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2005.08.31

新聞の契約

とあるブログでの話題から。

新聞を配達して貰うシステム(新聞を購読するということ)で、それは販売店と申し込み者との契約であるとあらためて認識した。
実はそういったことを抜きにして、結婚以来同じ新聞を購読している。

先日違う新聞社の販売店が勧誘に来た。「1年間無料ですよ」と言う。断ると「無料なんだよ」と更に不思議そうに言う。

でも、正規の料金で購読するのがあたりまえではないのかな? スーパーの商品だったら同じもので安い方がお得感があるが、新聞購読はそういうものとは違う(と、思ってきた)。
しかし、知人の話でも、3ヶ月ごとに違う新聞を交互に購読しているとか、毎年替えていると言う話も聞く。

一時期、販売店連名で物品のサービスをエサ?にした勧誘はしない旨のチラシが入っていたが、あれはまたぞろ有名無実になってしまったのか?

長年に亘って購読している読者へのサービスは無しで、浮気っぽい?新読者獲得のためにはサービスこれ努めるとは、なんだか新聞社の態度とも思えない(もっとも、競争しているのは販売店で、新聞社はあずかり知らぬことなのだろうが、それはそれで問題ではないのか?)

で、提案。各新聞社で、(恐らく販売店が)読者獲得の為にしていることを正直に記事にしてみて欲しい。

10月7日追記
東京での話ですが、新聞の契約解除は、なかなか大変なようです。販売合戦は、関西(あるいは大阪)だけの現象でしょうか?でも、へいぽーさんは 群馬だしなぁ。
新聞の購読契約書について書かれているリヴァイアサンの朝日新聞の購読契約書 に、トラックバックさせていただきました。

関連記事:新聞の契約更新(9月21日)

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買い物あれこれ

週末に向けて、少し買い物をする。自分へのプレゼントなど。これのご披露は又後日 (^_^)

疲れてしまったのか、帰宅して遅い昼食をとり連絡の電話を一つして、そのまま寝込んでしまった。夕方慌てて飛び起きるが、もう夕食の支度時間。

なんやかやとバタバタとしている内に、こんな時間になってしまった。

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2005.08.30

あれやこれや

一日中、明日の準備をしていた。
明日の例会用に、文庫でリメイクをしたり、再校正をしたりするデータを用意する。一つややこしいソースがあって、それを頼みたい人が今殆ど動けないのが痛い。

昨年度後半に集中してかなり技術を習得して貰ったと思っていたのに、少し空くと殆ど忘れている状態のようで、何だか愕然とすることもある。

さて、もう少しがんばるとすっか!

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生ゴミ処理機が欲しい

らでぃっしゅぼーやに再入会してから、野菜を摂る量が増えた(と思う)。

これまでは、どうせ息子が嫌いだからと買わなかったものも、否応なく入ってくるので使わざるを得ない。
必然的に、野菜くずが出る。勿論芯まで使えばいいのだろうが、とにかく野菜くずが出る。
これらは生ゴミとして処分せざるを得ない。

こういう生ものが分解されて土になればいいなぁ。
生ゴミを処理してくれる道具・機械が色々。

リサイクラー:ナショナル
ポイト?:
消え~る:シャープ
生ゴミ処理機「自然の恵み」

ググると色々な処理機があることがわかる。

でも、電気分解して一握りの肥料のようなものになるより、少しずつ変化して堆肥のようになるのが面白いのだが。
庭に穴を掘って埋める方法は、次々に新しい穴を掘る必要があろう。もう少し微生物に助けて貰って処理できる方法を模索中。

以前らでぃっしゅぼーやで、周りがネット状で底のないバケツのような生ゴミ処理機を扱っていた。庭に埋めて使用する。ゴミで一杯になれば、そのまま引き上げて違う場所へ移動。面白そうだなと思っていたのだが。

今関心のあるのは、シャープの「消え~る」。屋内で使えて可動音も静か。ゴミは分解されて消えていくのだとか。発売当初からいいかなと思っていたのだが、ここに来てにわかに「ほしーい」状態に。
でも、少々高いなぁ。

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2005.08.29

十得鍋

らでぃっしゅぼーやで売っていた鍋を買った。16センチ・18センチ・20センチのセットで2万円ほど。

本当はビタクラフトの鍋が欲しいのだけれど、重くて使えないのだ。

これはステンレスでアルミを挟んだ3層構造で、脱着ハンドルと入れ子式というのが売り。

実家で一時期無水鍋を使っていたような気がするが、遠い日の記憶だ。無水鍋も重いのが多い。

先日連れ合いがカレーを作った残りのルーがあったので、シーフードと野菜のカレー煮を作ってみた。水はヒタヒタということだったが、冷凍のシーフードから意外と水分が出て、何だか水っぽくなってしまった(はっきり言って失敗)。
でもまぁ、作っている内に頃合いを見つけるだろう。

煮物は確かに柔らかくなるし、鍋の扱いも楽だ。
しかし16センチのものはあまり出番がないし、22センチくらいのものも欲しいな。でも重くなるだろうか?

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2005.08.28

和田秀樹【大人のためのスキマ時間勉強法】

大人のためのスキマ時間勉強法
大人のためのスキマ時間勉強法
和田 秀樹〔著〕
出版社 PHP研究所(2005.8)
発売日  2005.8
価格 \520 (本体 : \495) 
ISBN  4-569-66432-6
bk1で詳しく見る

子ども達の夏休みも最後の日曜日となった。ところによっては、もう2学期が始まっていよう。
ブラブラと本屋を徘徊していて見つけた本の一冊。

2003年4月に発行されたものの文庫化。この15日に出されたばかり。「スピード整理術」のように、一つ一つ項目を立てテキパキと方法論が書かれている。イヤ、「スピード整理術」は60項目だったが、これは「10の法則と71の実践法」とある。あ、同じPHP研究所の出版だ。
なんだかそれこそスキマ時間に読んだらよさそうな本だ。

