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2004.08.14

■「まるごと宮部みゆき」

今日届いた本。何故か親本を買ってしまった。

まるごと宮部みゆき
朝日新聞社文芸編集部編
出版社 朝日新聞社
発売日 2002.08
価格  ¥ 1,029(¥ 980)
ISBN  4022577657

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1
現代を代表する女流作家、宮部みゆきの魅力を様々な角度から紹介。作家活動について自身が語るロングインタビューをはじめ、作品を通した宮部論や全著作一覧データ、作家年表など、宮部みゆきの軌跡も満載。ファン待望の一冊。 [bk1の内容紹介]

akiraさんの「やっぱり宮部みゆき」に触発されて注文した本。トラックバックをつけさせて頂きました。

内容は、チャート式宮部みゆきワールド・全著作ガイド・挿絵リバイバルコレクション・宮部小説のすべてを語る・「われらが隣人の犯罪」再録・ロングインタビュー まるごと宮部みゆき。

作品チャートが面白い。全作品を、ミステリ、SF・ホラー・ファンタジー、時代物、現代物に分類してある。
こうしてみると、意外とミステリじゃないものが多いかな。

インタビューではご本人は「肩書きを問われれば、私はミステリ作家です」と答えるそうだ。社会派ミステリと言えるかもしれない。
デビュー作と言っていい オール読み物推理小説新人賞受賞の「われらが隣人の犯罪」を再録してある。これは同名の短編集で読んだ作品だ。ここに収録されていた「サボテンの花」や「この子誰の子」など秀逸だった。

インタビューでは、「登場人物の顔は描かないようにしている」という話をなさっていた。特に現代ミステリでは、読み手が自分の身近な人などを想定して読んで欲しいという。
このインタビューでは、「火車」「理由」「模倣犯」のいずれも大きなテーマを持った作品を軸に語られていくが、他の作品も含めての姿勢を伺うことが出来る。

しばらく宮部作品を読んでないなぁ。とりあえずここに再録されている「われらが隣人の犯罪」から再読するか。犬の鳴き声に関しては、我が家も只今被害者である(苦笑)

朝日新聞社文芸編集部編「まるごと宮部みゆき
2002年8月30日第2刷発行。

追記
8月23日:トラックバック
Manaさんの『まるごと宮部みゆき』

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コメント

涼さんこんちは。akiraです。
トラックバックを頂きまして、ありがとうございます。

親本の方を買われたんですね。
文庫だと、「週刊朝日」に掲載された、大林宣彦監督との対談も収録されていました。(過去ログを読んだら、涼さんは雑誌でご覧になってらっしゃるようですね)
僕は、大林監督のファンでもあるので(こちらはもう15年以上になりますが)、それも買った目的の1つでした。

こちらは、「心とろかすような」も読み終わり、今は「本所深川ふしぎ草紙」にとりかかっています。「魔術はささやく」「あやし」の感想もまだ書いていないので、こちらもぼちぼち書いていきたいと思います。よろしかったら、またウチのサイトにもいらして下さいませ。

投稿: akira | 2004.08.15 12:22

akiraさん、お寄り頂き有り難うございます。

「心とろかすような」もいいですね。さりげなく犬の扱いについての人間の勝手な振る舞いが書いてあったのはこれだったかしら?

色々な本の感想を楽しみにしています。

投稿: | 2004.08.15 16:00

涼さん、こんにちは。

おっしゃる内容の話は、確かに「心とろかすような」に収められている「マサ、留守番する」だと思います。
動物の描き方もよいですし、中編にも関わらず意外性のある話に仕上げられている点も評価が高いです。
個人的には、諸岡進也くんが好きなので、表題作がお気に入りなんですが。

投稿: akira | 2004.08.17 23:20

akiraさん、こんばんは。

どちらかというと、時代物よりは少年物の方が好きです。
でも殆ど細部は忘れているのです。再読の必要ありですね。

投稿: | 2004.08.18 01:21

涼さん、こんにちは。Manaです。

ロングインタビュー、ファンとしては面白かったですね。
ただ、現代物のミステリはしばらく書かないかもしれない、というようなことをおっしゃっていたのが、少し残念でした。
私は、宮部さんの作品の中では、現代物ミステリが好きなので。

トラックバックさせていただきました。

投稿: Mana | 2004.08.21 16:39

Manaさん、トラックバック 有り難うございました。

∥現代物のミステリはしばらく書かないかもしれない、というようなことをおっしゃっていたのが

これは他の箇所でのインタビューでも拝見したのですが、実際の色々な事件に心を痛めていらっしゃるようですね。

時代物ファンも多いですが、涼は少年ものが好きです。どちらかというと、どの作家でも 熟練度が増してからよりもデビュー間もない頃の初々しい作品が好きなのかなぁ。

投稿: | 2004.08.21 17:42

涼さん、こんばんは。かよです。

私も少年が描かれている作品が大好きです。
『我らが隣人の犯罪』や『魔術はささやく』など。
(昨日も少年ものの作品についてざっと記事を書きました)

特に彼らのせりふがうまいなぁ、と思います。

現代ミステリーと少年もの、楽しみにしているんだけどな。


投稿: かよ | 2004.08.22 21:01

かよさん、こんばんは。

∥(昨日も少年ものの作品についてざっと記事を書きました)

「まるごと宮部みゆき」には、少年ものが一杯ということで、こちらからもトラックバックをつけさせて頂きました。

高校生くらいもいいし、少しくだって中学生もちょっと生意気でかわいいですね。

投稿: | 2004.08.23 00:42

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