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2005.11.30

横山秀夫【陰の季節】

dooki 横山 秀夫〔著〕
出版 文芸春秋(文春文庫) 発売日 2001.10
定価 \470 (本体 : \448)
ISBN  4-16-765901-8
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天下りなどの人事問題に真っ正面から取り組んで、選考委員の激賞を浴びた松本清張賞受賞作ほかテレビドラマ化されたD県警シリーズ。

警察ものというより、サラリーマンものといってしまうのは極論かもしれぬ。どこの世界にもあるだろう出世を巡ってのかけひきや挫折は、あまり気持ちのいいものではない。

表題作では、始めて読んだ「動機」でも少しだけ出てきた二渡登場。エースと揶揄も混じって呼ばれている、自分自身の人事異動にも影響を与える旧OBの居座り劇だ。
天下りとは、こういう形であるのだと知った。大阪市に限らず、色々なところでこうしたことがあるのだろうと想像できる。
つれあいともまったく無関係とは言えない話ではあるが。

中で婦警を扱った「黒い線」が、男性社会での女性の立場を象徴しているようで興味深かった。


陰の季節
2001年10月10日第1刷
2005年10月15日第21刷

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2005.11.29

経県マップ

昨夜、ココログの重さにくたびれてしまったのだが、なんとTompeiさんは夜中の2時過ぎにアップしていらっしゃる。やはり重たくてうまくアップできなかったとのこと。
記事の内容は大変面白く、帰宅してからやってみた。「経県値」というもの。住んだことがあるということを始めとした、県をどのような形で経験したかということ。
それを点数に換算してある。

生きてきた年数が多いだけに (^_^;) あちこちへお邪魔しているが、鹿児島・沖縄はまだだった。実は昨日、突如「鹿児島へ行こう」と思ったことがあって時刻表など持ち出していたのだが、ちょうどいい。「かすりもせず」を一箇所クリアするために具体的に計画を立てよう。

というわけで、合計は 170点。住んだのは、父母の故郷である岐阜県が最初。当時京都に家があったのだが、母の実家に住んでいた。何故かというのは、ちょっと考えればお判りかと思う (^_^;)
小学校の3年生まで京都市で、あとは大阪府内で移動している。

住んでいるところ以外で泊まったのは、殆どが大人になってから。子どもの頃は、旅行なんてお金持ちのするものだと思っていた。
それは、35 都道県に渡っている。単にお泊まりだけで同じホテルで会議なんて可哀相な泊まり方もあるが。

北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、群馬県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、兵庫県、奈良県、和歌山県、島根県、鳥取県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県

涼の経県マップ

鹿児島へ行こうっと、夢手帳(は存在しないが)に書こう!

色々思い出させていただいて、楽しかったです。Tompeiさんの記事に、トラックバックさせていただきました。

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2005.11.28

メンテナンスは何のため?

ココログが重い、重すぎる。

以前から23時を過ぎると、重くなっていた。いろんなココログで指摘されていたことだ。
ところが、この間のメンテナンス後、その重さが軽減されるどころか、更に重くなっている。

昨夜は、22時頃から重くなった。深夜1時を過ぎて、ようやくアクセスしやすくなっている。
今夜は20時頃からもう重い。更にこの時間は、自分の管理画面へはいるにも、コントロールパネルを開くのも、「記事の作成」画面を出すのにも、非常に時間がかかる。

ココログフリーが出来て、既存のものにないサービスが無料で提供されているとか。そちらは軽いということで、移行したというところもチラホラ見受けられる。
そうした移行作業をしているところも多いのだろうか。

どちらにしても、何とかして欲しい。

22時41分に「保存」を押して待つこと13分。なかなか進まず、そのあとも反映中のまま停まっていたが、「ただいま混み合っております」のアナウンスが22時54分になって出た。
23時頃、ようやく反映された。投稿時間をみると、22時44分になっている。この時間になって「反映中」となったのだろう。

こうした苦情をぶつけるには、どうしたらいいのだろう?

きっと、よい子の皆さんは早寝をしてココログへアクセスしていないにちがいない。
もっとよい子のみなさんは、サッサとお引っ越しをしているのかもしれない。
それが狙いかな。
我が家がニフティに払っているのは、(家族アドレス・ココログプロ使用料等も含めて)毎月5392円也!

追記
この記事は、23時58分投稿になっている。文を手直しして「保存」する度に、「新規作成」となり同じものが幾つも出来てしまったのだ。しかも、余分なものを削除しようにも出来ない。
カテゴリーの「ブログ・ココログ」関連のところへ行くと、同じような現象が起きたとみえ、同じブログから同タイトルの記事が幾つかアップされていた。
尚、他のカテゴリーではこういう現象(記事が幾つもアップされていること)は起きていないような(気がする)ので、「ブログ・ココログ」へのトラバが集中したのかもしれない。

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シート状点字ディスプレイ

点字ディスプレー、1ミリシートに成功 東大グループ(asahi.com)

点字の凹凸を電気的に上下させて書き換える「点字ディスプレー」を、厚さ約1ミリのシート型にすることに、東京大の染谷隆夫助教授と桜井貴康教授らのグループが成功した。


東京大学、有機トランジスタを使い世界初のシート状点字ディスプレイを実現(MYCOM pc WEB)

四名の視覚障害者に、柔らかくて指にやさしくて疲れないという評価を受けているという。
実用化にはまだ時間がかかるということだが、携帯電子点字ブック、点字付きカード、電車内などでの点字案内などに応用が可能ではないかということだ。


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2005.11.27

月命日:生きているということ

このブログを始めたきっかけが追憶であるとは書いた。そのために、徹也が書いた本のことや自分の思いなどを綴っていきたいと。
しかし、自分の軌跡を記すという意味もあって毎日何か書こうと決めたものの、それがいつも上記のことに関連しているとは限らない。
いや、そうしたことだけで埋められた日記は、却って鬱陶しいものになることもあるだろう。

生きているということは、残酷だ。生きていくためには、食べなければならぬ。いつも思い出しているとはいっても、会議中や講習会中に思い出に浸っているわけではない。
清潔を保つために、いや単にリラックスするが為にではあっても、入浴することも必要だ。風呂場という一人の空間で涙することが多いとはいえ、入浴行為そのものは追憶ではない。

しかし、こうしたことを書くことによって、また読んでいただくことによって、自分自身に何かの影響を与えていることは間違いない。

マダムLinの人生の深度を読ませていただいたことがきっかけになって、ブログを始めた頃のことも思い出させていただいた。

ブログというのは、こうした得難い出会いをも又もたらしてくれるのだ。
トラックバックさせていただきました。

関連記事
月命日:平城旧跡(05.10.27)
月命日:夢かと思えば(04.09.27)
祥月命日:テーブルの向こうに(05.08.27)
徹也関連記事索引2005
徹也関連記事索引2004

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2005.11.26

「スワ通」に登録

「スワ通」というのは、ヤクルトスワローズの古田監督が発行なさるというメルマガの名前だ。まだ仮称だそうだが、『メルマガで面白い情報を流していきたいと思います。』と仰有っている。
さっそく登録。

どんな内容になるのだろう、楽しみ!

