野口悠紀夫「ホームページにオフィスを作る」
本体700円 18cm 229p (光文社新書011 )
分類:547.4833 件名:インターネット 01054409
4-334-03111-0 / 2001.11 対象:般
ホームページは情報発信の手段だけではない。むしろ「自分で使うために」作ることを考えた方がいい。「野口悠紀雄オンライン」を作成・運営する「ノグラボ」の試行錯誤を通してつかんだノウハウを初めて公開する
自分でもホームページが作れればいいなと漠然とは考えていた。しかし、この本を読んだことで加速がついたと言っていい。
勿論氏のような立派なものはめざすべくもないが、自分たちのしていることの記録を残しておきたいということと、仲間達と共通認識出来る場が欲しいと思ったから。
この本の購入は2001年の12月で、年が明けてから1ヶ月ほどメモ帳を使って練習した。実際には最初の立ち上げにFTPツールのこともありホームページビルダーを使ったが、あとは手書きでタグを打ち込んでいる。2002年2月始めに一応公開したが、グループ内でも公表はしていなかった。アクセスカウンターも何とかつけたが、当然増えるはずはなく、半月ほど経って大阪NPOセンターで一度みていただいた時、カウンターが始めて動いて感動した。
未だによく理解しないままのおかしな書き方をしていることは充分承知している。
ビジュアルな部分はどんどん切り捨てて、あまり愛想のないシンプルなページをめざしている。時間があればキッパリと思い切りシンプルに作り直したいと思いながら、ほぼ毎日の更新だけは続けている。
悩みは新刊図書がなかなかアップ出来ないこと。委託業務があった場合、どうしてもそちら優先で自主制作の図書がなかなか出来てこない。
また 編集や録音用のマニュアル作りなど、まだまだ充実させなければいけないページも多く、課題は山積み。
この本にあった『フォームメール』を採用しているが、これはよかった。サイトを通してのメールや図書貸出依頼が意外と多いのだ。図書館と違って縄張りがなく 全国から利用して頂けるということの強みか。
また ごく最近、当初作ったままで手入れをしていなかったページについてご指摘のメールを頂いた。うっかりしていただけに非常に有り難かった。
またこの本では、「自分で使うホームページ」を薦めている。これは公開しないことを前提にしてというよりは、「自分が使って使いやすいサイトでなくて他人様に見て頂けるサイトになるだろうか」という著者の考えによる。
『自分が使って便利なホームページは、他の人が使っても便利だ」ということで、まったくその通りだと思う。
字の大きさについては中途半端だが、これは少し考えるところがあって 今のところあまり大きくするつもりはない。
以上、ここまで述べてきたのは、こちらのサイト
これとは別に、「きれいなページ」というのにも、あこがれを抱いてもいる。いつかはんなりとした趣味のページでも作れるようになれればいいな。
久しぶりで(整理も兼ねて)ざっと読み返してみての簡単な感想。
野口悠紀夫「ホームページにオフィスを作る」
2001年11月25日初版1刷発行
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