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2006.01.31

マルチメディアDAISYキャンペーンセミナー

29日に行ってきたセミナー。

教材を提供している立場からの3人の方の発言のあと、LD親の会の井上芳郎氏と国リハ研究所障害福祉研究部長の河村宏氏から「マルチメディアDAISYと著作権の動向について、日本と海外の場合」の発表。
最後にシンポジウム「DAISYを用いた認知知的障害に対する情報支援」があった。

やはり行ってよかった。
シンポジウムで河村宏氏から、「ある作家のブログでマルチメディアデイジーについて取り上げていただいた」旨の発言があった。
あ、川端裕氏の「マルチメディアデイジーについての考え方。基本的に許諾します。のことだ。

著作権許諾をマルチメディアデイジーにまで拡げていただけないかお願いした際、ご自身で色々調べてくださった。その際、河村宏氏の講演なども紹介させていただいている。
河村氏は、自分がデイジーと関わるようになった恩人である。今回も、川端氏のブログをご覧になってのご発言だとか。
不思議な縁を感じてしまう。なんとしても、マルチメディアデイジーに積極的に取り組んでいかねばならない。

上記川端氏のエントリーに、トラックバックさせていただきました。


Moleskine

さて、このセミナーでも、モールスキンのノートを使った。非常に書きやすい。


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寝台特急「出雲」

izumo
byモブログ

この写真は、1月30日11時6分に出雲市駅ホームから投稿したもの。丸一日後の追記です。

さて、無事「出雲」に乗車。とまもなく発車のベルが鳴る(鳴ったかな?)。21時10分、定刻通り発車。東京駅を離れるときは、有楽町駅を見るのが恒例というわけで、しばらく通路に立っている。
この列車については、このページで詳しく紹介されている。東京から京都までは電気機関車に牽引されて、京都からディーゼルカーに変わる。

シングルAデラックスで、個室。つれあいとは隣同士の部屋になる。ちゃっかり偶数番をゲット。だってー、申し込んだのは涼なんだもん。この部屋の様子も上記サイトで丁寧に紹介なさっている。

次の日に早起きするために、はやばやと着替えと洗面を済ませてベッドメーキングをする。洗面台も意外と大きい。
なに、外が見えなくても眠れなくても本は4冊も持ってきているので退屈などしない。だから荷物が重いのだが……
10時になると消灯のアナウンスがある。こんなに早く就寝していいのと、普段真面目な?人間はちょっぴり罪悪感(オーバー (^_^;) を感じつつ、11時過ぎには明かりを暗くする。

しかし、列車というのは揺れるものだ(当たり前)。停車アナウンスはないが、夜中でもその都度目を覚ましていたと思う。停車することで揺れるリズムが少し狂うのと、発車時のゴトンという音(これが好きなのだが)が案外大きく響くからだろう。よく眠れるとは言い難い。

しかし、朝は「まもなく香住です」というアナウンスで目が覚めた。外はまだ暗いが、カーテンを開ける。変化があったとは言え懐かしい日本の風景(と、自分が感じているもの)が流れていく。
餘部鉄橋通過の前にもアナウンスがあった。通路へ出る。こうして毎日何事もないように通過しているが、やはり忘れられるものではない。思わず下を見る。

浜坂(7:21着)で車内販売が乗り込んでくる。少し早いが弁当を買って朝食。早くないか!
米子駅では長く停車しているので、ホームへ下りて後ろへ行き5号車から乗り込んでみる。もと食堂車で今はサロンカーのようになっている。ここへお弁当を持ってきて食べたらよかった。
車内を通り抜けていくが、既に下車した人も多いのか閑散としている。廃止というのもやむを得ないのだろう。

汽車は鳥取・倉吉・米子と通過して松江を出たところで宍道湖の紹介があった。
200601291149000.jpg

右手なので通路でしばらくたたずんでいる。あいにく雨模様で湖面がボンヤリかすんでいるが、それも情緒があってよかった。部屋へ入っても、しばらくドアを開けておく。

およそ14時間弱の旅は、長いようでもありあっという間でもあった。
3分遅れて10時54分、出雲市着。チョコッと写真を撮ってモブログで即投稿。
さて、次の汽車まで2時間以上ある。どうしようか?

yoshiさんの消えゆく寝台特急出雲にトラックバックさせていただきました。

関連記事
らんぷの湯(2月1日)
出発まで(30日)


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2006.01.30

出発まで

乗ってきました。この3月で廃止になる寝台特急「出雲

1月29日午後、東京駅。
大きな荷物は預けて、それでもPCかかえて大手町から東京メトロ東西線に。
某大学前にて下車。ここから10分くらいは歩かなければならない。大学構内の日陰には、雪が残っている!
桜井京介や蒼は、文学部ではないから、この道はあまり通っていないのかなぁ、などと考えながら歩く。

で、某セミナーの休憩時間にネットをチェックしていると、yoshiさんのところでこんな記事が。
消えゆく寝台特急「出雲」も3月ダイヤ改正で廃止。@freeDで、なかなか表示されないのにイライラしながらも、コメントを残してきました。

セミナーが終わって18時過ぎに地下鉄に飛び乗る。こちら側から下りたので、線路を潜って向こう側へ。東京も、バリアがいっぱいだわ(嘆息)。タイミング良く入ってきた電車の最後尾に乗車。途中、つれあいから電話。東京駅に戻っているという。「しめた」と、地下鉄の駅へ来ててと答えておく。

ところが、下りた場所は勿論、そこからずーっと歩いた一番先の改札口にもいない。
またまた、重い荷物をかかえてブツブツ言いながら移動。
あとで聞くと、丸ノ内線へ行っていたとか。「大手町から乗るって言ってたでしょ!」と、一時は険悪な雰囲気に。

とにかく一刻も早くかけたかったから、近場で食事。しばらくするとやっと落ち着いてくる。
でもまだ、2時間近くある。
日曜日だし閉まっているだろうけど銀座を歩こうかと、現金なものでロッカーの荷物はそのままに手荷物は持って貰って少し散歩する。

それでも早く戻ってきて、10番線ホームで待つことにする。昨日は暖かかったからいいけど、寒かったら悲劇だ。なんでこの駅は、いっぱい人が行き交うのにホッと待っている場所がないの?

9時前に入ってきた回送車は、頭(シッポ?)に別の機関車がついていて、ヘッドマークは正面からは撮れなかった。でも、頑張って撮している人たちがいたけど。

定刻21時10分。いよいよ出発!
車内アナウンスでは、「消灯後の撮影等はご遠慮ください、最近お客様同士のトラブルが増えております」ということだった。廃止間近となると、焦るテッチャン達が乗るのかなぁ(と、他人事である?)
「出雲」については、別記事で。

留守でも、何故かブログは更新 (^_^;) 予定稿で書いておいたもの。


関連記事
らんぷの湯(2月1日)
寝台特急「出雲」(31日)


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松本清張【球形の荒野 上】

kyukeino koyo 松本清張〔著〕
出版 文藝春秋(文春文庫)
発売日 2003.7
定価 \620 (本体 : \590)
ISBN  4-16-710688-4
bk1で詳しく見る

「ゼロの焦点」「砂の器」などと並んで好きな作品だ。結末は忘れたが、冒頭で節子が奈良を巡る場面は懐かしく、これはよく覚えている。
テレビドラマで見たような記憶があるが、島田陽子と竹脇無我が演じていたのは映画だったのか?この時の島田陽子が初々しかった。
芦田伸介が野上顕一郎役だったが、やはり映像ではシルエットとしてではあってもハッキリと判ってしまうので、この辺りは難しいところだ。

昭和36年。まだまだ戦争の影を引きずっている。

関連記事
松本清張【球形の荒野 下】(2月2日)

別冊宝島 松本清張の世界

松本清張 索引

球形の荒野 上
2003年7月10日新装版第1刷


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2006.01.29

影を慕いて

先日の米寿祝いの会で、出席者の一人が歌ったのが「影を慕いて」。古賀政男の代表作である。

この歌は、母がよく歌っていて自然に歌詞を覚えてしまった。
初恋の人を歌ったものだとか、生涯独身を通したのもその人の面影を慕ったからだという話を聞いたのは後年である。
特に、第2節から第3節へ移るところのメロディーが好きで、自分でもよく歌っていた。
何だか、歌詞が頭から離れなくなってしまっている。

(見ていなかったが)テレビドラマでは、長谷川明男が古賀政男の一生を演じていたと思う。


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2006.01.28

マイニフティからの投稿

リンク: マイニフティ使ってます.

