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2005.06.15

日本語のうつくしさ

つれあいが、最近何かといえば辞書をひいている。もともと国語関係はあまり得意でないせいもあるだろうが、もしかしたら海馬を鍛えているのかもしれない。

今日は、二十四節季を覚えるのだと言っていた。
二十四節季には、季節毎のきれいな言葉が並んでいる。

「問題な日本語」という本が売れているそうである。これは

「よろしかったでしょうか」「きしょい」「なにげに」「こちら~になります」等々、最近目につく奇妙な日本語の是非を全国の高校教師が問い、辞書の編纂(へんさん)者数名がそれに答えるQ&A方式の本
だそうである(asahi.com書評欄:快読ベストセラーより)

この本では、『能面プレイを決して崩さず、大人である。クールである。』ということらしい。

時には「語形や意味の変化は意外な形で起こるものだということを考慮に入れて、注意深く見守っていくしかないのでは」(<ふいんき>の項)などと、さばけたところも見せたりする。(同書評欄より)

しかし、だ。

今日、不在連絡票が入っていた。再配達を依頼すべく、電話をする。「それでは、お客様のお荷物番号をお聞きしてよろしかったでしょうか」
このセリフを聞くと、いつも「まじ、切れそうに」なる。「いえ、よくないのですけれど……」と、一度言ってみたい。言いそうになる。グッとこらえる。
かろうじて数秒後に「123-456…」と相手に応える。


「人の振り見て我が振り直せ」

直結する話ではないが、自戒を込めて。でも、おかしな言葉にはおかしいと言っていこう。

「睡眠は大切」
これも、「海馬」での池谷先生のお話。


80年05月25日
つじつまの合わないような文章になったのは、何行か削除したため。


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