昨日、葉桜日記・善福寺手帳で書かれていた、「結婚相手の呼び方」。実は以前から少し関心があったので、便乗したようだが、書いてみる。
いや、配偶者に限らず相手(あるいは自分自身)を名前でなく呼ぶときの呼び方というのは、なかなか奥が深い?ような気がする。
まず配偶者の呼び方だが、上記のブログでのコメントを読ませて頂いてもなかなか面白い。
妻の側から
夫を「主人」と呼ぶのに抵抗のある人もいらっしゃるようだ。それではどう呼んでいるのか。
夫・ダンナ・亭主・パートナー 姓で呼ぶなど。「うちの人」というのもあるなぁ。「ハズ」というのが流行った?こともあったっけ?
夫は妻をどうよんでいるか
妻・家内・女房・パートナー など。ワイフと読んでいる人を知っている。
一般的には「主人」がまだまだ多いかなという気もするが、少しずつ変化を感じる。若い方を中心に「夫」という言い方が多くなってきたようだ。
家庭人としてではなく一個人として出てきている(はずの)会でも、主人という人が多い。敢えて意識的に「夫」というのを聞くと、多少違和感を感じないでもない(というのは、以前は主人と呼んでいたような気がするから)
男性側は、「家内」という人が多い。かくいう我が「夫」も、自分のことを「家内」と言っている。一向に家の中にいない「家内」だが……
言葉というのは、本来の意味を変えていくものだし、例えば「女房」も、古典でのそれと妻を指す言葉では意味合いが違う。今はどちらかというと、くだけた感じがする。
涼はどう呼んでいるかですって?場合に応じて、色々です。身近な会では、「おっちゃん」などといって、男性会員からクレームが付きました。しのぶんさんにも笑われた?ような気がしています。
大体は、主人で何の抵抗もありません。実質主人・従者なんてことないですし(誰ですか、威張ってるのはどっちなどと言ってる人は?)
最近男女とも、パートナーと呼ぶ人が増えてきたような気がするが、個人的にはキライだ。ま、結婚してなくても呼べるという利点もあるかもしれないし、マスコミでもよく使っている(かどうか、わからない (^^;)
今回どこでも出てこなかったと思うが、言葉として好きなのは、『つれあい』。
話の相手にも「おつれあい」というのは言いやすい。
古いかな?!
当日追記
関西限定かなぁ。「夫」が「妻」のことを言うのに、「うちの嫁(さん)」というのもある。「嫁」だけの人もいる。実際に聞いたことがあるし、ごく最近、ブログでもお目にかかった。
それこそ関西限定、「おかーちゃん」というのもあった (^_^;)これ、いいと思うよ。
映画の「夫婦善哉」(原作:織田作之助)で、森繁久弥が淡島千景に言った「おばはん、頼りにしてまっせ」という名セリフ?があったなぁ。
『つれ合い』については、テレビドラマで、妻を恋うて家出をしてきた笠智衆が、泊めて貰った旅館の宇野重吉に「おつれあいの(葬式)……」という場面があった。二人の名優(笠智衆は、下手で有名だったが)の顔合わせは、ぞくぞくするほどよかった。
ごく最近、40歳の方がそう書いていらっしゃるのを読んだ。おや?と思ったが、良い感じだった。「つれあい」には、単なる呼称ではなく相手への信頼のようなものを感じるのは、自分だけだろうか?
上記の二箇所に、トラックバックを送らせて頂きました。
11日追記
「リヴァイアさん、日々のわざ」の週末企画(?)あなたはパートナーをなんと呼ぶ?で、取り上げて頂きました。
上記文中「40歳の方」は、このブログのカワバタさん、「緑のマンハッタン」や「ふにゅう」の著者です。トラバさせて頂きます。
10月21日追記
「言葉・ことば・コトバ…」のぞふぃさんのダーリンとは言えないし…に、トラックバックさせていただきました。
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