これは、マイニフティから「この記事についてココログに投稿」しているところ。ちょっと変則的な画面が現れている。
実際に使うのは初めてだが、桜桃さんの記事にリンクしているはずだ。

1月5日の「マイニフティ」は使えるで、上記桜桃さんの記事にトラックバックさせていただいています。


即追記
タイトルを変えました。元タイトルは、桜桃さんのものがそのまま表示されていました。カテゴリーを追記しました。でも、これらはその場で出来ることが、ゆっくり見直したら判りました (^_^;)

リンクは、同じ窓です→別窓へリンクさせました。
概要も、あとで入力しています。これは、その場では書けないようです。


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サザエさんをさがして

今日の「サザエさんをさがして」は、「推理小説清張がブームに火を」(asahi.combeより)

松本清張の本が再刊されているし、テレビドラマ化も再々あるようだ。
最初のブームは、この頃、昭和30年代からだった。もっとも清張の芥川賞受賞は『或る「小倉日記」伝』で、社会派と言われるようになった現代物とは少しジャンルが違う。

探偵小説と呼ばれていたものが、「探」の字が当用漢字になくて「推理小説」と呼ばれるようになったという意外な命名?もあったようだ。しばらくは出版社によって混在していたらしい。
清張の「点と線」は、昭和33年出版で推理小説としてベストセラーになったという。

以前にも書いたと思うが、この頃からしばらく経って清張や仁木悦子を読み始めたのが推理小説との出会いで、いわゆる探偵小説ものはルパンとホームズ以外読んだことがなかったと思う。

今また、時折清張を読んでいる。


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捨てる!スッキリ生活

第34週:シンク下の調味料

封を切ってから何か月?
湿気と熱気がこもるシンク下に置いてある調味料は、すぐに消費するのなら問題なし。いつの間にか長い間保管してある調味料について点検しようというもの。

シンク下に調味料を置いている人は多いのだろうか?自分の場合は、ここへは鍋類や米を置き、調味料は調味料棚と調理器近くの引き出し、あるいは冷蔵庫に管理している。
決して大瓶では買わず、もったいないが瓶類は500mlのものを、使用しているものは牛乳パックのはかまをはかせている。半分くらいなくなったところで予備を1本置いておくだけのスペースも確保できる。

大瓶での特価は多いが、小瓶はやはり少々高くつく。しかし、たとえば醤油など、封を切ったときの色を使い終わったものを比べると明らかに違う。

調味料に関して(だけ?)は、(価格的に)もったいない使い方ではあっても、旬な使い方をしていると思う。
以前はよく焼き肉ソースなどを一回使って残してしまったが、野菜炒めなどにも使うことで消費しきることにしている。


【捨てる!スッキリ生活】索引→FC2ブログ

捨てる!スッキリ生活
2005年11月25日第1刷発行


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2006.01.27

月命日:手を合わせる

自分が幼い頃から敬愛している叔父からの葉書に、日々の暮らしの中で手を合わすことがあること、そしてそういうとき、徹也君を想い(親である)お前たちのことを想うといったことが書いてあった。

この叔父は徹也の葬儀のあと帰郷してから、葬儀での徹也の友人達の姿に触れて感動したと電話をしてきた。「お前たちの育て方に感謝する」とも。

叔父は、数年前から道元をよく読んでいる。

学校で「いただきます」を言う際、手を合わせることに「宗教的行為だ」、と疑問を投げかける人もいるという。
確かに強制されることではないが、自然な発露としての手を合わせるという行為は、とても美しいものだと思う。

「手を合わす」とは、右手を左手を合わすことで互いに相手を敬う気持ちを持つことだと聞いたことがあるが、宗教的なこと、信仰心を抜きにしても自然な気持ちの表れではないだろうか。


関連記事
いただきます!(24日)
月命日:暮れじたく(05年12月27日)
祥月命日:テーブルの向こうに(05年8月27日)


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2006.01.26

モールスキンのノート

信頼文具舗から、モールスキンのノートが届いた。スモールのスクエアとアドレス帳、それにスケッチブック(下の写真)。今回、クレールフォンテーヌの手のひらサイズの方眼メモを、プレゼントとして頂いた。

sketch bookスケッチブックは絵の好きな(多少描く)つれあいにプレゼントしたい旨、何気なく注文時のメールに書いた。

届いた荷物を見てビックリ。スケッチブックが贈りものの包装になっていたのだ。今日は休みのつれあいに「今度の旅行に持っていったら」と渡すと、ちょっと訝しげに包みをほどく。開けてから「ホォー」という。ノートを、何度も開けたり閉じたりしていた。

モールスキンの使い方を教授。実は自分でもよくわかっていないのだが (^_^;) チケットを貼ったりして膨らますのもいいみたい、ということで、珍しく会話がはずんだ。

日常の中の、こういうちょっとした変化もいいものかもしれない。今日はモール街へ行ったので、いつものそば屋ではなく日本食に。勿論、むこうのおごりである。

つれあいは、ずっーとDAIGOの黒表紙の手帳を使っている。日記帳を別に購入して、マメに書いているようだが、手帳やダイアリーに格別の関心は示さない。かといって、とっかえひっかえ買ってくる自分を冷やかすでもないが、「また散らかして」とは思っているだろう。


さて、モールスキンのノート。表紙のごつさから何となく敬遠していたが、意外と軽い。今回スクエアなので、自由に書ける。
ほぼ日手帳への日常的なメモとは別に、思いついたことなど順次書き込んでいくつもりだ。


写真は、信頼文具舗さんのホームページからお借りしました。


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2006.01.25

米寿祝

会でアクセントの指導をお願いしている大先輩が今年88歳を迎える。今日はその方の米寿祝の会を持った。

色々書きたいことはあるが、モブログからデザートのアップ。(進行役をしていて、料理の写真を撮るのをすっかり忘れていたのだった (^_^;)

-----by モブログ
ただ今 帰途。これは、デザート。200601251508000.jpg
-----

関係者からコメントなどつくと、喜ぶと思いまーす!