今回のブログは、同じものをうっかり2度申し込んでしまったという失敗談やってもうたで、自分もよくやるので「古田さんでもやー」とちょっぴり嬉しかった。

この記事で、メルマガのことが紹介されていたのだ。「抽選でプレゼントが当たる!」ということだが、F-Projectと入った新しい名刺が欲しいなぁ。

というわけで、古田監督の記事にトラックバックさせていただきました。
takoさんも、メルマガ登録されたとか。takoさんの記事「スワ通(仮)」に登録に、トラックバックさせていただきました。


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2005.11.25

ロディアのメモパッド

ほぼにち手帳のおまけ及びわざわざ注文してしまった、メモパッド。しかし意外とこれが使いやすい。これを使っている内に、ロディアへの興味がわいてきた。
また、信頼文具舗の和田哲哉さんがよく書いていらっしゃる、「ササッと書いてピッと切る」というリズムも面白そう。

というわけで、昨日ロディアのメモパッドを幾つか買ってきた。
しかし、4穴のA4版は重いので断念。これを持ち歩くのは負担だ。
薄い紫地に紫色の5mm方眼メモリ。この大きさだと意外と書き込める。ほぼにち手帳の方眼は小さすぎて、枠内に収めるのは困難だ。

同じくらいの大きさのメモパッドを使い比べてみる。書くことではなく、使い終わってからの切り取り方。ロディアはまさに「ササッと書いてピッと切る」が実にスムーズに進行する。
これに比べてほぼにち手帳の方は、折れ目で切ろうとするとギザギザになってしまう。切り目があるのだが、それは一旦手を添えて切り始めなければならない。

いつも独創的なアイデアを誇っているはずのほぼにち手帳のおまけとしては、おまけであったとしても(それに、オプションで売っているし)中途半端な物まねの域を出ていないような気がして不満だ。昨年のオリジナルノートが面白いアイデアであっただけに残念である。


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2005.11.24

ヨーグルト寒天フルーツ

寒天とヨーグルトにグレープフルーツで、この冬風邪をひかなかったと知人がいうので試してみることにする。

この3つで検索してみると、たくさんヒットする。しかしいずれもダイエット食のようだ。中には、粉寒天をお茶などに入れて読むのも良いとあったが、知人の話では固めないと意味がないということだった。

難物はグレープフルーツを剥くこと。剥くのが苦痛で、ハッサク等柑橘類はあまり食べない。その内、生協だったからでぃっしゅボーヤだったかで、シトラスカッターというのがあったので、購入。これだと非常にうまく皮がむける。しかし、中の袋までむけるわけではない。

グレープフルーツでなくても果物だったら何でもいいのかと言えば、そうでもないらしい。
本当はちゃんと皮もむいた方がおいしいのだろうな。が、まぁその辺はアバウトに自分流に変更

小袋入りの寒天を煮溶かし、シトラスカッターで皮を剥いたグレープフルーツを入れる。ジュースが出るので、それを寒天の粗熱を取ったところへ混ぜる。少し固まったところで、固める容器ではなく直接ガラス容器に入れてついでにグレープフルーツの果実も入れてしまった。固まったところでヨーグルトをかけて食す。

しかし、ダイエット目的ではなく風邪予防としては、現在風邪ひき中であることと、こういうおやつは結構冷たいのでふるえながら食すのではあまり意味がないかもしれない。

余談だが、このシトラスカッターは、実にうまく皮がむける。但し、最初に芯をくりぬくとき、お馬鹿なことに左手で受け止めていて、ズバリ歯の先があたってしまった。芯とはいえくりぬくのだから一種の刃物だったのだろう。

ウエブ上では、ダイエット食として食事代わりにするようなことも書いてあったが、そこまで徹底するのも精神衛生上よくないのではないか。

あまり面倒ではないが、これを毎日というのは飽きてきそうな気がして、続ける自信はない。

作り方については、このサイトなど参考になろうか。

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2005.11.23

川端裕人【みんな一緒にバギーに乗って】

minna isshoni begiini notte
川端 裕人〔著〕
出版社 光文社
発行年月  2005.10
税込価格 :\1,575 (本体 : \1,500)
ISBN  4-334-92469-7

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明日の社会が見えてくる保育園に、新人男性保育士が着任した…。少子化、育児・教育、家庭など、現代日本の問題のいわば源流である保育園で奮闘する保育士・竜太の成長譚。

田村竜太は、新卒の保育士。区立の保育所へ配属される。男性の保育士ということで、母親たちは不安感を抱き、子供たちもなかなか馴染んでくれない。子供が好きだからという理由だけで保育士になった竜太は、同じく新卒の秋月康平に気後れを感じてもいる。

その竜太も、自分になついているなかなか言葉が出なかったタカちゃんが始めて意味のわかる言葉を発する場面に居合わせるという幸せに出会ったりする中で、少しずつ成長していく。


自分はといえば、娘を産休明けに無認可保育所へ預けた。息子たちの時には退職していたが、通院のため保育所へ通わせていた。そして、娘の子供たち二人も、保育所にお世話になっている。下の子が来年就学して保育所とは縁がなくなるが、都合、延べ27年間ほどを、保育所と関わってきた。その間、男性保育士にお目にかかったことはない。
母子家庭の子供にとって、ほぼ24時間女だけの世界で過ごすというのも、考えてみれば少し変かもしれない。それがあってか、下の子はお迎えに来るお父さんたちになついている。男性保育士は父親代わりではないとはいえ、もっと増えて欲しいものだ。

竜太が子供に「たかいたかい」をしている場面で、重なる風景がある。娘の上の子は、徹也に「たかいたかい」をして貰うのが好きだった。「あと一回だけだよ」と言っても「もう一回」とせがむ。「兄ちゃんしんどいから、本当にあと一回だけだよ」と言いながら、請われるままに何回も抱き上げていた。この子にとっても、忘れられないことだという。「兄ちゃん、やさしかった」
ふと思う。徹也が保育士になっていたとしたら、きっと子供に慕われる保育士になっていたのではないかと。


子どもたちは、教師や保育士を選べない。

だれにでも、新人の時代はある。子ども達と接していくことが自分が成長していくワンステップにしか過ぎないとしても、子どもたちにとって、その学年その年は、一生に一度だけだ。


竜太は言う。

「殺すなんて言っちゃだめなんだ」
声の抑揚で、園庭がしんと静まりかえった。
「きみたちは誰も殺したり、殺されたりしちゃいけないんだ」

昨日も、痛ましい事件が起こった。子供たちが安心して伸び伸びと過ごせる学校や保育所、地域であって欲しい。

昨日書いたように、疲れていた身体がホンワリと温かくなってくる本。

著者の「みんな一緒にバギーに乗って」一ヵ月に、トラックバックさせていただきました。

みんな一緒にバギーに乗って
2005年10月25日初版第1刷発行


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2005.11.22

雑感

今日は、講習会だった。昨年も行ったここ

昼食時以外は立ちっぱなしで、まだ回復していない事もあって、かなり疲れた。
こういう時は、ほのぼのした気持ちになれる本を読むに限る。立っているのが苦痛なので、夕食も手を抜いて寿司を頼む。電車の中で居眠りしてきたとはいえ、目も疲れていて読むのが少々辛い状態だが、ほぼ一気に読めそうだ。明日のエントリーになるかもしれない。

PC教室ではないのだが、皆さんあまり熟練しておられず、文字入力に少し時間がかかる。
こうした講習会ではいつも言うセリフ。「点字は優れたツールだが、誰もが熟練できるわけではない。パソコンは、そうした書くことを阻まれてきた方達の力強い味方になった。しかし、入力にマウスは使えない。自分たちはマウスを使わない方達をサポートしているはずだ。そうしたこともあって、講習はキーボードで行う。」
実は、PCを使うとは言っても、マウス操作もかなりモタモタする人が多いというのも、一斉に同じ動作が出来るキーボードで進めるという一つの理由になっている。

「勿論、ご自身でなさるときはどういうやり方でもかまわない。自分が今日伝えることは一つの方法であって、これしかないということではない。今後実際に携わって色々いい方法を見つけられたら、逆にこちらへ教えて欲しい」といったことも伝える。

今日は非常に気持ちよく進めることが出来た。【Alt】キーからメニューに入れること、ショートカットキーのことなど伝えると、新しいことを覚えられたと素直に喜んでいただけた。これまで、ショートカットキーは、覚えなければいけないからと後ろ向きの人もいたことがあったので、こちらも嬉しくなる。

というわけで、予定以上に進むことが出来た。来週が楽しみである。いや、一週間経つと忘れているということも多いのだが…… (^_^;)
忘れたら、またやればいいのだ。

ここは図書館の職員の方も熱心で、あとのフォロー(実際に仕事があるということ)もしていただけて、心強い。忘れないためには、実際にやってみるのが一番だからだ。

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新動物占い

アリスさんのところで見つけた「新動物占い

ぶんぶんさんに『涼さんも流行りもの結構すぐに試したくなる方ですね^^』と言われたので、そのご期待に添うべく占ってみる。

以前、「動物占い」ではチータだったが、さて今回は?

