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2004.08.31

献立に困った時は……

SAKE TO RYOURI というブログがある。

ワインと料理がお好きなかめきちさんのブログだ。実は献立に困った時(別に困らなくても)、ここを訪問している。
「本格料理から手抜き?料理までなんでも作ります」というわけで、色々な家庭料理のレシピを教えて頂いている。

何故か我がブログとTompeiさんのブログを参考にして下さって、100を超えるレシピを食材別にまとめて下さった。実は何気なく拝見していた料理を後日探しに行ってなかなか見つからなかったことがあるので、こういう索引は非常に助かる。

しかし、Tompeiさんもかめきちさんもサッサとつくってしまわれた。自分はといえば、何とか新しい記事についてクリアしているだけ (^^;) ま、ボチボチいきますわ。

というわけで、献立に困ったら訪ねてごらんになるといいですよ (^^)

トラックバックをつけさせて頂きました。

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パソコンは信用できない (^^;)

だましだまし過ごしてきたが、ここにいたってようやく重い腰を上げ、病院へ。

まず、再診のところでカードが入らない。聞けば1年以上来ていないことになっている。窓口で6月に来ていることを確認して貰い、保険証を見せて「手動」で受付。

相変わらず待たされる。今日はノート持参で廊下の暗いところで字を書く。飽きたら本も2冊ある (^^) 先生のパソコン入力は相変わらず一本指だった。診察の結果は嬉しくないので、省略!

さてようやく終わって会計へ。支払いを終え薬を待っている段階で費用を手帳に控えようとして、『待てよ?』と思った。何気なく支払ってきたが、どうも多すぎないか。今日は検査がなかった。明細を見る。薬代が多いのはともかく、なんだ?「保険適用外」というのがある。

会計窓口へ聞きに行く。「1年以上こられていませんので」とあっさりと答えられる(あ、これ敬語でなく受け身です (^^;)
説明すると調べに行き、「前回のデータが云々」と一応謝られて返金の運びに。
でも、気がつかずに帰ってきて家計簿記帳もしなかったら、そのままだったんだよなぁ。

この病院では、一見さん(つまり、紹介状のない患者)は 保険適用外ということで負担増になる。開業医の保護だろうか?

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2004.08.30

プチダイエット

とは言っても、自分自身のことではない。
たった5ヶ月なのに、あれよあれよという間にどんどん増えていく使用済みディスク容量。
アップした画像を少し削りたいと思っていたところ、アリスさんもダイエットに挑戦なさっていたので教えて頂いた。
とりあえず、アップした際に縮小画面を選んでいたものの元の大きい方をいくつか削除。これだけで、200KBほど減った。

それにしても不思議だ。サイトの場合、もっと画像を使っていても これだけ容量を喰ってはいないような気がする。

アリスさんのブログにトラックバックをつけさせて頂きました。詳しい手順等は、そちらをご覧下さい。

今日は手の調子が悪いので、ここまで。

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真実の母オリンピア

アテネオリンピックも終わった。
最終日、ハンマー投げのアヌシュ失格により室伏広治選手の優勝が決まった。

朝日新聞とasahi.comで読んだ室伏選手の記者会見には、さわやかな印象を受けた。

オリンピックに関しては多くの方が記事にしてこられた。ここでもいつも訪れているブログの記事を紹介させて頂く。

わくわく日記「金メダルの詩」:タイトルに挙げた詩を掲載
言戯「己の限界」:薬を使うことの虚しさについてなど
~ふぐ屋、風と共に去らぬ~「「金メダルより重要なものがある」」:室伏選手の会見について

asahi.comより引用

会見の冒頭、笑顔はなかったが、「本当に大切なのは、メダルへ向けて努力していくことだと、今も思っている」と、7日前に手にしたメダルの色に十分満足していた気持ちを改めて強調した。

失格したアヌシュに対しては「悔しいというよりも、非常に寂しい感じがする」と話している。

上記3つのブログに、トラックバックをつけさせて頂きました。

同日追記:紹介させて頂いたブログの記事の特徴?について
当日室伏選手が記者団に配った詩の中の一つのフレーズ「真実の母オリンピア」が注目を集めているようだ。

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2004.08.29

クオバディスのダイアリー

ついに動き出した、ステーショナリー放浪(苦笑)。
カテゴリーが書籍なのは少し疑問だが、きっかけが本だからここは大目に見ることにする。

8月21日付、「和田哲哉「文房具を楽しく使う」」。
この本で紹介されていたクオバディスのノートが今日届いた。

写真は、これを購入したソニープラザから拝借。
quo_badis2.jpg
購入したのは、青。素材は合皮で、その分軽いのは助かる。

クオバディスは社名で、正式には「アジェンダ・プランニング・ダイアリー」と名付けられている。
一日が縦長で表されているものを、「バーチカル・タイプ」と呼ぶそうだ。会議やアポイントメントなど、時間毎の予定や実績を記入していく。
上記のタイプは、エグゼクティブといって縦横ともサイズが16センチ。A5サイズより縦が短く横がやや長い。
従って、1ページに4日分の予定を入れてもさほど狭くない。また、縦が短いのは 自分としては助かる(註)

註:手首の関節が不自由なのでA5サイズくらい
のノートだと上の方が書きづらい。

大きさについて再度触れると、CDより一回りほど大きいかなというくらい。正方形だからノートとしてはちょっと変わっているが、かわいい印象もある。

今年度のものを買うバカがいるかとお思いだろう。しかし使ってみなきゃ解らないのがこの手のもの。来年用にして使いにくかったら1年間 損した気分になる。

少し試してみて、また使い勝手を報告いたします。

ちなみに、これと付属したノートも購入。会議の記録などはこちらへ書いて、ダイアリーの後ろへ挟み込むことが出来そうだ。ただし、細かい事はノートPCに書き込むにしても、1ヶ月に1冊は入り用かなぁ!?
和田氏は、たくさん書く時には他のノートを併用してはと仰有っていたが、このノートだと釣り合いも良く しかも洒落ている。

関連記事:和田哲哉「文房具を楽しく使う」(8月21日)


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2004.08.28

松本稔氏台湾へ

AAA世界野球選手権 前橋高・松本監督、高校選抜コーチに就任 /群馬」というニュース。
へいぽーさんのところで、しなぷすさんに教えて頂きました。有り難うございました。

以下、Yahoo!Japanの記事から引用

9月3日から10日間、台湾で開かれる「第21回AAA世界野球選手権大会」の全日本選抜高校野球チームのコーチに、県立前橋高硬式野球部の松本稔監督(44)が就任することがこのほど決まった。(中略)高校時代、甲子園で春夏通じて初の完全試合を達成した完全男・松本監督が、当時からひそかに抱いていた「ユニホームを着て海外遠征」の夢を実現、世界のひのき舞台で大きな目標に挑む。

松本氏は、コーチの立場は監督のように出しゃばれないので難しいとしながらも、ピッチングコーチとしての役割を果たそうと考えていらっしゃる模様。
高野連は松本監督の選出理由について、「指導者としての品位が適している」と話しているという。

チームは、春夏出場校選手と各都道府県から1名ずつ推薦された選手達の中から18名を選抜した。

以下引用

チームは26日から大阪府内で合宿し、1日に出発する。

わー、大阪にいらっしゃるんだぁ!

追記
9月1日:関連記事「高校野球:松本稔選手


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S・J・ローザン「ピアノ・ソナタ」

ピアノ・ソナタ(創元推理文庫)
S・J・ローザン著・直良和美訳
出版社 東京創元社
発売日 1998.12
価格  ¥ 1,029(¥ 980)
ISBN  4488153038

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1

シェイマス賞最優秀長編賞受賞。
前作「チャイナ・タウン」は中国人の女探偵リディアが語っていたのに対して、今回の担当は相棒 ビル。
バーボンを飲み、タバコで頭をよみがえらせ、ピアノを弾く探偵。
このビルの描写については、広辻万紀氏の解説に全面的に同意できる。
タイトルの「ピアノ・ソナタ」は、ビルが弾くシューベルトの変ロ長調を指すのだろう。舞台の背景に常にピアノ・ソナタが流れているような錯覚に陥る。
そして、辛い任務の最中にも指の動きを浚う無骨な探偵の今回の事件は、ニューヨークの一面をよく浮かび上がらせている。

殺伐とした背景ではあっても、救いはいくつかある。頑固な元ピアノ教師アイダ・ゴールドスタインと言葉を失ったエディ・ショーンとの交流。
幼い子ども達の存在も、いい。作者の温かい目が感じられる。
圧巻は、刑事ハンク・リンフォースと悪の権化スネークとの最後の会話だ。

途中、何度も読み進めるのが辛くなる場面もあるが、次作が楽しみだ。ファッションを取り上げ、リディアが担当する事件だという。

日本の作家と比べて、いつも洒落た言葉の使い方に感心してしまう。

S・J・ローザン著・直良和美訳「ピアノ・ソナタ
1998年12月25日初版


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2004.08.27

◆有栖川有栖「幽霊刑事」

2003年7月15日発行。もしかしたら、最後に読んだのかもしれない本。

有栖川有栖〔著〕
出版社 講談社
発売日 2003.07
価格 ¥ 770(¥ 733)
ISBN  4062737876
bk1で詳しく見る
これほどまでに哀切きわまる「本格」はない。俺は神崎達也。職業・刑事。フィアンセを残して射殺された…はずが幽霊に!? しかも犯人の上司も密室で殺されて…。2001年度本格ベスト10入りの大傑作。

1998年、大阪・万国博ホール/万博記念公園お祭り広場での『熱血!日立 若者の王様Part9 推理トライアスロン』のための推理劇を小説化したもの。

この世に心を残したままなくなったものは、又戻ってきて愛しい者たちの側にいる。しかし、生きているものからは彼らは見えない。
読みながら「徹也、そこにいるの?いたら教えて!」と何度か叫んだ。


しかし、懸案が解決された時 彼らは永遠に去っていく。

以下、最後の部分(クリックすると、文字が現れます)。


不意に光が洪水となって、俺を包む。

微笑みながら消える時がきたようだ。

意識が薄れる。

だけど、

俺は。



ずっとお前を愛している。



最終ページ


たとえ、無になろうと

あと、空白。
このぺーじのあと、11ページ、真っ白のページが続く。

本を閉じたあと、しばらくは動けなかった。

有栖川有栖 索引

幽霊刑事
2003年7月15日第1刷発行
読了は、昨年。


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祥月命日:慟哭

「オタクの息子さんが、川で流されました。捜索中ですが、日没のため一旦打ち切ります。引き続き捜索してほしい場合は、警察と消防に依頼して下さい。」

あの日は丁度主人も長男もいた。階段を上がったところが長男の部屋で、急ぎ現地へ行って貰うべくこのことを告げた。着替えをする長男は震え続けていた。
主人に「○○(長男)に運転させてはダメだ」と伝え、二人を送り出した。現地へ着いたのは夜中だったらしい。
明くる朝 引き続き捜索が続けられ、午前8時半過ぎ「ダメだった」という主人からの電話が入った。

事故死であるため検死があり、帰途 主人は搬送車に同乗する。

たった一人戻ってきた長男は、長途何を思って車を運転していたのか。
年子ではあっても、幼い頃からいつも一緒で、双子かと思われていた。仲の良い兄弟だった。徹也の穏やかな性格に拠るところ大だったと思う。
その間、自分は一人帰ってくる徹也の褥を用意していた。

思いは溢れ、書き記したいことは山とある。もう少し落ち着いて、詳しく書ける時が来るだろうか?

