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2004.07.21

◇「魔術はささやく」

Manaさんが感想を書いていらっしゃる、宮部みゆき「魔術はささやく」。
これも、トラックバックをつけさせて頂いて、こちらで勝手なお喋りをします、ゴメンナサイ。

そう、何度目の再読でもどうしても途中で止められなくて一気に読んでしまう>だから、読めない。

実は、主人公・守の生い立ちに関するストーリーの方がメインなのでは、と思いました。本当に書きたかったのは、事件の真相が明らかになった後にくる、最後のシーンだったのでは。

守君は、ここから再出発する。彼を見送りながら、彼と共に考えようとさせてくれる。

この本が、宮部ワールドにはまる第1作だった。これをきっかけに全部読み出したと同時に、フォーラム上でのファンクラブを紹介して頂き、パソコン通信時代 メインの居住地になった。

先日、再び当時の方達との邂逅があった。
色んな意味で、忘れられない1冊である。

関連記事:◆宮部みゆき「魔術はささやく」

追記:トラックバック
7月24日
ハローいねむり天国」さん
8月27日:ラーメン野郎さんの「宮部みゆき『魔術はささやく』~綿密なエピソードで重層に構築された魅力満載のミステリー~


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コメント

涼さん、こんにちは。

そうなんです!宮部みゆきさんの作品には、なかなか途中で止められないものがありますよね。だから、読み始めるのに覚悟がいる(笑)。それだけ魅力のある作家だということなのでしょうね。

まだ読んでいない作品(時代物など)がけっこうあるので、宮部作品の読破を目指したいと思っています。

投稿: Mana | 2004.07.21 20:08

Manaさん 遅くなってゴメンナサイ

∥読み始めるのに覚悟がいる

そうですよー (^^)

∥宮部作品の読破を目指したいと

当初全部読んでいましたが、最近のものはちょっと引いている面もあります。買ってはいるのですけれど、未読状態です……
「模倣犯」も、息子達の方が先に読んでいました。

投稿: | 2004.07.22 12:23

涼さん、TBとコメントありがとうございます。

>読み始めるのに覚悟がいる
…私もそう思います。

でも一度読み始めると止められない
→だから読む。
こうしてはまっていくのでしょうね(笑)。

投稿: 居眠り大王 | 2004.07.25 00:50

居眠り大王さま(大王に「さん」づけはできないです、やっぱり)

∥こうしてはまっていくのでしょうね

そうですねぇ。

「パーフェクトブルー」もいいですよ


投稿: | 2004.07.25 00:59

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