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あなたは気まぐれなチータです。
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やっぱりチータだった。


● あ な た は ど ん な 女 性

あなたは、頭のいい女性です。

しかし、それを鼻にかけたところはありません。

ユーモアに溢れ、陽気な雰囲気を持った人で華やかな印象を周りに与えます。

あなたの周りは常に賑やかで、多くの人に囲まれて暮らしています。

とても真面目で、礼儀や礼節をわきまえたあなたは、目上の人はきちんと立て、出過ぎた態度に出ることはありません。

自分を押さえて行動の出来る人です。

デリケートで線の細さを周りに感じさせるのですが、その芯は強い女性です。

細かい事に良く気が回る、繊細な神経を持っていて、相手の考えていることを巧みに読みとるカンも冴えています。

● あ な た の 本 質

努力家のあなたは、一度決心したことは全身全霊でぶつかっていきます。

成し遂げようとする意欲は人一倍。

曲げず嫌いの性格がそれにますます拍車をかけます。

ただ少し気まぐれなところがあるため、気が乗らないとなかなかエンジンがかかりません。

またあなたは精神的なものより、実利的な物を選ぶ現実主義者で、夢を追いかけるより、実現可能な目標に向かって行くタイプです。

見栄っ張りなところがあるため、周囲からはそう思われませんが、その実、根は寂しがり屋です。

●対 人 関 係

あなたは周囲とのバランスに常に気を配る世渡りが上手なタイプです。

かといって世間に合わせて自分を変えたり、流行に目を奪われたりしません。

強気をくじき、弱気を助ける親分肌のところもあり、正義感も人一倍強く持っています。

しかし頑固な一面もあり、見かけによらず、鼻っ柱の強さも見受けられます。

曽遊面が強く出ると、対人関係に好き嫌いがはっきり出て、嫌いな人は絶対に認めない、という意固地な面が顔を出します。

生まれつき、人の引き立てや、援助を受けて伸びていくという恵まれた天分の持ち主ですので時には、自分を押さえて、目上を立てることも必要です。

●恋   愛

すこし気まぐれな所のあるあなたは恋愛でもその気質が顔を覗かせます。

今まさに幸せの絶頂期、熱烈な恋愛中の相手に対しても、なぜか突然さめてしまうことがあります。

これといって相手に欠点があるわけでもないのに100%の満足が得られず目移りしてしまうのです。

大体、つき合う相手には自分と同じように頭が良く繊細な神経の持ち主の男性を選びます。

恋の駆け引きも結構上手で、恋そのものを楽しむタイプです。

そのため他人から遊んでいると思われ誤解されることもあります。

●相 性(恋愛編)

恋人としての相性

○ペガサス以外だれでもOK 
    好きになった人が相性がいい人

×ペガサス 気まぐれなチータとは気持ちのすれ違いの繰り返し

結婚相手としての相性

○子じか 心の結びつきを大切にする子じかは疲れたあなたの安息所。

×コアラ 機敏なチータとはペースがあわず、イライラしてしまいます。

●相 性(仕事編)

上司

○ぞう   思いついたことをドンドンやってしまうチーターの事を動ぜず静観。

×黒ひょう メンツを気にする黒ひょうはスタンドプレイの目立つチーターが許せず激怒。

部下

○さる   素直なさるは仕事のパートナーとして最適。

×ひつじ  クールなひつじの一言にプライドが傷つけられる。

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あたっているところもあり、あたってないところもあり。
オフ会もしくはブログの娘と相性がよくないようで、悲しい (;_;)

「動物占い」では、長男はトラで徹也はライオンだった。ネコ族(属)だと納得したものだったが。今回lも同じ結果だった。

あ、つれあいは猿でした。


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2005.11.21

【良品ステーショナリー】

『店員さんが勧める良品ステーショナリー』

ryohin suteishonari
「シリーズ知・静・遊・具」編集部〔編〕
出版 ロコモーションパブリッシング
発行年月  2005.8
税込価格 : \1,575 (本体 : \1,500)
ISBN  4-86212-012-1
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ステーショナリーを扱う老舗やセレクトショップのスタッフが、文具ファンのために素敵な宝物を選ぶ。書く、綴る、整理する、使う、癒されるの5つのパートに分けて、オールカラーで紹介する。

どうもステーショナリー関連の本が続くが……(^_^;)
実際に品物を扱っている68人の店員さんお勧めの250点の文具達。
店員さんとはいっても、信頼文具補の和田哲哉さんもいらっしゃるから、厳密な意味での店員さんとは言えないかもしれないが。
その一つ一つについて、写真と推薦者の言葉が掲載されている。
単に文房具として使うだけなら、何でもいいかもしれない。しかし、使い勝手の良さや、持っていて楽しいもの、遊び心のあるものなど、ちょっと贅沢な気分になって使える文具のあれこれ。

和田哲哉さん推奨から一つ。ロディアのNo.8ブロックメモ。「意外に使える異色のロディア」として、

(前略)実はこの横罫はA4サイズの横罫とほぼ同じ。(中略)横向きならば、横書きの筆記を安定して行えます。パソコンのキーボードの手前に置けば場所を取らずにメモが出来るのでとても便利。”異色”が手放せない”本命”になってしまうのです。
これまで見むきもしなかったロディアだが、使ってみようかなという気になっている。

しかし、いかに文具屋の大手だとはいえ伊東屋から28名、紹介者の実に3分の1以上が出演?しているのは、少し偏りすぎの感がある。例えば、「綴る」(記録を残すノート、思いを託す紙)として便せんや封筒も紹介されているが、ここに鳩居堂がないのはちょっと淋しかった。銀座に東京店があるのだから、ぜひ紹介して欲しかった。

店員さんが勧める良品ステーショナリー
2005年8月10日第1刷発行

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2005.11.20

鳥が飛んでいく

先の飛んでみっか!は、ニフティ株式会社のトップページにトラックバックすることにより、自分の鳥を飛ばせるというもの。
画面上を飛んでいる鳥をクリックすると、その鳥を飛ばしたブログが表示される。
ボンヤリクリックしながら、色々な鳥を捕まえていたのだが、フト妙なことを考えた。

鳥は、右から左へ飛んでいく。画面のこちら側で見ているものには関係なく、ただただ飛んでいる。時に早く、時にゆっくりと。左側へ去り、又右側から現れる。
たったそれだけのことだが、こちらを一顧だにせず飛んでいるのを見ている内に、徹也も鳥として大勢の仲間と飛んでいるような錯覚に陥った。

ひたすら飛んでいる、鳥たち!

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飛んでみっか!

目が覚めたら、10時前。誰もいない。
ダラダラと、午前中を過ごす。外はいい天気!

こんな企画があることを知ったので、乗っかってみる。うまく飛べるかな?

飛べたかどうかは、どうしたら解るのだろう?
途中でエラーが出たのでうまくいかなかったのだろうか?再挑戦。
何とか飛べたようだ (^_^;)

tori051120
この鳥を見つけて下さった方は、お手数ですがお知らせいただけると嬉しいです。

この企画を教えてくださった、桜桃さんの私も飛んでみると、飛んでいるのを捕まえた、惑さんの飛んでくれるかな?に、トラックバックさせていただきました。
追記
見つけてくださったマダムLinの鳥を放つに、トラックバックさせていただきました。
飛んでいる鳥たちにトラックバックです。
へいぽーさんのちょっといい話かも幸せを運んでくれる白い鳥ですよね。
ぶんぶんさんの私、飛びます!

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2005.11.19

【みんなの手帳】

『選ぶ・使う・極める!みんなの手帳』

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手帳愛好家委員会〔編〕
出版 大和書房
発行年月  2005.11
税込価格 : \1,050 (本体 : \1,000)
ISBN  4-479-79136-1
bk1で詳しく見る
ミリオネーゼや作家等、気になるあの人の手帳拝見とインタビュー、開発者に訊く最新手帳の使い方、とっておきの手帳術、オシゴト別手帳図鑑など、手帳に関するすべてが詰まった一冊。巻末に「nendoの手帳」のオマケ付き。

水曜日あたりから調子がおかしかったのだが、風邪が段々ひどくなってきた。昨日・今日と、ボンヤリこんな本を見て過ごしている。

昨年、「手帳200%活用ブック」を読んだ。他人様の手帳を拝見するのは楽しい。それぞれの分野で活躍していらっしゃる方の手帳を拝見。また、「オシゴト別みんなの手帳図鑑」として16名の事例を紹介。
手帳一覧は、きれいなカラー写真が掲載されている。