10の法則とは、
1. 「生きるために必要な時間」は、削ってはいけない
2. 削るべきは「ダラダラとした時間」
3. 優先順位を決めて無駄な時間を減らす
4. 効果を上げれば時間はできる
5. 効率を上げるための時間は削ってはいけない
6. スピードを速めていいものといけないものがある
7. 所要時間を強く意識する
8. お金で時間を買う
9. 人間関係で時間を作り出す
10. 無理をしない
というところ。

現職の方達には、参考になるところ大だろう。
パラパラと読みながら、面白そうなところをボチボチ書いていこう。

でも、ダラッとした暮らし大好き!
あまりに時間を管理していると、定年後どうして暮らしていいか解らなくならないのかなぁ。と、余計な心配をしてしまう。


大人のためのスキマ時間勉強法和田 秀樹[著]
2005年8月17日第1版1刷


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2005.08.27

祥月命日:テーブルの向こうに

テーブルの向かい側の徹也がいなくなって2年。

ダイニングテーブルは約1畳の大きさがある。短辺に連れ合いが、一方の長辺に娘と自分が、もう一方の長辺には息子達が場所を占めていた。娘と長男が向かい合い、徹也と自分が向かい合っていた。
娘が家を出て4人で食事をするようになり、徹也とはよく「足が当たった」などとふざけていた。

徹也がいなくなって長男に「横へ(徹也の席だったイスへ)移るように(食卓の半分を使うことになる)勧めても、彼は頑として自分の場所を移動しなかった。それは今でも続いている。
座るべき主を持たぬイスは、いつもその場所にある。

ふと目を上げると、一心に食べている徹也の幻を見ることがある。


今朝6時頃、激しい雨音で目覚めた。雨はあの日の前日も……

関連記事
祥月命日:慟哭(04.08.27)

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2005.08.26

星野氏帰国

星野氏帰国!巨人監督問題の取材は「NO」(nikkansuports.com)

そんなぁー!

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花屋にて

ポイントカードにある記録により、鉢植えを貰った。
薄いラベンダー色の花が咲いている。

メモリアルデーであることは確かだが……

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2005.08.25

CDとCD-RW

とある説明会後の懇親会にて

本来は音楽関係の話ではないのだが、オーディオ機器メーカーさんの話。
CDは、メディアに傷を付けることで、データを書き込んでいく。
CD-RWは、分子を変化させることで、情報を記録していく。

CD-RWを繰り返し使うためには、まず消去という作業をする。
これは、情報へのToc(目次)を消去することで、データそのものは残っているのだがデータへアクセスできない状態にするのだとか。
その後、新しい情報(分子)を古い分子と置き換えることでデータを変えていくのだとか。

少人数の出席だったが、開発者の色々なお話しは、面白かった。

台風で新幹線が途中で止まってしまっている。急遽、東京から来られている方はカプセルホテルを予約しに行かれた。ビジネスホテルよりもお風呂がいいとか。サウナやジャグジーもあるらしい。
寝るところは蜂の巣のような、それこそカプセルで……という話を聞いていると、予約しに行った人が帰って来られた。個室カプセルというのもあって、それはもう少し広い空間があって寝るところだけが隣の部屋と上下互い違いに(押し入れの上下を反対側の部屋から使う感じ?)取ってあるのだそうな。


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2005.08.24

蘇我馬子の邸宅跡

馬子邸跡で新たに建物跡 奈良・明日香村の島庄遺跡(共同通信)
写真

際立って大きいわけでないが、柱用の穴の大きさは当時の宮殿クラスの建物、という。(同写真ニュースより)

西村京太郎氏の「明日香・幻想の殺人」では、蘇我馬子を新羅の若き王子の子孫とする説が書かれていた。
明日香への幻想は、ここでも膨らんでくる。

「誰だってみんな、幻想を持っているさ」(十津川警部のセリフより)

関連記事:西村京太郎「明日香・幻想の殺人」(23日)

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上り専用エスカレーター

スーパーで、聞こえてきたこのアナウンスにフッとツッコミを入れたくなって、モブログから投稿したのだった。

確かに「下りではなく上りですから気をつけてね」と最初に言って貰わないと、目で判断できない人には判らない。
だから、他に良い表現があるかというと、うまく言えないようには思う。

エレベーター嬢なら「上へ参ります」と言ってくれるのだろうが。

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つくづく惜しと、セミが鳴く

庭でセミが鳴いていた。

オーシ、ツクツクーシ、ツクツクーシ、ツクツクーシ、ツクツクーシ、ツクツクーシ、ツクツクーシ、ツクツクーシ、ツクツクーシ と鳴き、途中から
ツクツオーシ、ツクツオーシ、ツクツオーシ、ツクツオーシ、ツクツオーシ、ツクツオーシ、 となる。

しばらくして今度は、
オーシ、オーシ、オーシ、オーシ、オーシ、オーシ、オーシ、オーシ、オーシ、オーシ、と鳴いたあと 後半の
ツクツオーシ、ツクツオーシ、ツクツオーシ、ツクツオーシ、ツクツオーシ、ツクツオーシ、 となった。

夏が逝くのを惜しんでいるのか。この時期は何時も、出来上がっていない夏休みの宿題をかかえていた。(言われてやらなければならない)宿題は苦手なのだった。

今日も暑くなりそうだ。



夏の終わりはキライだ。


セミの鳴き声について書いていらっしゃるTompeiさんのオーシンツクツクに、トラックバックさせていただきました。
この記事を拝見するまで、セミの鳴き声にあまり気がついていませんでした。


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笑わない数学者 ビリヤード解答

ひとみさん、ズバリ書くということですか?こんなの書いて、いいのかなぁ?推理ファンのルール?に抵触したらすみません。
以下、一種のネタバレ?です。

 

今回又始めに戻って考え直しました。徹也が苦笑しているかもしれません。
うーん、ご自分で考えられた方が面白いのに。
下の方に書いておきます。ずーっと、スクロールしてください。

 

 

24日追記:夜中に書いた一番下の部分では解りにくいので、追記します。
最終的には2で割って、片方が出来れば残りはそれを引いていくだけですから、その2で割った片方が玉の一つになります。これをなかなか思い出せなかったのでした。
追記ここまで

