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2004.09.17

【原罪の庭】つづき

「未明の家」で宝塚男役風だと書いた桜井京介だが、今回は少々印象を変えた。
むしろ、無骨さというか不器用さが出てきている。

彼が眉目秀麗である必要をあまり感じない。いやそれはいいのだが、あまりにも綺麗すぎるというのも興を殺ぐ。
なにやら曰くありげな過去と神代教授との関係というのも、次第に明らかになっていくのか。

最終部分、彼の「荒治療」とその後の展開、照れた様子がかわいい(うーん、もう少しましな表現はないものか)。

しかしここに出てくる女性陣で魅力的なのは全然ない。というより、これまで読んだこの作者の本全体に言える傾向ではないだろうか。
男性陣がかなり魅力的に書かれているだけに、何故だろうかと思う。

少し余談だが、子どもというのはこうまで親に気を遣うのだろうか。オースン・スコット・カード の「消えた少年達」。この場合は親子のコミュニケーションも良く 子どもは親に充分愛されていることを熟知しているのに、それでも悲劇を防げなかった。


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