ああしかし、呼んでも帰らぬ彼方の何と遠いことか!

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2004.08.26

一応 誕生日

一昨年は、家族全員が揃った。
昨年は、徹也が旅行中で帰宅を待っていた。

今年は、何故か主人がケーキを買ってきた。これは初めてのことだ。
聞けば、長男からメールが行ったらしい。
徹也の分もあった。

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点字・録音は無料配達

過日、[郵政民営化の影響]という記事を書いたが、時事通信によると、[点字・録音は無料配達=郵政民営化後も継続-政府方針]ということらしい。

福岡市内で開かれた郵政民営化タウンミーティングで、朗読ボランティアの女性が視覚障害者への配慮を求めたのに対して、麻生太郎総務大臣は以下のように答えた。
以下、Yahoo!NEWSより引用

「利便性を低下させないのが民営化の原則なので、サービスは継続されることになる」

また、竹中平蔵経済財政担当相も(以下引用)

「国が政策的に必要と判断したものについては、財政負担をして継続する。そういう政策判断は続くと思う」

と述べたという。

当初郵便法で規定されているこれらの優遇措置に対しては、民営化後も法律で縛ることは民営化の趣旨に反するということで撤廃の方向で検討される予定だった。

関係者の間でも、これまでの権利を失うことのないよう行動を起こすべしといった意見や、他の障害者への配慮・拡大写本へも拡げるといった視点にたつ機会になるといった意見交換がされていた。

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2004.08.25

雷害:エアコン故障 つづき

過日、標記のタイトルで書いたが今日の朝日新聞夕刊にも報道された。[落雷、家電を直撃 精密化で弱さ、故障は昨年の5~6倍 ]という記事だ。

それによると、平年より落雷の数が激増したのが主な原因であることに加えて、製品の精密度が増して落雷に弱くなったことや、ブロードバンドの普及で屋外からの回線に常時接続しているパソコンが急増し、雷の進入口になっていることも一因になっているという。

エアコンへの落雷は以前ご近所でも聞いたことがあったが、記事によると ファクスやテレビ・給湯器にも落雷して故障しているという。

今年は異常な暑さで、その影響で雷の発生が例年になく多いことだけでなく、家電の精密化が進み、わずかの電圧の変化でも不具合を起こす製品が増えたのが原因だという。
我が家では、パソコンへは雷サージプロテクターをつけているが、他の家電にも対策が要るのだろう。

故障したエアコンの修理は金曜日以降で、暑い日中 徒歩で帰ってきてエアコンをつけてホッとする事が出来ないのは、やはり不便だ。

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2004.08.24

美容室の待ち時間

Tompeiさんのブログで、美容室について盛り上がり、記事になるねという話になった。「Shampoo」(銀座4丁目店)
というわけで、日頃思っていることを(というか、今日の体験でもある)

ここでいう待ち時間は、順番がくるまでの時間は含まれていない。

美容室へリラックスしに行く人にしろ、余計な待ち時間は嬉しいものではなかろう。完全予約制で、自分だけに時間を取ってもらえるならともかく、待ち時間が多すぎると思う。それもやむを得ないものではなく、何となくダラダラと動いているのではと思えるのだ。
シャンプーにしても、動作が緩慢。お湯加減など自分の手で確かめられるだろう。いちいち聞かないで欲しい。
マニキュアをする前の準備(耳にビニールをゆっくりとかけるなど)もサッサと出来ないものか。

もう一つ、彼らのお喋りも苦手だ。若者から見れば、「おばさんだけどお客だからしゃーないなぁ」とばかり一生懸命話しかけてくるのだろうが、みんながみんな話し好きとも限らぬではないか。それも興味を引くような話ならともかく「何処か行きましたか」といったたぐいの事が多い。

書き出したらきりがないのだが、今日はさらに追い打ちにあった。いつもの人が夏休みとかで、違うスタイリスト。とにかくよく喋る。美容室では本を読むと決めているのだが、まず「何を読んでいますか」から始まって「自分は何々が好きでよく読んだ。今は結構誰々をよんでいる」と、こちらが読んでいるにもかかわらず話しかけてくる。

そりゃ、へいぽーさんの時のように(「美容室GOD(ゴッド)群馬県さ)、うまく話があって盛り上がるならともかく、口を動かさずに手を動かして欲しいと思うのは我が儘なのだろうか。

Tompeiさん、へいぽーさんの記事にトラックバックをつけさせて頂きました。
それから、初めてですが まさに思った通りのことを書いていらっしゃるリヴィアさんの記事(ヘアカットの時間って……)にもトラックバックをつけさせて頂きました。ただ、非常に緊張しています。何故だかは、追々解って頂けると思います。

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索引・リスト・掲示板のこと

Tompeiさんから、フリートークへコメントを頂いた。自分自身、ちょっと整理するために記事に起こす。

ブログがデータベースにならないかという思いはずっとあった:7月17日【ブログはデータベースになるか?
また、7月19日には、【リスト作成中?】などと悩んでいる。

書名リストは欲しかったし、増えて来たらまたその段階で考えるとして、3月31日付(全体のトップ)で【書名リスト】として作った。

索引については 一度別のリンクとしたが、これだと毎回マイリストを開けての更新となるので面倒そうだから止めた。その代わり、一つの記事として独立させ さらにそこから各月分をピックアップしていく方法を採っている(但し、現在のところ8月分だけしか出来ていない (^^;) こうしてみると、今月だけでもチョコチョコとたくさん書いているなぁ。ま、備忘録を兼ねてということでいっかぁ!

そしてこれら(書名リスト・記事索引)を一つのマイリストに入れて サイドバーに表示、現在のところ割合便利に使っている。各月の索引については、「記事索引」から辿れるようにするつもりだ。

ただ、まだ揺れ動いている段階なので、著者別索引だけは元サイトのページへリンクされるようにしてある。

いずれ検索機能を使えるようになりたいが、今のところはうまくつけることが出来ていない。

フリートーク(掲示板)については、記事の中に書いたように この方法は 割合色々なところで採用なさっているようである。一つの話題で話が煮詰まってくればタイトルを与えて独立させ、また新規に記事として作っていくという方法である。

アイデアを使わせて頂いたブログの皆様に、あらためてお礼申し上げます。

追記
8月25日:葉桜日記「インデックス作成中」にトラックバック
9月3日:元サイト作品別索引追加

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2004.08.23

雷害?:エアコン故障

今朝、エアコンを入れたが一向に涼しくならない。ふと見ると、タイマー表示になっている。おかしいなと思いつつ、あれこれ触っても変わらない。リモコンの電池切れでもなさそうだ。

取説を見ると、異常のサインだった。販売店へ電話をする。同じような症状頻発ということで、どうやら原因は雷らしい。修理依頼。数日前にすごい雷雨があったが、それと関係あるのだろうか。

しかしである。この暑いのに、エアコン無しで過ごせとや?ま、一時期の猛暑は過ぎたようなので、これまた「ひとなつの体験」(オーバー (^^;) として楽しむことにする。省エネに貢献だー。

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2004.08.22

CD書き込みエラー

MP3で、追記追記で書き込んでいたCDだが、「再生できないディスクです」というエラーメッセージが出た。うーん、まだそんなに一杯になってないのに何故だろう?
CDとCD-RWに焼き付けていたのは、30枚ほど。その内3枚にエラーが出た。

中身はちゃんとあるし、それぞれのMP3ファイルはWMPでの再生は可能だ。
追記は、色々と問題ありかもしれない。

今回は、メディアの変更などしたので ほぼ一日がかりの作業になり、非常に疲れた。もう少し考えなければいけない。

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西村晃「ポスト・イット」仕事革命

西村晃「ポスト・イット」仕事革命
本体1165円  19cm 201p
分類:002.7 件名:情報管理 96036359
4-89610-706-3 / 1996.09 対象:般

これの前に「ポスト・イット」知的生産術 という本があって、本書はその実践編ということらしい。
前書を読んでの感想を寄せた人の実際の使い方などが掲載されている。但し、初版が1996年9月とあって 情報の古さは否めない。96年と言えば、当然まだWin98は出ておらず、著者がインターネットでここまで調査が可能なことを予測できなかったとしても無理はない。

さて本書だが、最初の2章でそうした感想等を挙げ、次に
第4部 「ポスト・イット」でみるみるスピーチが上達する
第5部 「ポスト・イット」でみるみる書く力がつく
という風に続いていく。

いずれの場合も、ポストイットに必要なことを書き込み それを並べ替えながら構成表を作って肉付けしていく。その作業の積み重ねで、スピーチも作文も上達すると解く。
たしかに一覧性に優れているし、1項目1枚使用だから簡便で使いやすい。
よく、文章を書くにはいきなりワープロに向かい 思いついたことから書き出してあとで並べ替えればいいというが、ワープロ(パソコン)の欠点は一覧性の無いことだ。そのため実際にはプリントアウトして自己校正することが多いのではないか。

