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2004.11.06

石田衣良【池袋ウエストゲートパーク】

池袋ウエストゲートパーク(文春文庫)
石田 衣良著
出版社 文芸春秋
発売日 2001.07
価格  ¥ 570(¥ 543)
ISBN  4167174030

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刺す少年、消えた少女、潰し合うギャング団。今夜も転がり込むトラブルを退屈しのぎに池袋を駆け抜けろ!躍動する青春ミステリー。

石田衣良をはじめて読んだ。きっかけは、朝日新聞。女子高生に小説を作る授業をしていた。その際、この「池袋ウエストゲートパーク」が取り上げられていたのだ。現役女高生には関心の高い本なのだろか。

著者のデビュー作である。標題は、第36回オール讀物推理小説新人賞受賞。
非常にテンポのいい文章で、一気に読ませる。体言止めが多いせいか?解説氏も触れているとおり、海外のミステリを想起させる。

池袋に育ち、地元を愛する少年マコトが、巻き込まれた事件を解決していく。様々なハイティーン達が躍動する。彼らに100%同意することは出来ないが、現代社会の一断面なのかなとは思える。
ストリート探偵という名を冠された主人公の仲間達が気持ちいい。スーパースターではない主人公が一人では立ち向かえないことを、仲間の協力で解決していくという設定。

マコトや仲間も含めて、いわゆる常識的には少し外れているかも知れない若者達への、著者の暖かい視点を感じる。

直木賞受賞作「4TEEN」を読みたくなった。まだ文庫にはなっていないようだ。

石田衣良「池袋ウエストゲートパーク
2004年4月15日第17刷

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コメント

涼さん、こんにちは。
IWGP(池袋ウェストゲートパーク)は、読む人によって感じ方が違うかもしれないですね。へいぽーは、ドラマから入ったので本を読んだときに、ちょっと受け取りが違ったことに驚きました。

へいぽーは、思わず池袋西口公園へ行ってしまいました。あははは。

投稿: へいぽー | 2004.11.06 17:41

あら?映画になっていたんですか。

で、ちょっと調べてみました。

横山礼一郎が渡辺謙? そりゃないんじゃぁ?!

∥へいぽーは、思わず池袋西口公園へ行ってしまいました。あははは。

架空の場所じゃなかったのですねぇ。

投稿: | 2004.11.06 18:24

またもや、書いちゃいますよー

>横山礼一郎が渡辺謙? そりゃないんじゃぁ?!

そうなんですよ。しかも、割とおちゃらけた役柄とシリアスな役柄と中間のない役でした。本だと、マコトと幼馴染だけど、ドラマだとなぜ故ここまで親しいのだと思うのに、まったくの他人なんですよ。しかも、マコトのお母さんは、森下愛子さんが演じていて、このお母さんが面白い。本の中では、ちょこっと説明があるだけですもんね。

本と映像のギャップってありますよね。最近、特に話題になりつつありますけど・・・陰陽師(夢枕獏 著)これも映画と本の違いがあります。

投稿: へいぽー | 2004.11.06 18:56

あ、そっかー。原作とは違う設定なんだ。
何でも原作通りがいいとは思わないけど、あまり変えられたりすると、別のもののような気がすることがありますね。

陰陽師は、本でも映像でもないもので触れて、それ以来読む気がしなくなっています。著者には気の毒ですが……
だから自分たちの責任って重いと思うのでありまする。

投稿: | 2004.11.06 21:08

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