 

まず3つの場合。

 

1
4 2

 

合計は、 7 ですね。

 

次は 4つ の場合

 

1
4 2
6

 

で、 13 になります。

 

それでは 5つ 使って

 

1
3 5
10 2

 

で、21になりました。

 

うっかり、 9までの数字で作ったっけ?というのが 罠にはまってしまったことになります。 それだと、どうしても出来ない数字があるのです。

 

発想の転換ですね。途中で、小さな数字は組み合わせではなくズバリ使わないと駄目だなと気付いたとき、10でも良かったっけ?と思いだしたというより、見つけたーという感じでした。
あるパターンとしては、「合計の半分になる数字は どちらかを使わなければならない」 ということでしょうか。

 

関連記事:◆森博嗣「笑わない数学者」

 

 

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「青の炎」の母親像

先にへいぽーさんへのコメントに書いたように、この小説の母親の気持ちがわからない。

曾根隆司が余命幾ばくもないことを知っていたのなら、3人でよく話し合っていれば悲劇は防げた。
もし知らなかったとしても、と書いて、ふと恐ろしいことを思った。知らなかったとして……

母親は、秀一がどういう行動をとるか判っていたのではないか?それを防ぐ方向ではなく、むしろ自分の態度から助長する方へと向けていたのではないか。
曽根の死後、友子は「よかったと思っている」と言っている。曽根の死を望んでいたことは確かだ。

そして最後に、友子は罰を受ける。

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2005.08.23

西村京太郎「明日香・幻想の殺人」

明日香・幻想の殺人
明日香・幻想の殺人
西村 京太郎〔著〕
出版社 徳間書店 (Tokuma novels )
発売日  2004.08
価格 本体 819円 
ISBN  4-19-850601-9
bk1で詳しく見る
資産家・小池恵之介が失踪した。古希を記念して出版した彼の自伝には、明日香への思いが書かれていた。一週間後、小池は高松塚古墳の傍らで絞殺死体となって発見された。十津川警部が古代史の謎に挑む!

中学1年の時の遠足が明日香だった。多分近鉄電車の岡寺駅からテクテクと歩いた。多武峰の淡山神社へも行った。
結婚してからは、よく訪れた。まだ高松塚古墳が見つかる前である。甘樫の丘に登り、大和三山を見るのも好きだった。

この本は、そうした明日香を好きな人たちの集まりが、極端になれば悲劇になるということを書いている。
しかし、その犯人のカリスマ性が今一つ表現不足だ。十津川警部の想像(思いこみ→直感とも言える)から相手を落としていくのだが、劇団に集まった人たちが殆ど登場しないのだ。もう少し周りからつめていく方が自然な気がする。
又、劇団が一種宗教団体のようになっているというのも、即納得はしにくい。

しかし、明日香の風景は美しい。この本の中でも、明日香の風景は日本の原風景だといった言葉が何度か出てくる。
涼しくなったら、ヒガンバナの咲く明日香を訪れてみよう。

明日香・幻想の殺人

関連記事:明日香行き(05.09.23)

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上り専用エスカレーター モブログ

「このエスカレーターは、上り専用です」

上り下り出来るエスカレーターって あるのかな?

by モブログ

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2005.08.22

「刺客」の読み 続き

昨日「刺客」の読みについてお訊ねしたところ、4種類(実際には3種類)の読み方それぞれで読んでいらっしゃる方があると判りました。

コメントを頂いた方、ありがとうございました。

テレビで「しきゃく」と読んでいるよというのを聞いてやや違和感を持ったのが、お訊ねした動機です。

そこで責任上?漢和辞典で調べてみました。いつもは(読めない漢字は)CD-ROMの広辞苑にコピペして済ませていることが多いのですが。

【刺】は、漢音・呉音とも【シ】と読みます。しかし漢音には【セキ】という読みもあります。一方
【客】は、呉音では【キャク】、漢音では【カク】です。

従ってこの両方からできた語【刺客】は、どちらも漢音の【セキ】【カク】を組み合わせた【セキカク】だったようです。それが音便化したのが【セッカク】ですね。言葉だけ聞いたら「折角」かと思いますね。

【客】は、旁が【カク】ですから定着したとして、【刺】を【セキ】と読む用例が他にあまり無いことから【シ】が採用されだし、【シカク】が定着したのかもしれません。

【客】は【キャク】と読むことから、当然【シキャク】という読みも出てきたのでしょう。
メディアが【シキャク】と読みだしたということは、これも許容範囲に入っていくのでしょうね。

広辞苑ではまだ【シキャク】→【シカク】となっていました。

しかし、漢和辞典というのは面白いです。以前は漢和辞典がないと仕事にならなかったのが、最近はとんとご無沙汰(だって重いんですもの)だったのが、読み出すと面白いです。
拡げたまま置いておくと、連れあいが帰宅したとき文句を言われそうです。

派生として、昨夜から「シトシトビッチャン」が耳にこびりついております。北大路欣也ではなく錦之助の方。もっともドラマを見たことはないです。
獅童さんは、錦之助さんより嘉葎雄さんの方に似ていらっしゃるかなぁ。嘉葎雄さんといえば……
どんどん横へ逸れていきます (^_^;)

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2005.08.21

「刺客」の読み

このところ新聞紙上をにぎわしている「刺客」という語ですが、これを何と読んでいらっしゃいますか?
テレビを見ないのでニュースでの読みがどうなのか確認していないのですが、柔らかい読み方をしている局もあるようです。

というわけで、こんなところでアンケートをお願いしても無理かもしれませんが、よかったらコメントを頂けますでしょうか。
どうかよろしくお願いいたします。

本来の読み方を知らなかった>自分 (^_^;)

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2005.08.20

吉田淳也公式ブログ

以前、吉田淳也さんってという記事を書いた。

最近この記事をキーワードにアクセスしてくださる方がかなりある。「吉田淳也」でググると、上位に来ているのだ。
この吉田淳也公式ブログは、古田敦也選手がブログの練習用に開設したもの。ご本人も忘れていらっしゃったのを、パソコンが壊れたことが契機になって再発見?その記事以来アクセスが急上昇したというもの。