それを手書きで、しかも並べ替え可能なのだからうまく使いこなせば著者のように何冊もの執筆も可能になるのだろう。ただ主婦感覚の「少々もったいないかな」が顔を出せば、中途半端なメモに終始するおそれが無いとも言えない。
冒頭、CDの作業をしながらこれを書いていると記したが著者のように要点をポストイットに書き出してから一気に書き込めば、いい記事が出来るだろうか?あとは筆力次第だが (^^;)

これまで紹介してきた本が、どちらかと言えば夢を実現する・あるいはそれら文房具を持つことに拘るといった視点も多かったので、それらと比べると、どうしても地味な印象はぬぐえない。また、「ポスト・イット」「ポスト・イット」の連発も、少々鬱陶しい。

西村晃「ポスト・イット」仕事革命
1996年10月7日 第2刷発行

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2004.08.21

高校野球:松本稔選手

高校野球も明日は早や決勝戦。オリンピックの陰に隠れているが、連日熱戦が繰り広げられた。とはいっても、まったく見ていない。
中学から高校時代、高校野球が好きだった。夏休みはほぼ全日程母の故郷で過ごしていたので、叔父が聞くラジオで自然に好きになったのだ。応援していたのは、岐阜商業高校と 当然近畿勢。
少し年上の清沢さんのことを書いたが、もう一人忘れられない選手がいる。

群馬前橋高校の松本稔投手だ。昭和53年春、なんと完全試合を成し遂げたのだ。この春は仕事の上で一つの区切りがあり、割合のんびりテレビ観戦などもしていた。相手は地元の比叡山高校、京都から離れて(以前は京滋としての代表だったので滅多に出られなかった)1勝もしていないとはいえ、完全試合を許してしまったのだ。

今日書きたいのは、その松本さんが監督となって甲子園へ来られた時のこと。昭和62年だったか?PL学園との対戦だった。おそらくPLとしては与し安しと見たのだろう。少し気を抜いてような試合ぶりで、もしかしたらと思わせる試合展開となった。松本監督もそう思われたのではという表情だった。しかしさすがPLは強く、敗退した。試合後の挨拶時、監督の目が潤んでいたような気がする。

この年、PL学園は片岡・立浪などを擁して優勝している。

トラックバック先
へいぽーさんのブログ「高校野球!松本投手の場合
現在も、引き続き前橋高校で監督を務めておられると教えて頂きました。転勤は無かったようだ。
また、ほぼ日刊イトイ新聞の糸井氏も、前橋高校の出身らしい。
asahi.com「前橋・松本稔監督【井上明の現代高校野球考】
記事を書いた井上明氏は、松山商のエースとして69年の51回全国選手権決勝で三沢・太田幸司投手と延長18回を投げ合った選手だという。
実は、この試合を見に行っているのだ。

追記
8月23日:Hamaさんの「甲子園、優勝旗は津軽海峡を越えるか」に、トラックバック
9月1日:関連記事「松本稔氏台湾へ」(2004.08.28)


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和田哲哉【文房具を楽しく使う】

手帳術・ノート術というのは、実にたくさんあるのだなぁとあらためて実感した。それだけ悩んでいる人が多いということだろう。つい3週間前に初版が出た本。

文房具を楽しく使う ノート・手帳篇
和田哲哉著
出版社 早川書房
発売日 2004.07
価格  ¥ 1,680(¥ 1,600)
ISBN  4152085827
bk1で詳しく見る
自分にあったノートを選べば、仕事もプライベートも充実! 人気文房具ウェブサイト「ステーショナリープログラム」の主人が、文房具を使いこなす「楽しさ」を提案する。

かっこいいノート(手帳)がほしいなと思う。色々試してみたが、未だベストなものに巡り会わず過ごしている。
さきの「文房具を買いに」は、どちらかというと眺めて楽しむ本だった。そこでは「ほしいな」とは思うものの、実行(即ち買う)という行為は、かろうじて抑えられた。写真を見て堪能出来たからだ。

ところがこの本は、そこから一歩進んで実際の行動に走りそうな「危険性」をはらんでいる。以下引用

ところで私は、文房具の話題でほかの人とお話するときにいつも心がけていることがあります。それは、文房具の好みは人それぞれ千差万別で、私が思ったことを相手のかたに押し付けてはいけないということです。特にノートは触感とか書き味などで評価される場合が多い製品ですからなおさらです。このため本書ではいくつかの例をできるだけ並列して紹介し、読者の皆様に自由に判断していただきたいと思っています。

そう、様々な事例が豊富に書かれている。従って、「あれも欲しい、これも素敵」となるのである。
ロディアからはじまって、モールスキンのかっこいい使い方、簡素なリーガルパッドの美しさと列挙されれば、どれにしようか迷ったあげく、みんな試してみたくなってしまう。

只今一番関心のあるのが、縦型時系列の手帳。「文房具を買いに」にもあったクオバディスのスケジュール帳である。2・3年前、日経BP社のこの手の手帳とノートを取り寄せたことがあったが、手帳は小さすぎノートは重すぎて結局使わなかったという経緯もある。

この方はノートの使い方として「多ノート派」だという。これまでどちらかというと、プロジェクト毎に作ること(即ち多ノート)から(一人の人間なのだから)一つに集めようという方向へ傾いていただけに、引きずられないようにしたいという気になった。もともと学校でのノートは科目毎・授業ごとの多ノートだったのでこちらの方が抵抗が少ない人が多いのだろうとは思う。

著者のオンラインショップも、またこれらのノート類を置いているショップの紹介もあり、いよいよ「買いました、使ってみましたー」の記事へ行く予感がしてきた。


関連記事:クオバディスのダイアリー(8月29日)

和田哲哉「文房具を楽しく使う
2004年7月31日 初版発行

追記
9月1日:cocoon「文房具を楽しく使う ノート・手帳編」にトラックバック
9月2日:[books] 文房具を楽しく使うにトラックバッ

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ぷよぷよ

「おちもん」が好きだ。

今日は、小3の子の誕生日。若きおじさんにゲームを買って貰った。我が家へ来ている時に退屈だろうと、これまた若いおじさんからのおさがりのプレステが階下に来ているのだ。「電ゴー!」は、難しすぎてあまりうまく遊べなかったのだ。「ぷよぷよ」は、ゲームセンターではしたことがあるようで、何とか説明して貰って遊んでいた。

あ、買って貰ったのはチビさんで、「ちょっとさせて」と言ったのが………
残念ながら短時間しか出来ないが…
どっちかというと、「ぷよぷよ」よりは「テトリス」の方が好きだ。

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2004.08.20

石原結實「体をあたためる」と病気は必ず治る

「体を温める」と病気は必ず治る
石原結実著
出版社 三笠書房
発売日 2003.04
価格  ¥ 1,365(¥ 1,300)
ISBN  4837920179

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病気は冷たいところに起こる! プチ断食、温めメニュー、簡単その場運動など、普段の食事や生活で体を温める方法や、症状別・病気別にどんな温め方が効果的かを紹介する。早い人は1週間で効果が表れる内臓強化法。

驚くべき事に、31もの病気に効く方法とある。発熱や下痢への対処からガンにも効果があるという。温熱健康法だ。

よく新聞のチラシに出ている健康法(その殆どが民間薬のようなもの)は、何かに特化して効くというのではなく何にでも効くということを謳っている。それらは何か眉唾ものだという気がするのだが、ここでは食生活の改善によって健康体を手に入れることが出来るという方法論だ。

体が冷えていることが万病の元になるから、体を温めることでそれを防ごうという考えで、ある意味非常にシンプル。毎日の食習慣を変えるだけで病気を退治出来るというのだ。
まず、これまでのいわゆる常識とされていた「朝食をしっかり食べること」を否定。朝はニンジン・リンゴジュースだけでいいという。そのかわり夕食は好きなものを食べてもいいのだそうだ。

ちょっと実験的に、ここ1週間ほど、朝野菜ジュースだけですませているが、心配していた「空腹で目が回りそう」という事態には陥ってない。検査の日など、もともと朝食抜きだし、そんなに不自然でもない。
もっとも、出かける日は怖いから きちんと?食べている。
特に感化されたわけではないが、もっともだと思われる部分も多い。

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2004.08.19

石黒智子「大人のための素敵な良品生活のすすめ」

大人のための素敵な良品生活のすすめ
石黒智子著
出版社 PHP研究所
発売日 2000.11
価格  ¥ 1,155(¥ 1,100)
ISBN  456961339X

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買い物、掃除、整理、収納、料理…。工夫をすれば、もっと生活は楽しくなる。シンプルを愛し、毎日を豊かに暮らすアイディアを紹介する。

「収納名人は反面教師」と言い切る。何も収納に限らず、手帳の使い方・メモの取り方、勉強やダイエットの方法、すべてそれは書いた人にとって一番いいもの、成功した方法なのだろう。
ならば何故、この手の本は売れて 我が家にも何冊かあるのだろう。と言いつつ、明日はまた手帳関連の本が届く予定 (^^;)

著者の考え方のエッセンスかと思うところを引用する

ある人の意見を聞き入れるかどうかということは、節約とか、リサイクルでも同じことが言えます。
ある人は、クリーニング店のワイヤーハンガーがもったいないと、再利用を次々に考え出すのですが、クリーニングへ出さなければワイヤーハンガーもないのだという人もいます。
どんなに工夫したところでみっともないだけだから、ハンガーはクリーニング店へ戻すのが一番という人もいます。
捨てられない服は、トイレの便座カバーやドアノブカバーにリフォームしなさいという人。
便座カバーもドアノブカバーも不要だからさっさと捨てなさいという人。
フリーマーケットへ出しなさいという人、様々です。
人の暮らしは千差万別で、「収納名人」と自分の生活はまったく違うのですから、収納や節約の知恵には、まず「反論してみる」ことです。

これはまったくその通りだと思う。特に収納に関しては、いくら他人様のうまくいった例を見せて頂いても、まったく同じ住宅事情ではなし 真似する必要もない。いくらかでもヒントを頂き、自分なりに工夫することがうまくいく秘訣だろう。


この本でもご自身のこととして少し触れられていたダイエットは、今のところ目に見えて変化があるとは言えないが、とりあえず自己流で続けている。守っているのは ただ一点デザートは食してもおやつは厳禁にしていること。しかしこれも、外へ出て誰かと一緒の場合に頑固に拒否するほどではないと割り切っている。
kuro-mamaさん、(もし見て下さっていたら)それぞれのやり方があると思いますよ。

石黒智子「大人のための 素敵な良品生活のすすめ
2000年11月28日 第1版第2刷発行

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便利さ故の不便

昨日 それぞれの仕事毎に入れているバスケットを、整理するため移動していた。両手で持って場所をあちこち動かす。
多分そのせいで、今日は左手使用不可。キーボードも打てない。従って、更新もしていない。
普段のタイピングは、(このマシンに限れば)まったく下を見ない。原稿を打つ時なら、ほぼ原稿だけでディスプレイさえも見ないで打つ。もっとも、早いが長くは出来ない。

それが、こういう状態になると 片手のみでの打鍵となる。不自由なことこの上ない。痛みのせいもあって、朝から何となく不機嫌である。おまけに面倒な電話などあり、あまり良い日でなさそう。

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2004.08.18

老いらくの恋と葉桜の季節

老いらくの恋といえば 川田順が有名だが、先の「葉桜の季節に君を想うということ」からの連想。
冒頭の描写に引きずられて騙されたと感じている人もいるということは、若い人にとっては おそらく予想もつかない結末ではなかったのか。

読む者の年齢によって意外度が異なるというのは、うがちすぎだろうか?

