エド・マクベイン【警官嫌い】
警官嫌い | ![]() | エド・マクベイン著/井上一夫 訳 出版社 早川書房 発行 1996 価格 \672 (本体 : \640) ISBN 4-15-070751-0 |
始めて読む作家。なくなったという記事を読んでから、デビュー作であるこの本を買った。
アイソラという架空の町の87分署が舞台。
いきなり殺人現場へ遅れてしまったスティーヴ・キャレラとハンク・ブッシュ。一人はこのシリーズの主人公で、もう一人は「警官嫌い」の犠牲者になってしまう。
派手なアクションは少なく、キャレラが面会した印象で犯人像をつかむという展開に違和感はない。また、タイトルの付け方もうまいと思う。
キャレラと結婚することになるテディの描写がいい。
また楽しみなシリーズものが出来た。
しかし今数えたら、紹介してあるだけで46冊もある。とても全部は読み切れまい。
だが、初版から数えて30年近く。人気のあるシリーズなのだろう。
この本を知るきっかけになったよしさんの警官嫌い エド・マクベインに、トラックバックさせていただきました。
警官嫌い
一九七六年四月三〇日発行
二〇〇二年十月十五日二十六刷
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コメント
こんばんは。
読まれたのですね。
わたしは、マイヤー・マイヤー(?)が好きだったなー。再読したい、ながーい長いシリーズです。87分署の面々、本当にいいですね。シリーズでいきましょ、楽しみにしています。自分はおいといて。
投稿: よし | 2005.08.15 21:15
こんばんは、こちらからもトラバさせていただきました。
マイヤー・マイヤーというのは、警官の一人ですか?
しっかりシリーズにはまりそうです。
投稿: 涼 | 2005.08.15 21:52
こんばんは。
1作目では出てきませんでしたかね。
このシリーズに確か登場した気がするんですが。マイヤー・マイヤーというこの名前に(同じ名前)にコンプレックスをもっているんです。
投稿: よし | 2005.08.16 20:47
ええ、出てこなかったと思います。まだ刑事達一人一人の個性はそんなに際だっていないような気もします。
段々わかってくるのが楽しみです。
投稿: 涼 | 2005.08.16 21:54