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2005.01.31

ほぼ日手帳 一ヶ月

ほぼ日手帳を使い始めて、一ヶ月。

普通の手帳としてではなく、電話の受信簿としている。

一時期、リングノートを電話の受信簿にしていたが、最近はメモ書きしていた。それを転記するのだが、忙しくてついそのままにしていると紛失することもしばしば。そういうのに限って、後日見直す必要があったりする。

手帳の機能としては、一日一ページなので厚くならないようにとの配慮からだろう。紙質がかなり薄い。ボールペンで書くと裏移りする。それ故、今はシャーペンを使っている。

もう一つ、この手帳に書き付けているもの。それは、その日目に留まった俳句である。これは偶然、1月1日の朝刊に漱石の俳句が掲載されているのを見つけてから。
是が非でもというのではなく、「折々のうた」などから見つけたら書き留めておくという程度。しかし、1ヶ月経って読み返してみると、なかなかいいなと思う。

この手帳に使っているカバーは、グレーのビニール製。
同時に求めた他のカバーは、ブックカバーになった。しかしカバーとしては、やはり機能的に今一つの感もある。手帳と同じくらいのページ数でないと、うまく収まらないのだ。回数券を入れておけるのはいいが、イコカはちょっと無理だった。分厚くて馴染まないのだ。

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2005.01.30

男の隠れ家

kakurega既に2月号が発売されているのだが、この号を買ったのは、特集「日帰りローカル線の旅」に惹かれたから。

その内の一つが、叡山電鉄鞍馬線だ。
出町柳から鞍馬駅までなので、行こうと思えばすぐにも行けるところだが……

今年は、もしかしたら義経ブームで混む可能性ありかもしれない。暖かくなってから等といわず、今がチャンスかも。

さて、随分乗っていないこの路線だが、車体のデザインやカラーに工夫を凝らしてあるらしい。
パノラミック電車「きらら」は、自然いっぱいの景色を満喫するために、屋根まで周り込んだ大きな窓をつけ、座席を窓側に向けているという。
乗ってみたーい!

また、車体の色も、桜を象徴するのにアイボリーとメープルレッド、モミジを表すにはアイボリーとメープルオレンジの組み合わせをしているとか。
普通車両も、水色は鴨川、紫は藤、グリーンは新緑を表しているらしい。

他にも、一度は乗りたい大井川鉄道(乗りたい乗りたいといいながら40年近く経つ (^^;) や江ノ島電鉄が紹介されている。

関連記事
隠れ家通信(6日)
北斗星(05.02.03)


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2005.01.29

「緑のマンハッタン」

今日、川端裕人氏の「緑のマンハッタン」が10冊届いた。

この本は、2000年3月に文藝春秋から刊行されたのだが、絶版になるという。出版社に60冊ほどあったのを、著者のご厚意で希望者に分けて頂けるということで、厚かましくも10冊お願いした。

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メル友?

某MLでの激しいやりとりが、ようやく収束した。
テキスト文字だけの会話は難しいと思う。

ちょっとした誤解が元で始まったメール交換がある。もう6年半ほど経つ。
今では、何を言っても大丈夫になった。これは、オフラインでのおつき合いが長い友人よりも、離れている分ある意味で客観的になれるからだろうか。

続きを読む "メル友?"

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2005.01.28

ありがとう、古田選手

古田選手の、新しい記事が出た。
みんな!トラバは全部読んだぞ!
なんと、1000を超えるトラバを全部読んだというのだ。
当たり前といえば当たり前だが、1118通。半端な数ではない。しかも帰国後も、構造改革委員会なるものがあったり、お忙しいだろうに。ひたすら、感謝です。

今度の記事で書いていらっしゃるのだが、

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2005.01.27

月命日:仏花

仏花というのは、どうしてあんなに画一的なのだろう。殆どいつも同じ花材。

数ヶ月前から、仏花にとらわれず花を買っている。

岐阜の山村に住む祖父母は、常に花を育てていた。戦死した息子3人を祀る仏壇には、季節の花が活けてあった。
夏休みは殆ど祖父母宅で過ごしていたが、お盆の前になると祖母はいつも仏具を磨いた。それを手伝いながら、しかし祖父母の哀しみに思い至ったことはない。

母からはよく伯父達の話を聞いていた。母にとって自慢の兄であったらしい。子供の頃のエピソード、近衛兵として村中の誇りであったことなど。

丁寧に仏具を磨く祖母の背は丸く、小さかった。

今日は、淡いピンクのチューリップが挿してある。

2011年1月に転載


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やっぱり汽車が好き

先の日本縦断!では、乗り継ぎの時間も含めてだが、毎日ほぼ10時間近く汽車に乗っていて、それが丸三日間続く。
たしかにおしりが痛くなるだろうな。

3年前、復路のトワイライトに乗ったときは、正規の時間割ではなくツアー独自のものだった(註)。
「日本海を見ながらフランス料理を」が売りだが、往路よりも復路でゆっくりしたいと逆コースにした。
札幌から函館までは「スーパー北斗」のグリーン車で、これも良かった。函館発18時半頃で大阪着は、翌日の17時過ぎ、なんと22時間以上も列車内にいたことになる。これはダイヤの合間を縫っていたので、深夜新潟あたりで泊まっていた。
(註)「どうりで筋が違うと思った」とは、ある鉄ちゃんの感想。

次の日は、たしかに筋肉痛だった (-_-;)

あれ以来、毎年北海道へ行こうと決めた。一昨年秋も行く予定だった。だが、もう一年半ほど行っていない。

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2005.01.26

渡辺佳子【経絡リンパマッサージ】

経絡リンパマッサージからだリセットBOOK
渡辺佳子著
出版社 高橋書店
発売日 2002.07
価格  ¥ 1,365(¥ 1,300)
ISBN  4471032186

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1
経絡リンパマッサージは、現代人の心と体のコリを癒し、病気になりにくく免疫力の高い健康な体にリセットすることを目的としたマッサージ。その基礎とさまざまな症状にあわせたマッサージを、写真とともに紹介する。

今日届いた本。
翠茶さんが「癒されたいのか…」で紹介なさっていた。

とても簡単でちょっとした合間に出来てスーッと楽になるのでいい感じです。('∇')

ということなので、楽しみ。

まず、身体の色々な症状を挙げ、それに対するにどのマッサージがいいか解説。
次に基本技を紹介、そして前進基本マッサージへと進む。

そのあとは、各患部ごとにリンパを流す方法を伝授するという構成。
少しずつマスターして「身体リセット」出来ればいいな。
少しは血の巡りがよくなるだろうか。願わくは、頭の血の巡りもよくなって欲しいものだ。

渡辺佳子「経絡リンパマッサージ

上記、翠茶さんの記事にトラックバックを送らせて頂きました。


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消えた音声、復活

ミーティング後作業中、FさんのPCで音声が消えた。
最初にコピーしてあるものから、音声インポートで持ってきて、要らない部分を消して必要な音声を残す。見出しを付けて、無事復活。

「そうですか、それで最初に音声エクスポートをしてオリジナルを残しておくのですね」と、Fさん。
また一つ、解ったことが増えた。

一歩、前進です (^_^)

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2005.01.25

日本縦断!