以下、川田順の言葉より 引用

若き日の恋は、はにかみて
おもて赤らめ、壮子時の
四十歳の恋は、世の中に
かれこれ心配れども、
墓場に近き老いらくの
恋は、怖るる何ものもなし。

Tompeiさんがコメントで触れて下さった 中野孝次氏の生き方には非常に惹かれる。「清貧の思想」は自分のシンプルライフ傾倒への原点になったやもしれぬ本。
一方この本(葉桜……)の老人の生き方にも、恋をするかどうかはともかく また刺激を受ける。

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歌野晶午【葉桜の季節に君を想うということ】

とうとう3時までかかって読んでしまった。意外性はなかった。しかしタイトルに相応しくない内容だと思ったのがいい意味で裏切られたのは、騙されたというべきか。

 

葉桜の季節に君を想うということ(Honkaku mystery masters)
歌野晶午著
出版社 文芸春秋
発売日 2003.03
価格  ¥ 1,950(¥ 1,857)
ISBN  a4163217207

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1

 

ひょんなことから霊感商法事件に巻き込まれた「何でもやってやろう屋」探偵・成瀬将虎。恋愛あり、活劇ありの物語の行方は? そして炸裂する本格魂! 歌野晶午スペシャル・インタビューなども収録。

 

途中までは何としても乗れなかった。以下、Manaさんの「『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午」より引用

しかし、終盤までたどり着くまでがつらかったですね。軽快なテンポで読みやすいのですが、ストーリーに乗れなくって。冒頭からかなり引いちゃったし。最後に大どんでん返しがあると聞いていたので、頑張って読みました。

 

全くこの状態だった。歌野晶午という方の他の本など読みたくない気分にもなった。
あげく、Tompeiさんは何故ブログのタイトルをここから取られたのだろうと疑問に思ったほどだ。

 

いつも思うことだが、性描写に必然性があるのかと 疑問を抱く。しかし読み終わってみると、それも何故か微笑ましいというか、たしかにここではある意味必然性があったのだなとうなずけるが、冒頭からあれでは声を出して読むのは辛いなぁ。
また、覚醒剤紛失事件など すぐに見当がつくし、探偵の「聞き込み」も芸がなさ過ぎる。

 

ま それにしても (以下ネタバレ:マウスでなぞると字が出てきます)


元気なおじいちゃまだこと。 さくらさん あなたは 姥桜と いったほうがいいかもしれませんね、いえその通りだけど。 二人に幸せになってほしいです。

ここまで

 

唐突に、野上弥生子と田辺元を思い出す。
彼女の言葉『いかに見栄えのしない草でも春とともに花になるように、人は恋することによってそれ自身に花咲かせる。』は含蓄に富んでいるが、
「お若い方よ、恋愛は若いひとのものだけではない」(要旨)という言葉は けだし名言だ。
田辺元・野上弥生子往復書簡」を読み直したくなった。

 

以下ネタバレ


若い人たちは、「老いらくの恋」というものに対して どうお感じになっているのだろうか。

ここまで

 

『桜』という樹は、やはり日本のシンボルだと言えるだろう。

 

恋以外のテーマは、やはり重い。あれこれと、実際の事件が思い起こされる。

 

同日追記
時系列を使ったトリックというのは比較的多いのとそれらしい記述も多かったこと・住まいに対する記述を覚えていればある程度予測出来たこともあるとして、もう一つ「裏切られ感・騙され感」については世代のギャップもあるのではと、別記事を書くことにした。

 

歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ
2004年7月5日第14刷

 

以下のところに トラックバックさせて頂きました。有り難うございました。
Manaのありふれた日常生活 読書日和 読書記録と日々雑感

 

関連記事
歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」(2004.06.20)
「葉桜の季節に君を想うということ」(2004.08.13)
歌野晶午【女王様と私】 (09.12.28)

 

 

追記
9月2日:BIBLIOマガさんの「葉桜の季節に君を想うということ」にトラックバック
2005年8月9日:yeastcakeさんの葉桜の季節に君を想うということ歌野晶午文藝春秋社にトラックバック

 

 

 

 

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2004.08.17

電気ケトル

お湯を沸かすのに、一般的にはヤカンを使うだろう。必要の都度湧かすか、ポットで保温するか。

我が家では、一時期「その都度湧かす派」だった。しかし正直なところ結構面倒だ。丁度お湯がほしい時に(例えば家人がコーヒーを飲みたい時に)レンジがふさがっているということもある。

電気ポットはコードから離せないのがいやだったのだが、離せるのもあるということで昨年暮れからはそれを使い出した。こういった物は2個用意して一つは洗い替え用?にしているのだが、中が洗いにくい。また、廃湯の為に蓋を開けるのが固い。ポットの底は高温のためか何となくざらついてきている。
夏場は特に常時湯がいるということもないので、湯が余ってもったいないことになる。

というわけで何となくもっといいものをと探していて見つけたのが、電気ケトル。これはどなたかのブログでお勧めだったのだ。で、さっそく検索して求めてみた。T-FALというフランス製とかで人気なのだそうだ。
重さが気になったが、湯量は少ないしいいかと思って買った。もう一つ、東芝のステンレス製も魅力だったがそれよりは多少軽そうだったのだ。

T-FAL-2T-FAL-3

左側がオデリアブルーといって 1500CCはいるタイプ。蓋ははずせない。右側はヴィテスといって容量1000CCで、こちらの方が小さいのに高い。蓋を外して洗える。

結果や如何? やはり重い。特に1500CC入る方は、やや使いにくそうなので娘宅へ直行さすことにする。フランス人はご婦人でも腕っ節が強いのだろうな。
中は洗いやすいし、食事中くらいはテーブルへ持って行ってお茶を入れるにしても邪魔にならないしそんなに醒めないと思う。湧かす時間は非常に早い。音が大きいのが気になるが、時間が短いのとその時間はもともと台所にいるのでそんなに気にならない。


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トラックバックとは

昨日「トラックバックの不思議」という記事を書いたら、コメントとトラックバックを頂いた。

トラックバック先konamiさんの「トラックバックの使い方」から辿って、うるさんの「引き続き」という記事へ辿り着いた。

本来というか、ブログというのは何か(例えば新聞の)記事を見つけてそれに対する感想を書くということから始まったのだったと思う。その元記事を示すのがトラックバックだったと思うのだ。
そこから、何もそういう本来的な使い方だけでなく 日記だったり写真集だったりしてもいいよということで、今はそちらの方が多いような気がするが違うかな?

コメントとトラックバックの違いについて述べられているので引用させて頂く

「コメント」は、その記事に対して短い文章を書き込む時に使うことが多いみたいです
「トラックバック」は、自分のブログで投稿したのを、ほかの人のブログにリンクできる形になるので、多少記事が長くなっても迷惑かからなし、写真やイラストなどを載せることができるということです。

ずっとトラックバックというものが不可解だったが、少し理解出来たような気もする。

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送り火

自宅から20分ほど歩いていけるところから、遠く大文字の送り火を見ることが出来る。あいにく誰も帰ってなかったので行けなかった。

お盆で還ってきた魂が再び戻っていくなどという悲しい言い伝えが、何故にあるのだろう。

これまで自分は、色々な年中行事を出来るだけ家族と共有したいと思ってきた。しかし、あの日を境にそうした物に一切関心が持てなくなってしまった。
しかし何故か、盆だけは違っていたようでもあるが……


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2004.08.16

トラックバックの不思議

標記の件だが、一度トラックバックをつけて送信した記事があるとする。
誤変換などがあり、修正して再度アップした際 もう一度トラックバックがつくことがあるのは何故だろうか?

このことで迷惑をおかけしたことがあった。また、今回のトラックバック野郎も2度送信したことになってしまった。
最初からよく推敲するしか防ぎようがないのだろうか?

しかし、アップした時の見え方などは やはりあとから修正したいし、このあたりをご存じの方がいらっしゃったらご教授頂きたい。

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コメントをつけるということ

自分のブログで更新状態を表示しているブログ、すなわちMyblogListなどに登録しているところへお邪魔する。そこで記事にコメントを書かせて頂くことがある。これまでサイトの掲示板へは殆ど書き込んできたことがなかったので、ちょっとした変化かと思う。

訪問先でコメントをつけていらっしゃる方のブログへお邪魔して、またそこでコメントを書かせて頂くこともある。
ただし 初めての訪問先の場合、原則として 自分はまずその方のプロフィールを拝見したり幾つか記事を拝見してから書き込むようにしている。
訪問するきっかけとなったブログでのその方のコメントを参考にする場合も多い。

これは、一つの記事だけで反応することに、ある意味危険を感じるからだ。それは何も、一般的な意味での「危険」ということではないのだが、勘違いすることを防ぐといった意味からである。
とはいいながら、これまで訪れた先で失礼なことをしてきたやもしれず、自省すること大である。

ま、このブログなどは、ある意味もっとも勘違いしやすいところと言えるだろう。ひょっとしたらうなずいて下さっている方もいらっしゃるだろうか (^^;)
しかし、こうした公開をしていることが、誤解を招きやすいということかもしれないなぁ。

今回のトラックバック野郎のお題「カルチャーギャップ」から こんな事を連想したのだが、強引だろうか?


