トラックバック考
「トラックバックにおけるマナー」という葉桜日記のTompeiさんの記事を、興味深く拝見した。最近、ほかにもトラックバックについて触れておられた記事を見ることが多かった。
未だにトラックバックというものがよくわからない。トラックバックの付け方は解ったし、つけて頂いた場合は先輩方?を見習ってお礼を申し上げてきた。
自分では、「あなたの記事に興味を覚えましたので同じようなことに触れて書いております」というお知らせかなと思っていた。
しかし、「あなたが興味を持つかもしれないことを書いていますよ」というお知らせだという。そのためのpingが、トラックバックだというのだ。広く、例えばココログの広報に対して打つpingを、個人に対して打つのだという。
また、コメントをする代わりに自分のブログに元の記事に対するコメントを書くことになるのだという。
(ここまで、複数のブログの記事を参考にさせて頂いております)
で、上記前者のように思っていたものだから 参考にさせて貰った方(つまり、pingを打った方)がお礼を言うべきで、参考にされた方がお礼を言うのは変かなと思っていたのだ。
しかし後者だとすると、紹介して貰ったのだから…… んん?何だかワケワカメになってきた。
自分がある記事に注目した→そのことを相手に知らせるためにトラックバックをつけた→相手はそれを知ってお礼を言ってくれた?
これって、単純に相手の記事を尊重?したことになるのだろうか?
で、トラックバックをつけて記事を書いたとする。しかし何を参考にしたか書かなかった場合は、読んだ人にはその「元になった記事」は解らないのではないか?
「トラックバックをつけて貰った方は、気になればそのブログを訪れて 場合に拠れば逆に引っ張ってくればいい」という記事も読んだ。
ここで解るように、トラックバックをつけるということはそこから自分のところへ呼び込む?働きもあるのではということだ。で、先に書いた「つけて貰った方がお礼を言うべきかな」という 自分の考えは、ここから来ている。
本当のところはどうなのだろうか?よくご存じの方がいらっしゃったら、教えて頂きたい。
ジャンル(カテゴリー)としては似通っていても、色んなところにトラックバックをつけるのは、マナーとしてはどうなのだろうか。これも、合わせてご意見など頂ければ幸いである。
冒頭で挙げさせて頂いたTompeiさんの記事に、トラックバックをつけさせて頂きました。
追記
3日:へいぽーさんの記事「トラックバックについて」にトラックバック
関連記事:トラックバック考 続き(2004.09.04)トラックバックについて(2004.09.05)
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コメント
自分は一々お礼を言うことは無駄だと思っています。
だって、お礼は情報量が零なんだもの
投稿: kid | 2004.09.02 19:31
トラックバックは楽しいです。
ホームページにはそんな機能ありません。
(BLOGは開いた世界、HPは閉じた世界)
例えば、
ドーピング問題に興味があるとします。
で、ドーピングで検索して、
その記事にトラックバックをする。
そうすることで、
色々な意見や情報を見る事ができます。
そんなこともあったのかとか、
そういう見方もあるのかとか。
なおかつ、トラックバックを通して知り合いになれる。
気持ちを共有できる。
そして、知り合いになれる。
これもまた、楽しです。
トラックバックのおかげです。
考えた人に感謝です。
投稿: Hama | 2004.09.02 20:35
涼さん、こんんちは。akiraです。
僕はブログをはじめてまだ3か月ほどですので、まだこの世界がよくわかったとはいえません。
僕は、トラックバックにはお礼を言っている方なんですが、パソコン通信歴が10年ほどありますので、その感覚で書いている部分が大きいと思います。
パソコン通信では、相手の発言にコメントをつけること自体が、その発言に興味を持ったということなので、コメントに対してお礼を述べるのが慣習になっておりました。
ただ、パソコン通信の場合には、会議室で発言すればみんなに読んでもらえるわけですが、ブログの場合には読んでもらえる保証がないという違いはありますね。
自分の所よりも人の集まるブログ(僕の場合には、ほとんどそうですが)にトラックバックをつける時には、「自分の所に読者が来て欲しいな」という下心はありますものね。会議室とちがって「自分の所」というのがあるのがポイントでしょう。
ただ、「こっちにもそれに関する情報があるよ」という目印だと思えば、読者の側にもメリットはあるわけで、要はみんなに向かって「読んでほしい」と胸を張って言えるような記事を書いているかどうか、ということなんでしょうね。
パソコン通信でも「会議室違い」(会議室のテーマに合わない、共有する価値のない情報は書くなということ)には結構厳しかったですから。
でも、トラックバックをつけさせてもらったことの報告は、してないですね。それをすると、かえって、妙な自己主張をしてしまっているみたいな気がしてしまうので。
自分の方が入り口になる、という意識はほとんどなかったので、トラックバックをつけたところへのリンクは張っていませんでした。名前は出していましたが。この記事を読んで、今後はリンクの張り方も工夫してみようと考えました。
リンクリストもそうですが、せっかく情報を共有できるツールがあるのだから、気軽にどんどん使えた方がいいな、とは思っています。
では、長々と失礼しました。
投稿: akira | 2004.09.02 22:13
「自分の記事」にトラックバックしてもらった場合に、相手が自分の記事のアドレスを紹介していなかった時のことです。
その時に、相手のブログからも「自分の記事」を見てほしいと思うことがありますが、そうした時には、「逆トラックバック」するようにしています。
トラックバックしてもらった「相手の記事」に対して、こちらからもトラックバックするのです。そうすれば「相互リンク」と同じ状態になるので、わりと平和な解決法かと思います。
投稿: もりぷとん(Moripton) | 2004.09.03 03:21
トラックバックの線引きは難しいですね。
Tompeiさんは必ずしもトラバ先への言及は必要ない、
とのことですが、私は必要だと感じます。
「強制リンク」と言われるように、
相手のサイトに自分の記事へのリンクを貼り付けるわけですよね。
自分からはリンクしないけど、
相手にはリンク貼り付けるというのがどうも...。
同じテーマの記事だからつなげていこう、というのであれば、
一方通行ではなく自分からもリンクすべきではないかと。
といっても現実的には、リンクフリーの人と、
私のような言及必須と考えている人、両方いらっしゃいますよね。
どちらが正しいというものでもなく、考え方の違いなので、
例えば同じ本に関するレビューだから、という言及なしトラバには、
もりぷとんさんのようにお返しトラバしてます。
私自身は、「この方のレビューを拝見して読みました」というように、
必ず相手を紹介するようにしていますけど。
...なんて長々と書きましたが、自分のスタンスをまとめた(記事にした)のは、
blogを始めてから2ヶ月も経ってから。
最初の頃はわけも分からず、言及なしトラバしてました^^;
投稿: KOROPPY | 2004.09.03 08:14
皆様、コメントを有り難うございます。
お一人お一人にお返事するべきでしょうが、もう少し考えをまとめてみたいと思っています。
これといった決まったものがないのなら、それぞれの考えを尊重出来ればいいと思います。
それぞれの考え方を許容し、自分流のスタイルを作っていければというところです。
投稿: 涼 | 2004.09.03 16:13
涼さん、こんにちは。
改めて考えてみて、トラックバックしてみました。へいぽー考です。失礼があったら、ごめんなさい。
投稿: へいぽー | 2004.09.03 17:49
涼さん、こんばんは。
今の時点の考えを記事にまとめてみました。トラックバックさせていただきます。
あとの二つの記事のコメントはまたあらためて(^^)。
投稿: Tompei | 2004.09.03 23:28