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2004.09.08

◆高田崇史【QED百人一首の呪】

QED百人一首の呪(しゅ)(講談社文庫)
高田崇史〔著〕
出版社 講談社
発売日 2002.10
価格  ¥ 800(¥ 762)
ISBN  4062736071

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百人一首の一枚を握り締めて、会社社長は惨殺された。残された札はダイイング・メッセージなのか。百人一首に封印された謎が解けたとき、不可能犯罪と思われた事件もまた戦慄の真相を示した。

再読

「何かない?」
「これ、読むか?そやけど、あんまりおもろないで」
と言って渡された本書。はじめて聞く作家だ。

なるほど、薬店の店主の話も探偵役 祟の蘊蓄も少々鬱陶しい。
しかし、肝心の曼荼羅の話になると、俄然面白くなった。結界については多少関心があったということもある。
「君は文学史苦手やからなぁ。百人一首の話は面白かったよ」というのが、読後徹也に語ったことだ。

今回再読ということで、時系列の件は最初から思い出していた。こういう場合もあるのだなということ。呪と結界について、事件との関連性は、少々強引な気がする。これは解説でも僅かに触れられている。
どちらかというと、これまで論じられてきて事への新説が面白かったということかもしれない。

先日記事にした「銘菓『をぐら山春秋』」には、林直道氏の縦横10列ずつの「水無瀬絵図」が付されている。この美しい付録を手に入れるためにおかきを購入するというのも、あながち失礼な選択でもなかろう。

高田崇史【QED百人一首の呪
2002年11月1日第2刷

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