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2004.08.15

葬送について

先日も引用したアサヒ・コムの今回はアンケート欄から。beアンケートというのが毎週あって、be欄の記事に対することだけでなく毎回違ったテーマでのアンケートとなっている。

今回のテーマは、葬送。
回答者 2834人 「自分の葬儀をして欲しいですか」という問いに、
「してほしい 56%」「してほしくない 44%」

以下引用

 4割の方が「してほしくない」と答えました。「義理の参列者が大半。心から悲しむ惜別はほとんどない」(東京、女性55歳)、「高額な戒名、葬儀はだれのため? 迷惑をかけず、ひっそり去りたい」(福岡、女性57歳)など形骸(けいがい)化への疑問や、周囲への配慮からのようです。

「してほしい」に関しては、更に「どんな葬儀がいい?」と続く。
「親戚や親しい人だけでこじんまり」が圧倒的に多く、以下「演出は要らない」「好きな音楽で」の次が「人並みに」となる。
「してほしくない」の次の質問は、理由を尋ねている。
「家族を煩わせたくない」が一番多く、「葬儀自体に意味を感じない」「お金がかかる」など。

次に「遺骨をどうしてほしい」かというと
「墓に埋葬」が51%とかろうじて半数を超す。「散骨」も28%・樹木葬など墓以外に埋葬が11%と続く。
散骨に関してはどこに散骨してほしいかという問いがあって、国内の思いでの海が一番多い。ついで思いでの山。海外の思いでの海など。

以下引用

 遺骨についても考え方が多様化しています。墓以外にと答えた方が4割にのぼりました。「生命の起源は海。家族に沖合まで船で出てもらい散骨してほしい」(東京、女性45歳)、「故郷の山や川に流して」(京都、女性49歳)、「以前訪れたサハラ砂漠に」(大阪、女性38歳)、「宇宙に飛ばして」(埼玉、男性47歳)、「木々を植えて山の養分になり、きれいさっぱりなくなりたい」(東京、女性51歳)、「夫の手で庭に埋めて」(茨城、女性41歳)。

beアンケートには自分も参加しているが、今回は中身も見ずに不参加だったので、このアンケートに自分の考えは反映されていない。

自分の葬儀に関してはずっと考えてきた。いつかも書いたが、「葬儀は要らない」と長男に言ったところ「世間体があるから、近所の人にあらかじめ広報しておくように」との答えが返ってきた。
しかし今回のアンケート結果を見る限り、意外と「してほしいくない」派がいるものだなと思う。
いずれにせよ、死後のことははっきりと意志を伝えておいた方がいいだろう。

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2004.08.14

■「まるごと宮部みゆき」

今日届いた本。何故か親本を買ってしまった。

まるごと宮部みゆき
朝日新聞社文芸編集部編
出版社 朝日新聞社
発売日 2002.08
価格  ¥ 1,029(¥ 980)
ISBN  4022577657

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1
現代を代表する女流作家、宮部みゆきの魅力を様々な角度から紹介。作家活動について自身が語るロングインタビューをはじめ、作品を通した宮部論や全著作一覧データ、作家年表など、宮部みゆきの軌跡も満載。ファン待望の一冊。 [bk1の内容紹介]

akiraさんの「やっぱり宮部みゆき」に触発されて注文した本。トラックバックをつけさせて頂きました。

内容は、チャート式宮部みゆきワールド・全著作ガイド・挿絵リバイバルコレクション・宮部小説のすべてを語る・「われらが隣人の犯罪」再録・ロングインタビュー まるごと宮部みゆき。

作品チャートが面白い。全作品を、ミステリ、SF・ホラー・ファンタジー、時代物、現代物に分類してある。
こうしてみると、意外とミステリじゃないものが多いかな。

インタビューではご本人は「肩書きを問われれば、私はミステリ作家です」と答えるそうだ。社会派ミステリと言えるかもしれない。
デビュー作と言っていい オール読み物推理小説新人賞受賞の「われらが隣人の犯罪」を再録してある。これは同名の短編集で読んだ作品だ。ここに収録されていた「サボテンの花」や「この子誰の子」など秀逸だった。

インタビューでは、「登場人物の顔は描かないようにしている」という話をなさっていた。特に現代ミステリでは、読み手が自分の身近な人などを想定して読んで欲しいという。
このインタビューでは、「火車」「理由」「模倣犯」のいずれも大きなテーマを持った作品を軸に語られていくが、他の作品も含めての姿勢を伺うことが出来る。

しばらく宮部作品を読んでないなぁ。とりあえずここに再録されている「われらが隣人の犯罪」から再読するか。犬の鳴き声に関しては、我が家も只今被害者である(苦笑)

朝日新聞社文芸編集部編「まるごと宮部みゆき
2002年8月30日第2刷発行。

追記
8月23日:トラックバック
Manaさんの『まるごと宮部みゆき』

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エンジニア田中耕一さん

私たちが 知らない人を評価する時、基準とするのはそれを伝えた人・媒体だ。多くはマスコミに拠る。そこでの報道のされ方によって、違う評価をしてしまうこともままあるだろう。事件が報道されるたびに、私達は目にする・耳にすることを持ってそれが真実だと思いこんでしまわないだろうか。自分は司馬遼太郎氏著「坂の上の雲」の秋山真之に焦がれているが、もちろんこれはフィクションだ。

さて、今朝の朝日新聞beの「トップランナー」は 島津製作所質量分析研究所長 田中耕一さん。いわずとしれたノーベル賞受賞者だ。しかし受賞前は、社内で高く評価化されていたわけではない。
発見した技術を売れる形で示すことが出来ず、左遷に近い形で英国へ出向を命じられた時 発憤出来たのは自分を評価してくれる社外の専門家がいたからだという。その一人、故大阪大學松尾武清教授に勧められて英語で書いた論文によって、ノーベル化学賞選考委員会に業績を認められたのだ。

以下、新聞から引用

評価の多様性にも気づきました。家族をはじめ親類や友人、近所の人々、上司、同僚、部下、顧客、学会の仲間ら周囲にいる人がすべて自分を「ダメだ」と批判することはない。1人くらい「いいよ」と評価してくれるものです。私自身は、できるだけゆるぎない評価軸を持とう、と心がけるようになりました。

この言葉には重みがある。人を正しく理解し評価出来るようになりたいと自身も思う。

受賞後、講演を始め、記念撮影やサイン会など 多くの依頼が舞い込んだ。自分の意見が役立つかもしれない委員会など以外はすべて、「受賞しなくても頼まれたか」と自問自答し、受諾を判断したという。

最後に田中さんの言葉を引用

受賞して一番良かったのは自分に自信を持てるようになったことです。その自信が、さらに頑張る原動力となっています。

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2004.08.13

デューク更家「1mウォーキング・ダイエット」

何故か家にあった本 (^^;)

1mウォーキング・ダイエット
デューク更家著
出版社 講談社
発売日 2003.06
価格  ¥ 1,260(¥ 1,200)
ISBN  406274113X

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1
楽しくウォーキングをして、キレイになって、元気になれる。女らしくキレイに痩せたい女性必見の書。ダイエットウォークレッスンの他、著者のダイエット理論、デューク流ストレッチ、腹筋エクササイズも伝授。

著者はテレビで有名なようだが、自分は拝見したことがない。
著者の母上が肝硬変になって医者から「歩きなさい」と薦められ日課として歩いておられた。しかしそれは正しい歩き方ではなく、結果的に膝を痛めて階段から落ち車イス生活を余儀なくされるようになったという。
著者は、その母上の無念を 正しいデューク流ウオーキングを広めて美しく健康な女性を増やすことで供養したいと言う。

ウオーキングが一番いい運動だとは、よく言われる。しかし膝への負担と痛みからあまり歩いてはいけないと言われている場合にも有効なのか。

以前はダイエットという言葉とは無縁だと思っていただけに、それをも含めて挑戦してみますか。 結果や如何!


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「葉桜の季節に君を想うということ」

今日、届いた本。
歌野晶午著「葉桜の季節に君を想うということ」

hazakura.jpg
文庫化を待っていたはずなのにってですか?
実は裏技を使ったのだ。
しかし分厚い!
まだ取りかかれないだろうな。


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2004.08.12

イコカでもピタパでもなく……

昨日の検診にはJRと近鉄電車を乗り継いで行った。京橋からはいつも違う方向、外回りに乗る。従って北新地までの回数券は、料金は同じだが使わない。こういう時はイコカの出番のはずだが、イコカで乗るとイコカでおりねばならない。鶴橋駅乗り換えの際、そのままスルッと抜けられず 一旦精算する必要がある。
ところが、近鉄電車ではJスルーカードが使えるのだ。そこで今回は、Jスルーカードの出番となった。

定期券入れには結局、Jスルーカード・JRの回数券・イコカ・スルッと関西カード・大阪市交通局の半額回数家・市内の子供用バスカードが同居している。
イコカに割引がついたら、回数券は使わなくてすむのだが。

上記JRと近鉄の乗り換えの際、イコカ+スルッと関西(又はJスルーカード)といった通り抜けは可能なような気がするが確実ではない。

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ダイエット

昨年の検診で、生まれて初めて「体重を落とせ」と言われた。この話を知人・家族にすると皆一様に「えーっ!」と言う。当の医者の言うには、「20代の体重でないとダメだ」とのこと。確かにその頃よりは10㎏以上増えている。何故かそこでは5年ぶりの検診だったので、悪玉のコレステロールがふえているなど確実に悪い方へ動いていた。身長が3センチほど縮んでいるというおまけもあった。

今年は昨日行ってきたのだが、コレステロール値はそんなに悪くないが、(痛む)膝への負担度からすると、やはり体重を落とすべしということだった。昨冬からチビさん達が頻繁に来るようになり(というか、預かることが多く)おやつを一緒に食していて、このことは自覚していた。きつくてはけないスカートもあり、経済面からもがんばるしかないか。

というわけで、まずはちゃんと計れる体脂肪測定機能付き体重計でも買うか。我が家の体重計は、500グラム単位のもの。極めてアバウトだ。
しかし、ダイエット食品だのに目が行くことはないがしばらくがんばってみることにする。まずは、おやつは絶対食べまっせん!(キッパリ)

