いだろう。

というわけで、今回紹介するにあたりつまみ食いならぬつまみ読みをした。精神衛生上すこぶる良かった

河合隼雄・大牟田雄三共著「ウソツキクラブ短信
講談社+α文庫 定価:税込609円(本体 580円)
1999年7月20日 第1刷発行

ニャムとアローの部屋更新

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2004.05.18

日本ウソツキクラブ

待ってましたー、このお題!

何を隠そう、自分は日本ウソつきクラブ大阪支部長である *1
本当は関西支部長くらいには就任したいのだが、まだウソの付き方が下手なので申請を遠慮している。

*1 日本ウソツキクラブ会長は、ご存じの方も多い
と思うが 文化庁長官の河合隼雄先生である

さて、府支部長としては日夜修行に励んでいるわけだが、幸いなことにそれによってトラブルに遭遇したことはない。
しかし唯一困るのは、家人が全くこうしたことを理解せず せっかくの修行の成果を身近なところで発揮できないことである。

仕方ないので、このクラブの趣旨をよく理解してくれている長男相手に稽古を積み、外でとっさの場合もあわてることなくウソがつけるようにしている。

しかし、「事件簿」と銘打った今回のお題に相応しい話にするには、それなりのウソ歴を披露すべきなのだろうが、今日のところは時間がないので(いつもそういってる>あ、これはホントです)、このお題のあるうちに再度書くことにして、今日のところは これで送信!

追記
8月2日:関連記事

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2004.05.17

まだ間に合うか?

トラックバックのお題について、1週間考えた(ウソ)

特段気をつけていることはないようで、しかし 日々これ持病と向き合っていると、なにがしかは気をつけているということになるのだろうか?

通販のよく効くという薬(かなり高価)を買ってみた。しばらく飲んでも効果があるどころか却ってひどくなったような気がする。しかし、3ヶ月は続けてみたが、ついに昨日飲むのを止めた。瓶にはまだ半月分ほど残っているが、やめた事による何か反動があるのだろうか。

やはり民間薬よりは、病院の薬を飲んだ方がいいかもしれない。

というわけで、これから医者とよく相談して、少なくとも今よりはいい状態に持って行きたいと思う。

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桂米朝「桂米朝コレクション一 四季折々」

今日届いた本 (^_^)

おさむさんのブログで紹介があった「桂米朝コレクション」より「一 四季折々

米朝さんの大ファンとして、こんな本があることを知らなかったのは恥ずかしい。
CDは少し持っているが、最近はDVDで揃えたいと思っている。
しかし、読むのも楽しみだ。

** 帯より **
本人による解説を付し、江戸落語とはひと味もふた味も違う噺を堪能して頂く。
**

はい、充分堪能できそうです。これを持って行けば、どこで待たされても退屈しない。
全部揃えるだろうなぁ>自分

買い物かごへ全部入れた (=^_^;=)

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動悸の桜 (^^;)

以前、そんちょさんの命名によるこのタイトルにレスの形で書いたが、今日は本物の?動悸の話。
桜の季節はとっくに終わって、今中之島公園ではバラが見頃だそうだが、我が体調がすこぶる良くない。

ま、大半は焦りから来ているのではないかと思うのだが、「あれをして、これはまだで……」などと考え出すと夜も寝られない??

一つ一つは小さな事が割り込んできて、時間をとられる。

現在毎月定例の雑誌を編集しているのだが *1 校正をしながらなので、息を抜けないのだ。
で、時折面白い誤読がある *2

*1 一般の編集とは意味が違います
*2 面白いとは言ってられない状態

今月も、

続きを読む "動悸の桜 (^^;)"

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2004.05.16

◆別冊宝島「森博嗣 本」

うーん、買おうかどうしようか!

発行日を見ると 2004年6月とあるが、24時間内発送可能ともある。
森博嗣 本

以下、内容説明

巻頭対談は森博嗣と西尾維新。森ミステリィとその小説作法を語りあう。庭園鉄道やこだわりのコレクションを公開し、S&Mシリーズ、Vシリーズ、四季シリーズほか全作品を詳細に解説。「河童」のコミック化作品も収録!