いいなぁ、行きたいなぁ。

鉄路列島縦断、思わぬヒット マニア想定に中高年も続々

次は30日からだって!

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辻一朗【のばそう健康寿命】

のばそう健康寿命(岩波アクティブ新書 103)
辻一郎著
出版社 岩波書店
発売日 2004.02
価格  ¥ 735(¥ 700)
ISBN  4007001030

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人の生死は、自分でコントロールできない、というか、すべきでないと思い至るようになった。だとすれば、出来るだけ自力で生きられるようするしかない。その為には、最小限度の健康は、保つ必要があるだろう。
というわけで、この本を読んでみた。

幾つか面白い症例があるのだが、その一つに「歯周病と脳梗塞との関係」がある。
歯周病の原因である細菌が、同時に動脈硬化の原因になっているというのだ。
それでは、よく噛むと痴呆が防げるのだろうか。短絡的に書くと、答えは「イエス」と言えるだろう。
咀嚼することにより、脳(特に海馬)が刺激されるのだという。

また、仙台市での高齢者への積極的な取り組みも評価されるだろう。
これまで、高齢者の運動機能は低下する一方だとされていたのを覆すような取り組みだ。
「老化は、ただの運動不足?」とまで言いきってしまう大胆さに敬意を表して、出来ることに取り組んでいきたい。

最後部分、東北大学の川島隆太教授の「音読と計算」についても触れられている。

キャッチコピーの一つ「読書やボランティア活動は老化を遅らせる」を信じて、時折読み返していこう。

関連記事
今日届いた本(2004.09.08)
川島隆太【朝刊10分の音読で「脳力」が育つ】


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2005.01.24

本は所蔵しておくべきだ

必要があって、ある人と曾野綾子の「太郎物語」の話をしていた。
親本はとっくに絶版で、図書館でも文庫本しかない。

TRCで検索してみると、なんと文庫本も絶版のようで、曾野綾子選集に納められている。

古い文庫本を持っている。男の子のお母さんは読んだら面白いよと、友人達に勧めていた。これを読んでいた頃だったか、NHKの銀河ドラマシリーズで放映した。長門裕之と岸田今日子が両親役で、確かマヒナスターズの山田氏の息子さんが太郎君役だったような記憶がある。

面白いのは、この本と並行して「木枯らしの庭」を書いておられたこと。「太郎物語」の両親をある意味理想の親とすれば、この本に出てくる母親は何ともはや……

ところで、akiraさんが本の寿命という記事を書いておられる。まったく同感である。
一度手放したら、なかなかお目にかかれないかもしれない。特に文庫本は、置いておこう。

トラックバックを送らせて頂きました。

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追記:1月

27日:1.松谷みよ子「いないいないばあ」(.04.08.10)
24日:走るアシモ
7日:川端裕人【ふにゅう】

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2005.01.23

走るアシモ

少し旧聞に属するが、ホンダのアシモがジョギングをした

いつかはアトムのような人型ロボットが開発されるのだろうとは思っていたが、随分進化したものだ。
しかし、こうしたロボットに感情は宿らないのだろうか。

イヌのアイボがほしいと思ったことがある。
ニャムやアローがいなくなって、それに代わるものがほしかったのだ。

しかし、この手の技術は日進月歩だ。我が家へ来たアイボより、もっと可愛くて賢いアイボが出たら、心穏やかでないかもしれない。かといって、サッサと買い換えられるものではない。
生き物と同じで、情がわき可愛くなるとそれをポイと捨てられるものではないだろう。

というわけで、アイボがやってくる可能性は、まだまだ少ない。

アトムのあの哀愁に満ちた瞳に弱いのだ。

24日追記
Fumさんの大学への基礎数学雑記帳10年後にはお手伝いロボットがわが家にやってくる?に、トラックバックを送らせて頂きます。
10年後くらいに、掃除をしてくれる可愛いロボットが来てくれるといいな。

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ベストセラー快読

日曜日の楽しみは、朝刊の読書欄。

今日のベストセラー快読は、原りょう の「愚か者死すべし」。但し、Web版は、未だ更新されていない。

実に9年ぶりの新作だそうだ。
直木賞受賞作「私が殺した少女」を読んだ。ハードボイルドなのに好ましかった。

この作品も、新刊案内が出たときから注目していた。どうやら、ベストセラーらしい。既に7刷り12万部売れたという。
主人公は、同じく私立探偵沢崎。買おうかどうしようか。

まずは、「私が殺した少女」を再読してからにしよう。あまりにも「積読」が多すぎる。少し整理して読み上げる必要あり。

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2005.01.22

草野球

わーい、また更新されてる、古田選手のブログ。草野球と題して、(多分)地元のチームとの交流試合。

ハイレベルなうちのチームのラインナップは 1番サード・高津 2番セカンド・石井一 3番ショート・小坂(元スワローズ投手) 4番ファースト・古田 と自分たちで言うのもなんですが豪華な内野陣です。
ホント、すごいメンバーだ。でも4人だけ?観客も含めて総勢30人くらいと言うから、そうだったのだろう

最後は古田の安打で逆転勝利だったそうな。
こんな試合も楽しんでいることが判る。ロスでの自主トレは、これで終わりの模様。

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Fさんへエール

最初はどうなることかと思った。
先輩達に電話をして、それでは埓があかずPCを持って行って指導してもらった。

もしかしたらギブアップするかもと思っていた。しかし、決して挫けなかった。

その甲斐あってか、大先輩の校正では「丁寧に着実に力を身につけている」という評価をもらった。

そう、大事なのは自分にストッパーをかけないこと!
少しずつでもやることによって、成長する。

まさに先日の必要な言葉の通りだと思う。
さぁ、やりたいこと・なりたい理想を言葉に出してみよう。きっと出来るから!