何故か昨日、長男が母の家へ行って、しこたま色んなものを貰ってきている (-_-;)

『毎日の食事内容と体重の報告』 しません。


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2004.08.11

◆森博嗣「人形式モナリザ」

人形式モナリザ(講談社文庫)
森博嗣〔著〕
出版社 講談社
発売日 2002.11
価格  ¥ 650(¥ 619)
ISBN  4062735857
bk1で詳しく見る

避暑地の私設博物館。衆人監視の舞台で、演者が謎の死を遂げた。この地では二年前にも殺人事件が起きており、悪魔崇拝者だった被害者は「神の白い手」に殺されたのだと、若き未亡人は語るのだが…。

再読。この時期、徹也の本を読むのが辛い。
タイトルの[モナリザ]がキーワード。その謎については覚えていたが、途中の経緯はすっかり忘れていた

林という人物が今一つよくわからない。
紅子と祖父江七夏の対決は一種壮絶だ。
以下、323ページ

「あなたは自分の娘を愛している?」
「ええ、もちろん」
「林と、どちらを取る?」
「娘です」七夏は即答した。
「私はね……」紅子は七夏を見据えたまま、息を飲み込んだ。「林のためなら、息子を殺すことが出来ます。覚えておいてね」

森博嗣「人形式モナリザ
2002年11月15日第1刷発行

追記
8月23日:ひろりの日常さん「今日から読み始めるミステリ」に、トラックバックをつけさせて頂きました。

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2004.08.10

高校野球:清沢忠彦選手

先日から高校野球選手権大会で熱闘が繰り広げられている。

ことしは5年ぶりに県立岐阜商業高校が出場していた。

自分がまだ中学時代、高校野球では 後に巨人で活躍する早稲田実業高校の王選手のよきライバルだったのが、岐商の清沢忠彦選手。
昭和31年春から4季連続出場。その年はいずれも準優勝だった。翌32年夏、ノーヒットノーラン記録を立てる。ところが次の日だったか、王選手も(何と大阪の寝屋川高校相手に)ノーヒットノーラン記録を立ててしまった。
この年は早実が優勝し、大優勝旗が始めて箱根を超えた年であったとも思う。
『清沢 延長で力尽く』新聞の大きな見出しを覚えている。

その後慶応大学へ進学されるが、王選手はプロへ行ったため 早慶戦での対決はない。
就職されてからは、今度は審判として甲子園へ帰ってこられた。「審判:清沢」とあると、テレビ観戦していた。審判の名で観戦する人など無いだろうと思っていたら、ご近所の奥様で一人おられた。その方のご主人が住友関係だったのだ。

高校へ進学してからの名勝負としては、魚津対徳商の引き分け再試合が印象に残っている。魚津の村椿選手も今に語られる名投手だ。その時の相手が、タレントの坂東である。引き分けて還ってくる時の写真が当時とっていた「YouthCompanion」という英語学習雑誌の表紙を飾っていた。

あと、時代はかなり下って 群馬中央高校の松本投手も好きな選手だ。完全試合をしている。相手はまたも近畿勢で、確か比叡山高校だった。筑波大学を出て監督となり甲子園へ戻ってきている。PL相手にあわやというところまで戦った。惜しかったなぁ(って、大阪人が言ってるのだよ>群馬の方)

と、昔語り治療は今宵も続くのであった。明日は人間ドック。頭も検査して貰った方がよさそうだなぁ。

さて、大阪に居住しながら何故に岐阜商を応援していたかというと、父母の故郷が岐阜県だから。郡上踊りで名高い八幡の奥でありまする。
2年前、長男・徹也と共に 小旅行した土地でもある。あの旅は楽しかったなぁ!

2006年8月20日追記
早実が優勝したのは、1957年春の選抜高校野球だった。紫紺の優勝旗が初めて箱根を超えたのである。
2006年8月21日追記
ご承知の通り、早実が初優勝した。


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1.松谷みよ子「いないいないばあ」

いないいないばあ
inaiinaibaa.jpg松谷みよ子/瀬川康男
出版社 童心社
発売日 196704
価格  ¥ 735¥ 700)
ISBN  4494001015

赤ちゃんが始めて出会う本。
「いないいないばあ」「にゃあにゃあが ほらほら」
ページを開けると
「 いないいない」と目に手を当てているネコちゃん。
また ページが変わって
「ばあ」と、こちらを向いて今度はベロを出している くろねこちゃん。
クマさんも、そして最後は「○○ちゃん(読んでいる子)が「いないいない」「ばあ」と続いていく。

娘と遊んだ本。おそらくごく初期に買っている。
次に息子達が、今また娘のチビさん達も通り越してきた本。

こういう本を、こちらへトラックバックさせて頂いてもいいのかな?
ご自身の記憶としてはあまりに幼い頃過ぎるのではと、しかし多くの本好きさんの原点になったかもしれない本だと思う。

追記(05.01.27)
新米ママあんさんのいないいないばぁにトラックバック

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2004.08.09

新井紀子「数学にときめく」

数学にときめく(ブルーバックス B-1372)
新井紀子著・ムギ畑編
出版社 講談社
発売日 2002.06
価格  ¥ 987(¥ 940)
ISBN  4062573725

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著者が、働くお母さんのためのインターネットサイト「ムギ畑」での掲示板「算数教室:乙女の花園」でのやりとりを元に編集した問題集?
問題集といっても、(確かに最初に「問題」ありきだが)問題→模範解答 といった展開ではない。「迂回し、誤解し、行きつ戻りつした仲間達の雄弁なお喋りのたまもの」だという。
問題を解くというよりは、読んでいく感覚で楽しんでいける。また、立ち返って自分なりの解法を考えるのも一興。

曲線と直線の定義・点から線への考え方。
「あみだくじでは一箇所から出た線は必ず決まってところへ到達する」ということの証明など。卑近な例を挙げながらの問題と解釈・説明(証明)は、割合すんなりとうなずけるのではないか。

推理小説とも通じるところがあると言い切るのは、強引か?!但し、これを読んで数学好きになるかというと 少々疑問は残る。

新井紀子著・ムギ畑編「数学にときめく
2002年6月20日 第1刷発行


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お盆

先週末あたりからお盆休みに入っている方も多いのだろう。最近では行事というより夏期休暇という意味合いの方が強くなったような気がする。

子どもの頃祖父母の家では、この期間ばかりは農作業を休んでいた。祖母は仏具を丹念に磨いていた。いつも不思議だったのが、遺影がじっとこちらを見ていること。部屋の端から端まで歩いても、確かに目が追ってくる。それは懐かしいような少しばかり怖いような気がした。

母の兄弟は3人戦死していた。兄は自分が生まれた年に還ってきた。夏、母は大きなお腹を抱えながら、兄の墓が出来るのに立ち会ったという。この人は自分の父の友達でもあったが、自分は会っていない。
弟二人は自分をかわいがってくれていたというが、自分に記憶はない。伯父・叔父達のことは、母の思い出話の中でふくらみ、記憶として残っているのかもしれない。

息子達三人を喪った祖母は、しかしそうしたことは何も話さず黙々と仏具を磨いていた。内心どういう思いを抱えていたのか 当時の自分は知るすべもなかった。

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2004.08.08

イレイン・セントジェームズ著・田辺希久子訳「人生を複雑にしない100の方法」

整理する本。
またしても同類のと笑われそうだが、これは5年前に買った本。

人生を複雑にしない100の方法
イレイン・セントジェームズ著・田辺希久子訳
出版社 ジャパンタイムズ
発売日 1998.06
価格  ¥ 1,470(¥ 1,400)
ISBN  4789009246

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1
無理はやめ、無駄なものは思い切って捨ててしまおう。消費パターンを変える、夕陽を眺める、月に一日はひとりで過ごす、よく笑うなど、生活を「極上シンプル」にする100の方法を紹介。〈ソフトカバー〉
先の「ミリオネーゼの手帳術」「一冊の手帳で夢は必ずかなう」「文房具を買いに」あたりとは、ある意味対極にある本。 Simply Your Life という副題が付いている。 実は一大決心をして、大きな収納棚を入れようかと思っている。つまりシンプルライフに反することかもしれないが、とにかく収納場所を決めてそこへ入るだけのものにでもしないとどうにも収拾がつかなくなっていることは確かだ。それにしてもとにかく今あるものの整理が最初に必要だというので、朝からそれに取りかかっている。

やー、しかし片づきませんねぇ。体調が悪いということもあって少しずつしか進まない。一つの棚の中にある書類の処分だけでも時間がかかる。シュレッダー(註) 処理する必要も多く遅々として進まない。
註 ミニシュレッダーではなく、A4サイズまで処理出来るもの

で、この本だが 日本人のこの手の本と違って面白いのは、書き方が断定的であること。
幾つか引用したい箇所があるが、後日にする(って、多分しない)
玄関で靴を脱ぐ習慣を薦めているのも面白かった。
パソコンで買い物の購入予定表を作っておくというのがあって、以前読んだ時に挑戦したが あえなく挫折。つくる方が面倒だよ。

いくら読んでも出来そうにないのが、予備のものを処分するということ。昨日の自分の記事ではないが、きれいなものは色違いで揃えたい。使わない色鉛筆だって、時に眺めてホットしたい。
最後の項は「極めつきのシンプルワードローブ」の紹介だった。同じ仕立てで極上の黒の光揃えを六組、同じ形のホワイトシャツとシルクタイを数組持って、来る日も来る日もこのスタイルで通す裕福な金融業者の話。
中野孝次さんだったかな?紺のスーツを仕立て等(見た目は同じようでも)細部は替えて揃えていらっしゃるという話を読んだことがあったが。
この一年、黒しか着ていない。色物を着る日が来るかどうか 今はわからないが、それでも季節や天候によって、また出かけるところによって同じスタイルとはいかない。

いやはや、なかなか片づかない問題を抱えつつ 今日も夕食の用意をする時間になってしまった。

イレイン・セントジェームズ著・田辺希久子訳「人生を複雑にしない100の方法
1999年1月20日 第22刷発行


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ペインクリニック

ペインクリニックで検索してみるが、そんなにはヒットしない。いずれも麻酔科の領域で、神経ブロック等を使うらしい。
ということは、自分がして貰った注射もそれに該当するのか?効果はあまり長続きしなかった。しかし、短時間の効果でも繰り返すことで効き目が出てくるともある。そんな話、主治医からは聞かなかった。

