原りょう【そして夜は甦る】
| 原 りょう〔著〕 出版 早川書房(ハヤカワ文庫) 発売日 1995.4 定価 \693 (本体 : \660) ISBN 4-15-030501-3 bk1で詳しく見る |
きっかけは、新聞の書評欄で著者の最新作「愚か者死すべし」を読んだことだった。
もう10年以上も昔、「私が殺した少女」を読んだ。当時はもっとハードボイルドがキライだったのに、何故かこの本は印象に残っている。
9年ぶりの新作だという。それならと、デビュー作から読むことにした。それが本書である。沢崎探偵シリーズの第一弾。
まるで翻訳物のような、洒落た小気味よい会話。登場人物はそう多くないのに、複雑に絡み合っている。
電話伝言サービス等という商売が、この頃にはあったのが興味深い。ケータイはおろか、留守番電話もなかったのだったか?
この本の最初の出版は、1988年4月だ。驚くべきことに、現職の東京都知事かと思われる人物とその弟が登場する。この頃にはまだ国会議員だった。
他にも、新聞社の名前は「朝日」「毎日」だし、政党の名前もそのまま出てくる。
原りょう「そして夜は甦る」
1995年4月15日発行
2004年12月31日17刷
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