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トルストイ「文読む月日」

5月16日の「文読む月日 上

今日は、宗教について

『ある人が不幸な生活をしている場合、その原因はただ一つ――信仰の欠如である。社会全般についても同じことが言える。』

うーん、ここまで言うか!

しかし、信仰と宗教とは別物だという気もする。
帰宅してから、ゆっくり考えよう。

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2004.05.15

算数

チビさんからのメール
「1~9の数字で、答えが99になる式を完成して」

なんか、テレビ番組らしい。ゼロは含まずでいいのかな。

99だから ある数に注目してということで、解けたが……
何の番組だったのだろう?

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2004.05.14

◆有栖川有栖「月光ゲーム」

再読月光ゲーム

これも初めての 有栖川有栖。また、有栖川氏のデビュー作だという。
江神さんのキャラは好きなのだが、このあとアリスが成長?していくので、彼は謎を残したまま あまり登場しない。
後年の火村はあまり好きになれないだけに、江神ものをもっと書いて欲しかった。

追記:5月29日コメント

有栖川有栖 索引


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◆森博嗣【すべてがFになる】

再読は、筋を追わなくていいから かなり客観的に楽しめる。

前述した、萌絵の儀同世津子への感情にしても、ニヤニヤしながら眺めていられるのである。

2年前よりは若干PCのスキルも上がっているかと思っているのだが、ゆとりを持って読んでいるためもあって コンピュータ関係の記述が特に面白かった。
キーワードである[F]にしても **以下、コンピュータの知識のある人へはネタバレ**
16進数との関連で言えば、多少のこじつけはあっても納得できる。

真賀田四季の(姿形なども含めた)「人格」の描写については、若干物足りない。

萌絵は、両親を飛行機事故で無くしたあと、1年間の引きこもりを経て別人のようになった。早い時期に感情のすべてをぶちまけ 自分をさらけ出すことにより、あるいは回復が早くなったのだろうか。

[私、ずっと、そのことを忘れていました]という萌絵に対しての犀川のセリフ「そうやって、話せるようになるまで、忘れているんだよ、人間って……」
[思い出は全部記憶しているけどね、記憶は全部は思い出せないんだ」


さて、犀川の持ち物で興味深いものがあった。
アナログの時計だ。これは森氏もそうなのだろうか。勿論[浮遊工作 室 ]をよく読めば解ることだろうが、このシリーズを通して 日経パソコンの[森博嗣のToolbox]との関連性を見つけるのも楽しみになった。

萌絵がエンジン音が好きだというのは このあと再々出てくるが、ここでは二人で車に乗る場面は一度しかない。

二年前、これを読んでいた頃は、本当に楽しかった!

関連記事
「すべてがFになる」


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2004.05.13

痛み

これはいわゆる「心の痛み」ではなく、文字通り 身体が痛いこと。

どんな病気でも、痛みがなければ過ごしよかろうものを。
痛みがなければ病気でないかもしれないが、病気を持ってはいても痛みを抑えることで日常生活が送れたら、どんなにか幸せだろう。

自分はと言えば、痛みが去るまでは 極端にではないがかなり不機嫌になる。しかしまぁ、それと悟られない程度でだが。

ペインクリニックが、もっと普及しないものか。

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2004.05.12

記憶喪失

スポッと記憶が抜けることがある。

もともと、記録するのは苦手だった。日記帳はいつも三日坊主。これは昨日も書いた小学校の夏休みの宿題に『絵日記』なるものがあって、これが『トラウマ?』となって脳裏に染みつき、書くことを妨害しているのだと思う(我ながら勝手な理屈だ)。
このブログも、いつまで続くだろう (^_^;)

ところが近年、記憶力が極端に落ちてきた。不安になって記録しようとするのだが、習慣づいていないので全く下手なのだ。手帳のたぐいは色々買ってみたが、どれもピタッとあるものがなく未だにいいものを求めてさまよっている。

買い物へ行って必要なものを買ってこないということはざらだが、メモを書くとそのメモを持って行くのを忘れてしまって、結局せっかく書いておいたものは買ってこないという事も多い。

しかし、私的なことならともかくダブルブッキングをするようになったら、おしまいだなぁ!