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2004.08.07

今日届いた本

先の記事の「文房具を買いに」と一緒に届いた本

ピアノ・ソナタ
S・J・ローザン/直良和美訳「ピアノ・ソナタ」
チャイナタウン」に続いての女探偵リディアとビルシリーズの2作目。今度の主役 そして語り手は ビル。
どういう変化があるのか楽しみだ。


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片岡義男「文房具を買いに」

ステーショナリーが好きだ。ブラブラと歩いて無駄な買い物をよくする。多分、小学校の前にあった文房具屋のおじさんと仲良しだったせいもあると思う(笑)KOROPPYさんManaさんのご紹介記事を見て即注文。

文房具を買いに
片岡義男著
出版社 東京書籍
発売日 2003.08
価格  ¥ 1,680(¥ 1,600)
ISBN  4487799139

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1
日本有数の文房具フリークである著者が、万年筆、手帖、ノート、鉛筆、消しゴム、ダイアリー、インデックス・カード、押しピン、タイプライターなど、文房具の数々を愛情に満ちた文章とカラー写真で綴る。 [bk1の内容紹介]

表紙の感じから和紙関係もあるのかなと思ったが、それはなかった。どちらかというと外国製が多い。というか、日本製などなかったような。
見開き2ページにまず解説というか思い入れがあって、次の見開き2ページに写真が掲載されている。この体裁の本を以前に読んだ覚えがあるのだが、思い出せない。
先に文章を読んで想像してから写真を見てもよし、写真を眺めてから文章へ移ってもよしという読み方が出来る。という点で、涼的にはこうした体裁もある意味面白かったりする。

お二人からのご紹介ではない文具では、鉛筆へのこだわりが面白かった。はい、鉛筆世代でありまする。黄色い鉛筆ではなく、三菱やトンボの濃いグリーンの1本10円の鉛筆だが。三菱ユニが出た時は鉛筆ごときで高級品なんてとも思ったものだ。
さて筆者のこだわり、消しゴムのついた鉛筆で、クロスワードを解くというのがいい。モース主任警部(コリン・デクスターの警察小説の主人公)は何を使っているのだろうと想像してしまった。

欲しくなったノート・メモ類が多数。既にネットで調べたりしている。あぶない、危ない!
シンプルライフへの道から、また遠ざかりそうだ。

8月8日追記:元サイト更新

8月12日追記:トラックバック
写真と解説が別ページ立てであることについて

∥少し読み進めにくくもありますね。
やはりこういう感想の方の方が多いのだろうな。


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2004.08.06

隠し文字について

読了本の紹介などしていてネタバレがあった場合、隠し文字が使ってあるのをKOROPPYさん、柊さんのブログで拝見していいなと思っていた。そこでソースを見せて頂いてテストをしたら何とか作れそうなので挑戦してみる。

以下、隠し文字です。マウスでなぞってみて下さい。


ここからは、マウスでなぞらないと文字が見えません。
しかし、音声では読んでしまいます。

ここまで

と、隠し文字で書いたように この部分も音声では読んでしまうのだ。

自分が何故これ(音声で読ますこと)を試してみようと思ったかということだが、以下のような経緯がある。

ある会議の席上
H氏:今度この組織のサイトを立ち上げました
涼:あ、見ましたよ。
他の人たち:まだ見てないなぁ。
(そこで、PCを持って行ってた涼が繋いでみてもらう)
H氏:アクセスはどれくらいになっている?
涼:え? アクセスカウンターついてないよ。
H氏:あれ?ちゃんと読むんだけどなぁ。
(H氏は、全盲です。そこで切っていたPCトーカー 註 を起動してみると、なんと読み上げます)
註 PCトーカー:スクリーンリーダーの一つ
誰か:あ、マウスでなぞると出てくる

といったやりとりがあったのだった。
そこで、午前中にアップした「テスト」を読ませることにした。
やー、やっぱり左端から全部読んでいくから、記事へ到達するのに時間がかかる。最近MyblogListを随分増やしたし、更新順ココログ一覧も左側に置いているから。
やっと真ん中の段へ到着。

『テスト カッコ 隠し文字 test テスト』 と しっかり読みました。

ブログって、音声だけでは読みにくいサイトなんだろうなぁ。
9月には、『ウエブデザインにおける視覚障害者への配慮~見やすい、聞きやすいホームページ』と題した研修会がある。


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郵政民営化の影響

郵政民営化で、自分たちも影響を受けそうだ。政府は、現在適用を受けている盲人用点字郵便物の料金についても、無料制度の義務化を撤廃する方向で検討に入ったという。

以下、共同通信から引用

政府は5日、郵政民営化と同時に、学術刊行物や新聞紙、盲人用点字郵便物など特定の郵便物の料金に対して適用されている軽減料金や無料制度の義務化を撤廃する方向で検討に入った。政策的な配慮から導入されたこれらの軽減料金制度は、郵便法で規定されているが、民営化後も法律で縛ることは民営化の趣旨に反すると判断した。

現在、盲人用点字郵便物(今年4月から点字用郵便物と改称:録音物郵便も含む)は無料で配達して頂いている。これが有料になるとその影響はかなりの部分に及ぶと推測出来る。
多くの点字がボランティアグループで制作され利用者の元へ届けられていることを思うと、グループの存続が危うくなる場合もあるかもしれない。
どういう形で審議されていくのか注目していたい。

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2004.08.05

bk1で紹介用リンクが出来る(つづき)

昨日、このツールを使ったら表示がおかしくなったと書いたが、違うパターンを使ったらうまくいった。
その後、昨日使ったパターンのうち紹介文だけコピペする。

今後、過去の分もこの方法でやり直そうかと思う。


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熊谷正寿「一冊の手帳で夢は必ずかなう」

一冊の手帳で夢は必ずかなう
熊谷正寿著
出版社 かんき出版
発売日 2004.03
価格  ¥ 1,470(¥ 1,400)
ISBN  4761261439
bk1で詳しく見る
手帳は、仕事や時間を管理するためだけのものではない。夢や、人生をマネジメントするものだ。手帳を使った夢の実現方法を中心に、著者の仕事術や、時間管理術、マネジメントの極意を紹介する。 [bk1の内容紹介]

前記「ミリオネーゼの手帳術」よりも前に読んだもの。朝日新聞の書評で読んだのだったか?
著者の熊谷正寿氏はGMOグローバルメディアオンラインという会社を経営しておられる と紹介欄にあった。このGMOという会社、インターQの経営母体であるらしい。また、お世話になっているFreeMLの主催者?でもあるようだ。
著者は、「やりたいことを手帳に書いて持ち歩けば、その夢はかなう」と言う。 著者の手帳は夢を入れてふくらみ、かなり膨大なものであるようだ。そして実際、やりたいことを書き、実現してこられたという。

その著者のスタイルの一つが、メモ魔であるということ。『メモを取る習慣が自分の「人格」をつくり「運命」をつくってきたと信じています』と言いきる。
またポリシーとして、『整理整頓でもの探しの時間を排除する』とも言う。出たー、出来る人はメモを取り 整理整頓をきちんとするんだ と妙に納得する。

『礼儀正しさに優る攻撃力はない』という「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」にあった言葉を座右の銘のようにしておられ、社員にも「礼儀はカタチから入り心へ通じる」と言うなど既に老成した感を受けるが、まだ40歳を少し過ぎたばかりだ。

熊谷正寿「一冊の手帳で夢は必ずかなう

追記
8月22日
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熊谷正寿氏のブログ
book review - 後悔しないための読書
8月27日
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手帳活用の本

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ブログに書くということ

ココログを開設して4ヶ月余り経った。今のところ、どうやら三日坊主には終わっていない。

友人にも勧めている。各プロバイダーもサービスを始めているし、はてなダイアリーなど無料のところもある。
その内の一人は、ビッグローブで始めた。ここは「50歳からのブログ」というカテゴリーがあるのだそうだ。
もう一人は書くこと大好き人なのだが、そして食指は動くそうなのだが、踏ん切れないという。

自分はどうか?大体こうしたことをするのは、やはり若い方が多いし 男性の場合 リタイアなさった方も仕事でコンピュータを使っていらっしゃった方が多いような気がする。

ま、自分の動機としては(個人のページ・ココログに関しては)徹也のことがきっかけになってはいる。

それとは別に、利用者と会員用のページを作ってはいるが 何しろ もともとが理系でないから、結構大変だ。(はい、もと文学少女でありまする)

機械関係とは殆ど無縁で通った職場にいたし、録音するためにカセットデッキを使うのも、最初はおっかなびっくりだった。それがいつの間にかパソコン録音にまで手を染め出したのだから、我ながら不思議な気がする。

さて、ここからだが、小さな輪とはいっても公の場所で書くというのはそれなりに気を遣うこともある。これはなにもブログとは関係なく、テキスト文字だけのおつきあいで陥りやすいことだろう。上記友人も、少しはこのあたりを怖がっているというのがあるかもしれない。

しかし、これまでフォーラムにしても年齢などを超えて皆さん暖かく付き合って頂いている。ここ(ココログ)でも、コメントを頂いたり、技術的なことで教えて頂いたり 始めてよかったなと思うことばかりだ。


上記の友人が思い切って始めるよう、応援したい。

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2004.08.04

bk1で紹介用リンクが出来る

bk1から「リンク作成用のツールをご用意しました』というメールが来た。
簡単に「紹介用リンクを作成する」事が出来るのだという。

さっそく使ってみたが、表示がおかしくなっている。やけに縦に長いのだ。仕方ないのでまた自分流に作り直した。

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佐々木かをり「ミリオネーゼの手帳術」

ミリオネーゼの手帳術
佐々木かをり〔著〕
出版社 ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日 2003.12
価格  ¥ 1,365(¥ 1,300)
ISBN  4887592884

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1
スケジュール帳で夢をかなえる5つの方法とは? 社長、ニュース番組リポーター、講演、そして母親でもある著者が「やりたい」ことをすぐに実行する秘訣を伝授。 [bk1の内容紹介]


何故かチャチャッと読んでしまった。スケジュール管理の達人の話。

人を猫型と犬型に分類出来たのだったか。明らかに自分はネコ人間だ。
気まぐれ。人の顔色を見ない。そして飽きっぽい。
しかし狩猟となれば別だ。何時間でもじっと待っている事も出来る。