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2006.01.24

いただきます!

takoさんのところで読ませて頂いた「『いただきます』って言ってますか?」について考えるについて。

もともとは、TBSラジオ「永六輔その新世界」をいう番組での、昨年秋の話題に端を発している。
この番組に「給食費を払っているのだから、子どもに頂きますをいわせないで欲しい」と学校に申し入れた母親がいるという手紙があったのだそうだ。

これに対して永さんは、手を合わせるという行為に対しては疑問を呈しながらも、ご自身は「ものの命を頂きます」の「頂きます」だと仰有る。話の発端になった母親の考えを、「いただきます」を言うかどうかを、物事を売る、買うという観点で決めているのだろう、売り買いはビジネスだから「ありがとう」という気持ちは入ってこないという考えも認めなければと仰有っている。

takoさんは、

あいさつというのは全てこの「一緒にいるひとへの気持ち」の問題じゃないのかな。
という視点であいさつをとらえていらっしゃる(詳しい引用をしていないので、出来れば元記事をご参照下さい)。

自分は何気なくいつも「いただきます」を言っている。一人での外食でも、箸をとるときに小さな声で一応言う。お会計の時には「ごちそうさま」と言って出る。「いただきます」は、永さんとおなじ「ものの命を頂きます」だし、「ごちそうさま」は関わってくれた人への感謝というほどではなくても挨拶だ。
幼い頃特に教えた記憶はないが、遅く帰宅して一人で食べる息子も「いただきます」と言って箸をとっている。

ところで、「給食費を払っているから頂きますを言わせないで」ということに関して。
外食は、確かにそうだろう。カネでものを買ったのだから、そういう考え方もありだろう。
だが、この母親は、子どもが食べている給食一食分を全て支払っていると思っているのだろうか。好き嫌いや好みはあるにせよ、一食200円以下で食べられると思っているのだろうか。
原材料費に関して言えば、米・粉(パン)・牛乳代には、国や地方自治体の補助がついている。
それに、栄養士や調理員の人件費及び調理にかかる光熱費は、まるまる税金からではないか。

税金を払っているのも国民だから、結局は自分たちが払っていることに代わりはないと言われればそれまでだが。

関連記事
月命日:手を合わせる(27日)


takoさんの記事に、トラックバックさせていただきました。


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2006.01.23

新書を読む

mekaさんの、2つのフルトヴェングラーで、学生時代に先生のお薦めで毎月出版される岩波新書を3冊、読んでおられたという記事を拝見した。
好きな本を選んで読むというのではなく、とりあえず手に入れて読むと、自分が普段関心を持っていないジャンルのものも読める。

これは非常に興味深い。ともすれば、読書は好きなものを読んでしまいがちだからだ。

依頼されて本を読む場合にも、これと似た感想を抱くことがある。ただこの場合は、読むだけでなく完璧に読み方を調べねばならず、また知らない分野だとは言ってもある程度その中身についての調査も必要で、趣味で読むのとは違う。それを読んでいるときはつかの間エキスパートになれるが、終われば即忘れてしまう。

さて話が逸れたが、積極的にその手法を取り入れてみようかという気になっている。ただ昨今は色々な出版社から新書を発行しており、そこから選ぶとなるとまた似た傾向のものになりそうだが。
分野を選ばずという意味で、岩波の新書からのセレクトを第一候補に、色々と読んでみよう。

mekaさんとのコメントのやりとりで、

選ばずに受け入れるというのは、らでぃっしゅぼーやと似ているかも。選ぶというのも大切だけど、とりあえず総なめというのは、勉強になります。
と仰有っていた。なるほどと頷く。
献立を立てるというのもある意味大切だが、買い物に行ってその材料がないと作れない人がいる。与えられた食材あるいは冷蔵庫にあるもので工夫するということも必要だろう。

この後も派生でどんどん話が発展しそうなので、機会があれば別エントリーを立てることにして、なるべく色々なジャンルの新書に挑戦してみよう。

上記mekaさんの「2つのフルトヴェングラー」に、トラックバックさせていただきました。


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2006.01.22

【「明星」50年601枚の表紙】

myojo 50nen 601maino hyoshi 明星編集部〔編〕
出版 集英社(集英社新書)
発売日 2002.11
定価 \1,050 (本体 : \1,000)
ISBN  4-08-720170-8
bk1で詳しく見る

「平凡」「明星」を、自分で買って読んだことはない。夏休みに郡上(岐阜県)へ行くと、親戚宅にその家のお姉さんが読んでいる本があった。どちらだったかは覚えていない。
当時人気のあった映画スターの生い立ちなどを読んだ記憶がある。表紙については、特に惹かれたという印象は残っていない。

この本が新書だったことは届いて始めて知ったのだが、新書なのにズシリと重い。まさに601枚のカラー写真を収めたグラフ誌である。1952年10月創刊号を飾ったのは、津島恵子だった。この年は、原節子、高峰秀子と続く。

以下、10年ごとに橋本治氏による解説が入る本書は、まさに戦後の芸能誌そのものである。

それぞれの年代のキーワードとしては、50年代が「赤いイコンの女優達」。上の三人や美空ひばり、香川京子、岸恵子。後半には、若尾文子や淡島千景も登場する。この間男優の表紙は、鶴田浩二と佐田啓二のみ。本書には、佐田啓二のところには、わざわざ(中井貴一の父)と記してあった。

60年代は、吉永小百合が活躍した映画の時代。浅丘ルリ子もデビューする。
1962年12月号に、ひばりと小林旭がツーショットで登場しているが、これは珍しい部類だろう。婚約発表はこの年だったのだろうか。
女優一人での表紙が大半だったが、この年代後半からは女優と男優の共演?となる。

70年代は篠山紀信が撮影を担当。山口百恵が現れて、去っていく。

その後の表紙は大勢で構成されることが多くなってくる。個でアピールする時代が終わったのだろうか。
そして、90年代は男性アイドル、それもジャニーズ達が集団で表紙を飾って、10代の女の子達にほほえみかけている。

それまでは、みんな同じように屈託なく明るく笑っていた表紙が、時にキムタクのキッとこちらを見据える目の月もあり、創刊当初と比べてみると、随分変化したものだ。

こうした表紙の変化は何もひとり「明星」に限らないが、この本は同時に芸能誌の変遷をも語っている点に、特徴があろう。


「明星」50年601枚の表紙
2002年11月20日第1刷発行


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手帳活用術

朝日新聞日曜日書評欄15日付「話題の本棚」は、「手帳活用術

「手帳200%活用ブック」「夢をかなえるプロフェッショナル手帳術」「選ぶ・使う・極める!みんなの手帳」は、既読。残るは「ほぼ日手帳の秘密—10万人が使って、10万人がつくる手帳」のみだ。
何となく買ってまで読みたいとは思っていなかったのだが、この特集で読んでみるかという気になってしまった (^_^;)


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2006.01.21

◆有栖川有栖【作家小説】

sakka seikatu 有栖川有栖〔著〕
出版 幻冬舎(幻冬舎文庫) 発売日 2004.08
定価 \560 (本体 : \533)
ISBN  4-344-40545-5
bk1で詳しく見る
益子紳二は、いまひとつパッとしないミステリ作家。ある日、大ベストセラー作家への野望に火を付けられた彼が、地下室で見たものは…。作家という職業の「謎」に挑戦した、作家だらけの小説集。

著者自身の言葉によると、本書のそれぞれの作品は、

ミステリでもホラーでも冒険小説でもなく、SFでもファンタジーでも漫才(?)でもない
ということだが、同時にそのどれもである。
八編全部が、作家に関わる物語だ。
「作家漫才」は、タイガースファンの作家達が漫才をするというものである。著者が熱心なタイガースファンであることは、良く知られている(と思う)が、意表をつく楽しい作品だった。
「締め切り二日前」は、もしかしたら著者自身の心情にもっとも近いのではと推量するが、ご自身は『そんなものは世間のどの仕事にもつきものである』と、サラリと書いておられる。
「奇骨先生」に出てくるデビューのきっかけの話は、ご本人のデビューの話と重なる。

有栖川有栖 索引

作家小説
平成16年8月5日初版発行


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メモのコツ

メモをとるときは、自分しか読めないような走り書きをせず、あとでコピーして他人に見せられるような字体を心がける。
壷阪龍哉「整理する技術が面白いほど身につく本」より。

