黒川博行【海の稜線】
黒川博行〔著〕
東京創元社(草原推理文庫)
発行年月 2004.3
価格 : \756 (本体 : \720)
ISBN 4-488-44204-8
bk1で詳しく見る
大阪府警の叩き上げの二人の刑事と、東京から来た若手キャリアの三人が、 東西文化の違いに角突合せながらも、 巧妙に仕組まれた偽装海難事故を追う! “ブン総長”第一弾!
(amazon:出版社/著者からの内容紹介)
初っ端からディープな大阪弁に圧倒される。
実際にこうした大阪弁を聞くことは滅多にないような気がする。
地元の巡査部長とキャリア組の係長との東西文化をかけた他愛ない(しかし、本人たちには真剣な)やりとりが面白い。あとがきに、藤本義一氏の[東西文化の相違に関する新聞等の対談記事]を参考文献にしたとあった。こちらにも熱を入れて書かれたことが解る。
いわゆる警察小説だ。探偵役を特定したものではないが、上記キャリアが比較的自由な立場であることを利用して個人的に探偵もどきのことをする。
人間関係がかなり複雑に入り組んで、ササッと読んだだけでは解りにくい面もある。
捜査側の登場人物の描き方が幾分類型的なような気がする。
黒川博行「海の稜線」 創元推理文庫 定価 756円
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 仁木悦子【聖い夜の中で】(2025.03.27)
- 【本の雑誌 3月号】(2025.03.25)
- 江口恵子【普段使いの器は5つでじゅうぶん。】(2025.03.21)
- 堂場瞬一【英雄の悲鳴 ラストライン7】(2025.03.19)
- 篠田真由美【センティメンタル・ブルー】(2025.03.17)
コメント
5月9日 (日)
一週間の中で日曜日が一番寂しい。
特に何するわけでもなく、家でぼぉーとしている。
毎日、仕事に追われているほうが充実しているのかな?
ホテルでアルバイトのころは仲間にも恵まれ、本当に楽しかったな~
さぁ、また明日から忙しい日々です。
がんばらねば・・・
あっ 本文に対するコメントになってないですね。
ごめんなさい。
今年の目標がきまりました。
『42.195kmのフルマラソンを完走します。』
お~い、みんな~
目標は立てろよ~
自分磨きは忘れずに!!
クリーニング屋
投稿: 陽くん | 2004.05.09 21:49
陽君、こんばんは。
∥42.195kmのフルマラソンを完走します。
すごい目標ですね。
日曜日もトレーニングという目標が出来ますね。
ホノルル完走目指してがんばろう!
投稿: 涼 | 2004.05.10 00:48