今日は、ダブルブッキングではないのだが書類をなくしたと思って必至で探していた。運良く?出てきたのでよかった。いつもその直後は猛烈に反省して、キチンと整理しようと思うのに 3日もたてば元の木阿弥。
記憶忘れの話が、整理下手の話になってしまった。時間がないので、今日のところはこれで送信。

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2004.05.11

現実逃避

連休ボケというわけでは決してないが、このところ現実逃避気味だったので今頃焦っている。
膨大な仕事の量が目の前にあるにもかかわらず、つい後手後手に廻していた。

今朝から少しずつ片づけているが、もう少しその場その場で片づけていくようにしないと結局精神的にも疲れる。

別館のサイトを少し更新

しかし考えてみれば(考えるまでもなく)、この傾向は遠く小学校時代からで、夏休みの宿題が大嫌いだった。好きな人はあまりいないだろうが、誕生日が8月末でその頃になると未消化の宿題に追われていた。
誕生日=苦しい日々の中の一日 だったわけだ。

中でも一番いやだったのが、「お絵かき」。どうにもこうにも「やる気」が起きない。下手だからという以上に「絵を描く」という作業が嫌なのだ。
図画の授業でなくても、友人たちはお人形さんの絵(中原淳一の影響が強くある世代ではない ^^;)をよく描いていたが、そういうものにも全く関心がなかった。

だから、絵がうまい人・好きな人は無条件で尊敬してしまう。

そんちょさん(言戯 ことざれ の作者)、すごいなぁ!

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2004.05.10

「すべてがFになる」

再読。「すべてがFになる

但し、夢中になって読み進めないこと!時間がかかってもいいから、ゆっくり読むこと。

萌絵が儀同世津子に抱く感情など、解ってから読むと微笑ましい。「登場人物」には、雑誌記者としか書いてない。読者もまた、裏切られるひとりだ。

大學の院生室のコンピュータがウイルスに感染する。スクリーンセーバは、「アメーバのようなサイケデリックな模様」とある。

追記
読んだだけでディレクトリのファイルが破壊されるという警告メールは、そういうスクリプトが書けないだろうからデマメールに違いないという。
ディレクトリに侵入してアドレスリストを参照して関係者に勝手にメールを送りつけるなんて事は出来ないと登場人物に言わせている。

細部は殆ど覚えていないが、結果(犯人)が解っていても興味が殺がれることはない。
この頃は最新技術であっただろうものの幾つかが、現在は可能になっている。

1995年12月初稿完成→96年4月講談社ノベルズとして刊行。
10年足らずで、コンピュータもウイルスも 当時想像できなかった形で拡がった。

レビューは、読了後。

森博嗣「すべてがFになる」 講談社文庫 定価714円

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2004.05.09

黒川博行【海の稜線】

umino ryousen
黒川博行〔著〕
東京創元社(草原推理文庫)
発行年月  2004.3
価格 : \756 (本体 : \720)
ISBN  4-488-44204-8
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大阪府警の叩き上げの二人の刑事と、東京から来た若手キャリアの三人が、 東西文化の違いに角突合せながらも、 巧妙に仕組まれた偽装海難事故を追う! “ブン総長”第一弾! (amazon:出版社/著者からの内容紹介)


初っ端からディープな大阪弁に圧倒される。
実際にこうした大阪弁を聞くことは滅多にないような気がする。

地元の巡査部長とキャリア組の係長との東西文化をかけた他愛ない(しかし、本人たちには真剣な)やりとりが面白い。あとがきに、藤本義一氏の[東西文化の相違に関する新聞等の対談記事]を参考文献にしたとあった。こちらにも熱を入れて書かれたことが解る。

いわゆる警察小説だ。探偵役を特定したものではないが、上記キャリアが比較的自由な立場であることを利用して個人的に探偵もどきのことをする。
人間関係がかなり複雑に入り組んで、ササッと読んだだけでは解りにくい面もある。
捜査側の登場人物の描き方が幾分累計的なような気がする。