ようやく50枚程、CDが焼けた。まだあと、200枚以上ある。

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2005.01.21

有名人のブログ

akiraさんの古田選手のブログに共感して書いている。

いわゆる有名人で、ブログをしている方が多いようだ。プロバイダー側も、宣伝になるということで、積極的に支援しているのだろう。ココログでも「あの人もココログはじめてます」という形で、紹介している。

最初に紹介されたときには覗きに行っても、ずっと見に行くということは殆どない。

ブログにしてもいわゆるホームページにしても、有名人だからではなく、そのブログ・ホームページに魅力を感じるから訪問するのだ。そういう視点からすると、有名な方であっても、我々無名の市井人でも同じだと思う。

そういう何とも厚かましい姿勢で、訪問させていただいている幾つかのブログがある。コメントを書いたり、お返事を頂いて感激したりしているが、これはこれからも変わらないと思う。

古田選手のブログということからいうと少し外れてしまったが、上記akiraさんの記事にトラックバックを送らせていただきました。

古田選手については、またの機会ということで。

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2005.01.20

デジタル化の落とし穴

タイトルは、昨日来た日経パソコン1月24日号のもの。

アナログデータをデジタル化するのが、保存するのにも音質劣化防止にもいいというので、自分が関係している録音データで取り組んでいる。

しかし、この記事を読むと、こだわる人たちは意外と否定的な部分をお持ちであることが判る。

アナログからデジタルへは、カセットテープ・写真やネガ・BHSテープや8mmテープが挙げられるが、自分が関わっているのは、音のデジタル化。

最近では、アナログからの変換のみならず、直接デジタル録音している。PCは録音機器ではないことは充分承知した上での取り組みではあるが、各機器の相性などなかなか難しい問題を孕んでいる。

今回の記事についていえば、
・最適なデジタル化は難しいこと
・プロは決して圧縮形式を使わない
といった情報も掲載されており、どちらかというと大容量をコンパクトにする仕事だけに、うなずける点と仕方ないと自分を納得させる部分とがある。
せめて、最初の音源取り込みだけはいい音質をと言い続けているのだが……

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2005.01.19

必要な言葉

葉桜日記のTompeiさんの記事『海馬――脳は疲れない』(池谷裕二・糸井重里)に記載されていた言葉

・ストッパーをはずすと成長できる。
・やり始めないと、やる気は出ない。
・言ってしまったことが未来を決める。

自分はパニックを起こしやすい・人の足を引っ張っているのではないかと(自分で自分を)決めつけている人に言いたい。ストッパーをはずそうよ!

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音声認識ソフトは使えるか

asahi.comのbeより音声認識ソフトは使えるか

うーん、認識精度はかなり上がったようだ。だが、会議の録音などはまだ無理なようである。

会議おこしに使う現実的な方法は、録音した会話を聞きながら、マイクを通じてその会話を自らおうむ返しで発声して入力していく、というものです。

これでも、書く(キーボードからの入力)よりは半分から3分の1の時間ですむという。

導入する気はないが、一度どうしても試してみたいソフト。価格が1万8000円前後ということで、試してみるだけにしては、高すぎる。ソースネクストで開発してくれないかなぁ。

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2005.01.18

古田敦也ブログ更新

更新できるかなと書いたが、意外やここのところ更新されている。高津さんと野球教室inロス

ロサンゼルスでの、子供野球教室について楽しそうに書いている。日本でも、高校生との交流がようやく始まったばかりだが。
昨年高津がロスでメジャーのトライアウトを受け、シカゴホワイトソックスに決まったということを書き、(チョットうらやましい)と書いている。彼自身最早その気はないだろうが、本音がうかがえるようでもある。

もしかしたら、「もう○年若かったら……」と思っているかもしれない。

一つ前の記事LAからには253ものTBがあったが、今回はまだ62。というわけで、2回目のトラックバック。

これまで書いてきた記事

古田敦也公式ブログ(05.01.09)
古田敦也選手(04.12.19)
古田選手、アマ将棋3段に(04.11.28)
【決意!合併・1リーグ制NO!宣言】(04.09.12)
古田敦也の言葉((04.07.13)
谷川浩司・古田敦也 「勝負脳を鍛える」(04.07.11)

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高機能マッサージチェア

高機能マッサージチェアが、結構売れているという。(asahi.com)

家電量販店では展示商品を体験できる。平日の昼休みや夕方以降、休日は満席だという。
5年くらい前までは、20万円未満のものが60%程を占めていたのに、最近は20万円以上が75%前後。多少高くてもプロのもみ味に近いものを求める人が多くなったらしい。

一番売れるのは、40万円前後する各社の最上位機種だという。 スペースは、背もたれを倒した状態で1畳程度。今日も少しマッサージをしてもらったのだが、「こってますねぇ」と言われた。
通うことを思えば、家族で使えばお買い得なのだろうか?

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2005.01.17

鎮魂

朝日新聞夕刊記事と写真

年月が経っても、決して忘れられるものではない。

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あの子はいま?

1月17日

多くの命が奪われたこの日。残されたものにとっても、辛い日々が経過していった。

その頃テレビで見た、中学3年の男の子。両親を失い、妹と共に、叔母の家に引き取られた。裕福とは言えないそこにも子供がいる。その子は気を遣い、よく手伝いをするようになったという。丁度高校受験の年。進学するかどうかも、その時点ではっきりしていなかった。

徹也もこの年、中学3年だった。通常なら受験勉強に励んでいたであろう同い年のこの子のことが、脳裏から離れない。

あの子は今、どうしているだろう。

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2005.01.16

近江源太郎【色の名前】

色の名前
近江源太郎監修・ネイチャー・プロ編集室構成・文
出版社 角川書店
発売日 2000.04
価格  ¥ 2,625(¥ 2,500)
ISBN  4048836226

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自然にまつわる多彩な色の名前を、その由来となった自然風景の写真とともに紹介。橙色、狐色、ミスト・グリーン、アクアなど、微妙な色を色名と事物との関係を通してまとめる。光琳社出版1996年刊「色々な色」の改題。

最近とみに色づいている(色気づいているわけではないので、誤解しないように!)が、これが先日来話題の?「色の名前」
やはりガマンできずに注文してしまった。また(この本に)会えて嬉しいな。一度絶版になっても再度日の目を見せて下さった出版社の方に感謝。

序章「虹の章」から始まって、
1.「空や水や火の章」
2.「鳥や獣や虫の章」
3.「花の章」
4.「草や木の章」
5.「実と実りの章」
6.「染め色の章」
7.「土や石の章」と続く。

