小さな旅
いつものように、JRに乗る。大概一番前の車両で、空いていれば進行方向へ向かって左側前の方へすわる。
以前は始発駅だったので少し早めに行くと必ず一番前にすわれたのだが、通過駅となってからはそうはいかなくなった。
さて、お目当ての一つは運転手さん (^^) 乗車前は本を読んでいるが、乗ってからしばらくは運転席と窓外の景色を眺めて過ごす。キリッとした運転手さんの場合は、一挙手一投足をじっと見ている。未だに近眼の自分ではとても見えない信号を指さし確認しつつダイヤと比べ合わせての運転。
この指さし確認が、それぞれ微妙に違うのだ。白い指が一旦上がってから前方へまっすぐに伸びていくのは、素敵。
また、このあたりはまだ僅かに里山の風景が残っていて、窓外の景色も飽きない。
子どもの頃、汽車が好きだった(今でも好きだけど)。一面に拡がる田園風景と、時に窓すれすれにまで寄ってくる竹林。駅に近づくと何となくざわめきたつうちに、その土地その土地の雰囲気を感じながらやがて鉄路は何本も重なり離れ 客を降ろし新しい客を乗せ、違う土地へと運んでくれる。
いつか全路線を踏破したいものだと、今でも思っている。
JRのある路線で、ボヤッと運転席か窓の外を見ているおばさんがいたら、それは 涼です。お声をおかけ下さい。って、本当に「涼さんですか」って 知らない方から 声をかけられたら飛び上がるだろうな。
ところで、先にmikingさんへのコメントにも書いたのだが、今日始めて会う方から「涼さんの話しは前任者から聞いていました。でも男性だと思っていました」と言われた。 どうしてかなぁ?
えっと、もうここでは年齢性別不祥では通じなくなったか>残念!
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