角野栄子【魔女の宅急便】
魔女の宅急便 | |
![]() |
角野 栄子三〔著〕林 明子〔画〕 出版 福音館書店 発売日 2002.06 税込価格 : \735 (本体 : \700) ISBN 4-8340-1812-1 bk1で詳しく見る |
ひとり立ちするためにはじめての街にやってきた13歳の魔女キキと相棒の黒猫ジジ。懸命に考えて自立するために始めた仕事は、ほうきで空を飛んで荷物を届ける宅急便屋さん。荷物を運びながら大事なことを発見します。再刊。
宮崎アニメで有名なこの「魔女の宅急便」。原作があるとは知らなかった。
たった13歳の子が「ひとりだち」して両親とは違うところで暮らさなければいけない。生まれ故郷とはまったく違う海の側の大きな町で、しだいに町の人たちに受けいれられていくキキの成長が楽しくて一気に読んでしまった。
実はアニメを見たこともないのだが、アニメでは出にくいキキの微妙な心情描写などは、やはり本ならではだろう。
こういう本を読むと、シミジミ心が幸せに包まれる。まだまだ人間捨てたもんじゃないと思えてくる。
一話ずつの短編だが流れが続いており、長編としても読める。
シリーズで続編も出ているとか。ポチさんのブログで知りました。ご紹介ありがとうございました。
ポチさんは「魔女の宅急便 その2」を紹介していらっしゃったのですが、トラックバックさせていただきました。
「魔女の宅急便」
2002年6月20日初版発行
2003年9月20日第2刷
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 谷瑞恵【めぐり逢いサンドイッチ】(2025.02.05)
- SHOCK EYE【歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている小さな習慣】(2025.02.03)
- 内山純【レトロ喫茶おおどけい】(2025.02.06)
- 【本なら売るほど 1】(2025.02.02)
コメント
なんか読みたくなってきちゃいました。
しかし、ディズニーで映画化、しかも実写という噂ですが、それも楽しみですね。
http://www.eiga.com/buzz/050208/06.shtml
投稿: グン | 2005.07.01 19:46
涼さん、グンさん こんばんは!
私は、某点字図書サイトで『魔女の宅急便』の原作があることを知りました。
点字データをダウンロードして、普通のプリンタで印刷して読んでいます(凹凸にはなりませんが、黒い点で印刷されます)。
かなり前に印刷したのですが、なかなか進まなくて、未だに読み終わってません・・・(汗;
投稿: アリス | 2005.07.01 23:30
>グンちゃん、
一気読み、すぐ出来ます。あとお嬢さんも読めるし、お勧めですよー!
実写だと飛ぶシーンはどうするんだろう?あんまりウソっぽいのはイヤだな。
>アリスさん
プリントアウトした量だけでも大変だったでしょう!
投稿: 涼 | 2005.07.01 23:43