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2004.12.11

なにわの渡し

朝日新聞10日付夕刊「ほんま?関西伝説」より

矢切の渡しならぬ「運賃無料、大阪の渡し船 潮の香りの水上道路」(asahi.com)

これは、公営渡し船なので運賃無料。日本の大都市では大阪だけだそうだ。
渡し船は法律上は「道路」なので、無料というわけだ。
大阪の場合、川筋に大きな工場があることが多く、橋を架けるには橋桁を高くする必要がある。すると、建設費はかかるし渡るのに大変。

千本松渡船場は、千本松大橋が73年に出来廃止される予定だったが、住民の要望で残ったという。

この大橋を歩いてみた。橋げたは海面から33メートル。ループを2周してのぼり、息を切らして橋を渡りきると、再びループを2周して下る。私の足で頑張って15分。一方、ここの渡し船はだいたい15分間隔であり、所要時間約1分。しんどい目をしなくても、のんびり船で渡った方が楽だ。

もう一つ、大阪人特有の経済観念から。
「わしらの税金使って、大きな橋造って、元とれんかったらどうしてくれるんや」という発想だという。

この記事を読んで思い出した。
高校時代から結婚前まですんでいた旭区でも、無料の渡し船があったのだ。丁度守口市との境。自転車も一緒に乗せてのんびりと対岸へ渡ることが出来た。
対岸から西へ川沿いに下り、赤川大橋を渡って帰路は左岸を帰ってくると 城北公園に寄ったり出来た。
懐かしい散歩コースだった。


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