橋幸夫「雨の中の二人」
『雨が小粒の真珠なら、恋は小さなバラの花……』
始めて聞いたとき、おやっと思った。いつもの橋幸夫と違う。それまで橋幸夫といえば、佐伯孝夫作詞・吉田正作曲のものと決まっていたのに、これは作詞が宮川哲夫、作曲は利根一郎だった。
当時舟木一夫・西郷輝彦とともに御三家と呼ばれ、人気絶頂期にあった橋の甘い歌声は何週間か歌謡ベストテンのトップだったと思う。特にファンというのではなかったが、同世代の彼らの歌はみな覚えていた。
『夜はこれから、一人だけ君を帰すにゃ早すぎる』
『口に出さねど、思いはおなじ。そっとうなずくいじらしさ』
雨の音のようなイントロが流れてくると、一緒に歌っていた。
(引用はいずれも、宮川哲夫詞「雨の中の二人」より:但し字は未確認)
今日は朝から雨。「ようよう梅雨に入りし頃、気持ちいと塞ぎ入るを…」といったところだろうか。
雨の日は嫌いになった。鬱々となってくる。
久しぶりに、トラックバック野郎に投稿。
この年(昭和41年)、同じ宮川哲夫作詞・利根一郎作曲の『霧氷』で、橋は史上初めて2度目のレコード大賞を受賞している(1度目は、吉永小百合と歌った『いつでも夢を』)
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コメント
私は日本语の歌が大好きです
投稿: 王 奎昌 | 2006.03.13 21:20
王さん、こんばんは。
日本の歌では、何がお好きですか?
投稿: 涼 | 2006.03.13 22:29