自分しか読めないようなどころか、自分で読み返しても読めない殴り書きをしていて、その時はわかったつもりでもあとで困ったことがあった (-_-;)


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2006.01.20

米国産の輸入牛肉

米国産の輸入牛肉、危険部位混入の疑い(asahi.com)

やっぱり、という気がする。

中川農水相は20日、記者会見し、輸入された米国産牛肉の一部に、除去が定められている危険部位が混入していた疑いがあると発表した。

脊柱 や脳だけでなく、他の部位もBSEの原因物質が絶対に蓄積されてないとは言えないだろう。輸入再開後、焼き肉店など外食産業や小売店の一部で販売が再開されていた。外食では牛肉を食べないという自衛策を講じていた人も多かったようだ。

当日追記:上記記事は続報が入って記事量が増えている。輸入全面禁止


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捨てる!スッキリ生活

第20週:冷蔵庫

冷蔵庫の奥に眠る物体を点検する

『買う前には賞味期限を気にしたくせに、いったん冷蔵庫へ取り込んだあとは気にしなくなるのは何故?』との問いかけ。ごもっともです。

今年は絶対に食材の無駄をなくそうと固く決心していたのに、新年早々やってしまった。それでも、1月3日が賞味期限のヨーグルトを、8日までは食べ続けた。さすがに気になって、まだ少し残っていたが、中味を捨てて容器は重曹入れにしようかと洗ってとってある (^_^;)
卵も、既に幾つか捨てざるを得なかった。安いからととりあえず買ってくることをやめて、冷蔵庫の中をスカスカにしておく必要がある。

ただ、奥の方には、こっそりと自分だけで食べようというものが入っていることもあり(つまり、隠し場所になっている)、ある程度見通しがきかない方がいい場合もあるのだ。
毎日勤めに行って冷蔵庫を開けることなどなかった人が家にいることが多いのは、こんな時困るのだ。

つれあいが退職した頃、通販でものが買えなくなって困ったっけ。最近はお届け日指定で何とかしのいでいるが。
よい子いえ賢夫人は、決してこのようなマネをしてはいけません!

と、話が逸れてしまった (-_-;)


【捨てる!スッキリ生活】索引→FC2ブログ

捨てる!スッキリ生活
2005年11月25日第1刷発行


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2006.01.19

リアルシンプル3月号

特集は、「これさえあれば、暮らし上手」

real03・ いつものキッチンツール もう一つの使い方
たとえば計量スプーンでメロンやマンゴーなどのやわらかい果物を丸くくり抜いてフルーツポンチに使う など


・ 時間をかけずにきれいになる21の美容法
起きぬけに水を一杯、常温で飲む。
理想は、産湯を使った地域の水。そこで採れる水や食べ物には、体を正常にする働きがあるそうだ。

・ 長く使えて、応用が効く こだわりのファッション小物
ロエベのミニアマソナなどを紹介
これ、ほしいなぁ。

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大阪オフ実現か?

アリスさんのひとり旅って・・・や桜桃さんの逃避行のコメントで、お二人が関西へいらっしゃる(桜桃さんはお里帰り)可能性が高くなってきた。

その際には是非大阪でオフ会をとの以前からの約束もあり、春には大阪オフが実現するかもしれない。こういうのは勢いもあるので、出来れば再会と新しい出会いがあればいいなぁ。

上記、桜桃さんの記事にトラックバックさせていただいています。


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2006.01.18

開運のカギ

アリスさんのところで紹介されていた新作心理テスト「2006年、幸運を呼ぶ開運のカギは?」というのを試みてみた。

その結果は、

潜在意識が求めるのはやさしさ…ペットが開運のカギ!

2006年のあなたは、温かい触れ合いを求める気持ちが強まっています。人にやさしくされたいし、自分も何かをいつくしみたい。それによって楽しく豊かな日々を送るのが願いとなりそうです。そんなあなたの開運のカギは、ペット。かわいがったり遊んだりしているうちに、愛情のキャパシティが広がっていきそう。ペットがムリなら鉢植えやぬいぐるみでも大丈夫。毎日話しかけましょう。

あたってるー!

かしこくて優しい犬か、はたまた甘えん坊のネコか。

いや、ずっと前からAIBOが欲しいと思っていたのだ。でも、フワフワ感はないしなぁ。それに高い。

鉢植えでもいいの?それなら可能。ぬいぐるみなら、38歳になるコロちゃんがいるけど。

アリスさんの一人旅って・・・に、トラックバックさせていただきました。


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2006.01.17

13歳の遺族代表

両親と兄失った13歳、遺族代表に 1・17のつどい(asahi.com1月11日)

ふとテレビを見ると、阪神大震災の追悼式の模様を報じていた。ちょうど、先日の夕刊で見た震災当時2歳だった湯口礼君が映っていた。13歳の遺族代表だ。
祖父母に育てられ、少しずつ当時の話を聞いているという。助け出されたとき、真冬の寒い日だったにもかかわらず、湯気がたっていたんやぞと、祖父の克己さんが語っておられた。

我が子を亡くした祖父母と、両親・兄をなくした礼君。
一つ一つの家族にとって、一人一人にとって、あの日が忘れられるはずがない。


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モブログ用アドレス

テスト

モブログの投稿手順は、
まず、ケータイから送信
モブログからメールが来るのでそれへ返信
投稿した旨のメールが来る

というものだった。

しかし、mekaさんの記事で知ったのだが、モブログの投稿方法には「秘密のメールアドレスを使用する」というのもあるのだった。こちらを選択すると、勝手にアドレスが与えられ、そのアドレス宛に送信すればいちいち返信しなくても投稿できるのだ。

この記事は、そのようにして一旦モブログで投稿したもの。最初の「テスト」というのがケータイからの投稿。後は編集画面で手を入れた。

mekaさんの秘密のアドレスに、トラックバックさせていただきました。

当日追記:グンちゃんのモブログのテストをしてみように、トラックバックさせていただきました。


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2006.01.16

ぼちぼち

徹也の夕食のことがあるので、外食は殆どしない。だが、現在急ぎの編集をしているので、買い物と食事の支度をさぼるためもあって日曜日は、外食することになっていた。いつもは娘達も誘うのだが、今回はナイショだ。

外食するときの徹也の夕食は、夜食になるようなものを求めてくる。お持ち帰りのものであったり、柿の葉寿司などのこともある。

ところが、夕方になって息子が発熱。計画はとりやめ。金曜日に早く帰宅したので、チビさんを病院へ連れて行ったりしてくれた「上の兄ちゃん」にうつったらしい。

今朝になって娘からの電話で、チビさんがまだ調子が悪いという。自分は仕事に出かけるらしい。
息子も病院へ行くので、つれあいは息子を送ってから小児科へ行き、一旦チビさんを連れ帰って又息子を迎えに行った。
帰宅したその足で、買い物。自分としては何とか時間を効率よく使わねばと焦りが出ている。この時点でちょっと恐慌状態。

ただ、午後頑張ったおかげで月刊誌は何とか出来上がりそう。いつもおおらかに誤読をしてくれる人の分を読み替える必要があるが。
19日(木)も、来られる方達と連絡がついて方向性が見えて来た。あとは早めに資料を作っておこう。

というわけで、なんとかパニック状態から抜け出せそうだ。
ところで、しばらく新聞を読んでいないなぁ。


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2006.01.15

伊坂幸太郎【オーデュボンの祈り】

ordubon no inori 伊坂幸太郎〔著〕
出版 新潮社(新潮文庫) 発売日 2002.01
定価 \660 (本体 : \629)
ISBN  4-10-125021-9
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コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。

