トラックバック考 続き
昨日「トラックバック考」という記事を書いたところ、思いがけず長文を含むコメントを頂いて驚いている(あ、長文で悪いと思わないで下さいね。皆さんそれぞれ、悩み考えておられることがわかりました。お尋ねしてみて良かったと思っています。)
いまだよくわかっていない自分ではあるが、トラックバックを大きく二つに分けてみたい。
一つは公的あるいはこれに準ずるもの。
もう一つは、私的なブログである。
この中間的なものもあり、一概に括ってしまうことは出来ないかもしれない。
公的なものとして一番に挙げられるのが、ココログへの通知であろうか。新着記事あるいはカテゴリー毎の新着と、まさに「記事をアップしました、よかったら来て下さい」とアピールする。当然、pingを打ったなどといちいち通知はしないというか、通知するところを自分は知らない。
また、ココログで毎週している「トラックバック野郎」がある。ここで、トラックバックの最初の練習をさせて頂いた。ここでは共通のお題を持ってトラックバックする。このお題で書いたと告知しているところもあれば、それと触れず関連記事を書いてpingを打ってアップしている方もおありだろう。
つぎに、有名人のブログにトラックバックした場合はどうだろう。この場合は、こちら側の記事を読んで、元記事を知りたい人がおられる比率は一般のブログより高いのではと推察される。従って、元記事を紹介する方が叶っているように思う。
実はこれはなにも読んで下さった方へのサービス?や有名ブログだからというのではなく、自分の覚えとしても必要だと考えてきた。何も記録に残さない場合、あとで読み返しても自分がどこへトラックバックをつけてきたのかわからなくなってしまう。備忘録も兼ねているのでは無かろうか。
さて、それでは個人のブログへトラックバックをつけた場合はどうするか。勿論人それぞれだが、自分の場合はすぐ前に書いたこともあって やはり紹介していきたいと思っている。
もう一つ、今度はトラックバックをつけて頂いた場合のことを考えてみる。実はこちらの方が気分的には難しい面を持っている。
「トラックバック有り難うございました」というお礼は必要なのかどうか。これに対しても、自分は二通りの考え方をしている。
一つは、トラックバックをつけて下さったところへお邪魔して新しい世界が開ける事を実感した時。さらに少しおつき合いが出来てくると、もっと気軽になる。
しかし、明らかに営業ではないかというところに、何の紹介もなくトラックバックをつけられるのは、正直不快ではないか。特にそこが逆トラックバックをしたいと思わないところなら尚更ではなかろうか。
自分もパソコン通信から入ったので、そこでのローカルルールを尊重する傾向がある。ブログは一人一人がシスオペでもある。自分なりのローカルルールを作り、必要ならばサイトに掲示しておくのも一興かと思う。
akiraさんの仰有るように『要はみんなに向かって「読んでほしい」と胸を張って言えるような記事を書いているかどうか』だと思う。そういう記事を書くことを目指していきたいと思う。
Tompeiさんの二度目の記事「再びトラックバックについて」に、トラックバックをつけさせて頂きました。
何度もすみません。でも、考えるきっかけを与えて下さったことに本当に感謝しています。
また、コメントを下さった皆様 有り難うございました。一つ一つにお返事を書いておりませんが、この記事を持って自分の考えをまとめてみました。色々なお考えを伺って、非常に参考になりました。
まだまだわからないことだらけですが、今後とも どうかよろしくお願い申し上げます。
関連記事:トラックバック考(2004.09.02)トラックバックについて(2004.09.05)
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コメント
涼さん、トラックバックありがとうございました。
このblogオーナーは、涼さんです。涼さんが主役の場所です。涼さんのスタンスで進めて行っていいんじゃないかと思います。もちろん、こうやって問題提議をしてくれたら、たくさんの人が、そこで止まって考えられるから、読ませて頂いてる方は、ありがたい。そして、そうやって自分スタイルを見つけていくんじゃないでしょうか。ありがとうございます。
へいぽーこそ、よろしくお願いいたしまする。←「る」はいらないかなー?(笑)
投稿: へいぽー | 2004.09.04 01:43
今回、話題の提供ということで 皆さんにご一緒に考えて頂けてうれしかったです。
∥よろしくお願いいたしまする
ははー、かしこまってお受け致しまする
投稿: 涼 | 2004.09.04 17:16