【整理がうまい人の習慣術】
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三橋志津子〔著〕 出版 河出書房新社 発売日 2005.12 定価 \756 (本体 : \720) ISBN 4-309-50310-1 bk1で詳しく見る |
必要なデータ、資料をパッと取り出せますか? 快適で生産的な毎日を送るため、「手間いらず」「応用がきく」「効率的」「現実的」をテーマに、モノや情報を上手に整理する7つのルールを紹介。
朝日新聞書評欄「話題の本棚」で紹介されていた本。「捨てる!スッキリ生活】と共に購入。
「捨てる!スッキリ生活」がものの整理ならば、本書は情報をも含めた仕事上の整理術。
普段意識したはなかったのだが、著者は女性だった。
細々としたアドバイスはさておき、この本のうまいなと思うところは「達成感を持つ」ように勧めていることだ。「今日も、これもあれも出来なかった」ではなく「今日は、これとこれが出来た】と思うこと。それだけで達成したという満足感が得られるという。
また、いつまでも出来ていないと思うプレッシャーから逃れるためにも、即することを勧めている。あとへ延ばしても「やらなければ」という思いだけが残る。『プレシャーには、時間の経過に比例して大きくなるという法則』があるのだそうだ。
完璧主義はやめて実現可能な「整理」を目指し、それを習慣づけようと説く。
その為の「7つの絶対ルール」というのが眼目で、それを身につければこわいもの無しということだ。
「見た目より、パッと取りだせること」をめざし、何がどこにあるか把握する。
入手した書類はすぐに整理する。そして毎日整理のチェックを行い、不要なものを過不足なく捨てること。
恐ろしいことに、整理下手は頭の中も整理されていないと言いきっている。
頭の中を整理することによって、身の回りも整理できるし、それが出来てこそ情報整理、はては斬新なアイデアを生むことも出来るのだという。
最後に、パソコン内の整理に触れて、7つのルールが完成する。
整理がうまい人の習慣術
2005年12月5日初版発行
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