mikingさんから、今朝の記事「魔術はささやく」にコメントを頂いたので、それへのお返事のような形で書いてみます。
宮部作品の少年達が好きだ。おそらくそれは、息子達を愛しいと思う気持ちと通じるのではと思う。
どの作品にも、氏の温かな視線を感じることが出来る。主人公だけでなく、周りをとりまく人物描写が実にうまいと思う。
以下、独断と偏見に満ちたお勧め本。どの本にも現代社会の問題点が盛り込まれている。
何といっても、これ「魔術はささやく」
サブリミナル効果について。また、恋人商法についても。
これと1位を争って?いるのが、「パーフェクトブルー」
ドーピングの問題。
あと、人気が高いのが、「竜は眠る」。七恵という優しい女性が好きだ。但し超能力に関しては、あまり好きではない。
蒲生邸事件
ファンの間でも評価が分かれているが、ごく普通の少年が成長していく姿を描いている点を買っている。
東京下町殺人暮色
これは自分が読んだ(録音した)作品なので思い入れも強いのかも知れない。ここに出てくるトメさんという家政婦さんが母親代わりに主人公に影響を与えている。
これはまた、戦争の無惨さを訴えている。
「火車」「理由」といった作品も原題の問題点を扱っているという点でお勧めです。
ああー、書き出したらきりがないなぁ。あと、好きな登場人物などとどまるところを知らずですねぇ。
しかし、最近のものは買ってはいるものの即読もうとなっていないのは何故だろう?
書き下ろしと違って雑誌や新聞に連載されたものは、どうしても少々冗舌になってしまうのは避けられないのだろうか。「模倣犯」も、あそこまで長くする必要があったのだろうか。
好きな登場人物を挙げだしたら、またシリーズものになりそうだ。なるべく再読して、一つ一つの作品について一杯書いていきたいが、結果は今日の記事程度しか書けない。
どうも今回、まとまりのない冗長な文になってしまった。反省!
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