練習用だからそのままだと思っていたら、最近復活して吉田淳也の名前での記事を書いていらっしゃる。なかなかユーモラスな楽しい記事だ。
更に更に、コメント受付可になっている。わー、書いたら読んでいただけるのかなぁ。そのようだ。だってコメントの内容に触れた記事もあったもの。

覆面ライター、吉田淳也さん。これからも時々楽しい記事を書いて下さい。ちなみに、吉田淳也さんは関西人ではないそうです。

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2005.08.19

貴志祐介【青の炎】

青の炎
青の炎
貴志 祐介〔著〕
出版社 角川書店 (角川文庫)
発売日  2004.08
価格 本体 667円 
ISBN  4-04-197906-4
bk1で詳しく見る

ここで紹介している表紙カバーは親本と同じだが、購入した本は二宮和也の写真だった。

こんなにもせつない殺人者がかつていただろうか。光と風を浴びて、17歳の少年は、海沿いの道を駆け抜ける。愛する妹と母のために、氷のように冷たい殺意を抱いて…。

物語は、自転車で始まり自転車で終わる。

この本が、京都であった少年事件の引き金になったと聞いたことがあったのでちょっとした先入観があった。しかし、最後の部分以外は取り立てて似ているところはない。

「青の炎」をBK1で検索すると、4冊の本が紹介されている。親本と、今回読んだ文庫本。その他に蜷川幸雄氏の「青の炎」シナリオブック と、西村彩子氏の「青の炎」二宮和也写真集。

あの蜷川幸雄氏が監督して映画になっていたのだ。音楽は東儀秀樹氏。秀一役が二宮和也というアイドルで、紀子役・遥香役もアイドル。
脇役がスゴイ。母親友子が秋吉久美子、刑事が中村梅雀。曾根隆司を演じているのが山本寛斎氏。同名異人かと思ったが、コメントにはちゃんと「私は、ファッションデザイナーとして認知されていますが、……」とある。

あらすじを読んでも、原作とそう離れていないような印象を受ける。DVDもあるが、見ないだろう。

秀一にとって、この選択しか無かったのだろうか。あまりにも切なく、救いがない。

関連記事:「青の炎」の母親像(24日)


青の炎

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青の炎

貴志 祐介「青の炎」を読み終える。切ない。

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2005.08.18

◆宮部みゆき:Mybest3

トラキチさん主催のMy Best Books! ようやく宮部みゆき登場。

1位
「魔術はささやく」

2位
「パーフェクトブルー」

3位
「蒲生邸事件」

3位
「東京下町殺人暮色」

いずれも、少年もの。

「魔術はささやく」は、初めての宮部作品。これを読んで宮部ワールドの虜になった。その後、マイベストの1位の座を他に譲っていない。

「パーフェクトブルー」は、そんな「魔術はささやく」トップの座を脅かした作品。兄弟愛に、泣ける。

「蒲生邸事件」は、ごく普通の若者の成長を描いて秀逸。ファンの間でも評価の分かれる作品だが、戦争の悲惨さをさりげなく知らせてくれる。
同じく「東京下町殺人暮色」も、中学生が1枚の絵から戦争についても考えるようになる作品。著者の地元が舞台である。

トラックバック企画ということで、上記My Best Books!に参加させていただきました。

関連記事:
◆宮部みゆき【魔術はささやく】(04.11.09)
宮部みゆき【蒲生邸事件】(05.02.26)


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2005.08.17

模様替え

今日の連れ合いの勤務は午前なので、夕方には帰ってくる。それまでに終わろうという焦り?がキッチリ映し出されるのか、今日読んだところは「ただただ読んでいます」ということになってしまった。それに、あまり面白い本ではない。
これの前から取り組んでいた本を一時ストップしてとにかく急いで作ろうとしているので、非常に雑になっている。

という反省をしつつ、夕方からは部屋の模様替えなど始める。ダイニングへ出て行かなくてもここだけで全部処理できるようにしたい。机の上が物置状態になっているのを、デッキ2台を別の台の上に移して場所を空ける。
そのデッキやら再生機やら、録音・編集用のPC及びその周辺機器(外付けHDD2台・MOドライブ)などの配線をやり直す。

スピーカーを1組引退させて、デッキの1台には代わりに小さめのヘッドホンをあてる。
デッキとPCを離したので、キャプチャーと繋ぐケーブルを長目のものに替える必要あり。これが思いの外高かった (^_^;) ところが、値段だけのことはあるのか? いい音でボリュームも出るではないか。はー、こういうこともあるのか。そりゃそうだわなと、変なところで感心する。

本当は戸棚類も総入れ替えをしたいのだが…… 検診結果で考えようと思っていたのが、にわかに具体的になりそう。天井まで作りつけのように出来たらいいなぁ。
収まりきらないから溢れるのか? 捨てないから溢れるのか? それにしても毎日の郵便量の多いこと!

延ばしに延ばしてきたタタミの入替も、お盆が過ぎたから来てもらえるだろう。
PCのためにエアコンをつけたいと思いつつ、何年か過ぎている。エアコンがあったら、時々隣の部屋へ避暑?に行かなくてもすむし、でももうすぐ涼しくなるしなぁ。

汗をいっぱいかきつつ、よく働いた?? でも、明日あたりまた痛い痛いと騒々しくなる可能性あり。

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2005.08.16

褒める

「近ツー」で航空券を手配してくれた女性社員は、美人とは言えないが応対が気持ちよかった。

「あなた、いい笑顔ねぇ」と言うとそれまでにもましていい笑顔で「ありがとうございます」と答えた。

接客業というのは、色々気苦労もあるだろうが。

美容室の担当者も(註)、テキパキとして気持ちよかった。今日は何事もよく見えるのかなぁ?
(註)前回の担当さんが休暇の日で違う人だったが。

ここは、前回も書いたが、一人がずっと受け持ってくれて、ヘナ・ポイントパーマ・カットをしても2時間半くらいであがった。

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生還?

