横山秀夫【陰の季節】
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横山 秀夫〔著〕 出版 文芸春秋(文春文庫) 発売日 2001.10 定価 \470 (本体 : \448) ISBN 4-16-765901-8 bk1で詳しく見る |
天下りなどの人事問題に真っ正面から取り組んで、選考委員の激賞を浴びた松本清張賞受賞作ほかテレビドラマ化されたD県警シリーズ。
警察ものというより、サラリーマンものといってしまうのは極論かもしれぬ。どこの世界にもあるだろう出世を巡ってのかけひきや挫折は、あまり気持ちのいいものではない。
表題作では、始めて読んだ「動機」でも少しだけ出てきた二渡登場。エースと揶揄も混じって呼ばれている、自分自身の人事異動にも影響を与える旧OBの居座り劇だ。
天下りとは、こういう形であるのだと知った。大阪市に限らず、色々なところでこうしたことがあるのだろうと想像できる。
つれあいともまったく無関係とは言えない話ではあるが。
中で婦警を扱った「黒い線」が、男性社会での女性の立場を象徴しているようで興味深かった。
陰の季節
2001年10月10日第1刷
2005年10月15日第21刷
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