そして、それぞれの色を持ったものたちの写真が掲載されている。
各章の後ろにはコラムがあるが、その中でも重目色の美しさには圧倒される。季節ごとに分けてあるが、例えば秋の【女郎花】と名付けられた【黄】と【緑】。それが同じ組み合わせでも冬になると【枯野】となり、【黄】は濃く【緑】は薄くなる。

巻末には、明度彩度なども含めて並べられた色見本がある。

色の名前」近江源太郎監修
2004年5月20日13版発行


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骨格と発声

日本人の食生活の変化が骨格にも影響を与えているとはよく聞く。
先日も「そういう風に顎の筋肉が発達していない場合、若者独特の?甘ったれた話し方になるのでは」という話を聞いた。

昨日の、ある会の定例会で司会をした女の子。丁度そんな話し方で、何だか納得してしまったのだった。ま、(昨日のはともかく)効果を狙っているということもないわけではないのでは?>いまだにおねだりするときは声のトーンを変える人 (^_^;)

昼休みとしよう。

当日追記
少しニュアンスが違ったかな。先日聞いたのは、口を開けないで話すということも原因の一つだという話だった。これは、今日フライパンを買いに行った店のレジでのこと。無愛想なアルバイト(だと思う)の女の子が、口を殆ど開けないで応対していた。

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2005.01.15

「ごくせん」始まる

ごくせんが始まった。只今放映中なのだろう。

2年前の3月、最終回を見た。場所は、
当時小1のチビさんを連れ、5人で行った白馬コルチナ国際スキー場のホテルグリーンプラザ
その前に4人で行ったときはメゾネット型の部屋で上下に分かれていたのだが、2年前はファミリールームでベッドと布団の組み合わせだった。

なんと、チビさんが「ごくせん」を見ているというので、全員それぞれのスタイルで何気なく見ていた。

今度はこんな部屋がいい(メゾネット型のこと)とチビさんが言うので、「次はそうしよう」と約束していたのだったが……
ホテルからは、今も案内が届く。

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カレン・キングストン著【ガラクタ捨てれば自分が見える】

ガラクタ捨てれば自分が見える(小学館文庫)
カレン・キングストン著・田村明子訳
出版社小学館
発売日 2002.05
価格  ¥ 540(¥ 514)
ISBN  4094180311

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はい、年が明けても相変わらずこんな本を読んでいます(苦笑)→まだまだどういう状態であるか、お判り頂けるでしょうか。→(書いた後のおまけ)これを書いていて、煮物を焦がしたみたい(これは苦笑ではすまない (-_-;)

 

サブタイトルが、風水整理術入門とある。これにちょっと惹かれて購入。
とはいっても、風水というものにはまったく関心がない。しかし、よく雑誌(の広告)などで見かける風水学などとは違う(ような気がする)。
内容は、一言で言えばこれまで読んだものと大差ない。

 

風水らしいのは、「ガラクタ」が、如何にエネルギーを滞らせ、人を無気力にさせるかを説いている点。

 

まずガラクタの定義から始まって、ガラクタをため込む心理へと進み、ガラクタの見分け方を示し、処分の仕方を指南する。
ユニークなのは、それらガラクタが身体や精神に与える影響について触れていることだろう。

この本は、風水の「不要なガラクタを整理する」という部分に焦点をあてています。風水の効力を得るために、これを避けて通ることは出来ません。

 

著者は、スペースクリーニングという言葉を使い、付記として基礎的なスペースクリーニングのステップを教えてくれている。

 

ガラクタ捨てれば自分が見える カレン・キングストン著・田村明子訳
2005年1月1日第6刷発行

 

 

 

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2005.01.14

【色の歴史手帳】

色の歴史手帖(PHPエル新書 055)
吉岡幸雄著
出版社 PHP研究所
発売日 2003.09
価格  ¥ 1,050(¥ 1,000)
ISBN  4569630871
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昨日届いていた本。

今朝からずーっと、PCの前にいた。
テープから転送しているか、編集をしているか、CDを焼いているか、ラベルを書いているか。3台のPCが動いている。
Pentiumを『ペンティウム』と読んでいるのがあって(そういう読み方もあるという事を始めて知ったが)、別のところから持ってきた『ペンティアム』と差し替え。スペック(数字)はそれぞれ違うから、ここだけで非常に時間がかかってしまった。これは雑誌だからこういう処理をしているが、蔵書だったら勿論読み直しをして貰う。

しかし、目が痛い。

昨日、色を紹介して下さっているサイトの事を書いたが、この本も、偶然注文していたのだった。染料の材料などについても触れられているが、口絵を飾る写真の美しい事。
色目の違う紫や紅色を重ねてある写真など、ため息が出る。

本文は、月毎にテーマを決めて色について記してある。例えば1月は【赤】。

赤色は陽と火を畏敬する心

自分の目で確かめる事が出来るのだと実感する。色の世界が無くなるのは淋しいだろうなと思う。
しかし、これを音訳するのは不可能だろうなぁ。

色の歴史手帳日本の伝統色十二カ月

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2005.01.13

古代紫と江戸紫

葉桜日記のTompeiさんの伝統色カラーチャートで教えて頂いたサイト。

多彩な伝統色カラーチャート

同じ紫色でも、色々な色合いがある。


徹也の祭壇に掛けるきれいな敷物を探していた。
季節ごとに地元のデパートへ来る染め物のお店がある。1枚ずつ色合いも違うシルクスカーフなどを製作・販売している。そこで見つけた、大判スカーフ。まさに探していた色だった。

古代紫なのだが、同じものの色違いに江戸紫のものがあった。どちらもステキだったが、やはり古代紫を選んだ。店主が、「関西では古代紫が、関東では江戸紫のものがよく売れる」と仰有っていた。
江戸紫は、ちょうど「助六」のはちまきのような色。やや派手な気がする。古代紫は、落ち着いた良い色だと思う。
お値段もよくて、たしか3万円ほどしたと思う。

上記サイトで見る限り、少し色合いが違うようだが、フト思いだしたことだった。

上記Tompeiさんの記事に、トラックバックを送らせて頂きました。

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今日もB型だった

今日は、会の新年会。お豆腐中心のヘルシーメニューで、量的に満足して貰えるかどうか幹事さんは心配していたが、充分満足できる内容だった。

2階の会場から階下のロビーへ降りてのコーヒータイム。バスで送って頂く人たちが帰ってからも、残った何人かでお喋りをしていた。
またしても血液型の話になり、今回も「B型だよ」と言うと、「え?A型でしょ。」という反応があった。しかし「そう言われればそうだよね」と言い出す人もあり、何となく納得して貰えたかな?