本文部分は、手帳の選び方。サイズ・スケジュール欄の選び方・一冊か分冊かといったこと。
どちらかというと、若い女性向けのアドバイス本かなという印象を受けた。

この本の事例では、クオバディスが多いのもアレッと思った。このスマートさは、一度使うと手放せなくなる。
面白いなと思ったのは、ほぼ日手帳は紹介してあるが、超整理手帳については一言も触れていないこと。超整理手帳の愛用者は減ったということだろうか。使っているとしても、男性が多いのかもしれない。
我が?SD手帳についても、一言もなかった (-_-;)

ほぼ日手帳は、遊び心は満載だが、お仕事の手帳としてはどうなのだろう?この辺りは、評価の別れるところかもしれない。
巻末おまけの「nendoの手帳」の使い方は、さっぱり解らなかった。

手帳にしろダイアリーにしろ、色別にしたりシールを貼ったりするのを勧めている方もあるが、そうなるとその色なりシールがないと又騒がなければならない。色変わりの万年筆を使うのは憧れだが、今は原則黒にしている。若干の色を併用しているが、これは自宅で使う場合のみ。ただし、芯の太さは決めている。

シールを貼ってというのは、何だか女子高校生の手帳のような感を受ける。勿論、それはそれでかまわないが、スケジュール管理という点ではシビアさに欠けるような気もする。

手帳のお店に「信頼文具舗」が紹介されていたのは、嬉しかった。今度上京したら、ぜひ伊東屋へ行ってみたい。

さて、そろそろ来年の手帳を考えねばなるまい。

みんなの手帳
2005年11月10日第1刷発行

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2005.11.18

学食の谷口さん

生協の白石さんが話題になっているが、金沢大学生協食堂でも、学生の相談事にきまじめに答える店長がいる。

一言カードが掲示されている学食。メニューへの要望などに混じって「悩みの相談」も寄せられているという。

問「失恋しました」
回答「心には、悩む自分のほかに、それを乗り越える自分もいます。負の気持ちに負けないで」
問「アルバイトを解雇されました」
回答「その会社があなたを使い切れなかっただけ。逆にチャンスが増えたと思い、前を向いて行きましょう。
谷口さんが一言カードへの回答を書き始めたのは2003年9月からで、東京農工大の白石さんよりも古い。 白石さんと同じように、顔写真の撮影には応じないという。
「私は、ただの生協職員。そっとしておいて下さい」
(引用は、朝日新聞11月18日朝刊より)

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和田哲哉【文房具を楽しく使う】

文房具を楽しく使う 筆記具篇

bunbobuwo tanosiku tukau
和田 哲哉〔著〕
出版社 早川書房
発行年月  2005.11
税込価格 : \1,680 (本体 : \1,600)
ISBN  4-15-208622-X
bk1で詳しく見る
「使わない筆記具がたまっちゃって」「万年筆ってどうやって使うの?」 なんて悩んでいる人必読! 毎日使うものだから実用的で気に入ったものを揃えたい。生活を楽しくする筆記具の選び方・使い方を提案します。
「文房具を楽しく使う ノート・手帳篇」の続篇。この二冊の本を並べてみるのも楽しい。表紙の意匠が良い。帯の文言まで統一されている。 紙があってこその筆記具であり、筆記具がなければノートや手帳は存在価値がない。

一仕事終えてホッとしたので、両方を行ったり来たりしながら眺めて楽しんでいる。ところどころで立ち止まり、自分の持っている筆記具を見つけてニンマリとし、次はなにを買おうかと物色する。
しかる後、通して読む。

ノート・手帳篇でも感じたことだが、文房具をただ並べてあるのではなく、使っている姿で撮影してある。ほどよく膨らんで形の崩れた手帳。書き込んだダイアリー。やや短くなった鉛筆。
著者の肉筆に触れ、お人柄をしのびつつ、楽しいひとときを過ごす。忙しさを忘れる、至福の時。
筆記具に対する思い入れと蘊蓄に耳を傾けつつ、次に手に入れたい文房具のリストを作る。

この本を紹介してくださった、うたたねねこさんの『選ぶ・使う・極める! みんなの手帳』など購入に、トラックバックさせていただきました。
著者のブログに、トラックバックさせていただきました。

文房具を楽しく使う 筆記具篇
2005年11月15日初版発行

関連記事:「文房具を楽しく使う ノート・手帳篇

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2005.11.17

菊司逝く

菊人形と歩んだ人生 長谷川美好さん急逝(asahi.com)

ひらかたパーク(枚方市)で開催中の「ひらかた大菊人形」を、半世紀以上にわたって支えた菊師の長谷川美好さん=愛知県刈谷市=が15日、膵臓(すいぞう)がんで急逝した。73歳だった。
今年で終わってしまう、「ひらかた大菊人形」 開幕後調子を崩し、郷里へ検査を受けに帰っていたという。そのまま入院して帰らぬ人になった。

川元園長は「来年以降も一場面ぐらいは展示したい」と話していたというが、是非実現していただきたい。

開演中でも、着せ替えしているところに出会うこともある。他所であるいは終演後に着せ替えて持ってくるのではなく、見学者の眼前で菊司が作業しているのを見せてくれているのが楽しく好きだった。
菊人形が生きがいだった人が逝ったというのは、何かの符合かもしれない。


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2005.11.16

洗濯乾燥機

洗濯機がおかしな音を立て始めた。壊れるのは時間の問題のようだ。

2年前乾燥機が壊れたとき、洗濯乾燥機にするかどうか随分悩んだ。殆ど洗濯乾燥機で、乾燥機単品ではなかなかないのだ。
そんな中、衣類乾燥機を購入したのだった。

今回洗濯機を買い換えるとして、また洗濯機能だけだと同じ事の繰り返しになる。そして、一時的に乾燥機を取り外して修理していたとき、その空間がパッと明るくなったのも何だか捨てがたくなったのだ。

NA-V82_22673_jというわけで、結局ドラム式の洗濯乾燥機にしたのだが、問題はたった2年しか経っていない乾燥機。市の回収で持っていって貰うと、単なる鉄くずとして処理されてしまう。まだ働けるのに、これでは可哀相だ。

電気屋さんに「HPで商品を売っているのだから、要ります・欲しいですコーナーを設けたら?」などと言っているうちに、ゴルフ場で欲しがるかもという話になった。次の日、乾燥機は無事新しい主の元へ行った。喜んでいただけたらしい。

洗濯機は家電リサイクル法による引き取りで、乾燥機は電気屋の処理又は自治体での処分となるが、今回はそのまま次の持ち主に渡ったのである。

肝心の洗濯乾燥機だが、非常に使いやすいとは言えない。やはり、複合機?よりは専用機の方が使い勝手はいい。

乾燥機の音が、何だか夜汽車の音のようなのは気に入っている。この音を聞いて、先日の「夜の新幹線」を書く気になったとも言える。そういえば、このメーカーでは「新乾洗」などと呼んでいたこともあったっけ。

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2005.11.15

オフ会の効用

それは、とあるブログのある文章からだった。

このブログをいつも読んでくださる方とお会いしたら、イメージが違ってびっくりされるかもしれません。

人はブログで人格が変わるか?実際に会えば違和感があるだろうか?
幾つかコメントが付く内に、いつかオフ会をという話題になっていった。丁度自分は浜松までいく予定があり、それに合わせてくださる形で、この日曜日にオフ会が実現した。

当日は浜松からの移動で、少し遅れて到着。既に集まっておられた4人の方が、待って下さっていた。前日の疲れもあって一層不調法な自分に、皆さん暖かく接して下さった。

パソ通時代のフォーラムのオフ会に、何度か参加したことがある。その中のお一人の言葉。実際にお会いしてみると、次の発言がより具体的に解るようになるから、オフ会は大事にしているということだった。

日曜日以降の皆さんの記事を拝見していると、そのパソコンに向かっていらっしゃるお姿が浮かんでくる。お怪我をなさったと書いてあると、(勿論お会いしてなくても心配するのだが)ああ大丈夫かなとより気になる。やむを得ず中座された方のそのあとのご様子が楽しく拝見できる。書いていらっしゃる通りのお人柄を拝見して嬉しくなる。何気ない気配りに感謝したい。

もっともっと伺いたかったことはたくさんあったのに、何故か思ったことが言えなかったようなもどかしさも残っている。今度又、お会い出来ますように。

帰途は夜に入った。今朝書いた「夜の新幹線」である。


12日付のケーキの写真は、日テレビル近くの茶店で。お料理の写真は一旦アップしたのだが、ピンぼけだったので削除 (^_^;)

