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2004.10.15

ハンス・ウィルヘルム【ずーっとずっとだいすきだよ】

ずーっとずっとだいすきだよ(児童図書館・絵本の部屋)
ハンス・ウィルヘルムえとぶん・久山太市やく
出版社 評論社
発売日 1988.11
価格  ¥ 1,050(¥ 1,000)
ISBN  4566002764

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エルフィーとぼくは、いっしょに大きくなった。年月がたって、ぼくの背がのびる一方で、愛するエルフィーはふとって動作もにぶくなっていった。ある朝、目がさめると、エルフィーが死んでいた。深い悲しみにくれながらも、ぼくには、ひとつ、なぐさめが、あった。それは…

日本人は「言わなくても解ってくれるだろう」と思いがちだ。でも、言われなければ理解できないこともある。解ってはいても、言ってほしい時もある。
【ぼく】はイヌのエルフィーに、「ずーっと、だいすきだよ」と寝る前に言っていた。顔を見合わせた二人?の表情がいい。
5歳児にとっては、少し難しいものを含んでいたかもしれない。「死」の意味がわかるには、まだ幼すぎるか?
愛する者には、いつも言うべきだ。「ずーっと ずっと だいすきだよ」と。

この本を紹介して下さった、ひでさんの『「ずーっと ずっと だいすきだよ」』に、トラックバックをつけさせて頂きました。

ハンス・ウィルヘルムえとぶん・久山太市やく「ずーっとずっとだいすきだよ」
2004年4月30日31刷発行(初版は1988年11月30日)


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コメント

涼さん、こんばんは。
トラックバック有難うございました。
うちからも送らせて頂きます(^^)

本の内容は如何でしたでしょうか?
>5歳児にとっては、少し難しいものを含んでいたかもしれない。
>「死」の意味がわかるには、まだ幼すぎるか?
確かにそうかも知れませんね。
でも、子供だからこそ素直に受け止められる部分も
あるんじゃないかなぁと、僕は思うんです。
うちの娘はこの本のお陰で、人や生き物に対して、
「すき」という事がどういう事なのか少なからずも
分かったんではないかと思います。

投稿: ひで | 2004.10.15 21:05

∥人や生き物に対して、「すき」という事がどういう事なのか少なからずも分かったんではないかと思います。

葬送、それは期待できますね。

投稿: | 2004.10.15 21:20

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» 「ずーっと ずっと だいすきだよ」 [在仏熊猫日記]
ハンス・ウイルヘルム作の「ずーっと ずっと だいすきだよ」は、知ってる方も沢山い [続きを読む]

受信: 2004.10.15 20:53

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