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2005.01.12

朝食は、身体に悪いか?

先にご紹介した本生活習慣病に克つによると、朝食は身体にとって悪いとある。

しかしこれまで、「朝ご飯は大切だ」とすり込まれてきたので、これはかなり衝撃的な説だと思う。朝食を食べていない児童・生徒は、なかなか学習意欲がわかないとか、パン食よりもご飯にみそ汁の和食の方がより早く脳が活性化されるとか、言われてきたように思う。

今日何人かで話をしていたときにも、やはり朝食は大切ねということになった。

それを真っ向から否定していらっしゃるのだ。

しばらく朝食抜きで過ごしているが、ある意味、忙しい朝に食卓へつかなくていいのは楽だ。

一方、最近物覚えが急速に悪くなったこととは、関係ないだろうか?

もっともこの本は、朝食のことだけではなく生活習慣の見直しを説かれていて、参考になることは多い。
ウオーキングよりランニングの方がいいといった話もある。

ところで、著者は、78歳で亡くなられている。

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2005.01.11

佐藤愛子【夢かと思えば】

本体1000円  20cm 260p
分類:914.6 88023614
4-651-13016-X / 1988.09 対象:般

滅多に読まないエッセイ集、しかもかなり古いものだが(といってもたかだか15年前)、現代にも通じる面白さがある。

妥協しない作家。

面接試験で好きな作家は佐藤愛子と答えた若い女性が「こりゃダメだ。協調性がない……」と、一次試験にパスしていたのにその面接で落ちたという話。
など、挙げだしたら枚挙にいとまない。ネタとしてはかなり古いものが多いが、その毒舌は面白かった。

【「今日は勧進帳でいく」という洒落・「だるまは九年」のヤジ】が判らない人が多いといって嘆いておられるが、現在ならさらにそうであろう。
そして、だんだん著者と同じようなことに憤慨し・独り毒づいたりしていることが多い自分に気がつくのである。

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2005.01.10

島田一男【轢殺交通捜査官】

本体699円  18cm 203p (カッパ・ノベルス )
分類:913.6 91035658
4-334-02957-4 / 1991.11 対象:般

深夜、晴海埠頭から1台のベンツが海に飛びこんだ。自殺した男女の身元は不明、さらにベンツが盗難車であることが判明する。しかも検死の結果、被害者には自殺を否定する怪異な点があった。

これも、図書館の本。BK1にもAmazonにも、画像はない。

捜査官シリーズの一つと言っていいのだろうか。

冒頭、コロンボものよろしく犯人?の登場。ところが、警察はなかなかそこへ辿り着かない。いつも後手後手に廻ってしまって被害者が増えていく。

ココログで島田一男を検索して、懐かしいものに巡り会った。NHK連続ドラマの映画化されたものがアップされていたのだ。

永井智雄(相沢(東京日報))・大森義夫(八田(東京日報))・原保美 (長谷部(東京日報))・滝田裕介(伊那(東京日報))・園井啓介 (山崎(東京日報))・綾川香 (浅野(東京日報))・沢本忠雄 (菅(東京日報))・高城淳一 (浦瀬(中央日々))・相原巨典 (桑原(中央日々))・山田吾一 (岩見(中央日々))・外野村晋 (熊田(新日本))・内田良平 (荒木(新日本))・森島富美子 (光子)・清水将夫(西郷)・久松晃 (松本)・二本柳寛 (捜査一課長)・宍戸錠(藤本)・野呂圭介 (小倉)・深江章喜 (立見)

テレビとほぼ同じキャスト、豪華なメンバーだなぁ。当時、イナちゃんこと滝田祐介が好きだった。敵役(他社のライバル)荒木がいい味を出していた。
テレビでは違う俳優だったと思うが、うーん、名前を思い出せない。

ご存じの方はいらっしゃらないだろうか?って、テレビドラマが始まった頃だからなぁ。

話題が逸れてしまった (^_^;)

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カウンター変更

昨夜から、カウンターが不安定になった。そこで、これまで併用していたカウンターを持ってきた。
記事をアップしたも動くので(つまり自分で動かすことになるのが)イヤなのだが、仕方ない。

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2005.01.09

阿井渉介【Y列車の悲劇】

Yresha本体699円  18cm 258p 
(講談社ノベルス )
分類:913.6 91007012
4-06-181542-3 / 1991.03 
対象:般

上り寝台特急「はやぶさ」のA寝台車の個室で、女性の惨殺死体が発見され、残りの乗客全員は走行中の列車から消えた。不可解な事件が高名な脚本家のシナリオ通りに動いている事が判明した時、謎はさらに混迷の度を深める。

図書館で借りた本。画像は文庫版。ノベルズ版・文庫版共に、BK1では注文不可。
旅情ミステリーというと西村京太郎だが、著者も多くの鉄道ものを出している。

人情話の趣もあり、とりわけ残酷さが出てくるわけでもなく読みやすかった。
ただ、肝心の列車から乗客が消えるトリックは、おそらく少し鉄がかった人なら(別に鉄でなくても)割合すんなり解ってしまうのではないだろうか。また、シナリオの件についても、すぐに気付くと思う。

しかし、捜査主任の言動を通して、幾つかの伏線が張られており楽しめる。
事件が起こるのは「はやぶさ」だが、Y列車とは何かというのも、一つの鍵になる。

白雪姫と王子が、「(それぞれの仕事で)それこそ別々の道を走っていくけれど、行先ではいずれ必ず一緒になる。人生の目的は同じなのだから」ということで旅した鉄路が、Yの字になっているところ。これが、タイトルの所以だろう。

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古田敦也公式ブログ

本当にトラックバックを送っていいのかな?

∥目標は大きく打倒眞鍋かをりのトラックバックで。

ということなので、少しでもお役に立つなら……
日本一のトラックバックをもらっているという眞鍋かをりのブログを覗いたことはないのだが。

いえいえ、去年はお疲れさまでした。今年も応援しています。という気持ちを込めて、トラックバックを送らせて頂きます。

古田敦也選手のブログはこちらです。

当方も、So-netに、ブログ開設の予定!

