◆宮部みゆき【蒲生邸事件】
蒲生邸事件(カッパ・ノベルス) | |
![]() | 宮部みゆき著 出版社 光文社 発売日 1999.01 価格 ¥ 1,000(¥ 952) ISBN 4334073247 bk1で詳しく見る |
そっかぁ、今日は2月26日だった。
この本は、宮部本の中でも好きなものの一つに入る。勿論、「魔術はささやく」や「パーフェクトブルー」はイチオシなのだが、守君は出来すぎている感がある。しかし、この本の少年・孝史はごく普通の子だ。
それが、この受験期の体験によって成長していく様子が描かれていて親しみが持てる。
他の超能力ものとまた違ったタイムスリップという手法を使っているが、この中での平田が言った(のだったと思う)
「過去を変えることはのぞましくない」という言葉には重みがある。
SFに関する賞を受賞していたはずだったが……
再読するチャンスかな?
思い出させていただいたTompeiさんの宮部みゆきの本にトラックバックさせていただきます。
蒲生邸事件宮部みゆき
1999年1月30日初版1刷発行
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コメント
涼さん、こんばんは。
…ちょっとご無沙汰してました。
さて、2月26日の事件ですが…
この記事を見て思い出しました(汗)。
でも、この本は私もお気に入りです。
主人公の心の変化には、共感がもてましたよね。
う~ん、もう一度読もうかな!
投稿: 居眠り大王 | 2005.02.26 22:04