【良品ステーショナリー】
『店員さんが勧める良品ステーショナリー』
「シリーズ知・静・遊・具」編集部〔編〕 出版 ロコモーションパブリッシング 発行年月 2005.8 税込価格 : \1,575 (本体 : \1,500) ISBN 4-86212-012-1 bk1で詳しく見る |
ステーショナリーを扱う老舗やセレクトショップのスタッフが、文具ファンのために素敵な宝物を選ぶ。書く、綴る、整理する、使う、癒されるの5つのパートに分けて、オールカラーで紹介する。
どうもステーショナリー関連の本が続くが……(^_^;)
実際に品物を扱っている68人の店員さんお勧めの250点の文具達。
店員さんとはいっても、信頼文具補の和田哲哉さんもいらっしゃるから、厳密な意味での店員さんとは言えないかもしれないが。
その一つ一つについて、写真と推薦者の言葉が掲載されている。
単に文房具として使うだけなら、何でもいいかもしれない。しかし、使い勝手の良さや、持っていて楽しいもの、遊び心のあるものなど、ちょっと贅沢な気分になって使える文具のあれこれ。
和田哲哉さん推奨から一つ。ロディアのNo.8ブロックメモ。「意外に使える異色のロディア」として、
(前略)実はこの横罫はA4サイズの横罫とほぼ同じ。(中略)横向きならば、横書きの筆記を安定して行えます。パソコンのキーボードの手前に置けば場所を取らずにメモが出来るのでとても便利。”異色”が手放せない”本命”になってしまうのです。これまで見むきもしなかったロディアだが、使ってみようかなという気になっている。
しかし、いかに文具屋の大手だとはいえ伊東屋から28名、紹介者の実に3分の1以上が出演?しているのは、少し偏りすぎの感がある。例えば、「綴る」(記録を残すノート、思いを託す紙)として便せんや封筒も紹介されているが、ここに鳩居堂がないのはちょっと淋しかった。銀座に東京店があるのだから、ぜひ紹介して欲しかった。
店員さんが勧める良品ステーショナリー
2005年8月10日第1刷発行
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 原田ひ香【財布は踊る】(2025.01.22)
- 古内一絵【東京ハイダウェイ】(2025.01.20)
- 佐々木譲【憂いなき街】(2025.01.18)
- 宮嶋未奈【婚活マエストロ】(2025.01.16)
- 三浦しをん【ゆびさきに魔法】(2025.01.12)
コメント