伊坂幸太郎の作品はまだ2冊目だが、ふしぎな作家だと思う。
対象を見つめる優しい目線に惹かれる。
全ては最後の、丘の上で「島に一つ足りないモノ」を手に入れるためのカカシの計画だったといってしまうと、みもふたもないが。

小さなイラストで場面展開をしていく手法は、面白い。
しかし、ミステリーとしては甘いような気がする。先に「ラッシュライフ」を読んでいたので、いわゆる悪役の運命についてハラハラしつつもある意味予想できるというのは、弱いのではないか。

荻島の風景を想像する。仙台近くでの12月なのに、寒いという印象を受けない。この島に、自分は住めるだろうか。


オーデュボンの祈り
平成15年12月1日発行
平成17年7月25日12刷

伊坂幸太郎索引

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2006.01.14

てんやわんや

帰宅すると、大変なこと?になっている。

今朝の娘の話では「熱は下がった。熱があれば来なさいと(医者が)仰有っていた」ということだった。出勤前の忙しい時間なので話はそこまで。(昨日は検査をせず、熱があれば検査ということで普通の風邪薬の処方だったらしい)

で、駅までつれあいに送ってもらって、つれあいはそのままチビさん達を連れに行って帰宅していた。

自分はといえば午前中は市内での約束があり、午後は大阪での定例会。
これも、朝は迷っていたのだが、メーリングリストでの発言への責任?のようなものを感じていたから休めないなというのもあった。

ところが帰宅してチビさんを見ると真っ赤な顔をしている。慌てて熱を測ると、9度5分。おまけに咳もひどい。
「なんで医者へ連れて行ってくれへんの。」
「熱が下がったと云々」
顔を見りゃ、わかるだろうに。それにあれだけ咳をしていれば。

(家のこと・こども達のことは)頼んだことは出来るが、自分からは気がつかない。自分達の子育ての時もそうだった。

雨だしバスに乗り遅れたという娘を迎えに行ったつれあいがなかなか帰ってこない。そのうち、娘も熱があって病院へ来ているという電話が入る。

急いで小さなおかずを作り持たせることにする。
そうこうしているうちに、下の子が疲れて寝てしまう。


娘を育てながら仕事をしていたときは、こうしたバタバタした生活だった。
仕事、保育所、食事、次の日の準備等々。

しかし、若いから乗り切って来ることが出来た。
息子二人が生まれたあと病気を得て専業主婦になった。

いま又時折こうしたバタバタがある。

しかし、一番言いたいのは、ヒョッとしたら「風邪をうつすなよ」かもしれない。

何故なら、来週の木曜日まではなんとしても持ちこたえなければならないから。

最後に来た人のCDがおかしい。慌てて元テープを送ってもらう。
夜届いた。PCへ転送する。今月は8時間強。プログラムもあり、また細かい字を追わなければならぬ。


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ココログがおかしい?

幾つかのココログで、お邪魔しようとすると【503 Service UnavailableThe service is not available. Please try again later.】というメッセージが出て入れない。F5を押して更新すると表示されることもあるが、ダメな場合もある。
これはこちらへ来ていただく場合もおなじだろうか?


当日、追記。
アドレスバーをよく見ると、drecomという字が見えた。どうやらドリコム経由がうまくいかないらしい。ココログ以外にも飛べない。
他のRSSからは大丈夫だった。

9時過ぎ現在、復旧している。

ココログは、濡れ衣でした (^_^;)


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2006.01.13

バタバタ

何となく本稼働していなかったが、そうもいっておれなくなる。

毎月第2週目の土日は、決まった仕事が入る。
そこへ持ってきて、来週は研修会を引きうけた。単に部屋が使えるからというので予定に入れたのだが、完全にダブってしまった。やれやれ。

ところが、一つだけまだソースが届かない。締め切りは今日なのだが、少なくとも昨日の時点で送ってもらっていないと間に合わない。
というより、締め切り日に送ってくる人など殆どいない。極力早めに仕上げてくれる。送ったらメールで連絡のことというのも、お約束。
電話をかけても、留守。

もしかして、何か こちらのミス?でも、メールは来てないし などと悩む。

とりあえず届いた分で始める。

ところが、午後になって小学校から電話。チビさんが9度の熱を出したから迎えに来いと言う。こんな時に等とも言ってられないし……でも、つれあいは出勤日。

気を揉まされた件のソースは、午後の郵便で届いた。ちゃんとメール連絡してよね!

チビさんは真っ赤な顔をして寝ている。

どうぞ、インフルエンザでありませんように。

さて、昨日頂いたコメントでも出た話題だが、風邪の時には葛湯がおいしい。吉野葛が有名だが、これは関西のものかな?関西じゃない方、葛湯は召し上がりますか?
最近は片栗粉が混ざったものが多いようですが、吉野名物?は本葛と書いてあります。

直接この文と関係ないのですが、吉野葛を話題にしておられた桜桃さんの吉野葛あれこれに、トラックバックさせていただきました。


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捨てる!スッキリ生活

第03週:年賀状

去年の年賀状は捨てる

1月も半ばになったら、住所変更、結婚の報告などをチェックして住所録に転記。お年玉ハガキの抽選結果を見て、去年の分を処分。保管箱には今年の分を入れようというもの。
困るのが、写真の年賀状ではなかろうか。あと、次の年にアイデアを頂きたいようなのも、長く残していたが。

こちらから年賀状を出すことはしなくなった。頂いた年賀状には、寒中見舞いを差し上げている。「今年もよろしく」的な、「あけましておめでとうございます」を省いた、自分なりの年始のご挨拶ではある。
欠礼状の方へもこれだと差し上げることが出来る。

しかし、年賀状だけでの判断が多いゆえか、少しずつ減ってきているのは確かである。


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捨てる!スッキリ生活
2005年11月25日第1刷発行


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2006.01.12

お茶会

今日は午前中は定例会で、午後は新年会。
これ (註)は、そのあとで 来週に予定している研修会の打ち合わせをしたところ。

朝の例会時の近況報告で、この店のことに触れた人がいた。この人は(多分)60代半ばだと思う。彼曰く「紅茶専門のおいしい店がある。最近そこへ行ったとき、カウンター席で店長と話し込んで云々」

そこで想像した店と店長というのは、少し暗めの店内と初老のマスター。
あまり客は入っていないらしく(というのは他の人の話。それに対して彼は時間によると言ってた)、昼食あとの打ち合わせ場所としてはいいのではということになった。

ところが、行ってみると店内は白を基調とした内装で非常に明るい。店長は誰?んん?カウンターの向こうにいるのは若者ばかり。

肝心のお茶だが、濃かった!蘊蓄も聞かせていただいたが、かなりディープなお味だった。サービスとして白桃のお茶というのを持ってきてくれて「現地取り寄せの吟味した味」という説明だったが、「缶詰の果汁のような味」というのが正直な感想だった。

「……だったが」というのが非常に目につく、随分いい加減な文章だなぁ。
ここでお茶会のメンバー一人ずつのことを書くなどと脅かしていたの「だったが」 (^_^;)

(註) このお茶の写真を一旦はアップしたが、あまりにひどいピンぼけなので削除。


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2006.01.11

あれこれ

チビさんの通帳を作ることにした。お年玉を入れておくのだ。郵便局には作っているのだが。

まだ小学校では給食がないというので、帰宅後すぐに駅前の銀行へ行って、そのあとモールへ行って昼食にする。ここでよく行くおそば屋さんへ。ところがチビさんの注文したのは、山かけ蕎麦。生卵まで入っている。焼き肉屋へ行くとユッケを頼むし、何だか嗜好が変わっているよ、この子。

そのあと、友だちの誕生会にプレゼントを買うというのにつきあう。家へ連れてきて宿題を済まさせる。下の子を迎えに行ってから善哉を食して満足そうに帰っていった。


と、ここまで一言も出てきませんでしたが、モールへ連れて行ってくれたのも、おそば代を払ったのも、保育所へ迎えに行ったのも、最後に家まで送ったのも、つれあいでした、ハイ。


自分はというと、まだ本調子ではない。気がつくと朝はいつも9時頃だし、夕方一度布団に潜ると3時間くらいぐっすり眠ってしまう。それでも夜眠れないということはない。いつも頭が重たいし吐き気はするし、喉は痛いしというわけで、本格的に3日くらい寝込んだらよかったのかもしれない。
身体を冷やすのが、一番悪いような気がしている。少し寒さがマシになったら、治るだろうか?