黒川博行「海の稜線」 創元推理文庫 定価 756円

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2004.05.08

ボランティア考

他市でボランティアをしている方とお話しする機会を得た。

地域で市からの委託?を受けて移動ボランティアをしておられる。

その方曰く
「病院への移送ならともかく、寺で法話を聞くために送っていくことに矛盾を感じる」と。

うーん、こういう考え方もあるんだなぁ。
このことについては、色々な方の考え方を聞きたくなった。

(中途半端なまま、送信)

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2004.05.07

今日の本 (^^;)

なんか、立て続けに本を注文している。

今日 届いた本。

宗田理「ほたるの星」 定価 476円
小林吹代「大人の算数 子どもの数学」 定価 1400円(+税)

本屋さんが遠いので 大抵bk1で注文しているのだが、ここでは 1500円を超えると送料が無料になる。
だから、買いたいなと思って買い物かごへ入れても、1500円未満のものは後日買いたいものが出てくる時までとっておいて一緒に買う。

というわけで上記の「ほたるの星」はそのかごの中で待機していたのだが、何が元で買いたいと思ったのか思い出せないという情けないていたらく。
しかし、サーチをかけてみるとどうやら映画の元本らしく 表紙絵のような綺麗な映画らしい。主演は小澤征悦。あの「世界のオザワ」の息子さんである。
山口県で記録的大ヒット。暖かな感動に包まれます とある。
どんな本かは、勿論 読んでから。

もう一冊の「大人の算数 子どもの数学」は、高校の教諭が書かれたもの。
KOROPPYさんのブログで見て面白そうと思ったんだったっけ?
図形といっても、幾何とは少し違うみたい。幾何を期待していたので、少し拍子抜け。


この辺でも蛍がいた頃があった。
今日小三の子が、「昔の八田川は綺麗だったと先生が言ってた」と言った。
「昔って、いつ頃」と聞くと「ママが子どもの頃?」という返事。
「うーん、どっちかというと その頃からどんどん汚くなっていって、この頃また少しずつ綺麗になってきているんじゃないかなぁ。昔って、多分50年くらい前だと思うよ」などと話していると、家人が
「そうだ、おじいちゃんが子どもの頃の川はきれいだった」などと言い出した。

学校でもよく一口に「むかしは……」という話が出るようだが、昔というのは いつ頃を指しているんだろう?

本の話題から逸れてしまった。

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トルストイ「文読む月日」

標記の「文読む月日」上巻が来た。

3分冊で1年分だから、上巻は4月までだろうと思っていたが運良く5月まである。

本の紹介はトラックバックを付けさせて頂いた登霧さんのブログを参照して頂くとして、これはまさに一大アンソロジーである。

一日を一章としているが、単に区切りということでなくそれぞれの日にテーマを設けている。昨日は子どもに関する言葉が多かったが、今日(6日)は動物に対する憐憫がテーマだった。
また、一週間ごとに「一週間の読み物」と題した小文がある。

その日の文を読むことにして、一年かかって読破することとする。
登霧さん、一気に読了しなくてすみません。

続きは また……

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2004.05.06

◆篠田真由美

本箱より

篠田真由美関係を一応完成?

ところで、初期の「琥珀の城の殺人」と「祝福の園の殺人」は 後日の購入だと思うのだが、発行年月日は古いようだ?

建築探偵桜井京介シリーズはまだ続いているが、文庫化は遅い。
そろそろ「原罪の庭」を読むとするか。

読後感は、おいおいということで。

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佐藤恒雄【大人のための算数練習帳】

zerono shouten
佐藤 恒雄〔著〕
出版社 講談社
発行年月  2004.2
税込価格 : \903 (本体 : \860)
ISBN  4-06-257433-0
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学校で算数・数学を学んでも、実際生活には役に立たないという人がいる。
そうだろうか。