お会いできたみなさま、本当にありがとうございました。感謝の気持ちを込めて、皆さんのオフ会関連の記事にトラックバックさせていただきました。
桜桃さん:ブログ人格オフ
Tompeiさん:初めてのオフ会
惑さん:ひょうたんから駒のオフ会
アリスさんは、記念すべき500記事目でした。


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夜の新幹線

晴れた日の車窓を過ぎゆく景色を見るのも好きだが、夜に入り ひたすら驀進する汽車に乗っているのも好きだ。
昨日の夕方東京を発った「のぞみ」は、まもなく暗い中を恐らく一筋の光となって西進していたことだろう。

昼間と違って、甲高く騒ぐ子どもの声もなければ、おしゃべりに興ずるオバサングループもいない。満席ではあったが、何故かひとりの人が多いようだった。乗客達は皆寡黙に、ひた走る列車の音を聞きながら、自分たちの思いの中に埋没していた。
そんな中、「半落ち」を読み終えた。窓に映った自分の目は、赤くなっていた。

昨日何故「のぞみ」に乗っていたのか、何故夜の新幹線の事を書きたくなったかは、後述の記事で。

6年前、ほぼ毎月日帰りで上京していた。帰途は必ず夜で、ビジネスマンが多かったが。

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2005.11.14

横山秀夫【半落ち】

半落ち
横山 秀夫〔著〕
出版社 講談社(講談社文庫)
発行年月  2005.9
税込価格 : \620 (本体 : \590)
ISBN  4-06-275194-1
bk1で詳しく見る
請われて妻を殺した警察官は、死を覚悟していた。全面的に容疑を認めているが、犯行後2日間の空白については口を割らない「半落ち」状態。男が命より大切に守ろうとするものとは何なのか。感涙の犯罪ミステリー。

人は誰のために生きているのだろうか?生きていることの難しさを問われた本だった。

キーワードは、50年(但し、今年から54年になっている)。

妻を殺したと自首してきた、W県警察本部の教養課次席梶聡一郎。映画でこの梶を演じた寺尾聡の相貌がずっと浮かんでいた。

空白の二日間を巡っての警察と検察の攻防。梶と関わる取調官・検察官・新聞記者・弁護士・裁判官・刑務官の、野望と挫折。それぞれに家庭があり、それぞれのドラマがある。

様々な人間模様を描きつつ、最後まで謎は解けない。

そうなのだ。佐瀬も植村も志木も。敵も味方もなく、各々が立場を超えて梶を静かに見守っている。
そっとしておいて下さい。
一つぐらいは、自慢話を持っていたい――
『命をありがとう』

誰もが、梶の澄んだ目に影響を受け、死なせまいとしている。しかし、梶の後半生はどうなるのだろう。それを19歳の少年に託すことは、可能だろうか?

人は、誰のために生きているのだろうか?誰のために、死ぬことが出来るのだろうか?

半落ち
2005年9月15日第1刷発行

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2005.11.13

津村秀介【横須賀線殺人事件】

yokosukasen satujinjiken
津村 秀介〔著〕
出版社 広済堂出版
発行年月  2002.12
税込価格 : \630 (本体 : \600)
ISBN  4-331-60983-9
bk1で詳しく見る
横浜と札幌で同時間帯に起こった2つの殺人事件。そのとき「犯人」は博多へ向かう新幹線に乗車していた…。犯人の用意した巧妙なアリバイにルポライター浦上伸介が挑戦する。

舞台は1991年。登場人物の連絡は、携帯電話ではなく公衆電話。この電話も、トリックの一つになっている。
緻密に練られた、時刻表を駆使したアリバイづくり。まさにどんぴしゃりとはまっていくのだが、あまりにも時間の制限がある。ほんのちょっとしたアクシデントが、実行を不可能にする。リアリティがない。ま、推理小説というのはそういう構成を楽しむものであって、あまり目くじら立てるほどのものではないが。
首都圏の交通網は複雑で、なかなか覚えられない。

横須賀線殺人事件
2002年12月30日第1版第1刷

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ケーキ

200511132113000.jpg

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2005.11.12

JR四国 野球(の・ボール)駅

古田敦也監督の秋季キャンプIN松山で知ったのだが、現在ヤクルトスワローズがキャンプ中の松山市の中央公園。坊ちゃんスタジアムとマドンナスタジアムという球場があって、すぐ側にJR四国の駅があるらしい。

その駅の名前が、「野球駅」と書いて「の・ボール」駅と読ますとか。何とも洒脱というか、勿論正岡子規の幼名「升」から取ったものであろう。子規の野球好きは、司馬遼太郎の「坂の上の雲」にも書かれている。

上記古田監督の記事にトラックバックさせていただきました。駅の写真も、掲載されています。

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2005.11.11

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」

TompeiさんがALWAYS 三丁目の夕日を紹介してくださっていて、見たいなと思っている。昨日の昼食時にも、話題になった。その中の二人が、観てきたという。

つれあいに言うと、即喜んで「行こう」と言うだろうな。

今日の夕刊にも広告が出ていたのだが、そこで気付いたこと。「日本語字幕版」があるというのだ。但し、全てがそうではなく、劇場・日程とも限られていて、しかも上映時間は問い合わせてくれとのこと。

ひとり暮らしだと電話をかけられないだろうに、FAXでの問い合わせが可能なのか、又はネット上でも出ているのだろうか。
まず、HPのない劇場があり、これはパス。HPがあってもうまく探せないところもあった。「OS三劇」という三宮の劇場では「11/17(木)11/18(金)は日本語字幕付き上映日となります。」とあったが、これは終日ということだろうか。

字幕の付いたフィルムを廻しているので、全劇場対応ということにはならないのだろう。
副音声付きというのは、無いようだった。

映画なんて、もう何年も観ていないなぁ。画面がうまく見えるかどうか心配なので、劇場へ行く勇気がないのだ。


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米山公啓【「持たない!」生き方】

motanai ikikata
米山 公啓〔著〕
出版社 大和書房
発行年月  2005.11
税込価格 :\1,365 (本体 : \1,300)
ISBN 4-479-79138-8
bk1で詳しく見る
捨て去ることで、喪失感はなくなる。守っていこうとするから喪失感が生まれるのだ。「大きな家」も「余分な金」も「肩書き」も、もういらない! 所有することにとらわれない、新しい人生の生き方を紹介

著者は、医大の助教授だったが1998年2月に退職して作家になった方。肩書きを外して気楽でシンプルな人生を楽しんでいらっしゃる。人生の後半を、命もお金も使い切ろうと提案されているこの本は、大きな字で書かれていて非常に読みやすい。

所有することにとらわれないとは、具体的には何か。
第1章で、「大きな家」を持たない!と説き、以下、第2章 「健康神話」を持たない、第3章 「肩書き」を持たない、 第4章 「孤独な時間」を持たない、第5章 「余分な金」を持たない、第6章 老いになる前にやるべき6つのこと と続く。
その中で、「素人ボランティアは考えもの」という項目があった。主に舞台で歌や踊りを披露する事を指しているのだが、これは以前から思っていたことなので 老健施設の施設長時代の感想としてうなずける。

「都会のひとり暮らし」を理想とし、新しいことに挑戦し、こまめに身体を動かして社会と繋がり、お金は使い切って後腐れなく人生を終える。
しかし その為には、やはりギリギリではないある程度ゆとりのある暮らしが出来る環境が必要であろう。

最後に、世界一周をと勧めている。クルーズならば、重い荷物を持たずに移動でき、非常に楽に色々なところを見て回れる旅だという。
子どものない知人夫婦が、最後はクルーズへ出て、どこか旅先で一生を終えるのもいいと言っていたことを思いだした。


新しい情報に対して常に好奇心を持って生きていきたいものだ。

「持たない!」生き方
2005年11月5日 第1刷発行

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2005.11.10

【東京時代MAP】

tokyo jidai MAP
新創社[編] 出版 : 光村推古書院
発行年月  2005.10
税価格 : \1,785 (本体 : \1,700)
ISBN  4-8381-0357-3
bk1で詳しく見る
現代の東京を歩きながら、江戸の歴史や街並へとタイムトリップ。古地図の上に半透明の現代地図を重ねて見られるように工夫した新発想の歴史地図の第2弾。「京都時代MAP」に続いて大江戸編の登場!