もう既に1月も旬日を過ぎた。気は焦るが、何も進んでいない。


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【10倍速く本が読める】

「あなたもいままでの10倍速く本が読める」

anatamo imamadeno 10bai hayaku honga yomeru 神田昌典〔監修〕
出版 フォレスト出版 発売日 2005.06
定価 \1,050 (本体 : \1,000)
ISBN  4-89451-195-9
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仕事に、試験勉強に…あっという間に文書が読めて、しっかり理解できる! 今注目の、常識を覆す速読術「フォトリーディング」のノウハウを大図解する。

フォトリーディングの図解本。
一文字一文字、絶対に抜かすことなく読むということをしてきて20年以上になる。普通に読むときなら漢字から意味を類推して読み続けるものを、一語たりとも音にしないということはない。

普段の読書でも、ついこれはどう説明すればわかるだろうとか、このカッコの処理はなどと考えながら読んでしまう。
だが、読み方そのものは速い方だと思う。

さて、このフォトリーディングというもの。単なる速読ではないという。脳の能力をフル活用させて、本当に必要な情報だけを手に入れる方法だというのだ。
しかし、何回か講習を受けて納得あるいは身につけることが出来るものを、本を読んだだけで理解できるのだろうか?
というわけで、かなり懐疑的ではあるが、読んでみようと思う。

たとえ幾分かこの方法をマスターできたとしても、これを発展させて『記憶が一生モノになるノート術』である[マインド・マップ]になると、おそらく苦手意識が先に立ってしまうだろう。


あなたもいままでの10倍速く本が読める
2005年6月2日初版発行


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2006.01.10

旭山動物園と補助犬

動物たちを身近で見ることが出来るというので人気の旭山動物園。

実はこの動物園へは、盲導犬等補助犬を連れて入ることが出来ない。
全犬使会からの要請で、「本年4月29日からの夏季開園時には補助犬を同伴していただけるように調整中です」ということにはなったらしい。
しかしそれでも、一部制限区域が設けられるということだ。

理由は、犬に対する反応に個体差があるので慎重にならざるを得ないこと、また動物間の病気の感染も心配だということである。

とりあえず、4月29日からは(夏期開園時のみ?)補助犬の同伴が認められることになった。


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2006.01.09

【しばわんこの和のこころ】

sibawankono wano kokoro 川浦良枝〔絵と文〕
出版 白泉社 発売日 2002.01
定価 \1,470 (本体 : \1,400)
ISBN  4-592-76096-4
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日本に古くから伝わる和の作法や暮らしを、柴犬の「しばわんこ」がユーモラスに教えてくれる絵本。あなたも「しばわんこ」と一緒に和の達人になろう! 月刊『MOE』連載に加筆・修正を加えて単行本化。

チビさん(6歳児)に買った本。まだ渡していないが。
しかし、一人で読むにはまだ難しすぎる。第一、ここに出ている和の作法なり風物が、殆ど見られなくなっているようだ。
郷愁にかられる大人向きかもしれない。

しばわんことみけにゃんこが、一生懸命和のこころを理解しようとしている姿がまことに可愛らしい。
わかる範囲だけでも、ゆっくり説明してやりたい。


しばわんこの和のこころ
平成14年1月28日初版発行
平成17年3月15日第23刷発行


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2006.01.08

楽しい文房具

film fusenshi keiko tape
年末年始に手に入れた、ちょっと変わった文具の紹介です。

下二つは、「ポストメモ」というPPフィルムの付箋紙。薄いので、張ったときは殆ど透明に感じます。糊面が3/4もあって、はがれにくいのです。
上の五つは、フィクスオン・ループと蛍光テープ「メモグラフ」。フィクスオン・ループは、テープのディスペンサで、そこへメモグラフを装着したのが、真ん中のピンクと右側の緑。ピンクは待機状態?緑は、カットするところ。普通のセロテープと違って背中側をカットするので、刃が糊でべたつきません。
いずれも、信頼文具舗から届いたもので、ホームページのデスクトップアクセサリで、詳しく紹介されています。
今回のプレゼントは、クレールフォンテーヌのステノパッド。表紙がきれいなので関心があったのですが、始めて実際に見ました。きちんと切り取れるようになっているので、ちょっとした伝達事項などを書いて渡すのに重宝しそうです。これのノートも欲しいと思っています。

ところで、このメモグラフはセロテープではなくてマーカーです。貼ってはがせるマーカー。但し、下の印刷面によっては字がはがれてくることもあります。

「ポストメモ」は、モニターも募集しています。
で、使用例 (^_^;)が、下の写真です。いつも持ち歩いているクオバディスのSapaxに貼り付けています。ほぼ日カレンダーのマーカーと、今朝の書評欄に出ていた本の名前を覚え書きとして書いています。

iroirona fusenshi

一番上がポストイットに書いたもの。端がめくれています。次の三つがポストメモを使用したもの。水性ボールペンははじきやすいのですが、これはPILOTのHITECで書いています。
一番下は、メモグラフに書いたものです。ほぼ日手帳の上で書いていたら、罫線が少しくっついてきました。

一枚下のページが透けて見えるのがお判り頂けるでしょうか?


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ほぼ日手帳の使い方

今年は、ほぼ日手帳を2冊購入した。
しかし、使い方は当初考えていたのとは、若干変更。

一冊を電話の受信簿とすることは間違いないのだが、ここへ簡単な指摘業務日誌を兼ねた備忘録を追加することに(正規のものは別途担当者が保管)。
もう一冊を、なんでも帳にしてしまうことにする。これも一種の備忘録だ。

手帳には簡単にスケジュールとその日毎の記録を残し、こちらまたはノート(orPC)に詳細を記すことにする。

何で書くかもおいおい決めていきたい。ほぼ日手帳は月毎に罫線の色など違うから、カラーで書くのも楽しいかなとも思う。
ちょうど5日のところに、

おいしかったものの名前をメモしておく、darekaの良い言葉をメモしておく、本の題名をメモしておく、映画のなかのセリフをメモ、なんでもかんでも、あとで役に立つ、そう信じてメモを取りまくる、そうしている内に「発見する目」が育っていきます。スケジュールでいっぱいの「ほぼ日手帳」もいいけど、メモでまっ黒になった「ほぼ日手帳」は、未来のあなたに、ちょっといいヒントをくれるはずですよ、<「今日のダーリン」より>
とあり、まさにこういう使い方が向いていると思う。


しかし、遊び心はあってそれはそれで楽しいのだが、少し物足りない気もしないではないのだ。
2年目が始まったところなのに、すこーし気が逸れかけているのも事実である。

シェアリング手帳術を追求していらっしゃる章仁さんの初日から大活躍でした>ほぼ日手帳達と、グンちゃんのほぼ日手帳到着!に、トラックバックさせていただきました。

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2006.01.07

捨てる!スッキリ生活

第08週:化粧品

3年前の口紅、使う気になれますか?