7月のドックで受けたCT検査で、小さな影が見えるという。精密検査を受けるようにと言われる。

実は他のところでちょっと自覚症状があって、検査結果がこわかったのだが、思いも寄らぬ(註)場所。
(註)まったく予想外かというと、そうでもない。幾分ある症状は出ていたとも言える。

さて、ガンだとして、死ぬのはいいが入院となると嫌だ。まぁ半年くらいでそう進むわけでもないだろうし、その間に色々と済ませるべきことを済ませようというわけで、「お片付け」にもいつもになく一生懸命になっていたわけだ。

で、本日精密検査の結果、一応経過観察ということに相成った次第。ホッとする。開き直ったつもりでも、内心ビクビクしていた(小心者だなぁ)。

午後はその足で美容院へ廻るべくとある私鉄電車で移動。途中「近ツー」を見つけて入る。航空券をゲット。どこへ行くかは、またその折りに。いえ、国内ですが……
いやー、少々迷いながらもホテルだけネットで予約していたのだ。ヒョッとしたらヒョッとするしーということで。

飛行機の予約はJRのように簡単ではない(ような気がする)。何を迷っていたかというと、どこかでJRと組み合わせられないかと足掻いていたわけだが、どうも無理そうだと思い切って航空便だけにして後は現地で考えよう。

勿論、標題のようなご大層なことではないが、気持ちの上ではまさにそういう心境なので……。

で、お片付け以外にも片づけなければいけないこと山積みで、他の人を巻き込んでせっせと図書を作っている。長いこと中途半端で置いていたものもあり(検証が必要というのが最大の理由ではあるのだが)、しかしとりあえずリクエストには応えてから後は蔵書としてないーぶへアップするか、読み直しを検討するかを考えることにする。

読む方もヤケにがんばって、一日で1時間分くらい進んでいる。このペースで行くと(註)この本は来週中にはとりあえず出来上がりそう。
(註)先週末からお盆というので連れ合いがいるから録音できない状態。明日は出来る(シメシメ)。

で、これを読んだかもしれない貴女!気合い入れてね。

さて、今までにも増して仕事を片付けていこう。


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2005.08.15

エド・マクベイン【警官嫌い】

警官嫌い
警官嫌い
エド・マクベイン著/井上一夫 訳
出版社 早川書房
発行  1996
価格  \672 (本体 : \640)
ISBN   4-15-070751-0

始めて読む作家。なくなったという記事を読んでから、デビュー作であるこの本を買った。
アイソラという架空の町の87分署が舞台。
いきなり殺人現場へ遅れてしまったスティーヴ・キャレラとハンク・ブッシュ。一人はこのシリーズの主人公で、もう一人は「警官嫌い」の犠牲者になってしまう。

派手なアクションは少なく、キャレラが面会した印象で犯人像をつかむという展開に違和感はない。また、タイトルの付け方もうまいと思う。
キャレラと結婚することになるテディの描写がいい。
また楽しみなシリーズものが出来た。

しかし今数えたら、紹介してあるだけで46冊もある。とても全部は読み切れまい。
だが、初版から数えて30年近く。人気のあるシリーズなのだろう。

この本を知るきっかけになったよしさんの警官嫌い エド・マクベインに、トラックバックさせていただきました。

警官嫌い
一九七六年四月三〇日発行
二〇〇二年十月十五日二十六刷

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2005.08.14

乃南アサ【チカラビトの国】

チカラビトの国
チカラビトの国
乃南 アサ〔著〕
出版社 新潮社(新潮文庫)
発売日  2004.08
価格  本体400円
ISBN  4-10-142530-2
bk1で詳しく見る
土俵をひっくり返したら、お相撲さんたちの愛が噴き出した。わたしは相撲に恋してる-。プロもうなった大の相撲好き・乃南アサが全ての愛好者に捧げる、「廻しからウロコ」の相撲エッセイ。『毎日新聞』日曜版連載をまとめる。

親本の出版が2001年だから、ネタとしてはかなり古い。しかも今は大相撲中ではないのだが。
新聞連載であったということで、軽く楽しめる。
文庫化にあたって日本相撲協会の理事長北の湖敏満氏の推薦文も掲載されている。

登場するのはお相撲さんはもちろんだが、それを支える行司・呼び出し・女将さんや、お相撲さん達の衣服や様々な小物を扱う店も取り上げていて、興味深い。
各章ごとに、相撲の決まり手がイラスト付きで紹介されており、それも楽しい。

新弟子達のことにかなりスペースを割いているのも、女性らしい気がかりがあるのだろうか。

サラッと楽しめる相撲入門本である。

チカラビトの国
平成十五年十月一日 発行

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2005.08.13

目録づくり

世はお盆とやらで、お休みのところも多いらしい。
その影響か、公式?サイト・ブログの方は「そよそよ」程度にしかカウンターが動かない。しっかり見て対応してほしいことが山積みなのに。

先週の目録研修会。色々わかってくると面白い。研修は初心者向けということだったのだが、これまで作っていた目録のいい加減さがよくわかって、今一生懸命修正中。
研修会でお聞きしたことだけでなく、マニュアルをよく読むと解っていなかったことでも氷解したことが多く、一人でなっとくしている。

個人で利用している方達も使いやすいようにと、キチンとデータを入力しなければいけないことがわかる。図書を貸し出す時の管理も出来るいいツールだなということもわかったし、そうしたデータから統計を出したりリストをつくれるようにもなった。

これはアクセス(註)を利用してのデータベースのようで、もしデータが壊れたときは、アクセスを入れていると修復が可能だとか。
アクセスのお勉強はなかなか出来ないけれど、こういううまくできたデータベースを使うことが出来て、これまでエクセルで管理していたことも網羅しているようなので、これ1本ですみそう。

(註)アクセスといえば、使っている経理ソフトもアクセスがないと動かないのだった。

元々司書になりたいなと思っていた時期もあって、こうしたデータづくりは苦にならない。図書館学を勉強したわけではないから、まだまだ初歩的なことがわかっているわけではないのだが。


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2005.08.12

不惑

古田敦也選手が、先日40歳の誕生日を迎えられた。不惑だ。
おめでとうございます!
ご本人は「初老」と呼ばれるのを何となく嫌がっておられるが、40歳って初老?そんなことないでしょ!

