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2006.03.04

島崎今日子さん

昨日の朝のこと。つれあいがゴミを出しに行ってくれた。

戻ってきて、「カラスが来ていた。側へ行くと逃げるが、離れるとすぐ又寄ってくる」と言う。
「アホーって、言われたんでしょう」と応じてから、フト考えた。

こういうとき、東京のカラスは何といって鳴くのだろう?

さて、島崎今日子さんのピリッとしまった文章が好きだ。メディアでの発言や、新聞でのテレビ評を楽しみにしている。
その島崎さんが関西人であることは、ごく最近知った。

昨日の朝日新聞夕刊。「勝手に関西文化遺産」は、その島崎さんの担当で、「アホ」という言葉についてだった。

関西弁で「アホ」というのは、「バカ」と罵るのとは根本的に違う『変幻自在の愛情表現』なのだ。

だから、子供に「お前、アホやな」と言っても、「そんなこと今ごろわかったん」ぐらいは誰だって言う。月亭八方さんの息子さんに至っては「アホちゃいまんねん、パーでんねん」というもの凄い返球をし、明石家さんまさんがやった「パーでんねん」の生みの親になったほどである。

この精神でもって書かれた数々の批評文。そこには、厳しくても温かいハートがあるのではなかろうか。


関東の皆様、関西で「アホ」と言われたら、それは愛情表現だと受け止めていただき、決して落ち込まないようにお願いします。
さて、4月が楽しみ!


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