1月9日夕方追記
善通寺日記のyoshiさんが古田選手に聞いてみたいことでご紹介下さり、トラックバックを頂きました。こちらからも送らせて頂きました。

これまで書いてきた記事
古田敦也選手(04.12.19)
古田選手、アマ将棋3段に(04.11.28)
【決意!合併・1リーグ制NO!宣言】(04.09.12)
古田敦也の言葉((04.07.13)
谷川浩司・古田敦也 「勝負脳を鍛える」(04.07.11)

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2005.01.08

小山内博【生活習慣病に克つ】

生活習慣病に克つ新常識(新潮新書 015)
小山内博著
出版社 新潮社
発売日 2003.05
価格  ¥ 714(¥ 680)
ISBN  4106100150

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1

今日届いた本。

最近、これまでのいわゆる常識を覆すような本が出ている。家人が只今読んでいるのは、「コレステロールは高い方がいい」という本。ドックでコレステロール値が高いといわれたのに納得できず、この本を読む気になったらしい。

さて本書だが、「まずは朝食を抜く!」とショッキングなタイトルが付いている。
これまで、朝食をしっかり摂ってエネルギーを確保しておかないと、勉強や仕事に差し支えるという説が多かったと思うが、本書では朝食を食べることの害を説く。

昔のように一働きしてから朝食を摂るのならともかく、起き抜けに食事をして即活動しなければいけない生活では、食事は害こそあれ有益ではないというのだ。

ということは、昼食後も言えるわけで、ゆっくり昼食も摂れない環境は良くないと言えるだろう。

といったところから始めて、アトピー性皮膚炎・アルツハイマー・がん・うつ・肩こり・花粉症などと食事や生活習慣とのメカニズムを解説している。


生活習慣病に克つ新常識 まずは朝食を抜く!小山内 博
2003年8月25日6刷

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2005.01.07

高校ラグビー、決勝戦

啓光学園、戦後初の4連覇。おめでとう!

啓光学園4連覇 高校ラグビー

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川端裕人【ふにゅう】

ふにゅう
川端裕人〔著〕
出版社 新潮社
発売日 2004.07
価格  ¥ 1,575(¥ 1,500)
ISBN  4104691011
bk1で詳しく見る オンライン書店bk1
「一度でいい。かわいい愛娘に、母乳ならぬ父乳をやってみたい!」 仕事に燃えるママに代わって育児に頑張るパパの「超現実」を描いた、思わず苦笑の小説集。

昨日、届いた本。短編集で、最初の二篇を読んだ。
発行された当時、「ふにゅう」ってなに?と思ったが、母乳に対しての父乳という意味。いいなぁ、こういうお父さんが増えたらという、一種ジェネレーションギャップを感じてしまう。

我が家もいわゆる共働きだったし夫は非常に協力的だったが、子育てを共にすると言ってもここまで(註)共同作業だとは認識していなかったようだ。それは、自分自身もそうだった。

(註)育児休暇を取ってまでというところまで。そもそも、母親側にも育児休暇はなかったのだった。

まだ全部読んでいないのだが、色々な世代に、考えさせてくれる本だと思う。ユーモア溢れる内容で、一気に読めてしまいそう(だから困るのだが)。色々な世代の親たち・親候補達に読んで頂きたい本。

うーん、子育て時代を色々思い出させてくれそう。二作目「デリパニ」などは、どぎまぎしてしまう。

若くして子供だけ出来、自分は乳離れしないで放り出したのを近くで知っているだけに、かなり複雑な心境にもなる。同時に、ちょっとホロリとしてしまう。

まったく偶然だが、今朝訪れたら、著者ご自身からのメッセージがあった。「がんばれ、ふにゅう
トラックバックを送らせて頂きます。

当日追記

五篇の短編からなっている。それぞれが父親の子育てを描いているのだが、それは同時に五組の夫婦のあり方でもある。
「ふにゅう」のタイトルになったのであろう「おっぱい」。愛しい娘のために「ふにゅう」を与えたいと思い、ついにはホルモン剤を飲んでまで挑戦する。最後に近く、いっときだけ乳らしいものが出たときには、思わず良かったねと思う。

アメリカ人の妻の出産に立ち会う夫を描いた「デリパニ」。Labor労働(出産)・Delivery配達(分娩)・Recovery復旧(産後の回復)という仕組みは面白いし、合理的な産院?の仕組みだと思う。
9.11の後での話ということで、命についてあらためて考えてみる。

ママと結婚したい息子。母親にとって、息子は本当に愛しいものだ。これは、友人達に聞いてみても誰もがそう言っている。我が家でも息子達と食事に行くことを決めた後で家人に言うと「なんでも3人で決めて!」などととんがったことがあったっけ!第三作目の「ゆすきとくんとゆすあしちゃん」このタイトルは、4歳の悠斗君がママと結婚して出来る予定の子供の名前だ。

書き下ろしの「ギンヤンマ、再配置プロジェクト」は切なかった。これとは逆に、多くのキャリアウーマン(候補)が、同じような思いで子育てをしてきたのでは無かろうか。自分の場合も、夫はしたいことをするのにといった思いを持ったことがあった。
それぞれの成長を、ギンヤンマの羽化に託して、ひと組の家族の再配置を描く。

ふにゅう」川端裕人
発行2004年7月20日

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2005.01.06

ひろ さちや【てのひら般若心経】

てのひら般若心経(小学館文庫)
ひろさちや監修・佐藤健三写真
出版社 小学館
発売日 2001.06
価格  ¥ 840(¥ 800)
ISBN  4094160132
bk1で詳しく見る オンライン書店bk1
朝に夕に、ほこほこと温かいほとけさまの言葉。てのひら般若心経は、あなたのポケットのなかの小さなおまもり。「般若心経」のエッセンス50講の旅と、心なごむ50体の野仏のカラー写真を収録。特装版。

縦15センチ強、横10センチ。158ページの本当に可愛い本だ。

般若心経を、五十講に分け、一ページずつに解説をしてある。反対側のページには、佐藤健三氏の写真が掲載されている。五百羅漢や道祖神など、道ばたの表情豊かな石仏である。

ひろさちや「てのひら般若心経」
2003年10月1日 第八刷発行

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スマトラ沖地震被災者支援

標記の件で、@ニフティではユニセフ支援の為のチャリティーコンテンツを始めました。

以下、リンクフリーとのことで、紹介文です。

インドネシアのスマトラ島北端沖で昨年12月26日に発生した大地震による津波により、インドネシア、タイ、スリランカ、インドなどで大変多くの犠牲者が出ています。 @niftyではこれらの被災地域の救援活動を展開するユニセフ(国連児童基金)を支援するために、チャリティーコンテンツの販売を開始しました。このチャリティーコンテンツの売上金全額とニフティ株式会社からの加算分は緊急募金として財団法人日本ユニセフ協会に送金されます。皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。 なおチャリティーコンテンツの販売は2月28日15:00までを予定しております。

