日本語の受身形
日本語と英語を比較した場合、英語は語順が大切だが日本語は助詞を使うことによって語順が変わっても意味が通じるという話を聞いた。
たしかに、
「ネコがネズミを捕まえた」も「ネズミをネコが捕まえた」も同じ意味になる。しかし、
A cat caught a rat. が A rat caught a cat.となれば大変?だ。ネコの名誉にかけてこういう事になってはいけない(かな?)
A rat が主語なら、受身形にする必要があろう。
しかし、今日言いたいのは日本語でも受け身でなければならないのではという場面に出くわすことがあるということ。
『本が来た』という表現は、一応許容範囲としよう。しかし、『本が送ってきた』という言い方はどうだろう?最近よく見かけるような気がするのだ。
この場合は当然『本が送られてきた』となるべきだろう。日本語の場合、主語をはっきり言わなくても(書かなくても)阿吽の呼吸で解るからということも、こうした表現が出てくる理由になろうか。
「本を送る」という動作をしたのは、出版社なり著者なり、あるいは知人なりだ。それをはっきり言わずに理解しているところに、あたかも『本』が主語であるかのように取られる表現が入り込む?余地があるのだろうか?
『本が』何を送ってきたのだろう?
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