糸井重里・池谷裕二【海馬】
海馬―脳は疲れない | |
糸井 重里 / 池谷 裕二〔著〕 出版 朝日出版社 発売日 2002.06 定価 本体1700円 ISBN 4-255-00154-5 bk1で詳しく見る |
Tompeiさんの『海馬――脳は疲れない』(池谷裕二・糸井重里)を拝読して、いつか読もうと思っていた本。しかし、脳の本なんてきっと難しいだろうと先送りにしていた。
先日、池谷さんが予備校の新聞広告に出ておられた。経歴を読んでオヤッと思った。
それが直接のきっかけで購入したのだが、読み出したら難しいどころか面白くて困った。
たくさんの元気を頂ける言葉があった。それらは、昨日元気が出る言葉に書いた。これからも追記していくかもしれないし、これらの言葉一つ一つをそれぞれ記事にするかもしれない。
ここでは、一つだけ 『心は脳のどこにどのように存在しているのか』ということについて
心とは脳のプロセス上の産物にほかならない。つまり、心は脳が活動している状態を指す。物体ではない。脳を細分化しても心はどこにも見出せないだろう。
亡くなったものの心や考えたことは、どこへ行くのだろう?
頭の中身は、どうなるのだろう?
発した言の葉は、宇宙を漂っているのだろうか?
こうしたホームページやブログに書かれたことも、書いた人がいなくなってもそのまま残り、漂っているのだと読んだことがある。
この本を紹介してくださった上記Tompeiさんの記事にトラックバックさせていただきました。
海馬―脳は疲れない
2002年6月20日初版第一刷発行
2005年3月10日初版第十九刷発行
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