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2004.07.13

球団合併問題

さて、夢の球宴が終わり再び動き出した球団合併問題。これまでこうしたことには敢えて触れないようにしてきたが、今回は控えめにではあるが旗幟を鮮明にしておきたい。

選手会が言っていることは、ごく控えめだと思う。「合併反対」と声高に叫ぶこともしていない。それどころか、自ら年俸のことにまで触れている。彼らが望んでいるのは、話し合いなのだ。ファンを大切にという事なのだ。
ストライキも辞さないとは言っているが、それはあくまで「あらゆる手段を尽くしても来季からの合併が強行されようとした場合の最終手段」であり「ファンへの配慮を十分行った上で」とも言っている。

他にプロ野球選手会臨時大会できめたこととして

*** 以下、asahi.com より引用 ***
(1)近鉄とオリックスの合併の1年間凍結を求める(2)選手と経営者側が話し合う特別委員会開催を求める。開催されない時は、コミッショナーへ提訴する(3)選手の年俸高騰を防ぐ対応策を検討する(4)合併問題などの再発を防ぐため、一部の球団に戦力、資金が集中する現行制度の見直しを提案する(5)合併について検討する有識者らを含めた諮問機関の設置を求める、
***

といった、ごく常識的なこと。

ヤンキースの松井秀喜選手も控えめな調子ながら
「まずファンが、選手たちがどう考えているかでしょう。個人的には選手会に頑張って欲しい。ファンや選手を議論の外に置くのは良くない」
と、朝日新聞社の取材に対して話したそうだ。

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