◆篠田真由美【灰色の砦】
灰色の砦(講談社文庫) | |
![]() | 篠田真由美〔著〕 出版社 講談社 発売日 2002.09 価格 ¥ 790(¥ 752) ISBN 4062735407 bk1で詳しく見る ![]() |
19歳の冬。「輝額荘」という木造下宿で深春と京介が出会った直後、裏庭で発見された住人の死体。内部犯の仕業なのか、皆の「砦」に暗い翳がしのびよる。京介も捜査に駆り出されて、事態は急展開する!
こういうことをしている時ではないのだが、中途半端で放っておくのも嫌な気がして、読了。だが、再読。
親子の情といったことは、ずっとこのシリーズのテーマだが、また一つ重い親子関係が描かれた。
話の展開も判っていて読んではいても、細部は忘れていて 最後のメッセージは、また別の意味を持って迫ってくる。
GOOD BYE MY SON. I LOVE YOU.
一人は自ら黄泉へと旅立ち、一人は虚しく息子を見送る。
GOOD BYE MY SON. I LOVE YOU.
篠田真由美「灰色の砦」
2002年9月15日第1刷発行
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