化粧品の多くは、最後まで使い切るようには出来ていないのかもしれないという。
数を厳選するか、色々使うのを楽しみながら多少のムダを許容するかは自分自身だと課題を投げかけている。

現在、自分にあった化粧品がかたまりつつあり、思い切って残っていたものを処分した。でも、又気が変わるかもしれない (^_^;)

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捨てる!スッキリ生活
2005年11月25日第1刷発行


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フリートーク

掲示板もどきです。コメントの形で、記事と関係ない話題にお使い下さい。
これは、2006年版です。


この形の掲示板?は、ぽっかぽかさんの「本日は晴天なり」、さらに まちゃみさんの「TokyoForum」を参考にさせて頂きました。有り難うございました(2004.07.01記)。

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2006.01.06

◆【古田のブログ】

furutano burogu 古田敦也〔著〕
出版 アスキー
発売日 2005.12
定価 \1,365 (本体 : \1,300)
ISBN  4-7561-4693-7
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「監督になったらもう、ばかなことはできないからね」 ヤクルトスワローズ選手兼監督・古田敦也の公式ブログを書籍化。監督問題に揺れ更新の途絶えた約1か月を語るシークレットブログや、謎の「吉田淳也公式ブログ」も収録。

「今年やりたいこと」に、一つ付け加えよう。それは、「神宮球場へ行く」ということ。

タイトルどおり、ヤクルトスワローズ古田敦也監督のブログを書籍化したもの。
ブログを開設されて以来全部読んできたのだが、こうしてあらためて活字で読むと更に面白い。
時々にご自身のコメントが入ったり、ソネットのブログ担当者の裏話が入ったりして興味深い。

プレーイングマネージャーを引きうけるに至った経緯については、意外とあっさりとしていて、本当はもっと色々考えられたのではと勝手に憶測している。

ロングインタビューでは、幾つか心に残る言葉があった。社会人(トヨタ自動車)を経験していることが、自分にとってプラスになったという話にはうなずける。
『せっかく生きているんだから、自分のことは自分でしたい』ということを、若い選手ももっと見習ってほしいと思う。
『野球だけではダメな時代が必ず来ますから』とも言っている。

野球界全体を活性化するためにも、考えていこうとしていらっしゃるようだ。
また、FA期間を短くするべしといった提案もある。ドラフト制度にも苦言をていしていらっしゃる。
こうした前向きな姿勢が反映されるよう、願ってやまない。


たかが野球(失礼)で何億もの金を手にしても、社会人としての常識を欠いているようではダメだという、若い選手へのメッセージも読み取れ(るような気がし)てくる。

この本を紹介していらっしゃるtakoさんの古田敦也/古田のブログに、トラックバックさせていただきました


古田のブログ
2005年12月27日初版発行


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新しい筆記具

5 pens

先日大阪へ出た折りに買ってきたもの。

右側2本は、PILOTのHITEC水性ボールペン。0.3mmと0.4mm。このボールペンは好きで愛用しているが、ノック式は一時売り出されていたもののすぐ廃止になっていたらしい。
これは細身で、きれいなブルーだ。実際には写真よりもっと濃いブルー。ノック式ではなく捻って芯を出す形だが、それでもキャップが無い分使いやすい。書き心地も上々。

左側2本は、PLATINAの伸縮するボールペンとシャーペン。右側が延ばした状態。
シャーペンは、延ばして右へ捻り頭をノックすると芯が出てくる。ボールペンは、延ばすと自動で芯が出てくる。携行用に最適だが、残念ながらボールペンの書き心地はあまり良くない(単に好きでないというだけのこと)。

そして、奥にあるのがLAMYのサファリ、しかもオレンジ色。はい、限定販売のものです。
何故これが手に入ったかはナイショ。などともったいぶるほどのことではないが、多分お取り寄せのキャンセルだろう(と思う)。「店頭には出していないのですが」と仰有って店員さんが出して下さったもの。とっても嬉しかった (^_^)

あと、SDのリフィルを何冊か買ってきた。


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2006.01.05

「マイニフティ」は使える

年末から使い始めた「マイニフティ」だが、これは意外と使えることが判った。
RSS登録をして「新着順表示」にしておくと、このサイトを開いておくだけで自動で更新してくれる。しかも15分とおかずにだ。また、概要も表示させることが出来る。

ココログの場合は[このブログをマイニフティで読む]をクリックするだけで登録されて非常に便利だ。また、他プロバイダーの場合でも、URLをコピペするだけでサイト名も表示される。

gooのようにRSSが表示されていないところは登録できないということもないし、BlogPeopleのように自分でサイト名を打たなければならないということもない。

というわけでココロガーの方達のブログは上記のコメントが表示されるのを待っていたのだが、更新を見たいので全部登録してしまった。

関連記事:マイニフティからの投稿(28日)

桜桃さんのマイニフティ 使ってますに、トラックバックさせていただきました。

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古畑任三郎 2

今夜は全部見ました。イチロー篇
タイトルは、「フェアな殺人者」。

俳優としてのイチローは、本人が心配していた「番組を壊してしまう」ということはなかったし、プロを喰ってしまうということもなく安心して貰えたのではなかったでしょうか。

「この事件の犯人は、非常にフェアプレイを好む人間のような気がするんですよ」
「僕の大好きな言葉だ」

どこで古畑がわかったかという点ですが、これはドンピシャリ!「あれ?」と思うセリフがありました。これからビデオで見る方、ごく始めの方です。[来たな]という感覚でわかります。

しかし、「これはゲームだ」というセリフは、やはり気になりますね。
それから、古畑さん、サインボール貰っちゃっていいのかなぁ!

イチローが個人の目標として『最低でも一番打者として打率 3 割、ヒット 200 本、30 盗塁、100 得点』プラスゴールデングラブを取ることを挙げ、それを4年間続けてきて、今年は5年目だった。インタビューで、

ことしそれをクリアした時に、「よかった!」って思ったんですけど、その「よかった」って思った括りのひとつに、「これで『古畑』に何とか出られる」っていうのもあったんです
と言っているのも、イチローらしくていいと思えました。

一言で言えば、「楽しかった」です。


yoshiさんのイチローが「古畑任三郎」に犯人役で出ることについてアメリカのファンはに、トラックバックさせていただきました。


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2006.01.04

やるね、グーグル

何気なくグーグルのトップを開いたら、

点字で【Google】と出てきた。
そうか、今日は点字を発明した ルイ・ブライユの誕生日だったのだ。

グーグルトップページ、

google

最初の点は外字符と言ってアルファベットの大文字を、以下 【Google】を表します。
本当はもう一つ、頭にアルファベットだよという点が入るのですが。

但し、画像なので点字で「グーグル」と読めるわけではありません。ただ【Alt】説明として[Happy Birthday Louis Braille!]と書かれています。(マウスを持っていくことで確認できます)

アリスさーん、これでよかったっけ?