現代地図と歴史地図を重ねた新発想の地図Time Trip Map とある。22箇所の江戸地図の上にトレーシングペーパーを重ねて現代地図が描かれている。現代を通して、江戸時代がみえるのである。
東京には殆ど土地勘がないのだが、時代物を読むとき、これを繰りながら読んだら楽しいだろうな。しかし、後半は、[江戸時代歩き」として「忠臣蔵」[桜田門外の変][江戸の粋を歩く」として、それぞれの考証が述べられている。

そして最後の「江戸深川散歩」には、なんと宮部みゆきの小説の世界があるのだ。【本所深川ふしぎ草紙】と【初ものがたり】では、一つ一つの短編の舞台が、【ぼんくら】【日暮らし】では、鉄瓶長屋の見取り図とその周辺の様子が描かれている。

この本を紹介してくださった、Tompeiさんの「時代MAP」シリーズ(新創社編集)に、トラックバックさせていただきました。

東京時代MAP大江戸編
平成17年10月29日初版第1刷発行

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2005.11.09

大病院の初診料 保険外に?

大病院初診、保険外に 紹介ない場合 厚労省方針(asahi.com)

現在、大病院の初診料は原則2550円だが、医療保険の対象で会社員なら自己負担3割のため、実際に窓口で支払うのは765円。厚労省案が導入された場合、現行の初診料のままなら、紹介状のない患者は2550円全額負担を求められる可能性がある。

確かに、「3時間待ちの3分診療」という現実があることも確かだ。では、そんな状態なのに、なぜ患者は大病院へ行くのだろうか。それは、地域の診療所での診察に不安があるからという一面はないだろうか。
自分の手に余ると思ったら、潔く病院を紹介してくれればよし。いつまでも引っ張られたら、辛い面もあるのではないか。

勿論、病気にもよるが、本当に大病院でなければならない患者だけが丁寧に見て貰えるということになるのはいいとは思う。しかし、このことに限らず、どんどん負担増になっているような気がしてならない。

当日追記
子ども達が見ていただいていた小児科の先生方も、そして今チビさん達が見ていただいてる先生も、いずれもいい方達だった。丁寧に診察していただいて、様子を見て入院を勧めていただいたこともある。
小児科というのは、薬も最小限だし、単価も低いと聞く。最近は少し上がったらしいが。
先程は、即薬を1週間分ほど出す開業医のことが頭にあったのだった。

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ほぼ日手帳到着

ほぼ日手帳2006が届いた。

今回のカバーは、グリーンとネイビー。いずれもナイロン製だ。
おまけで付いてきたのが、メモパッド・カバーオンカバー・ボールペン。オプションで申し込んだのが、メモパッド3冊セット・下敷き・アドレス帳(註)。

(註)アドレス帳は、去年は本体に入っていたから、その分余分なような……

勿論、本体の手帳もある。今年は12月から始まっているが、アドレス帳が別冊になったので厚みはあまり変わらないかもしれない。去年は、12月からあったらよかったのだが(早く使いたかった)、今年はあまり意味がない。

カバーは、今使っているものよりほんの少しだけ小さくなった。
ブックカバーとして使うので、使いやすくなるだろうか。使い初めは、この週末にする予定。

失敗したのが、メモパッド。今年のものは、手帳と同じサイズでしかも邪魔にならない薄さで、1ページに3枚のメモがあり、使ったあと切り離せるようになっていた。欲しい本のタイトルを書いたり、出かけるときは乗り物のダイヤを書き抜いておいたり指定席を書いたりと、非常に便利に使っていた。よく確かめなかったのが悪いのだが、同じものだと勘違いして、何とオプションの3冊セットまで頼んでしまった。
メモパッドなのだから、その時点で気付かなかったのがおかしい (^_^;) 今年のものは、「オリジナルノート」とはっきり書いてある。

でも、今回のものは、まさにメモパッドだったのだ。ロディアに似せたつくり。表紙も裏返して、使ったメモはピッと剥がすというもの。手帳カバーのチケットポケットにかけて使えとあるが、そのポケットの位置が低いので、ひっかけるとはみ出してしまう。それに、ここへこのパッドを挟むと厚みが増す。あまりオリジナリティーがあるとは言えないような気がする。

今回、プレゼントがあった。それは、ストアノートリアル版というもの。ほぼ日で買い物をすると、ストアノートというところに記録が残る。その意匠を真似て、小さなノートになっているのだ。ここには、欲しいもののリストや買ったもの、支払い方法などが書き込める。
ほぼ日ストアにはウエブ版のノートがあるから、これは他のショップの記録に使えそう。糸井さんも、悔しいけど他の店で使えると仰有っていた。
1年間に、このノートの枚数しか買い物をしないというのもいいかもしれない。

10日追記
今日ほぼ日手帳が届いたtakoさんの「ほぼ日手帳2006」到着に、トラックバックさせていただきました。
メモパッドについて、takoさんも手帳にうまく挟んで使えるものをとのお考えです。
ストアノートへの思いにも共感しました。

関連記事
ほぼ日手帳到着(04.11.15)
ほぼ日手帳一ヶ月(05.01.31)

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2005.11.08

甲子園球場、全面改修

甲子園球場、07年秋から全面改修へ 築81年で老朽化(asahi.com)

工事の実施は、2007年10月から。但しシーズン中は行わないので、プロ野球も高校野球も従来通り行われる。従って工事期間はオフシーズンの3期に渡るらしい。
2008年は、銀傘が取り払われるとか。暑いだろうな。

甲子園へは、随分昔高校野球を見に行ったきりだ。

つれあいが職場でチケットを頂いた時期があったので、息子達と3人で見に行っていた。あの20年前の優勝の頃だ。息子二人をJRへ載せて途中で連れあいが乗ってくる手はずだったが、兄の方は随分緊張していたらしい。徹也は当時は万事兄任せで、ノホホンとついて行っていたようだ。

それぞれの色々な思い出を大切にして頂いて、甲子園球場がリニューアルされる。


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サイト内検索

先日、サイト内検索が出来るようになった。
しかし、少し不具合のあることが解った。それは、本のタイトルで検索した場合、自分はBK1の情報を入れているのだが、その表示がうまく出ないのだ。
つまり、タグ部分で入れている言葉にも反応してしまうわけだ。

もしお時間がおありでしたら「桜闇」で検索してみて下さい。そこで現れる現象です。次に、「生協の白石さん」で検索していただけると、その不具合が解消されています。

トップの情報から、日本語のタイトル部分を全て削除したのだ。altタグは必要なので、ローマ字で入れてみた。音声で読み上げるには、むしろこの方がいいかもしれない。

ここへ来て下さった方が、本のタイトルを検索なさるかどうかはわからないが、やはりスッキリさせたいので、少しずつ書き直していくかもしれない。

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2005.11.07

ひらかた大菊人形

kikuningyo枚方パークの大菊人形が今年で終わる。96年続いていたのだが、やはり維持できなかったのか。
先週の日曜日、つれあいは娘達を連れて行ってきた。比較的早めに行ったので、入場待ちは1時間くらいだったようだ。写真は、あまり良いものが撮れなかったらしい(クリックすると、拡大されます)。

昨年、菊人形作りの後継者を養成すると決めたばかりなのに。
何とか支援して貰えなかったのか、残念である。とは言っても、自分もここ何年も訪れていなかった。

ヒラパーは、遊園地というよりはテーマパークとして残りたいのだろうが、各地のそうした施設が次々と閉鎖されていく中、ヒラパー自身の維持も難しくなってきているのかもしれない。

「菊人形の(菊人形で有名な)枚方です」という紹介の仕方は、出来なくなってしまうのか。さびしい!

