自分の呼び方
調子に乗って、呼称の続き。今回は、自分をどう呼ぶかということ。すなわち、一人称の呼び方。
昨日の配偶者をどう呼ぶかの続きのような感もある。
日本語には、実に多様な代名詞があり、それが言葉の美しさにも難しさにも繋がっているのだろう。
普段の会話では、ボク・わたしが多いだろうか。男女の違いが、はっきりと出ている。
もっとも、「わたし」というのは年齢を重ねるにつれ男性も使うようになってくる気がする。
ここでは、「自分」という書き方をしているが、関西ではこれは相手を呼ぶ言い方でもあった(ある?)。高校入学後、始めて面と向かって、こちらのことを「自分」と呼びかけられたのには、当惑した。あまり好きではない言い方で、こちらからは使わないようにしている。
コメントでは、「涼は……」といった書き方をしている。幼い頃、「たーちゃんん」といった言い方をしていたそうだが、自分では覚えていない。自身を名前で呼ぶのは幼い印象があるが、姓で呼ぶと状況が変わる。
「涼」というのは便利な名前で、年齢性別不祥おまけに姓でも名でも可能だと思うが、いかがだろうか。年齢はかんけいないか (^^;)
実生活では、普段はやはり「わたし」が多いが、講習会などでは意識的に「わたくし」と使うようにはしている。時には、「○○(姓)が致します」といった場面もある。
その「わたし」あるいは「わたくし」だが、漢字で「私」と書いてある場合、どう読むのかは結構深刻な問題だったりする。ほぼ「わたし」で通すものの、時と場合・使う人によっては「わたくし」と読んでほしいこともあろう。
元NHKアナウンサーの鈴木健二氏に、直接お尋ねした人がいて、そのお答えは、「わたくし」ですということだった。だが、著者に読み方を尋ねるのは、御法度だ。
昨今は、若い人を中心に男女の区別のない言い方が増えてきているのだろうか。
なんだか、何を言いたいのか自分でも解らなくなってきた。中途半端なままで送信。
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コメント
涼さん、こんにちは。
「自分のことを『わたくし』と言うと、後に続く言葉遣いが自然に丁寧になる」と聞いたことがあります。「なるほど!」とさっそく試してみましたが、長続きしませんでした(^^;)。仕事では「わたくし」を使っていたけれど、ふだんはめったに使いませんね。「アタシ」「わたし」を無意識のうちに使い分けているようです。でも、もう「アタシ」は卒業しなくてはね。
投稿: Tompei | 2005.02.09 17:55