Googleの遊び心を紹介していらっしゃる惑さんの今日のgoogleに、トラックバックさせていただきました。


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【夢をかなえるプロフェッショナル手帳術】

yumewo kanaeru purofesshonaru techoujutu 季刊Think!編集部〔編〕
出版 東洋経済新報社 発売日 2005.12
定価 \1,260 (本体 : \1,200)
ISBN  4-492-55547-1
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30人の達人たちの手帳術を一挙公開。ビジネスに効くタイムマネジメント、話題の手帳・ノート紹介、三日坊主にしない手帳術、このテクニックを盗め、発想を高めるノート・メモ術などを収録した、役立つ情報満載の一冊。

色々な方の手帳術は見ていて(読んでいてではない)楽しい。
しかし、お目当ては、和田哲哉さん。
佐々木かをりさんにも惹かれたが、この方のは手帳術を読んでしまった。

少ないスペースではあるが、和田さんの文房具への思い入れは伝わってくる。
始めから計算して書かれたのかと見まがうほどの、ノートへの記帳。
殴り書きの手帳を見るといかにも仕事してますよという印象を受けるが、自分でも読みにくければなんにもならない。
和田さんの読みやすさを最優先させての工夫など学びたいことがいっぱいある。

『気になったらとにかく使う』これがいいのだ。

夢をかなえるプロフェッショナル手帳術」達人30人に学ぶ黄金の時間管理
2005年12月1日発行

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2006.01.03

古畑任三郎

まず、徹也の食事の用意をして、入浴。珍しく8時半には夕食にする。
さて、9時半からの第1話を見始めたのだが、そのまま2時間20分は辛く、途中で止めて息子が録っているDVDを見ることにする。つれあいは、今最後まで見たようだ。

明日はイチローちゃんだが、どうしようかなぁ。直で見るか、DVDにするか?

ところで、今アクセス解析を見てビックリ!今日の昼間は殆ど一桁で夕方から二桁になっているが、10時台は74、なんと11時台は112になっている。どうしたんだろう?いつもは1時間あたり平均15~20くらいなのに。
24時、ついに130アクセスになった??壊れたわけではなさそうだが……


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【佐々木かをりの手帳術】

sasaki kaorino techojutu 佐々木かをり〔著〕
出版 日本能率協会マネジメントセンター
発売日 2005.11
定価 \1,470 (本体 : \1,400)
ISBN  4-8207-1660-3
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「海外旅行に行きたい」「英会話の勉強がしたい」「資格が取りたい」 そんな「やりたいこと」ができていますか? アクションプラン時間管理で人生がハッピーになる! 著者が実践する時間と手帳の効果的な使い方を紹介する。

年末に読んだ本。
手帳術とあって確かに著者の手帳の使い方のノウハウを披露していらっしゃるが、それが絶対と仰有っているわけではない。
何々術というのには少々食傷気味になってきているので(成果が上がらないから?)、押しつけがましくないところは好感が持てた。
著者のやり方は、全てを手帳に書き込むということ。例えば講演予定はもちろんだが、会場へ行くために自宅から行動を起こす時間まで書き込んでいらっしゃる。
また、公私ともに書き込むということで、子どもをスイミングスクールへ迎えに行く時間も同居している。こうして時間管理をしているからこそ、忙しい社長業をこなしながら、18時には会社を出て子どもの入浴時間も確保できたのだろう。

この本から学べるのは、「即行動を起こす」ということである。
即ち、優柔不断に決断をあとへ延ばすのではなく、『その場で決断を下す』か『決断する日を決める』ということ。
また、チョックリスト(ToDoリスト)を作らず、これらも全て手帳に書き込んでチェックしていく。「やること」が出来たら、「いつやるのか」まで考えて、手帳に書き込んでしまう。

全て書き込むことは無理だと思うが、幾分かは参考になる。

一番納得できたのが、「忙しい」を口実にしないということだ。「○○をしたいのだが、忙しいから出来ない」という人は、「忙しい合間を縫ってまで、朝や夜に(例えば)勉強意欲を持っていない」のだと言いきっている。
潔い!

しかし、「六分表」のあたりになると、むしろ逆の(時間に関する)シンプルライフを書いた本が懐かしくなってくる。


佐々木かをりの手帳術(アクションプラン時間管理で人生がハッピーになる!)
2005年11月15日初版第1刷発行


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2006.01.02

柳澤桂子【生きて死ぬ智慧】

ikite shinu chie 柳澤桂子〔著〕
出版 小学館
発売日 2005.12
\1,200 (本体 : \1,143)
ISBN  4-09-387521-9
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画:堀 文子
英訳:リービ英雄

生命科学者が、「般若心経」を美しく明晰な現代日本語で「心訳」。生命の根源に宿る美と崇高を描く日本画の巨匠との感動のコラボレーションで、「いのちの意味」を伝える。リービ英雄による「般若心経」の英訳も収録。

心訳とある。
著者は生命科学者。
しかし、世界に先駆ける研究成果を残している最中、原因不明の難病に襲われ、現在まで36年間闘病生活をしつつサイエンスライターとして、又歌人として活躍。
見開き2ページずつに、著者の心訳が黒地にかっちりとした字体で書かれ、脚注として意味的に対応する原文が付してある。
続く見開き2ページには、堀文子氏の画。

最終部分の『羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦』は、

行くものよ行くものよ
彼岸に行くものよ
さとりよ幸あれ
と訳してある。

お経というのは意味不明で、ただ覚えて(あるいは教則本を見ながら)唱えるものという意識で接することが多いが、こうして意味を理解して臨むと、又違った接し方が出来よう。

この訳に納得して原文を読むと、心に落ちてくるようだ。
良い生き方をしたいと思う。


生きて死ぬ智慧
2004年10月10日初版第1刷発行
2005年8月1日第9刷発行


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2006.01.01

◆那須正幹【ズッコケ中年三人組】

zukkoki chunen sannningumi 那須正幹〔著〕
出版 ポプラ社
発売日 2005.12
定価 \1,050 (本体 : \1,000)
ISBN  4-591-09087-6
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あのズッコケ3人組も、28年を経て不惑の歳を迎えた。さて、ハチベエ、ハカセ、モーちゃんの人生は? カバー裏にはシリーズ全50巻の表紙を掲載。「ズッコケ3人組」シリーズで育った大人たちに贈る。

息子達が小学生の頃、夢中になって読んでいたシリーズ本。はじめて出版されたのが1978年というから、長男が生まれた年だ。その頃彼ら三人組は既に小学校6年生だったわけで、あれから28年。不惑になった彼らはどうしているだろうかという設定。
昨日届いたので、供えておいて、長男よりも先に読んでしまった。
もっとも自分はシリーズを全部読んだわけではなく、今回登場する怪盗エックスの事件も知らない。

読み始めは多少の違和感があった。しかし、怪盗エックスが登場するあたりから面白くなってきた。
三人はやはりズッコケ三人組だった。

事件としては、正月らしく(事件は夏休みに起こっているが)痛み分けの形で終わっている。

ここではもう一つ、家族間のことや教育問題もサラリと盛り込んである。最終部分、

しかし、もう少し教師をつづけてもいいかなと、ハカセは思いはじめたのは確かだった。
は、少し泣かせる。
モーちゃんも、妻と娘が帰ってきてくれてホッとするし、ハチベエ夫婦は同窓会を計画する。


カバーの裏側にある全50巻の表紙絵には圧倒される。そういえば、挿絵家が途中で急逝され、交替したのだった。
裏表紙の見返しには当時の教室風景が描かれており、これも懐かしい。


ズッコケ中年三人組
2005年12月第1刷


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今年やりたいこと

穏やかな、年の初めだ。昨日よりは、気温が上がっているだろう。

幾つか列挙。

大きい「やりたいこと」は、手帳に書いておく?それともここへ書いて、励みにする?

・ たくさん本を読む
・ いっぱい汽車に乗る
・ マルチメディアデイジーに取り組む

まもなく、チビさん達がやってくるだろう。

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