ゆく道
定例会後、一旦電車で移動し、買い物のあと駅前でバスを待っていたときのこと。16時前。
一人の老婦人がベンチにかけていた。傍らには、その人の娘さんくらいの年の女性が立っている。
『あのバスかなぁ』
『色がちがうよ。あ、今行ったのと同じ色のバス』
『30分に一本くらいくるのかな?』
『そうやねぇ』
『行ったばっかりやったんやろか』
『そんなことないよ、もう7・8分で来るよ』
『連れてきてもろて、どないお礼しよ』
『わたしはE子さんの代わり。お礼なんていいんよ』
『バス来るかなぁ、日の暮れんうちに帰れるかなぁ』
『だいじょうぶ、帰れるよ』
この辺りで、あれっ?と思う。
『あのバスかなぁ』
『あれは黄色でしょ。赤い色のバス』
『今行ったとこかなぁ』
『もう5分もせんと、来るよ』
『何行きに乗るんやった?』
『N駅行きよ』
『そっから、またバスに乗り換えるの?』
『ううん、もう降りるだけ』
『日の暮れんうちに帰れるかなぁ』
『だいじょうぶよ』
『何お礼したらいい?』
『○○さんが、楽しかったらいいの』
親子ではなく、娘に頼まれて買い物に来たのらしかった。
バスに乗っても、ずっと同じ調子の会話は続いていた。
母娘でないから、こうした会話ができるのだろうか?
ほのぼのとした、いい雰囲気だった。
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