本書では、算数で習ったことのある文章題は、物事を柔軟に且つ論理的に考える訓練をするための最適な教材だといい、筋道を立てて考える「クセ」が自然に身につくという。

文章題の例題を、算数的解法と数学的解法で解いていく。


代数で解くと簡単なツルカメ算などを、あえて算数で解くおもしろさに浸れる。

しかし、以下の問題は少々疑問だ。問題そのものは難しくなく解けるし回答はばっちり出るが、あれ?と思われないだろうか。

*** 問題 ***
ある人が、遺産の 2分の1を 妻に、その残りの 15分の2 ずつを3人の娘に、残りをひとり息子の長男に与えた。長男が取得した金額は 4,620 万円であった。 遺産総額はいかほどか。
*** 問題終わり ***

息子は他界しているのかというツッコミはなし。
答えは「遺産総額」だから、すぐ出来るが……。何が問題か、お判り頂けるだろうか。

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2004.05.05

文読む月日

今日の天声人語に出ている、トルストイ著「文読む月日」は、文庫本ながら上・中・下の三分冊でそれぞれが600ページ以上 1冊1500円という大部なものだ。

1日分で1章をなし、古今東西の警句とトルストイ自身のものを加えて編んだアンソロジーだという。

うーん、購入しようか。
とりあえず 上巻だけ注文 (^^;)

9時49分に受け付けた旨のメールが来て、10時36分には発送完了メール。明日には届くだろう。

オンライン書店bk1:1,500円以上で、送料無料。

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こどもの日:パン屋さんになりたい

先日徹也の友達が訪ねてきて下さったを書いたが、あいにく準備不足で見て頂けなかったものも多かった。
あとで少し整理していて、保育所時代に誕生日のお祝いで頂いたカードが見つかった。
担任の先生と写っている写真・手形や将来なりたいものというのがあって、4歳児・5歳児とも「パン屋さんになりたい」というものだった。

一時期、何故か兄弟で仙台へ住みたいということで、兄は東北新幹線の運転手・徹也はパン屋さんということになっていた。
モール街のカドッコにあったパン屋さんでは、こねている様子を外から見ることが出来た。買い物帰りによく眺めていたものだ。


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2004.05.04

東京シューレ

これも、カーラジオから。

東京シューレの理事長 奥地圭子氏が、シューレとご自身の体験について語っておられた番組。あいにく今日も買い物の途中での部分聞きで申し訳ない。
この東京シューレについては一時期非常に関心があったので(今はなくなったということではない)、また折を見て書きたいと思っている。

今回お話をお聞きしていてフト思ったのは、これは高齢者の施設にも当てはまるのではないかということだ。

奥地氏が番組でも紹介しておられ、サイトにも出ている東京シューレの理念だが……
以下、東京シューレのホームページからの引用

*** ここから ***
「自由」「自治」「個の尊重」を理念として、子ども中心の活動を展開しています。
通い方、過ごし方、学び方、プログラムは子ども自身が選択します。
*** ここまで ***

何が言いたいのかというと、老健ホームなどでみーんな一緒に「チーチーパッパ」や「魚釣りゲーム」をするなんて真っ平ってこと。
自分がどういう終末を迎えるか、あるいは自分の意志とはそぐわない形になるかもしれないが、こうした施設で迎える場合、それぞれが社会で過ごしてきた立場などもある。もっと[個の尊厳]を重んじて欲しいと思っている(これを[頑固]という表現で表すこともあり?)

勿論、個を尊重した(自分が入ってもいいなと感
じた)施設もあるし、勉強不足による偏見もある
ことをお断りしておく。

出来れば自分の終末は、徹也も誕生以来過ごしたこの家で迎えたいものだ。

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2004.05.03

高樹のぶ子【燃える塔】

高樹 のぶ子〔著〕
出版 新潮社(新潮文庫 )
発売日 2004.01
定価 本体438円
ISBN  4-02-330356-9
bk1で詳しく見る


表題作「燃える塔」はじめ4つの短編からなる連作。

「眠れる月」「海からの却」「鳥たちの島」「燃える塔」

冒頭、ビールの空き缶の転がり方によって海底
を知るという描写など興味を引くことも多いが、と
ころどころ出てくる「……の感じ」という言葉遣い
は気になる
また、各編とも必ず出てくる性愛的な表現は必
要だろうか。


