【手塚治虫=ストーリー漫画の起源】
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竹内一郎〔著〕 出版 講談社 発売日 2006.2 定価 \1,680 (本体 : \1,600) ISBN 4-06-258354-2 bk1で詳しく見る |
ちょうど9日の日曜日の書評欄に中条省平氏の書評が出ていた。その前日、手塚治虫記念館へ行ってきたところでもあり、注文。
自分が手塚治虫を好きだったのは、その潔癖さにあると思う。本書をザッと眺めて、自分の気持ちがやや客観的になっていった理由が少し解ったような気がする。
最後までキチンと読むと、また違った感想が出てくるかもしれない。
記念館で観た映画の中での「アイデアはいくらでも浮かんでくる。ただ、筆力が落ちたこと、加齢による気力の落ちたことが悔しい」といった言葉の中に、手塚氏の晩年の気持ちを読むことが出来た。
昭和の60年間を、あっという間に駆け抜けていった逸材。惜しいかな、もう少しご自分を大切に、長生きしていただきたかった。
本はこれから読むので、中途半端なままながら、記念館へご一緒したアリスさんの週末トラベラー[10-4] 手塚治虫記念館に、トラックバックさせていただきました。
手塚治虫=ストーリー漫画の起源
2006年2月10日第1刷発行
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