要するに、こういう風にきちんと自分の時間を管理出来ないだろうなということが言いたいわけだ。
ひがな一日のんびりと暮らしたい。

しかし、幾つか面白い記述があった。以下、本文よりの引用

スケジュール帳も、その使い方も、「時間を使わず、成果を上げるツール(道具)」であることを身につけること。書く解きに毎回ペンを選んだり、探したりしながら使い分けるのでは、時間がかかる。
つまり、「今決められない」と思うことが自体が、「やらなくてもいい」と言っていることと同じであることを、毎日の出来事の中で、習得していくことが大切なのだ。
待っていても、約束は来ないし、もしかすると難しい約束をさせられてしまうかもしれない。自分が守ることのできる約束を自分で作り、必ず守る。そしてそれを相手にも伝えて認識してもらう。この繰り返しが、信頼関係をつくる「簡単&シンプル」な方法なのである。
小学校のとき、夏休みに、毎日の過ごし方の予定表を作ったのを覚えているだろうか。(中略) 大人になったわたしたちも、そうしてみようよ!というのがわたしの提案だ。

出来ること・出来ないこと色々ありそう。
時間を6分単位で区切り、仕事をした時間・しなかった時間まで割り出すというのは、一時ゆるくではあるがプロジェクトに対する所要時間を計るために導入したことがある。

『本を録音する』といったことも、自分で時間を管理しないとなかなか仕上がらない。こうした方法を知る前だが、手帳に「○○(本のタイトル)2A(テープ2本目のA面)等と書き込んでいたものだ。

しかし、夏休みのスケジュール等というものは、破るために存在していたような…… (^^;)

かよさん、すぐに読了するつもりでなかったので届いた時点でトラックバックをつけさせて頂きましたが、再度トラックバックをつけさせて頂きました。しつこくてすみません。
「かよさん」とお呼びしていいですか?

追記
8月27日
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手帳活用の本

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◆今日届いた本

makentensho.jpg
「夢・出逢い・魔性」以来久々のVシリーズ「魔剣天翔

現在「人形式モナリザ」再読中
これは、今日のお供え


もう一冊は、「ミリオネーゼの手帳術
BIBLIOマガさんのブログで見つけた本。トラックバックをつけさせて頂きました。
これまで読んだものと視点が違うようで、面白そう。

そう言えば、徹也の手帳はシンプルなシステム手帳だった。


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2004.08.03

◆篠田真由美「未明の家」

未明の家
未明の家 篠田真由美〔著〕
出版:講談社(講談社文庫)
発売日 2000.01
定価 \730 (本体: \695)
ISBN  4-06-263827-4
bk1で詳しく見る

閉ざされたパティオを持つ黎明社の主、遊馬歴の不可解な死。やがて一族を連続殺人が襲う。「黒死館」、雷鳴と月、ゴヤなどの断片が合わさった時現れるものは?


建築探偵・桜井京介シリーズの第1作目。
この人物描写がなんともコミック的なのだ。この人の最初の2冊は宝塚的雰囲気を持っているが、この探偵はまさに男役が扮した方がぴたりときそうだ。但し、それは容貌に関して、こと建築に関しては一家言持っている。

このシリーズの魅力は何といっても蒼。まだ素性は明かでないが、ここに出てくる大人達に保護されている(保護せずにいられない)少年だ。この少年の秘密は「現在の罪」まで待たねばならず、これを徹也は未読のまま逝った。
もう一つ、「過去に事件を解決した探偵」という言葉・学園を経営している一家などからちょっと誤解していた部分がある。綾辻行人氏の囁きシリーズに出てくる学園と読みながら一時混同していた。

表紙に描かれたパティオは、本文とは違い 周りを囲む部屋から出入り出来る非常に開放的な伸びやかな空間だ。

この中で修善寺温泉が出てくる。川に湧き出る温泉で思い出した。徹也がまだ4歳くらいの頃伊豆に遊んだ。花登筐氏が原稿を書いたという部屋に二泊もした贅沢旅行だったが、この時その川の中の温泉に徹也は臆することなく入ったのだった。

篠田真由美「未明の家
2002年5月30日第10刷
サイト更新


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ルブラン「怪人対巨人」

このタイトルでは、現在売られていない。ルブランの「ルパン対ホームズ
『本好きPeople』のお題「子どもの頃に読んだ本」、今回は自分が読んだもの。
おそらく読んだのはポプラ社のものだろうと思うので、それを挙げておく。

ルパン対ホームズ
税込価格: \1,029 (本体: \980)
出版:ポプラ社
サイズ:四六判 / 277p
ISBN:4-591-06224-4
発行年月:1999.11
利用対象: 小学5-6年生 

長く家にあったように記憶しているので、誰かに買った貰ったのだろう。

以下、ポプラ社の[シリーズ怪盗ルパン第3巻]の紹介文より

消えた宝くじ、老将軍の殺害、盗まれた青ダイヤ。複雑に絡み合う難解な事件の鍵は、輝く金髪の美女が握っている。ルパンの見事なトリックに、イギリスの名探偵シャーロック・ホームズが挑む。

最終的にはルブラン作なので?ルパンの勝利に終わっていた。このあとルパンものとしては「奇巌城」などを、そしてホームズものも子ども向けのものを読んでいた。後にホームズものを文庫本で見つけた時は、そして一冊ごとに読んでいたものが短編であったことを知った時は、軽いカルチャーショックにかかった。ちょうどシェークスピアが戯曲だと知った時くらいの驚きだったかもしれない。

ルブラン「ルパン対ホームズ

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2004.08.02

◆今日届いた本

renrenrenbo.jpg
森博嗣のVシリーズ文庫本の新刊。「恋々蓮歩の演習
カテゴリーは、やはり本棚1。徹也が買っていたに違いない本だから。
→今日のお供え。

これのもう一つ前の「魔剣天翔」をまだ買っていなかったことに気づき、注文する。


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長尾幹也さんの歌

月曜日の朝日新聞朝刊「歌壇・俳壇」を楽しみにしている。

いつも探すお名前が、長尾幹也さん。サラリーマンの日常を詠って共感を呼ぶ。
10年以上も前に「ダイアリー」と題したコラムを連載されていた頃から注目していた。

降格・単身赴任などを経て、最近は仕事以外の歌も目につく。

今日はお二人の選者に採られていた。
以下朝日新聞より引用

はじめての言葉聞きしは遙かにて
今日知る吾子のはじめての嘘

過去の歌から、自分の心情に近いもの

噴水に立つ虹ほどの淡さにて
人の心に棲みたし死後は


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2004.08.01

今日届いた本

缶詰というのは、どうしてああも開けにくいのだろう。特に一見便利そうなプルトップのついたもの。
開けにくい缶詰と格闘するたびに思い出す本がある。

曾野綾子「天上の青」上・下

天上の青 上
あの曾野綾子が書いた初の犯罪小説である。女性を襲い世間を震撼させた連続殺人犯の話だ。しかしこの殺人犯は、隣人が開けられないような缶詰を作った缶詰会社の社長の息子を殺害(誘拐だったかな?)する

もう一冊は、川端裕人「川の名前」。
文庫ではなく、親本を買ってしまった。

しばらく本を買わないはずではなかったのか (-_-;)

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野口悠紀夫「ホームページにオフィスを作る」

野口悠紀夫「ホームページにオフィスを作る


homepageoffice.jpg
本体700円  18cm 229p (光文社新書011 )
分類:547.4833 件名:インターネット 01054409
4-334-03111-0 / 2001.11 対象:般


ホームページは情報発信の手段だけではない。むしろ「自分で使うために」作ることを考えた方がいい。「野口悠紀雄オンライン」を作成・運営する「ノグラボ」の試行錯誤を通してつかんだノウハウを初めて公開する


自分でもホームページが作れればいいなと漠然とは考えていた。しかし、この本を読んだことで加速がついたと言っていい。
勿論氏のような立派なものはめざすべくもないが、自分たちのしていることの記録を残しておきたいということと、仲間達と共通認識出来る場が欲しいと思ったから。
この本の購入は2001年の12月で、年が明けてから1ヶ月ほどメモ帳を使って練習した。実際には最初の立ち上げにFTPツールのこともありホームページビルダーを使ったが、あとは手書きでタグを打ち込んでいる。2002年2月始めに一応公開したが、グループ内でも公表はしていなかった。アクセスカウンターも何とかつけたが、当然増えるはずはなく、半月ほど経って大阪NPOセンターで一度みていただいた時、カウンターが始めて動いて感動した。
未だによく理解しないままのおかしな書き方をしていることは充分承知している。

ビジュアルな部分はどんどん切り捨てて、あまり愛想のないシンプルなページをめざしている。時間があればキッパリと思い切りシンプルに作り直したいと思いながら、ほぼ毎日の更新だけは続けている。
悩みは新刊図書がなかなかアップ出来ないこと。委託業務があった場合、どうしてもそちら優先で自主制作の図書がなかなか出来てこない。
また 編集や録音用のマニュアル作りなど、まだまだ充実させなければいけないページも多く、課題は山積み。

この本にあった『フォームメール』を採用しているが、これはよかった。サイトを通してのメールや図書貸出依頼が意外と多いのだ。図書館と違って縄張りがなく 全国から利用して頂けるということの強みか。

また ごく最近、当初作ったままで手入れをしていなかったページについてご指摘のメールを頂いた。うっかりしていただけに非常に有り難かった。

またこの本では、「自分で使うホームページ」を薦めている。これは公開しないことを前提にしてというよりは、「自分が使って使いやすいサイトでなくて他人様に見て頂けるサイトになるだろうか」という著者の考えによる。
『自分が使って便利なホームページは、他の人が使っても便利だ」ということで、まったくその通りだと思う。

字の大きさについては中途半端だが、これは少し考えるところがあって 今のところあまり大きくするつもりはない。

以上、ここまで述べてきたのは、こちらのサイト


これとは別に、「きれいなページ」というのにも、あこがれを抱いてもいる。いつかはんなりとした趣味のページでも作れるようになれればいいな。

久しぶりで(整理も兼ねて)ざっと読み返してみての簡単な感想。

野口悠紀夫「ホームページにオフィスを作る
2001年11月25日初版1刷発行

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