この40年組(昭和40年生まれで今年40歳になる人たち)には、特別な思い入れがある。どんなというのは、いずれお会いする機会があったときに。

ある40歳は、「立派な中年になれるかなぁ」などとノタマワっていた。もう中年でしょ、立派かどうかはさておいて。

さて、古田選手。不惑です。でもまだまだ惑いつつ、オフシーズンもいろんなことに挑戦してください。

古田選手のおかげさまで初老を迎えました。に、トラックバックさせていただきました。

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消えたブログ

先週後半は64kbpsという通信速度だったし、その後帰阪してからは歯痛に悩まされて、他のブログを拝見する頻度がグッと減っていた。MyblogListに更新で挙がっているところへはお邪魔していたが。

自分がブログを拝見しに行くのは、主にMyblogListの更新を見てからだ。他に、pingを打っていらっしゃらないところは、頃合いを見てお邪魔しに行く。だから、MyblogListを時間で切らずに全部出したままにしているのだ。

その、あまり巡回?出来ていない間に、一つのブログが消えてしまった。時々コメントを書かせていただいたり、こちらでもよくコメントを頂いていたブログである。
個人的な話を中心にしていらっしゃったし、そのことで近く閉鎖するとは仰有っていたのだが、やはり淋しい。

ブログにしろサイトにしろ、はたまたメールでのおつき合いにしろ、書き手が書かなくなったら探しよう?がない。それが、現実世界と違う点だろうか。むろん例えばご近所でもそんなに親しくないお家がいつの間にか引っ越ししてしまわれたということはある。

だが、ネット社会での消滅は、何か非常に哀しいものを感じるのだ。

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2005.08.11

宮部みゆき【長い影】

ぼんくら 下
ぼんくら 上
宮部 みゆき〔著〕
出版社 講談社 (講談社文庫 )
発売日  2004.04
価格  本体590円
ISBN  4-06-274752-9
bk1で詳しく見る

昨日、とうとう読んでしまった。ま、お盆休みを取るわけじゃなし、提出書類は書き上げたしと言い訳しながらだが。
ここまでの短編が、すべてこの一篇へくるまでの導入部分だったのだ。
しかし、女の執念・男の身勝手。いずれもあまり気持ちのいいものではなかった。いつもの宮部作品のようなほのぼのとした印象が少なかった。
超美形の弓之助が12歳とは思えない理解度・口のききようながら弱点を持っているのが微笑ましい。

下巻最後の「幽霊」は、必要だったか?何となく後味が悪かった。

他に少々気になったというか、こういうこともありなんだなといったこと。
「やっとう」が剣術のかけ声のことだとは、しばらく気がつかなかった。
「彼女」「二人のおばさん」といった使い方など。

最近辛口の印象が強いかもしれない。といいながら、「日暮らし」の文庫化を待っている。
2階にまだ読んでいない最近の本があったはず。

関連記事:宮部みゆき【ぼんくら 上】(8月10日)

ぼんくら 下
2004年4月15日第1刷発行
2005年2月14日第7刷発行

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ポッドキャスティング落語

ポッドキャスティング落語は、毎週水曜日が更新日。

昨日、iTunesを開くと「ポッドキャスト」というリストが更新されて、新しい落語が入っていた。正直、中味はあまり面白くない。

上方落語にも対応してよ、ニフティさん。
ま、とりあえず 更新されたら自動でダウンロードされるということを確認出来たのでオーケー。

『Dream Navigators』という企画も、期間限定で始まっているようだ。こちらは、インタビュー形式になっている。

関連記事:ポッドキャスティング落語(8月3日)
「ぼんくら」ポッドキャスティングに(10月12日)

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2005.08.10

歯痛 顛末

先週あった東京での研修会の2日目(5日金曜日)。何だか左上の歯が痛いなぁと思いつつ、それでも普通に食事もしていた。最終日も終わって帰宅する頃から段々痛みがひどくなってきたが、帰宅したのが夜だったし明くる日は日曜日。痛みはますますひどくなる。

正露丸を詰めたりして凌ぐのも限界となり、夜中になってセデスかバッファリンがなかったかと薬箱をさらうと、いつ購入したか覚えていないイブとかいう薬が出てきた。何だか箱の色も黄色っぽくなっているような気がするし、賞味期限じゃない使用期限も書いてないということは……

しかし、背に腹は代えられない。この薬を飲んで寝ることにする。これが劇的に効いて、(月曜日の)朝もまだ痛みはなかった。しかし時間と共に痛みは戻ってくる。
歯医者へ電話をして、夕方見ていただくことにする。その間、2度ほどいつのものともわからぬ痛み止めを飲み続けた。

夕方医者へ行くと、先生は「これは抜かなければ」と仰有る。これまで抜歯ということは極力避けてこられた先生なので、いよいよ限界なのだと悟るも、木曜日からは盆休暇ではないか。
治療後「様子を見て下さい。痛みが取れないようなら、抜きましょう」ということで帰宅したが、痛みは治まらず頂いた痛み止めと抗生物質を飲んで凌ぐ。

明くる日(9日火曜日)、我慢できず再度電話をして見ていただくことに。結果、いずれにしても抜かなければならないし、今かお盆明けかということだとのこと。抜いていただいてひどくなったら心配だけど、このまま薬を飲みながら過ごすのもなぁと、抜いていただくことにする。

ところが、歯というのは丈夫に?出来ているのだという事を知った。なかなか抜けないのだ。ひょっとしたら、先生抜くと仰有ったことを後悔していらっしゃらないだろうかと余計なことを考えながら、ひたすら耐える。
やっと抜けた。

その後買い物に行った生協で麻酔が切れてしまった。もう何も買う気になれず帰宅。昨夜は痛かった。夜中と今朝、痛み止めを飲んで、今日は朝飲んだだけで終わりかなと思ったが夕方また痛みがくる。
痛み止めを飲むも、もう終わりにならないかなぁ。