関連記事
ひらかた大菊人形展(04.10.02)
菊人形展が消える(05.06.01)

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【趣味の文具箱】

shumino bungubako
Vol.4エイムック
発行年月  2005.11
税込価格 : \1,575 (本体 : \1,500)
ISBN  4-7779-0431-8
bk1で詳しく見る
一生つき合える万年筆が欲しい!文房具を愛し、人生を楽しむ本。
眺めているだけで楽しい本。

バッグからおもむろに万年筆を取り出して、きれいな字でサインが出来ればいいのだけれど。それは望み薄だが、持っているだけでもいいではないか。
ページを繰ると、最初に筆記具のある場所として丸善丸の内本店の写真がある。売り場はブランドごとに区切られていて、常時400種類の万年筆が並べてあるという。行ってみたいな。
次に、プロ厳選、ブランド別「はじめての万年筆はコレで決まり!」として、世界の20メーカーのものが掲載されている。お馴染みのパーカー・シェーファー・ペリカン・モンブランに、日本のセーラー・プラチナ・パイロットもある。

更に進むと、それぞれのメーカーごとにより詳しい写真があり、解説がある。インクについての蘊蓄もあり、また書かれる側である手帳も紹介してある。

手帳用の細身のものとどっしりとしたもの、それにアルファベット用が欲しいな。
幾つかピックアップして、いつか買うときのためにメモしておこう。

Vol.2と同じく、この本をご紹介いただいたうたたねねこさんの『趣味の文具箱Vol.4』にトラックバックさせていただきました。


趣味の文具箱vol.4万年筆が欲しい!
2005年11月30日発行

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2005.11.05

【生協の白石さん】

seikyono
 siraisisan
白石 昌則〔著〕
出版社 講談社
発行年月  2005.11
税込価格 : \1,000 (本体 : \952)
ISBN  4-06-213167-6
bk1で詳しく見る
東京農工大生協の「一言カード」。どんな要望でも誠実、機知に富んだ回答をする担当者:白石さんの心暖まるやりとりの記録がついに単行本化。

BK1で予約していたのが、昨日届いた。
白石さんについては、ネット上で取り上げられているし、テレビにも登場なさったらしいからご存じの方も多いだろう。mixiでは、コミュニティも立ち上がっている。

リンク先
がんばれ、生協の白石さん:ここでは実際の遣り取りが掲載されており、これを読んだだけでもかなり雰囲気がつかめる。
東京農工大学消費生活協同組合白石さんが努めている大学のサイト。ここでも、ひとことカードが掲載されている。

他に、署名も入ったカードそのものを写してきて掲載しているサイトもある。

この一言カードが本になることで、謎の白石さんの正体がわかってしまうのだが、出版あるいはメディアへの出演ということを於いても何故ここまで話題になったのだろう。
最初は、当該大学の学生が開いたホームページからだった。

そこから感じ取れるのは、この白石さんという好青年(敢えて青年と呼ぶ)の人柄だろう。
ネット発書籍のような話題性のある本ということではない、暖かな気持ちになれる本である。この本をよんで、いやネット上での彼の回答をよんで、「癒される」という人は多い。

しかし、本の中で彼は書いている。自分こそが、投稿に癒されていることがあると。
多忙を極めたある日、「豆?」と書いてあるだけの投稿があった。

肉体の疲れは、時に精神を尖らせてしまうようです。
「この忙しいのに、なにが『豆』でございましょう。舐めるのは当店のチュッパチャプスだけにしてくださいよ。1本で20分ほどお楽しみいただけますよ」
という回答が浮かんだほど、怒りを感じたのだという。だが、彼はそこで踏みとどまる。自分の心を豆(狭量)ととらえ、自省し、そこからさえ笑いを感じるのだ。この投稿への回答は、本でお読み下さい。

白石さんが大人なら、投稿をしてくる学生達も又、分別を持っている。いや、回答の誠実さに、自ずから不真面目なことは書いてこないようになるのだろう。

6日追記
ボツにした回答だけを載せたのでは、せっかくの白石さんの洒脱さが伝わらないので、自分のお気に入りの回答の中から。

[生協への質問・意見・要望]
どうすれば、
人間は空中で、
ジャンプできる
のですか?
白石さん。
二段ジャンプのことです。
[生協からのお答え]
工学部の学生さんが解らない物理的な問題を、私などが解明する術など知る由もありません。
当方としてできる事があるとすれば、毎週「少年ジャンプ」を読む子が思春期を経て、「ヤングジャンプ」を読み始める一現象を、人間の成長過程になぞらえ「二段ジャンプ」であると勝手ながらに解釈し、二冊とも毎週品揃えすることのみです。組合員証提示で10%OFFです。
[担当]白石

生協の白石さん」白石昌則・東京農工大学の学生の皆さん
2005年11月2日第1刷発行

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2005.11.04

トラバ出来ない現象

こちらから、なかなかトラックバックできないことがある。大概夜中で、時間が過ぎれば出来ていたのでそんなものかと思っていた。
ところが、丁度11月に入ってから、こちらへトラバできない旨のご指摘を3人の方から頂いた。
アリスさんがニフティに問い合わせてくださったところ、最初は『混雑時間帯を避けてご利用いただくなど、ご様子を見ていただき……』というものだったということだが、次の返事で

トラックバック先にてトラックバック拒否設定をされている場合がございます。
トラックバックができないココログの開設者にトラックバック拒否設定をされていないかもご確認いただければ幸いに存じます。
という返事が来たという。

これに対して、自分は何ともトンチンカンな返事を書いている。
そう、最近特に変なトラバが多いので、トラックバック規制をしていたのだった。それを、一瞬全面的にトラバ禁止にしていることと勘違いしたのと、以前他のブログでドッと来たコメントでトラぶったので一時的にコメント規制したこととを取り違えたらしい。

さて、トラバ規制とコメント規制は同じところでする。ということは、何故コメントは出来てトラバは出来ないのか?ツラツラ考証するに?(大げさ (^_^;)、一つでも一致するとダメなようにニフティ側で設定しているのだろうか?というわけで、規制したIPアドレスと三人の方のIPアドレスを比較してみた。しかし、たった一箇所同じ数字があったお一人以外は、見事に全部違っている。

というわけで、やっぱり原因はわからない。それに、変なトラバは、あいかわらず来ている。どうして、せっかくのトラバが出来なくて、まったく知らない変なところからのトラバは受け付けるのか。
トラバ規制をすることでスパムトラバを防がせようというのなら、この辺もしっかり対応しておいてほしい。

また、トラックバック規制をしても、違うIPアドレスから来るので殆ど効果がないとは聞いていた。従って、今回全部の規制を外してみた。IPアドレスは控えてあるので、しばらく様子を見てみよう。

当日追記
トラバ規制中に来たのは、ニフティ以外のブログからだった。従って、ニフティのトラバ規制システムは、ニフティ内で過剰に(つまり、一切のトラバ拒否と)反応するのかもしれない。
是非、改善して欲しいものである。
自分がトラバ規制したのがいつからだったかはっきりとは覚えていないが、10月に入っておかしなトラバが増えてきたので、その辺りからではなかっただろうか。
9月19日のアリスさんからのトラバは届いている。今見ると、その後のトラバは全てニフティ以外からだった。お知らせ頂いていないが、この間にトラバしていただいたニフティの方がいらっしゃったのでは無かろうか。申し訳ないことである。
しかし、これでIPアドレスで規制してもムダなことが解ったような気がする。現状では、(乱暴な言い方だが)一つでも規制すると、ニフティの方(かた)からは受け付けず、ニフティ外からはまったく効果無しということなのだろう。


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よそのブログのサイト内検索

先日導入したサイト内検索機能は、便利に使わせていただいているが(註)、更にスゴイ開発があった。takoさんが紹介lしていらっしゃる、先の機能を発表された暴想さんの他人のココログのサイト内検索を可能にさせるJavaScript::Bookmarkletだ。

(註)過去記事を参照することは、結構あるのだ

ココログ利用者に限るが、訪問したブログで「お気にいりに登録した呪文を開く」と、あら不思議!右サイド上部に検索窓が現れる。そして、先の検索とまったく同じようにそのサイト内が検索できる。
そのまま他のブログへ移ると、ブログが入れ替わり、検索スピードも高速になる。

勿論、Googleやココログの検索窓を設置していらっしゃるところもあるが、それよりはるかに便利なのだ。また、検索窓がないところでも使えて、とても有り難い。

最近マークしている大橋康司さんのブログでも、試させていただいた。

これを教えて頂いたtakoさんのJavaScriptってすごい!と、上記でご紹介した暴想さんの記事に、トラックバックさせていただきました。

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2005.11.03

松本清張【ゼロの焦点】

zerono shouten
松本 清張〔著〕
出版社 新潮社(新潮文庫)
発行年月  2005.9
\620 (本体 : \590)
ISBN  4-10-110916-8
bk1で詳しく見る
新婚一週間で失踪した夫の行方を求めて、北陸の灰色の空の下を尋ね歩く妻が巻き込まれた連続殺人。戦後の混乱を映す悲劇を描く傑作。