@ニフティ会員以外の方も、ご参加頂けます。

akiraさんに教えて頂きました。スマトラ島沖地震義援金2
Amazonやヤフーボランティアでの情報もあります。トラックバックをつけさせて頂きました。

また、アリスさんのところでもAmazonの情報を教えて頂きました。トラックバックをつけさせて頂きました。
私たちにもできること。[2]

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2005.01.05

熊谷卓【誰にでも出来る発声法】

誰にでもできる発声法(ボイストレーニング)
熊谷卓著
出版社 日本実業出版社
発売日 1996.07
価格  ¥ 1,325(¥ 1,262)
ISBN  4534024843
bk1で詳しく見る オンライン書店bk1
「声」というものを「呼吸法から発音」までの一貫した流れの中でとらえ直し、声のもつ力、可能性を追求する。短時間でできる、声をよくするトレーニング法も紹介。

何年もレッスンを受けているのに、発声がなかなかうまくいかない人がいる(誰か一人という意味ではない、一般論)。で、そういう人たちに普段どうしているか聞いてみると、何もしていないと言う。レッスンに出ることが即目的であって、それは手段であとは自分の勉強にどう活かすかだという事が、なかなか出来ない。

森下洋子さんの言葉として、「三日も練習をしないと身体がなまる」と仰有ったとか。
プロだからじゃない、基本が出来ているプロでさえ、不断の練習を休まない。まして素人が他人様に聞いて頂こうとするならば、それ以上の努力はあたりまえではないかと、これは自分への戒めでもある。

上記「特に何もしていない人」に毎日の発声練習をするよう告げたものだから、自分でもあらためて心しようと思う。

と、これは有言実行といきたい部分。同時に某所へのメッセージでもあるのだが、届くかどうかは、微妙なところ。

平常心とは心構えを言い表しながらも、物理的、肉体的には呼吸、それも一番リラックスしていられる平常呼吸の状態を表わす言葉なのです。

誰にでもできる発声法」熊谷卓
1999年10月10日 第12刷発行

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記事索引2005

2004
2005

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2005.01.04

海遊館へ行く

海遊館へ行ってきた。といっても、一人でゆっくり巡るのではなく、こぶつき。
まだ正月の続きのようで、かなりの人数。

それでもはるか後ろからしか見えないということではなくて良かった。到着時と出たときにペンギンの行進をしていた。幼稚園児よろしく飼育係のおにーさん(おじさん?)について歩いている姿は愛くるしくて人気がある。

他にも色々なイベントをしていたようだが、かなりあっさりとした見学になった。しかしチビさん達は何回も来ているのに、ここが好きなようだ。

そういえば、開館してまもなく行ったときには、ラッコが水槽のガラスを割ったとかで見られなかったことを思いだした。
また、初代ジンベエザメは、今よりはるかに大きかったような気がする。

せっかく(註)を持っていってたのに、見比べながら歩くというのは、また次回ということになった。

(註)下記で紹介。あらためて、良い本です。

余談だが、日本最低の山「天保山」登山も、次の機会にということになってしまった。

関連記事:福武忍【すいぞくかんにいこう】

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椋鳩十【モモちゃんとあかね】

モモちゃんとあかね

Photo_2椋 鳩十 著
税込価格: 1,165円
出版 : ポプラ社
ISBN :
発行年月 :
利用対象 : 一般


今日はチビさん達と付き合って疲れた。
この紹介した絵は、持っているものと違う。娘が1歳の頃、求めた本。
今チビさんに読んでやっても、泣けて困る。

ところは鹿児島。生後4ヶ月のあかねを抱いて散歩に出た「わたし」は、停泊中のオランダの軍艦の船員から白い子猫をもらう。
モモと名付けられた子猫はあかねに良くなつき、次々と子猫も生まれて7匹になる。

17年生きたモモは、すっかり弱って身動きも出来ないほどになっていた。そんなある日、1階の自分の場所である「たけごうり」を出て、2階のあかねの部屋まで上っていく。あかねに抱かれ、

モモは、あかねにだきかかえられながら、あかねのこゆびをくわえました。(中略)こゆびをくわえると、モモは、ぴりぴりと、からだを、こきざみに、ふるわせました。
そして、力尽きあかねの腕の中で息絶える。


あとがき「お嫁にゆくあかねに」より

貧しい物語作家である私は、永久の記念になるようなお宝物も、持たしてやることはできませんでした。そのかわりに、お嫁にゆく、あかねのために、私は、この物語を書いたのでした。
何よりの贈り物ではなかろうか!


2012年12月8日追記
画像はBK1の頃に貼り付けていたのだが、BK1がなくなったせいか、表示されなくなってしまった。
アマゾンから持ってきた画像を貼り付けている。
某所でこの本を探しているという方の書き込みがあったせいか、一時かなりのアクセスがあった。Amazonでは中古で求めることも出来るし、図書館で読むという方法もあるのではないだろうか。当地の図書館にも、何冊か置いてある。

モモちゃんとあかね
手元の本:発行昭和46年6月30日


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2005.01.03

◆篠田真由美【玄い女神】

玄(くろ)い女神(講談社文庫)
篠田真由美〔著〕
出版社 講談社
発売日 2000.06
価格  ¥ 730(¥ 695)
ISBN  4062649403

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1
10年前、インドのヴァラナシの安宿で橋場亜希人は、胸全体が陥没した状態で死んでいた。その死に不審を抱いた狩野都は、当時の旅行仲間を群馬山中のホテルに呼んで真相を尋ねるが、その狩野も自死してしまう…。シリーズ第2作。

再読。
第1作で少々度肝を抜かれた桜井京介だったが、幾つか読んだ後での今回の再読では違和感は払拭されている。
むしろ、他の作品より人間くさい一面が出ていて興味深い点もあった。
もっとインド料理について触れられていたような印象があったが、こちらはそれほどでもなかった。

以下ネタバレ注意。

カリとナンディのことについては解っていて読んでいるのでドキドキ感はあまりない。しかし、ナンディが着替える場面で「あれ?同一人物だったはずなのに」と一瞬疑問が。MALEだったことは、すっかり忘れていた。
ここから再びカリの踊りを振り返ってみる。何だか納得できる。
あとがきでも触れてあるとおり、これはシリーズの中でも異色だとか。肝心の建築があれでは、ちょっと興ざめな点もないでもないが、それはそれとしてミステリとしてのどんでん返しは、それなりに面白かった。