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宮部みゆき【ぼんくら 上】

ぼんくら 上
ぼんくら 上
宮部 みゆき〔著〕
出版社 講談社
発売日  2004.08
価格  本体760円
ISBN  4-7942-1320-4
bk1で詳しく見る

宮部みゆきは、短編の妙手だ。一編ずつが丁寧に作り込んである。それに比して最近の長編は、(連載ものが多いせいか)ただダラダラと長いと思われるものもある。
さて、本書は文庫で上下巻あるということから長編かと思っていた。しかし、読みだして解ったが短編集である。と言っても独立した短編ではなく、連作集というべきか。

店子を襲った殺し屋、差配人の出奔、謎の新興宗教騒ぎ。江戸下町の長屋から、ひとりずつ人が消えていく。連続する事件の裏の陰謀に、同心・井筒平四郎と超美形少年・弓之助が挑む。長編時代ミステリー。

上巻、最後の一篇を残して読んだ限りでは、まだ美少年・弓之助は名前しか登場していない。下巻が楽しみである。

と書いたが、最後の「長い影」が曲者?であった。これまでのものと比べて長いし中編かなと思いながら読み進めてきたが、何としっかりと下巻へ続くのだった。あらためて目次を見ると「長い影(1から6まで)とある。
弓之助がここで登場。

昨日歯医者で読もうと持って出て、歯を抜いたあとは何もする気になれずこの本を読んでしまった。下巻も続けて読みたい衝動にかられているが、そうもいかない。

関連記事:宮部みゆき【長い影】(8月1日)

ぼんくら 上
2004年4月15日第1刷発行

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2005.08.09

日経パソコン:ポッドキャスティング入門

Ni050808今号の特集の一つが、この「ポッドキャスティング入門」
「ダウンロードできるラジオ局」「音声を配信するRSS」ということらしいが、名前の通りiPodと関係あると思うのが自然だろう。しかし、実際には何の関係もない。

iTunes4.9が対応したということで、その配信された録音物をiPodに転送して聞けるということなのだ。再生だけならWMPでも可能。

もう一つ、RSS対応というのが本来の目的かもしれない。未だRSSを導入していないので旧来の方法との対比がよくわからないが、RSS対応マークをiTunesにドラッグアンドドロップで引っ張ってくるということ。んん?この方法でRSS登録が出来るのなら簡単なような気がするが……

それを、これまで音声・動画に対応していなかったものまで出来るようになったというのが凄いことのようだ。ということで、合っているのかな?

もっとも日本語のサイト?はまだ20くらいしかないということで、これからということだろう。

ポッドキャスティング落語の自動更新は水曜日。明日になればどういう形で更新されるのか解るので、それを確かめてRSSへ挑戦してみることとする。普通は逆なんだろうな (^_^;)

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歯痛 その後

歯を抜いた。痛い!

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2005.08.08

サトウハチロー【おかあさん 1】

おかあさん 1
おかあさん 1
サトウハチロー 著
出版社 日本図書センター
発売日  1998.10
価格  本体1200円
ISBN  4-8205-1980-8
bk1で詳しく見る

3分冊の1冊目。何年か前に読んだものだが、幾つになっても男の子が慕う母親像のようなものが見える。
最初の発行は昭和38年だというから、1963年今から42年前だ。発行より遡ること5年。昭和33年9月から41年2月まで「おかあさん」というテレビドラマが放映されていたそうだ。その冒頭で、ドラマとは関係なく母をテーマにした詩が朗読されていたという。最初は数人の詩人が担当していたのが、いつの間にかサトウハチロー氏一人になったとのこと。

サトウハチロー氏の父親は作家の佐藤紅緑で、後の他の女性と同棲して生まれたのが佐藤愛子氏だ。
その父親への反発が、一層母を慕うことになったのだろうか。

どの詩も、懐かしい風景を思い起こさせてくれる。BK1で検索したら出てきたので注文することに。

おかあさん 1サトウハチロー

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2005.08.07

大沢在昌【ザ・ジョーカー】

着手金は100万円。殺し以外のどんな問題も100%の解決を保証する
というのが帯に書いてある内容紹介だが、常時ピストル携行だしそれを実際に使いもする。それも何人も。少々看板に偽りありのような気がするが。

昨日新幹線で全部読んだのだが、6篇ある中では、「ジョーカーとレスラー」がよかった。親の稼業を嫌ってプロレスラー達のマネージャーをしている長男が、最後に少し父親と心を通わせる。しかし、意地がそれを継続させない。

歯はますます痛く、食事も喉を通らない。明日一番で歯医者に電話をしよう。歯医者でいいのかな?

関連記事:大沢在昌【ザ・ジョーカー】(8月5日)


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2005.08.06

歯痛

やっと帰ってきた。誰もいない。

昨日から何となく歯がいたかったのが、段々ひどくなってきた。歯というより歯茎かな?荷物が重かったせいもあるだろう。
とりあえず頬に湿布を貼ったのだが、正露丸でも詰めるか?その前に食事だが、お腹はすいているのにあまり食べたくない。

やれやれ!


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2005.08.05

大沢在昌【ザ・ジョーカー】

ザ・ジョーカー
あたりまえだけど、とても大切なこと
大沢 在昌著
出版社 講談社
発売日  2004.08
価格  本体760円
ISBN  4-7942-1320-4
bk1で詳しく見る
裏社会のトラブル解決人・ジョーカーは、殺し以外のキナ臭い仕事をただ一人で請け負う。次々と持ち込まれる血と暴力にまみれた仕事。東京の闇とそこで生きる男たちのプライドを描く。2002年刊のノベルス版。


短編集。こういうハードボイルドはあまり好きではないが、軽く読める。これも、録音が出来上がっていて、編集のために届いた原本を渡す前に、今回持ってきたもの。
舞台に新宿が登場するものの、どのあたりかはさっぱり解らない。
まだ最初の1篇目を読んだだけ。明日の帰途読み終えることが出来るだろう。途中眠ってしまわねばだが。
6作品すべてに、ジョーカーという言葉が登場する。主人公がなぜジョーカーと名乗っているかというと、「『つながらない数と数のあいだを埋めるのに使う。使ったあとは用がない。そこに捨ておかれるか、別の人間が使う。』

