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2005.11.11

米山公啓【「持たない!」生き方】

motanai ikikata
米山 公啓〔著〕
出版社 大和書房
発行年月  2005.11
税込価格 :\1,365 (本体 : \1,300)
ISBN 4-479-79138-8
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捨て去ることで、喪失感はなくなる。守っていこうとするから喪失感が生まれるのだ。「大きな家」も「余分な金」も「肩書き」も、もういらない! 所有することにとらわれない、新しい人生の生き方を紹介

著者は、医大の助教授だったが1998年2月に退職して作家になった方。肩書きを外して気楽でシンプルな人生を楽しんでいらっしゃる。人生の後半を、命もお金も使い切ろうと提案されているこの本は、大きな字で書かれていて非常に読みやすい。

所有することにとらわれないとは、具体的には何か。
第1章で、「大きな家」を持たない!と説き、以下、第2章 「健康神話」を持たない、第3章 「肩書き」を持たない、 第4章 「孤独な時間」を持たない、第5章 「余分な金」を持たない、第6章 老いになる前にやるべき6つのこと と続く。
その中で、「素人ボランティアは考えもの」という項目があった。主に舞台で歌や踊りを披露する事を指しているのだが、これは以前から思っていたことなので 老健施設の施設長時代の感想としてうなずける。

「都会のひとり暮らし」を理想とし、新しいことに挑戦し、こまめに身体を動かして社会と繋がり、お金は使い切って後腐れなく人生を終える。
しかし その為には、やはりギリギリではないある程度ゆとりのある暮らしが出来る環境が必要であろう。

最後に、世界一周をと勧めている。クルーズならば、重い荷物を持たずに移動でき、非常に楽に色々なところを見て回れる旅だという。
子どものない知人夫婦が、最後はクルーズへ出て、どこか旅先で一生を終えるのもいいと言っていたことを思いだした。


新しい情報に対して常に好奇心を持って生きていきたいものだ。

「持たない!」生き方
2005年11月5日 第1刷発行

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コメント

著者名が白石さんになっていますよ。コピペした時にこの間の分が残っていたのかな?よく読書なさっていますね。

投稿: imo | 2005.11.11 19:24

imoさん、ご指摘ありがとうございます。

∥コピペした時にこの間の分が残っていたのかな?

そうなのです。この紹介部分をコピペして中味をBK1から持ってきて書き換えているのですが、時々こうしたミスをしでかします(大汗)。

本当にありがとうございました。

投稿: | 2005.11.11 20:23

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