
byモブログ
この写真は、1月30日11時6分に出雲市駅ホームから投稿したもの。丸一日後の追記です。
さて、無事「出雲」に乗車。とまもなく発車のベルが鳴る(鳴ったかな?)。21時10分、定刻通り発車。東京駅を離れるときは、有楽町駅を見るのが恒例というわけで、しばらく通路に立っている。
この列車については、このページで詳しく紹介されている。東京から京都までは電気機関車に牽引されて、京都からディーゼルカーに変わる。
シングルAデラックスで、個室。つれあいとは隣同士の部屋になる。ちゃっかり偶数番をゲット。だってー、申し込んだのは涼なんだもん。この部屋の様子も上記サイトで丁寧に紹介なさっている。
次の日に早起きするために、はやばやと着替えと洗面を済ませてベッドメーキングをする。洗面台も意外と大きい。
なに、外が見えなくても眠れなくても本は4冊も持ってきているので退屈などしない。だから荷物が重いのだが……
10時になると消灯のアナウンスがある。こんなに早く就寝していいのと、普段真面目な?人間はちょっぴり罪悪感(オーバー (^_^;) を感じつつ、11時過ぎには明かりを暗くする。
しかし、列車というのは揺れるものだ(当たり前)。停車アナウンスはないが、夜中でもその都度目を覚ましていたと思う。停車することで揺れるリズムが少し狂うのと、発車時のゴトンという音(これが好きなのだが)が案外大きく響くからだろう。よく眠れるとは言い難い。
しかし、朝は「まもなく香住です」というアナウンスで目が覚めた。外はまだ暗いが、カーテンを開ける。変化があったとは言え懐かしい日本の風景(と、自分が感じているもの)が流れていく。
餘部鉄橋通過の前にもアナウンスがあった。通路へ出る。こうして毎日何事もないように通過しているが、やはり忘れられるものではない。思わず下を見る。
浜坂(7:21着)で車内販売が乗り込んでくる。少し早いが弁当を買って朝食。早くないか!
米子駅では長く停車しているので、ホームへ下りて後ろへ行き5号車から乗り込んでみる。もと食堂車で今はサロンカーのようになっている。ここへお弁当を持ってきて食べたらよかった。
車内を通り抜けていくが、既に下車した人も多いのか閑散としている。廃止というのもやむを得ないのだろう。
汽車は鳥取・倉吉・米子と通過して松江を出たところで宍道湖の紹介があった。

右手なので通路でしばらくたたずんでいる。あいにく雨模様で湖面がボンヤリかすんでいるが、それも情緒があってよかった。部屋へ入っても、しばらくドアを開けておく。
およそ14時間弱の旅は、長いようでもありあっという間でもあった。
3分遅れて10時54分、出雲市着。チョコッと写真を撮ってモブログで即投稿。
さて、次の汽車まで2時間以上ある。どうしようか?
yoshiさんの消えゆく寝台特急出雲にトラックバックさせていただきました。
関連記事
らんぷの湯(2月1日)
出発まで(30日)
最近のコメント