明日の夕方、「のぞみ」車中でカバーをかけていないノベルズのこの本を読んでいるのは、涼です。

関連記事:大沢在昌【ザ・ジョーカー】(8月7日)

ザ・ジョーカー


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新宿の朝

今日もまた暑くなりそう。
さ、出発だ。

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2005.08.04

新宿の夜

はー、一日目終了。好評だったと思う。疲れたような、まだ実感としてないような。

明日とあさっては、お勉強だ。

しかし、東京も暑い。汗が目に入る。関東地方はこの夏一番の暑さだとか。

珍しく、横のテレビでニュースなど見ている。畠山智之アナウンサー。ゆっくり見よう


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2005.08.03

ぽっどきゃすてぃんぐ落語

ぽっどきゃすてぃんぐ落語」というのが始まった。

ぽっどきゃすてぃんぐについて、詳しくはこのサイトを、ご覧下さい。

『iTunes 4.9などのポッドキャスティング受信ソフトに、バナーをドラッグ &ドロップして登録すれば、落語が更新されるたびに自動でファイルがダウンロー ドされる』というもの。

さっそく挑戦。但しこのPCではなくノート。

まず、iTunesのバージョン4.9をダウンロード。そのあとでぽっどきゃすてぃぐ落語のサイトからバナーをiTunesに持ってくる。と、「金明竹」という落語が自動的に入って古今亭菊朗という方の落語が始まった。

色んな有名人のブログがあるけど、これはニフティさん ヒットかな?
しのぶんさんも、いかがですかー。

そやけど、上方落語には対応してへんのかなぁ。

上記、ニフ亭「ぽっどきゃすてぃんぐ落語」は、コメントをつけたりトラックバックできます。さっそく、トラックバックさせていただきました。

関連記事
ポッドキャスティング落語(11日)
「ぼんくら」ポッドキャスティングに(10月12日)


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2005.08.02

危険なカード?

「少年ジャンプ」の付録?のカード。

注意 ●カードでケガをするおそれがありますので、遊ぶときには十分注意してください。
って、どんな遊びをすれば危険なの?

絵柄は連載中の主人公なのだろう。「こち亀」の両さんしか知らない。

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ガーデニング

ガーデニングばやりだ。ご近所でもクラブが出来て、日々美しい庭が出来ていく。その殆どが、イギリス式?のような気がする。

勿論、イギリス式の庭は美しいし、憧れでもある。だが「庭」というか家庭の屋外として印象深いのは、農家の庭。
こんな光景を思い出す。

駅を降り立つと向こう側には川が流れている。駅を出ると道は少しずつ上がっていく。片側は山、片側には田んぼ、そしてその少し先には川。
道から少し上がったところに、家がある。道が少しずつ上がっていくから、敷地には石垣が積んであり、少し行くと道と同じ高さになる。そこから建物まではただ広いだけの地面で、端っこに花など植えてある。ニワトリが遊んでいることもあれば、納屋の屋根で猫が昼寝をしている家もある。
やがて肥料にする草が干されることもあれば、秋には脱穀風景も見られよう。

そんな庭が好きだった。秋に郡上へ行くことはなかったから実際にはそうした風景をそこで見たわけではないのだが、日本の田舎というのは概ねこうした風景が多かったのではないだろうか。

夏休みには祖父母の田舎で過ごしていたと以前書いたが、何だか無性に懐かしくなっている。

秋の風景はまた、京都の郊外ででも見たものであろう。

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2005.08.01

小さな郵便屋さん

自分たちが制作したものを、全国の方が聞いて下さる。

ホームページからの依頼(注文)もあれば、図書館を通しての申し込みもある。それらを用意してポストへ入れれば、相手方へ配達していただける。

郵袋(郵送ケース)を投函するのは、殆ど家族だ。つれあいに息子達。
最近は、保育所帰りのチビさんがこの「お仕事」を喜んでしている。ママが保育所へ迎えに行った帰りに寄り、「郵便ない?」と聞いて、投函する郵袋があればイソイソと持っていってくれる。もっともお駄賃のミッキャロ狙いが全くないとは言えないが。

こうして、幼いときから息子達も自然に関わってきた。

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8月分索引

7月分6月分5月分4月分3月分2月分1月分
記事索引2004

新聞の契約(31日)
買い物あれこれ(31日)
あれやこれや(30日)
生ゴミ処理機が欲しい(30日)
十得鍋(29日)
和田秀樹【大人のためのスキマ時間勉強法】
祥月命日:テーブルの向こうに(27日)
星野氏帰国(26日)
花屋にて(26日)
CDとCD-RW(25日)
蘇我馬子の邸宅跡
つくづく惜しと、セミが鳴く(24日)
笑わない数学者 ビリヤード解答(24日)
「青の炎」の母親像(24日)
西村京太郎「明日香・幻想の殺人」(23日)
上り専用エスカレーター(23日)
上り専用エスカレーター モブログ(23日)
「刺客」の読み 続き(22日)
「刺客」の読み(21日)
吉田淳也公式ブログ(20日)
貴志 祐介【青の炎】(19日)
宮部みゆき:Mybest3(18日)
模様替え(17日)
褒める(16日)
生還?(16日)
エド・マクベイン【警官嫌い】(15日)
乃南アサ【チカラビトの国】(14日)
目録づくり
不惑(12日)
消えたブログ(12日)
宮部みゆき【長い影】(11日)
ポッドキャスティング落語(11日)
歯痛 顛末(10日)
宮部みゆき【ぼんくら 上】(10日)
日経パソコン:ポッドキャスティング入門(9日)
サトウハチロー【おかあさん 1】(8日)
大沢在昌【ザ・ジョーカー】(7日)
歯痛(6日)
大沢在昌【ザ・ジョーカー】(5日)
新宿の夜(4日)
ぽっどきゃすてぃんぐ落語(3日)
危険なカード?(2日)
ガーデニング(2日)
小さな郵便屋さん(1日)

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