大阪こども「本の帯創作コンクール」
大阪読書推進会の主催による大阪こども「本の帯創作コンクール」というのがあったことは何となく知っていたが、昨日その入賞者の表彰があった。
約1万点の応募があったようで、その内入賞者は108人。表彰式の写真がかわいい。
受賞者の一人は『帯がめだつように表紙と対照的な色にした』といい、また『帯を書くために8回読んだ』という子もいた。二人とも
本のおもしろさを伝えたいと工夫したという。
主催者側は『感想文とはまた違い、子どもたちの感性をそのまま表現しやすいため、気軽に参加してもらえると思います。』ということで、これが第1回のコンクールだったが、読書の楽しさを知る一つの契機になって貰えればいいなぁと思う。
同会は、「私の読んだ本・読書ノート」運動というのにも取り組んでおり、読書の楽しさ、面白さを広め、活字文化の普及を目的としているという。
強制されるのではなく、本を好きになる子ども達が増えますように。
そういえば、中学時代、自分も読書ノートのようなものを作っていたが。小学校の頃は図書室もなかったし、今のように本が溢れているということもなかった。手に入れられる本は何でも読んでいた。
今の子ども達が羨ましいようでもあり、また飢えていたからこそ本好きになったのかもしれないとも思う。
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