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2004.07.03

大原照子「少ないモノでゆたかに暮らす」

大原照子「少ないモノでゆたかに暮らす


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税込価格: \1,470
出版:大和書房
サイズ:B6判 / 219p
ISBN:4-479-78060-2
発行年月:1999.9


もう、モノはたくさんいらない。本当に必要なモノ、好きなモノだけあればいい。台所道具の選び方から、家具を持たない住まい術、70%の収納術まで簡素で心うるおう生活のヒントがいっぱい

シンプルライフへのあこがれというのは、実は2種類?あって 一つは当然ものを少なく暮らすこと。
もう一つは、暮らし方そのものをシンプルにすることかなと思う。

10年近く前に 群像に掲載された 高橋たか子氏の「亡命者」を読んだときに受けた感銘が元になっている。究極のシンプルライフというか、勿論そこへ至るまでの修行をも真似することは出来ないが 一つの指針になった。

大原氏の生活ぶりには、それに似た印象を受ける。

先に書いた「シンプルライフ術」の前身になった本だが、著者の価値観に共感を覚えるのだ。決して押しつけがましくなく、ご自身の考え方・暮らしぶりを披露していらっしゃる。
ことさらに整理技術を駆使しようというのでもなければ、何が何でも××式といったものでもない。

ま、しかし 当面はまだ 一日の少なくない時間をもの探しに費やす日々が続きそうだ (-_-;)

大原照子「少ないモノでゆたかに暮らす
目録掲載済み:但し文庫版


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コメント

>暮し方そのものをシンプルにする・・・

そのお言葉いいですね。(^^)
物に囲まれ、情報に溢れ、最近つくづく落着かない生活を
しているな、と思っています。例えば、昔、あれば便利で
嬉しいと思った物(携帯)が、世に出回っていますが、
何だか落着きがないケジメなき環境になってしまっているな、
と思います。
見直しの時期にきているのかな?という気がします。(^_^;)

投稿: kuro-mama | 2004.07.03 20:51

kuro-mamaさん、こんばんは

便利なものって、一度使えなくなると今度は非常に不便ですね。
自分で工夫して暮らす知恵も身につけておかなければ行けないのいけないのでしょうが、次第にそれが難しくなってきています。

投稿: | 2004.07.04 01:30

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