あの子はいま?
1月17日
多くの命が奪われたこの日。残されたものにとっても、辛い日々が経過していった。
その頃テレビで見た、中学3年の男の子。両親を失い、妹と共に、叔母の家に引き取られた。裕福とは言えないそこにも子供がいる。その子は気を遣い、よく手伝いをするようになったという。丁度高校受験の年。進学するかどうかも、その時点ではっきりしていなかった。
徹也もこの年、中学3年だった。通常なら受験勉強に励んでいたであろう同い年のこの子のことが、脳裏から離れない。
あの子は今、どうしているだろう。
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コメント
今日は朝からTVの報道番組を見ては涙していました。街並みが復興しても、被災地の人たちの心の中の悲しみはいつまでも消えることはありません…。
徹也さんは当時、中3だったのですね。
地震列島日本、いえ、世界的な規模で自然災害が起こっている今、万が一の災害時に対応できる自分自身であるかのどうか、問われているように思います。
投稿: kuro-mama | 2005.01.17 23:31
どうか、どこかで元気でいてくれるようにと願っています。
残されたものの、10年があったのですね。
投稿: 涼 | 2005.01.18 23:41