以下、ネタバレあり。

このタイトルを見て思い出すのは、昭和46年のテレビドラマ「ゼロの焦点」の最後の場面。奈良岡朋子扮する室田佐知子が小舟で沖へ出て行ってしまったのを、室田と禎子が断崖の上で見ている。『私がここに立っているのが見えたとみえて、もっと近いところにいた家内は、舟の中から、私に手を振っていましたよ』
この室田と禎子を誰が演じていたのか、どうしても思い出せない。

In her tomb by the sounding sea!
とどろく海辺の妻の墓!
この印象が強く残っている。 この本も、昭和33年から35年まで雑誌に連載されたとあるが、34年12月に光文社から刊行されたともある。物語は、32年末から33年はじめにかけてのことであろう。

戦後10年以上経って、ようやく落ち着いてきたとはいうものの、まだ戦後すぐのどさくさの暗い部分を引きずって生きている人たちがいた。
事件の核心を握る人物は解っていて読んでいるのだが、詳細は忘れている。途中、禎子が夫の昔の職業を尋ねて立川へ行き、風紀係をしていたというところで、事件の一番鍵となることを思い出した。
「地方名士」という章の建て方の中で紹介された、もう一人の主人公室田佐知子の前身である。

いわば、これは、敗戦によって日本の女性が受けた被害が、十三年たった今日、少しもその傷跡が消えず、ふと、ある衝撃を受けて、ふたたび、その古い傷から、いまわしい血が新しく噴きだしたとは言えないだろうか。
と、作者は禎子に言わせている。

禎子の夫鵜原は、佐知子と出会ってもその前身についてばらそうとしたわけではない。しかし、地方名士の妻として、また自身の才気煥発さでもって築き上げた現在の位置が失われることを、佐知子は恐れた。そこに、悲劇が起こった。

戦争は、こういう形でも、多くの犠牲者を生んでいく。

禎子が調べていく中で、役所の戸籍を見せて貰うところがあったが、現在ならば考えられないことであろう。
また、夜行列車を多く利用している。列車での移動は、非常に時間がかかっている。

禎子自身、母親と二人暮らしであったとしても、かなり裕福に感じられる。それは、汽車も二等車を使ったり、タクシーも多用していることから来た感想だが。


関連記事
週刊 松本清張【ゼロの焦点】(09.11.06)

別冊宝島 松本清張の世界

松本清張 索引

ゼロの焦点
昭和46年2月10日発行
昭和62年7月5日51刷改版
平成17年9月15日105刷




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年賀ハガキ

そういえば、年賀ハガキは1日から売り出されているのだった。2年前から年賀状書きを止めたので、関心がなかったのだ。
郵便と一緒に、「年賀ハガキご購入申込書」というのが入っていた。何気なく見ていて気がついたことがある。

無地・インクジェット紙が50円で写真用は60円だが、もう一つ「くぼみ入り」というのがある。
これは官製ハガキにもあって、これは

目の不自由な方が使いやすいように、はがきの表面左下部に半円形のくぼみを入れ、上下・表裏がすぐ分かるようにしたはがきです。通常はがきのほか、年賀はがき、青い鳥郵便はがき及び暑中見舞用郵便はがきにも用意されています。全国の集配郵便局で販売し、お申し出があった場合、ご自宅への配達サービスをします。 (ゆうびんホームページ)

このくぼみ入り年賀はがきには、インクジェット紙はない。

そこで、フト思った。全ての(年賀)ハガキをくぼみ入りにすればいいのではないか。そのことで何か不具合があるのだろうか。くぼみがあることで、うっかりプリントアウトするときに表裏逆にしてしまったということも防げるのではなかろうか。

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2005.11.02

BlogPeopleの整理

これまでリンク先を辿るのは、もっぱらMyblogListだったので、BlogPeopleは登録しているだけで手を加えていなかった。今回のサイト内検索騒動?のついでに、BlogPeopleも見直してみた。
色々設定できることが解ったので、少しいじってみることに。

リンクして下さっているブログから幾つかこちらからも登録させていただいた。
NEW表示も出来ることが解った (^_^;)

リンクもグループごとに登録できそうだが、今のところは一つにしておく。表示件数も変えられるし、別サイトで開く設定にも出来る。

その内、トラックバック・ピープルへも参加してみよう。

登録サイトはRSSリーダーにもあるので急ぐことはないが、こちらをメインに使うことも検討してもいいかもしれない。
ただ、更新時間は出るがタイトルは出ないので、これが出ればいうこと無しなのだが。

『リアルタイムに更新情報を取得することができるようになるの』とあるが、これまで自分のところは必ずしも即反映されていなかったような気がする。更新用pingは必要ないのだろうか?

一つトラぶったことで新しく見直すことが出来て、それはそれで良い面もあった。

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RSSリーダー導入

RSSを導入してみた。これまでMyblogListやBlogPeopleに登録していたブログを、登録する。
そしてMyblogListの表示数を減らしたら、全体の表示が早くなった。

登録させていただいているブログのみなさまへ。
MyblogListに出ていなくても、更新なさったのをちゃんとRSSで確認できますので、これからはもっと素早く訪問させて頂けます。

4日追記
らんださんからトラックバックを頂いたのに、出来なかった由。原因はよく解らない。らんださんも、RSSの便利さについて書いておられる。自分はまだまだ使いこなすところまでいってないが。
らんださんのTigerからPantherに逆戻りに、トラックバックさせていただきました。

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2005.11.01

MyblogListの整理

サイト内全文検索が出来るようになったが、MyblogListをそれより前に持ってこなければならないため、やむを得ず左サイドに置いた。
しかし、数が多いのでこの際少し整理することにして、相互リンクしていないブログを、BLOGPEOPLEに持っていき、その分をMyblogListから削除した。

MyblogListの場合、更新されたらNEW表示が出るのだが、ココログでは書いた人がpingを送らないと即反映されない。従って、登録しているブログを時々見に行く必要がある。これが、ズラッと長いリストを貼り付けたままにしている理由である。
来てくださる方の便宜というよりは、自分の心覚えも兼ねているので、これまでは右サイドの下の方で充分だったのだ。

やっぱりRSSリーダーの導入を考えなくっちゃ。

先日からの風邪が一時よくなっていたのに、今日出かけて又ひき直した。喉だけでなく、今日は頭痛もひどい。
豆柴さんから、「風邪、早く治しなさい。5日までに。(命令!)」というメールが来た。楽しい。土曜日にランチをご一緒するのだ。
はーい、なおしまーす。自分かて風邪ひいてて、しかも1週間日にちを間違えてたやん!

でも、明日も出かけなきゃいけないんだなぁ。これも、ランチを兼ねてのデイジーの説明。PCの他にキャプチャーも携えて行くことになる。

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11月分索引

横山秀夫【陰の季節】(30日)
経県マップ(29日)
メンテナンスは何のため?(28日)
シート状点字ディスプレイ(28日)
月命日:生きているということ(27日)
「スワ通」に登録(26日)
ロディアのメモパッド(25日)
ヨーグルト寒天フルーツ(24日)
川端裕人【みんな一緒にバギーに乗って】(23日)
雑感(22日)
新動物占い(22日)
【良品ステーショナリー】(21日)
鳥が飛んでいく(20日)
飛んでみっか!(20日)
【みんなの手帳】(19日)
学食の谷口さん(18日)
和田哲哉【文房具を楽しく使う】(18日)
菊司逝く(17日)
洗濯乾燥機(16日)
オフ会の効用(15日)
夜の新幹線(15日)
横山秀夫【半落ち】(14日)
津村秀介【横須賀線殺人事件】(13日)
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」(11日)
米山公啓【「持たない!」生き方】(11日)
【東京時代MAP】(10日)
大病院の初診料保険外に?(9日)
ほぼ日手帳到着(9日)
甲子園球場、全面改修(8日)
サイト内検索(8日)
ひらかた大菊人形(7日)
【趣味の文具箱】(6日)
【生協の白石さん】(5日)
トラバ出来ない現象(4日)
よそのブログのサイト内検索(4日)
松本清張【ゼロの焦点】(3日)
年賀ハガキ(3日)
BlogPeopleの整理(2日)
RSSリーダー導入(1日)
MyBlogListの整理(1日)

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