うーん、シリーズは8作になったそうだが、文庫版は全部読んでしまった。

篠田真由美「玄い女神
2002年12月2日 第5刷発行

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2005.01.02

パソコンで聞く音楽

iPodのために導入した、iTunes。

暮れにスピーカーを買って、パソコンをジュークボックスにした。手持ちのCDをどんどん取り込んで聞くことにする。
ただ、昨日からは何故かクラシックが多く、それもモーツァルトのピアノコンチェルト第21番を繰り返しかけたりしている。もっとも今かかっているのはベートーヴェンのピアノソナタ3曲。ホロビッツの演奏。

違う形の楽しみ方をするのは楽しい。勿論、ASKAやGLAYも入っている。

CCCDのものはコピーできないそうだが、それも次第に解除されているとか。音楽界の著作権問題には明るくないが(他で明るいかといえば、けしてそういうわけでもない)、少しは改善されたと見ていいのだろうか。


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山本藤枝【飛鳥はふぶき】

昨日永井路子の「万葉恋歌」を読んだことからふと思い出して、探し出してきた本。

もう検索には引っかからないし、絶版だと見える。

1日・2日とNHKBSで、また3日にはNHK総合テレビで放映されている、あるいは放映予定の「大化の改新」(3日は午後7時半から)

この本は、それより時代が下って白村江の戦いの頃から始まる。
有馬皇子と並んで悲劇の皇子として知られる大津皇子と姉君大伯皇女の話である。

姉弟は、大海人皇子(天武天皇)の子。母は中大兄皇子(天智天皇)の皇女・大田皇女である。同じ中大兄皇子の皇女で大海人の后となった顱野讃良皇女(持統天皇)の姉に当たる。

大化の改新後平安を得たと思われた時代も中には矛盾をいだいたまま、やがて中大兄と大海人の不仲から壬申の乱へと移っていき、姉弟はいやでも政争に巻き込まれる。
自分の生んだ子を大海人皇子の皇太子としたい顱野讃良皇女の陰謀によって、悲劇の最後をむかえるまでを描く。

幼くして母を亡くした姉弟は、しっかりとした愛に結ばれ、大伯皇女のうたは相聞歌のようである。

昨日も引用した、大津が身の危険を感じて伊勢の斎宮である大伯を訪ねて帰るときの大伯の歌

わが勢子を大和へやると
さ夜ふけて暁露に吾が立ちぬれし
また
二人行けど行き過ぎ難い秋山を
いかにか君が独り越ゆらむ

そして大津が処刑されて後、屍を二上山に移したときの歌

うつそみの人にあるわれや
明日よりは二上山を弟世とわが見む

これらは、万葉集の中でも特に好きな歌である。

著者の作品は、少年少女向きというジャンルに分類されているようだが、しっかりとした考証に基づき且つロマンに満ちた楽しめるものだ。
他にも読みたいもの発見!
しかし殆どが絶版であった (-_-;)

少女時代?、この本をお読みになった方はいらっしゃいませんか。

「飛鳥はふぶき」山本藤枝
昭和48年2月25日 発行


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2005.01.01

永井路子【万葉恋歌】

万葉恋歌(光文社文庫)
永井路子著
出版社 光文社
発売日 2004.01
価格  ¥ 500(¥ 476)
ISBN  4334736181
bk1で詳しく見る
恋-人生の中で一番美しい体験を「詩」という一番美しい形で歌いあげた「万葉」の恋歌は、現代に生きる愛の聖書。古代の若者たちに見る「愛の原型」を語り明かす。

気温が低いが、穏やかに明けた朝。

5月に一度紹介したものだが、今日読んでみたので、幾つか今度は好きなうたをご紹介したい。

君が行く 道の長手を繰りたたね 焼き亡ぼさむ天の火もがな(茅上娘子)
あまりにも有名か。現在の遠距離恋愛と少し通じるかもしれないが、当時は勿論永遠の別れだろう。
難波人葦火たく屋の煤してあれど 己が妻こそ常めずらしき
糟糠の妻をも手放しでのろけられるおおらかさ!こう歌われてみたいものだ。
防人に行くは誰が背と 問ふ人を見るが羨しさ物思ひせず
これも有名なうた。作者不詳とあるが、幾多の民の思いであったろう。

恋の歌ではないが、好きな歌。

わが勢子を大和へやると さ夜ふけて暁露に吾が立ちぬれし(大伯皇女)
恋の勝者であった大津皇子が政争では破れる。密かに伊勢に住む姉大伯皇女に会いに行った後の、姉のうた。

万葉恋歌永井路子


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1月分索引

追記:1月   記事索引2004

ほぼ日手帳一ヶ月(31日)
男の隠れ家(30日)
「緑のマンハッタン」(29日)
メル友?(29日)
ありがとう、古田選手(28日)
月命日:仏花(27日)
やっぱり汽車が好き(27日)
渡辺佳子【経絡リンパマッサージ】
消えた音声、復活(26日)
日本縦断!(26日)
辻一朗【のばそう健康寿命】(25日)
本は所蔵しておくべきだ(24日)
走るアシモ(23日)
ベストセラー快読(23日)
草野球(22日)
Fさんへエール(22日)
有名人のブログ(21日)
デジタル化の落とし穴(20日)
必要な言葉(19日)
音声認識ソフトは使えるか(19日)
古田敦也ブログ更新(18日)
高機能マッサージチェア(18日)
鎮魂(17日)
あの子は今?(17日)
近江源太郎【色の名前】(16日)
骨格と発声(16日)
「ごくせん」始まる(15日)
カレン・キングストン著【ガラクタ捨てれば自分が見える】(15日)
【色の歴史手帳】(14日)
古代紫と江戸紫(13日)
今日もB型だった(13日)
朝食は、身体に悪いか?(12日)
佐藤愛子【夢かと思えば】(11日)
島田一男【轢殺交通捜査官】(10日)
カウンター変更(10日)
阿井渉介【Y列車の悲劇】(9日)
古田敦也ブログ(9日)
小山内宏【生活習慣病に克つ】(8日)
高校ラグビー、決勝戦(7日)
川端裕人【ふにゅう】(6日)
ひろさちや【てのひら般若経】(6日)
スマトラ沖地震被災者支援(6日)
熊谷卓【誰にでもできる発声法】(5日)
海遊館へ行く(4日)
椋鳩十【モモちゃんとあかね】(4日)
◆篠田真由美【玄い女神】(3日)
パソコンで聞く音楽(2日)
山本藤枝【飛鳥はふぶき】(2日)
永井路子【万葉恋歌】(1日)

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