真田広之さんのノート
今朝チラッと見たテレビで、真田広之さんが映っていた。
最新作『PROMISE』についての話のようだ。中国語についてだったか、監督やスタッフが褒めてくれても、それは気を遣ってのことがあるかもしれない。試写会で観客が反応を示してくれたことがとても嬉しかったと語っておられた。
その中で撮影中に作っていらっしゃったノートの話があった。
ボロボロとまではいかないが、かなり手ずれた大学ノートが何冊も。
手書きでセリフが書いてある。台本から撮影順にご自身のセリフを書き写し、発音記号を書き、赤字で四声も記してある。
1週間かかって覚えたセリフを、撮影当日差し替えられたこともあるという。そういうページには大きくバツ印があって、→「差し替え」(だったか?)と書いてある。
でも、そうして覚えたこともキッとムダにはなっていないと思う。
「仕事だから、当たり前」かもしれない。
でも、毎日テープを聞いて勉強しているあなた!
プロでも、こうして必死の努力をしているのだ。素人が他人様に聞いていただくのに、それ以上の努力なくしてできるものだろうか?
と、あいかわらず他人様には厳しく、自分には甘いのである (^_^;)
頭痛がする。ややカゼ気味である。ホットオレンジンジャーを飲む。
当日追記
関係者のインタビューで、「中国語がうまいが、覚えるコツは」と聞かれて
でもそれはもう繰り返しやるしかなかったですね。と答えておられた。
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コメント
涼さん、こんにちは!
真田広之さん、相当の努力家なんですね。
人気があるのが分かる気がします。
舞台やドラマを見ていると、役者さんってあんなに長いセリフをよく覚えられるなぁ と感心します。
しかも、せっかく覚えても、撮影現場で変更があったらすぐに覚え直さなきゃいけないですし・・・
本当に大変なお仕事ですよね。
> でもそれはもう繰り返しやるしかなかったですね。
これはどの言語の学習にも言えることですね。
赤ちゃんが言葉を覚えるように、繰り返し聞いて繰り返し言ってみるのが一番効果があるのかもしれません。
私ももっと英語聞かなきゃ~っ(^^;
(ホントに聞き取れないんですよ・・・)
> ホットオレンジンジャーを飲む。
オレンジンジャー、気に入って頂けたようで勧めた甲斐がありました(^-^)
お大事になさって下さいね。
投稿: アリス | 2006.02.10 14:22
こんばんは、
やっぱり 努力をする 力のある人が残っていくのかもしれませんね。
今や、国際スターですから。
始めて映画に出たとき(千葉真一の子どもの役)の写真が可愛かったです。
ホットオレンジンジャーは、身体が温まります。
投稿: 涼 | 2006.02.10 20:53
会話は繰り返し聞くだけでは上達しません。
だって知らない単語はいくら聞いたところで知らないのだから聞こえてないのと同じです。 単語や短文をいっぱい憶えて語彙が増えてくると憶えた単語だけは聞こえてくるようになります。
じゃあ単語や短文はどうやって憶えるのかと言うと、それがまた、繰り返し聞くことでしか憶えることはできません。
卵が先か鶏が先かという話に似ていますが、
繰り返し聞くことと単語短文の暗記は車の両輪です。 というわけで外国語会話上達の決め手は恐ろしいことに記憶力! ということになります。 中年過ぎた者には過酷な現実ですね。
私はドイツ語を始めて5年になりますが、 歳を取るにつれて理解力は高まっていくのに反比例して記憶力は減退する一方です。 が夜道に日は暮れぬ、テストがある訳じゃなし、今年で勉強終わりでもなし、、、。 最大の言い訳は「仕事じゃないんだから」です。 真田さんと違うところですね
投稿: 豆柴 | 2006.02.12 20:59
∥最大の言い訳は「仕事じゃないんだから」です。 真田さんと違うところですね
これが「ボランティアなんだから」と置き換わるのが恐ろしいです。
共通語アクセントが出来て始めて スタートラインに立つことになるのですから。
投稿: 涼 | 2006.02.13 17:38