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2005.03.10

「天上の青」

天上の青 上巻(新潮文庫)

tenjonoao1

曽野綾子著
出版社 新潮社
発売日 1993.09
価格  ¥ 660(¥ 629)
ISBN  4-10-114628-4
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昨日から再読し始めた。雪子という名は覚えているし、富士男の悪事についても色々と覚えているのだが、二人の出会いはもっと必然的なものかと思っていた。何となく、雪子の行動が不自然なのだ。そりゃ、もう38歳にもなっているし、どういう行動を取ろうと無防備だとかいった事ではないのだが。
曽野氏の独特の言葉遣いから、富士男の人格が想像しにくい部分もある。

この本は、図書館の対面朗読用に渡されて始めて読んだものだ。冒頭の部分を読んだような気がする。上巻は急いで全部読み終えて臨んだが、「続き読みたいでしょ」と図書館の職員にいわれて下巻を借りて帰った。

しかし、当時はフィクションだと思っていたことが、どんどん現実に起こってきている。

天上の青」曽野綾子

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