« 福武忍【どうぶつえんにいこう】 | トップページ | 小林作都子【そのバイト語はやめなさい】 »

2004.09.14

ジョン・ウォレス【なんだってしてあげるよ】

なんだってしてあげるよ
ジョン・ウォレス文・ハリー・ホース絵・さくまゆみこ訳
出版社 あすなろ書房
発売日 2004.03
価格  ¥ 1,365(¥ 1,300)
ISBN  4751522663

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1
ちびくまチャーリーは何をやっても失敗ばかり。大好きなジンジャーのためなら何だってしてあげたいのに…。大きい愛と小さい愛。だれかを大切に思うことの幸せが伝わってくる、心あたたまる絵本。

子どもはママが大好き。ママの役に立ちたくて仕方がない。でも失敗ばかり。この子どもの「ママのためなら何でもやってあげたい」気持ちをどう活かすかが問われよう。自分がした方が早くても、一生懸命な子どもの気持ちを汲んでやりたい。
ただ、母親をジンジャーと呼ぶのは、日本の子どもには少々違和感があるようだ。

ちびくまチャーリーの極めつきのセリフ

ちびくまチャーリーは、ひそひそごえで いいました。
「ぼく、しんゆうに なってあげたって いいんだよ」


昨夜も夕食時に家人と話したことだ。最近子どもが犠牲になる事件が多すぎる。親になれないものが、子供を産んでいる。動物の方が、自立するまできちんと育てるではないか。

ジョン・ウォレス【なんだってしてあげるよ】ハリー・ホース絵・さくまゆみこ訳

|

« 福武忍【どうぶつえんにいこう】 | トップページ | 小林作都子【そのバイト語はやめなさい】 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

涼さん、こんばんは!
この絵本、カワイイ~っ(≧▽≦)
この「大好きなジンジャーのためなら何だってしてあげたいのに…。」って、イイですね~(^-^)

私、絵本作家になりたかったくらい(今でも機会があれば・・・)、絵本大好きなんですよ。
お気に入りは、「ぐりとぐら」と「手袋を買いに」です。
ちなみに、以前紹介されていた「ズッコケ3人組」シリーズも好きです。

> ただ、母親をジンジャーと呼ぶのは、日本の子どもには少々
> 違和感があるようだ。

そうですね。
もうちょっと日本人向けに意訳してもいいかも知れませんね。
また素敵な絵本があったら教えて下さいね(^-^)

投稿: アリス | 2004.09.15 00:46

最近また、絵本や児童書に縁が深くなった 涼 です。

絵本の読み聞かせは、楽しいですね。

∥お気に入りは、「ぐりとぐら」と「手袋を買いに」です。

「手袋を買いに」いいですね。「ぐりとぐら」は新作が出ているようです。


投稿: | 2004.09.15 01:20

涼さん、おはようございます。
本当に幅広くたくさんの本をご存知なんですね。

きっとこの本を読んだら、子供の行動と重なるかもしれません。「ママの為に何かやってあげたい」という気持ちは日々伝わってきます。忙しい時は「もう、いいから・・・」なんて言ってしまいますが、そこをぐっと我慢する事も親にとっては必要なんだなぁ・・・と気ずかせてもらいました。
ありがとうございます!

投稿: ぽっかぽか | 2004.09.15 07:59

こんにちは、

∥そこをぐっと我慢する事も親にとっては必要なんだなぁ・

そうそう、後で楽ですよー(笑)

投稿: | 2004.09.15 17:18

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ジョン・ウォレス【なんだってしてあげるよ】:

« 福武忍【どうぶつえんにいこう】 | トップページ | 小林作都子【そのバイト語はやめなさい】 »