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2004.08.27

◆有栖川有栖「幽霊刑事」

2003年7月15日発行。もしかしたら、最後に読んだのかもしれない本。

有栖川有栖〔著〕
出版社 講談社
発売日 2003.07
価格 ¥ 770(¥ 733)
ISBN  4062737876
bk1で詳しく見る
これほどまでに哀切きわまる「本格」はない。俺は神崎達也。職業・刑事。フィアンセを残して射殺された…はずが幽霊に!? しかも犯人の上司も密室で殺されて…。2001年度本格ベスト10入りの大傑作。

1998年、大阪・万国博ホール/万博記念公園お祭り広場での『熱血!日立 若者の王様Part9 推理トライアスロン』のための推理劇を小説化したもの。

この世に心を残したままなくなったものは、又戻ってきて愛しい者たちの側にいる。しかし、生きているものからは彼らは見えない。
読みながら「徹也、そこにいるの?いたら教えて!」と何度か叫んだ。


しかし、懸案が解決された時 彼らは永遠に去っていく。

以下、最後の部分(クリックすると、文字が現れます)。


不意に光が洪水となって、俺を包む。

微笑みながら消える時がきたようだ。

意識が薄れる。

だけど、

俺は。



ずっとお前を愛している。



最終ページ


たとえ、無になろうと

あと、空白。
このぺーじのあと、11ページ、真っ白のページが続く。

本を閉じたあと、しばらくは動けなかった。

有栖川有栖 索引

幽霊刑事
2003年7月15日第1刷発行
読了は、昨年。


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コメント

涼さん、おはようございます!
「人影がよぎった」のコメントからこちらにお邪魔しました。

> 懸案が解決された時 彼らは永遠に去っていく。
映画『ゴースト ニューヨークの幻』を思い出しました。
私の大好きな映画です(^-^)

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD3419/index.html

投稿: アリス | 2005.12.06 10:02

アリスさん、こんばんは。

映画のあらすじを見てきました。よく似ています。
設定は、警察の内部事情ということになっています。
これはお芝居として上演されたそうですが、見てみたいです。

投稿: | 2005.12.06 20:02

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