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2006.03.21

【男の隠れ家】

kakurega0604男の隠れ家4月号
定価:680円
出版社:あいであらいふ

先のLmagazineを探しているときにこの雑誌を見つけて「ブラリ一日文豪生活」に反応して買ったもの。


1. 作品の質が高くてバリエーションが豊富なこと
2. 生活に美学があること
3. 派手で迫力のある人生を送っていること

これらが、文豪の条件だそうである。

「永井荷風の食べ歩き」永井荷風と浅草については、丁度新藤兼人の「老人読書日記」にも登場していた。そばの「尾張屋」での出来事など、少し哀しい。

「内田百閒の汽車旅」については、関川夏央が書いている。温泉にも観光にも興味がない百間の旅はおかしい。これらは「第一阿房列車」に詳しい。

他に、谷崎潤一郎の京都散歩・井伏鱒二の飲み歩き・開高健の釣り・幸田露伴の教え・川端康成の旅など。

また、「文豪の横顔」として
「筆まめ」夏目漱石・「子煩悩」森鴎外・「ダンディズム」太宰治・「肉体鍛錬」三島由紀夫・「酒場」ヘミングウエイ・「恋愛」スタンダール・「賭博」ドストエフスキーなど、いずれも有名な話ばかり。
まとめて眺めるのも楽しいものだ。


もう一つの特集は、「誂えものにこだわる」
「まるとも」というところの『頭のビタミン箋』は、自分の名前がさりげなく透かしでいれてあるそうだ。こんな便箋を使って、さらさらと万年筆で手紙を書けるようになりたいなぁ。


それからそれから、立木義浩の「写真を撮る愉しみ」に出てきたイギリスのネコちゃん。きちんとポーズを取ってこっちを見ている。いい子だ!


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