出撃を避けるため結婚し生き残った特攻隊中隊長の父を持つ「わたし」。父は、ある日突然自死してしまう。わたしは、真実を求めて父の人生をさかのぼって旅に出る。そこで出会った不思議な体験から、果たして真実に迫れるのか。
現実から何の前触れもなく、突如過去への旅にまでさかのぼり、時に現実に戻りつつそれぞれの物語は展開していく。

これは著者にとっていつかは書かれなければならなかった極めて個人的な物語だという。最初の2編を読んでいる時には「わたし」に沿っていた気持ちが、3編目「鳥たちの島」で立場を変える。

その島には、死んでいった特攻隊員の妻と子どもたちが暮らしていた。いや、正確には結婚していなかったのだから妻とは呼べないのかもしれないが、彼女節江さんは、「わたし」の父が詫びに来るのを待ち続けていた。
島には、死んだ「父の部下たち」が鳥になって住み着いていた。自死した父も、遅れながら島へ着く。
「父」が鳥になって島を訪れても、節江さんは許すことが出来なかったのか?次には父の妻(わたしの母)を待ち、また「わたし」をも待ち続けていたのだ。

父の卑怯な振る舞いを責められても、結果として生まれた「わたし」に、なすすべはない。
しかしこれを逆の立場から眺めた時、これまで「わたし」に寄り添ってきた気持ちは、たちまち節江さんの哀しみと同化するのだ。 (未完)

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コンビニ敬語

カーラジオで途中の一部分を聞いていたNHKの番組で、「コンビニ敬語」について放送していた。

その中で、ある全国展開のレストランで、「こういう言葉は使わないように」という[マニュアル]を店員に徹底させているというのがあった。聞いていてなるほどここなら行きたいと思ったが、あいにく店名は公表してくれない。
ご存じの方はいらっしゃらないだろうか。

レストランは味や雰囲気で決めるものかもしれないが、店員の言葉だって大切な要素だと思う。
と書きながら、こうしたところでは「結構」おかしな日本語を使っている自分がいる (^^;)

検索してみると、こんな本もあることが判った。
日本語なるほど塾5月号

放送のテキストのようだ。
*** 以下引用 ***
●「正しい日本語」を教えるのではなく、身のまわりの日本語の現状を認識し、情報伝達の手段として捉え、「話す」「伝える」といった表現方法を考えます。

●わたしたちの暮らしの中に生き、いまなお進化し続ける言語を、あらゆる角度から深く掘り下げ、取り上げていきます。
(1)コンビニ敬語の謎
(2)ビミョーな若者言葉
(3)あいまいな日常語
(4)「言葉にならない」言葉の世界
金田一探偵が解決! 日本語の迷宮
*** ここまで ***

金田一探偵というのは、金田一春彦氏の息子さん(金田一秀穂氏)のようだ。

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2004.05.02

若者たち

あの日、徹也と一緒に旅行へ行った友達が訪ねてきてくれた。
総勢12人。若者たちの屈託ない笑顔を見ていると、どうしてここに徹也がいないのかと、涙があふれてきそうになる。

「部屋を見せて下さい」という彼らと徹也の部屋へはいる。小中高校時代のアルバムや文集などを紐解きながら、(自分も初めて開けるものもあって)談笑が続く。
お嬢さんたちにはすっかり手伝いもして頂いて、「また来ます」といって彼らは帰っていった。


「今日は皆さんのことを書くね」などと約束しましたが、今のところは少々センチになっております。
また書きますので、今日のところは勘弁して下さいね。


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2004.05.01

◇宮部みゆき「理由」

この記事にトラックバックがついて、ビックリした。もう2週間も前の記事だからだ。

大林宣彦氏と宮部みゆき氏の対談のことを書いたのだったが、29日WOWOWでこの映画を上映していた。
あいにくWOWOWは見ることが出来ないのだが、この機会に入ってもいいかなと思ったものだ。

原作も登場人物が多く複雑に絡み合っていたが、印象に残っていたのが老婦人のもとを訪ねてこない冷たい娘たちのことだ。その「理由」について、妙に納得したものだった。

今本棚を見てみたが、うーん分厚い本だなぁ。おいそれと再読とはいかないだろうな。もっと本を読む時間が欲しいものだ。

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