銘菓『をぐら山春秋』
お供えとして頂いたもの。
小倉山荘は、京都長岡京にある。『和歌が人と人とのえにしを結ぶ大切な橋渡しをしていた王朝時代。その古きよき時代に想いを馳せつつ、百人一首をよりどころとし、和歌のこころをおかきによせて、「えにしをつなぐ」品をつくりたい』と願っているという。
この『をぐら山春秋』は、8種類のおかきの詰め合わせである。パッケージがかわいい。
また、それぞれのおかきは
青海苔せんべい:もみじ「小倉山 峰のもじぢば 心あらば いまひとたびの みゆきまたなむ」
えびおかき:散る花「ひさかたの 光のどけき 春の日に しず心なく 花のちるらむ」
黒豆おかき・サラダせんべい・甘醤油せんべい:ありあけの月「ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただありあけの 月ぞ残れる」
京胡麻おかき:ならの葉「風そよぐ ならの小川の 夕暮は みそぎぞ夏の しるしなりける」
ザラメおかき:花吹雪「花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり」
海苔おかき:墨染の袖「おほけなく うき世の民に おほふかな わがたつ杣に 墨染の袖」
これらをイメージしてあるという。
お使いものに良し、おもてなしに良し。
澪さん、徹也と一緒においしく頂いてます。有り難うございました。
高田崇史『QED 百人一首の呪』を再読しよう。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「令和米騒動」ふたたび?(2025.03.26)
- 「君」という言葉(2025.03.16)
- 物価高(2025.03.14)
- 最後の日(2025.03.12)
- 新撰組の日(2025.02.27)
コメント
今晩は。食べ物にはすぐ反応してしまいます。
このおかき我が家も大好物で親近感!可愛いですよね。
投稿: urara | 2004.09.06 22:43
はー、また地震だ。
uraraさん、
おいしいものを、安心してゆっくり頂きたいですね。
投稿: 涼 | 2004.09.07 08:34
涼さん、こんにちは。
先日はblogへの書き込みありがとうございます。
このおかき、とてもきれいなパッケージでしかも美味しそうですね。
自分が甘いものが苦手なので「お仏壇の高坏に乗る大きさで、日持ちする、甘くない御菓子」をいつも探しています。
こちらのお店は(今、リンク先を拝見しました)関東だと高島屋にあるんですね。今度ぜひ探してみようと思いました。
投稿: alde | 2004.09.07 09:55
aldeさん、
∥お仏壇の高坏に乗る大きさで、日持ちする、甘くない御菓子
個装だから、丁度いいですよ。ぜひお試し下さい (^^)
「間取りの手帳」は、朝日でも書評があったような?
投稿: 涼 | 2004.09.07 11:31